島根県生まれの関西育ち。関西外国語大学に入学し、在学中はカナダと中国に留学。英語と中国語を取得した。同時に体育会サッカー部の監督兼キャプテンとして、チームを統一した経験も。その後新卒でコンサルティング会社に入社するも、3ヶ月で退職。この経験から「若者がイキイキ働ける環境を作りたい」「若いうちから様々な仕事に挑戦し能力を上げたい」気持ちが強くなりUZUZに転職。1人でも多くの人が働くことに前向きになれるよう、現在キャリアアドバイザーとして奮闘中。
大学の時は、英語・中国語の勉強とサッカー部での活動に力を入れていました。
元々高校生の頃はサッカー一筋で、部活動に力を入れている学校だったことも相まって、正直勉強はあまりやっていなかったんです。
でも入学してから、周りの学習スピードに自分だけついていけないという状況に陥ってしまい……。「さすがにこれはまずい」と思ってそこから猛勉強し、次第にクラスでも上位の成績を取れるようになりました。
ぶっちゃけ大変でしたが、最終的にカナダと中国にも留学に行けましたし、何より新しいことを学べて楽しかったですね。
サッカー部に関しては、コーチが途中で辞めてしまったこともあり監督兼キャプテンを務めていました。
実は当初、勝率0〜10%のあまり強くないチームだったんですよ。でも部内の体制を少しずつ変えた結果、徐々に雰囲気も変わり勝率も90%にまでアップして!僕自身プレッシャーも感じていたので、こうやって良い結果に繋がったのはとても嬉しかったです。
そんな忙しくも中身の濃い学生生活を送り、新卒ではコンサルティング会社に入社しました。
「若いうちから海外で活躍できる」「自分の実力次第で大きな仕事にも挑戦できる」ことを軸に選んだ会社です。ただ今思うと、あまり深く考えずに決めたものなのでお恥ずかしいのですが……(笑)。
僕が入ったのはバックオフィス業務の代行やアウトソースを支援する会社で、配属は営業部でした。入社前から希望していたポジションだったのでそれは良かったんですが……実は僕、この会社を3ヶ月で退職しているんです。
業務内容や勤務時間、福利厚生などには全く不満はありませんでした。ただ、会社のカルチャーがどうしても合わなかったんです。
上司に質問したら「新卒なのに偉そうに訊くな」と言われたり、不必要に先輩の荷物持ちをさせられたり、その他理不尽な指摘もたくさん受けました。
僕としては年功序列で次の椅子を待つより、自分で仕事を取りに行きたい気持ちがあって、実際それが実現できるベンチャー気質の会社とも伺っていたので入社を決めたんです。
でもいざ蓋を開けてみたら「えっ、なんか全然違うじゃん……」と思ってしまって。
今だったらもう少し頑張れると思うんですけど、当時はここにいるより早く環境を変えて働きたい気持ちが強く、早めの転職活動に踏み切りました。
短期離職になるので正直不安はあったのですが、幸いにも内定は複数社からいただけました。でも、その中でもUZUZは特に魅力的でしたね。
次に働く会社は、ちゃんと実力で勝負できて自分の力もつけていける、そして顧客に対して全力で向き合えるところが良いと思っていたんです。
UZUZは社員のキャリアアップにも力を入れている会社で、頑張れば早いうちから責任者やリーダー、役員も任せてもらえると知り、すごく良い会社だなと感じました。
あと僕自身、転職活動で内定自体はもらえたものの、3ヶ月で退職したこともあって“将来のキャリア形成”についてはかなり悩んだんです。
「良い会社だな」と思っても、そもそも新卒時あまり精度を高めないまま就活した過去があるので、本当に入社して良いのかなかなか踏ん切りがつかなかったり……。
UZUZはまさに僕のような新卒の就活がうまくいかなかった人や、1社目が合わなかった人でもちゃんと活躍できる土台を作り、しっかり向き合うサポートを提供していたので、その点も魅力的でした。
なので、内定をもらえた時は嬉しくて秒で承諾しましたね(笑)。
現在はキャリアアドバイザーとして、求職者の方への就職支援を行っています。
相談に来てくださる方々は、性格や考え方、決断の仕方などが各々で大きく異なります。そのため「これが正解」というものがありません。
皆さんが納得して就活に臨めるよう、一人ひとりに合わせてサポートするのは簡単ではないのですが、就職・転職活動は人生のターニングポイントです。そんな大事な場面に立つ方々をサポートできるのは、大きなやりがいにも繋がっています。
そしてキャリア面談では、求職者の方が「将来の生活まで意識できるような面談」を心がけています。
先ほども話しましたが、僕自身新卒の就活では、“人生”についてあまり深くまで考えることができませんでした。それが結果的に短期離職にも繋がってしまったので、同じように苦労している方がいるなら、やっぱりできるだけ解決したいんです。
