埼玉県出身。新卒で大手学習塾に就職するも、面接時に聞いていた話とは違う配属先に割り当てられる。自身のキャリアに不安と焦りを覚え、新卒1年目で退職。キャリアの遅れを取り戻すべく、研修会社にて法人営業と企画の仕事に3年間従事する。社員教育に携わる中で「採用の重要性」に気づき、次第に採用分野で介在価値を発揮したいと考えるように。縁あってUZUZに入社し、自身が経験した“人生が変わる転職”を提供すべく、キャリアアドバイザーを経験。現在は情報システム担当として、社内のシステム管理に従事している。
※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、情報システム担当として勤務しています※
大学時代の就活は、「人の成長に関わる仕事がしたい」「ビジネススキルを磨きたい」という思いで学習塾の本社勤務を目指していました。
なぜ塾だったかというと、自分自身が塾でとても成長できたから。中学受験をしたのですが、塾にはモチベーション高く頑張っている仲間や、すごく気にかけてくれる先生がいたので、とても大事な場所だったんです。
就活では大手学習塾の本社勤務で内定をいただき喜んだのですが……。なぜか入社後に言い渡されたのは「塾講師