なので「20〜30年後の将来を見据えた時、どんな生活を送っていたいか」は、かなり深堀りして伺っています。
とは言っても、将来について明確なイメージを持つってそう簡単にできることではないですよね(笑)。なので、そういう時は仕事の話は一旦置いておいて「お金はどのくらい欲しいか」「結婚したいか」みたいな話を詳しくお聞きするようにしています。
その上で「自分の希望を実現させるなら◯◯が必要ですよね」「こういう仕事ならズレないですよね」などを一つずつ明らかにしていくイメージです。
将来像からなるべく逆算して考えていけば「じゃあ今はこれを頑張ってみようかな」って道筋が見えやすいと思うんです。
どうせなら働くことに前向きになれたほうが、人生楽しいじゃないですか。だから“将来”を意識した面談は、僕自身すごく大切にしています。
とある求職者の方をサポートしたことがとても印象に残っています。
この方は元々ITエンジニア志望で、全くの異業種、異職種で働いていた方でした。面談ではご本人のこれまでと今現在の生活、そしてこれから社会人としてどうなっていきたいかを詳しく伺っていきました。
でも、そうやって話を聞くうちに思ったんです。「本当にIT業界でエンジニアとして働くのが、この方にとっての“最適解”なのだろうか」と。
もちろんITエンジニア自体はとても魅力的な仕事です。でもこの方の思考性や将来像などを考えると、エンジニアではなく営業の方がより適性があるのではないかという考えに至りました。
なのでご本人に理由を含めてお伝えし、改めて営業という仕事を考えてもらったんです。結果営業職での就職を目指すことになり、それから面接対策などにも参加していただいて、最終的に第一志望の会社から内定を獲得することができました。
元々転職活動に苦戦していた方でもあったので、無事に決まった時は本当に嬉しかったですね。入社してしばらく経った現在も、営業として元気に働いているそうなのでその点も非常に嬉しいです。
この方に限った話ではないですが、就職・転職活動を頑張ってきた求職者の方が内定を取り、入社後も働いている姿を見るのは何ものにも代えがたい喜びがあります。
求職者の方が叶えたい希望に寄り添うことはとても大切です。でも私たちは「キャリアアドバイザー」です。
もしかしたら本人すらも気づいていない可能性を見つけて、その方が一番輝けるであろう道筋を示す。想像や先入観にとらわれず、何が一番その方のためになるのかを考える。それが私たちのあるべき姿だと思っています。
この方のサポートを通して、そういうアドバイザーとしての大切な部分を改めて見つめ直すことができました。
キャリアアドバイザーとして大事にしていること
相談してくださる求職者の方に少しでも寄り添えるよう、常に走り続けることです。
仕事や就職・転職活動って、何かと悩む場面が多いと思うんです。この悩みを解決してより良い方向に導けるよう、顧客ファーストで走り続けることを何よりも大事にしたいと思っています。
そのため、定期的な振り返りには力を入れています。「この方向性で本当にいいのかな」「こんな求人も提案できるんじゃないかな」など、その方にとって何が最善かは常に考えるようにしていますね。
もちろんキャリアアドバイザーは営業職でもあるので、自身の数字についても考えなくてはいけません。
でもやっぱり、求職者の方への価値提供が一番大事だと思うんです。皆さん一人ひとりに喜んでもらえるようなサポートができれば、自ずと結果はついて来ますしね。
私の強み
「面接対策を全力でやること」でしょうか。もちろん通常のキャリアカウンセリングも全力ですが(笑)!
面接に受かるまでしっかり対策させていただく点は、僕の強みかなと思います。
その方の推しポイントや、逆にちょっと伝え方を工夫したほうがいいポイントは、当然ですが人によって全然違うんです。なので、どういう伝え方をすればいいのか一人ひとりに合わせて作戦を組み、無事に受かるまで徹底的にサポートするようにしています。
そのため必要であれば2回、3回と面接対策をさせてもらうことも少なくありません。
面接って不安だし、できるなら受けたくないじゃないですか。そこを皆さんが「面接頑張ろう」って思えるようになるまで、時間をかけて一緒にサポートしたいなと思っています。
面談に来てくださる方へのメッセージ
例え今どんな状態でも、安心して面談に参加していただきたいです。
就職・転職活動をやるかどうか迷っている状態でも、どんな仕事がいいか全く決まっていない状態でも、誰かに背中を押して欲しい状態でも、とにかくなんでも大丈夫です。
皆さんにとっての「一番の解決策」を一緒に探していけたらと思っているので、ぜひお気軽にご相談ください。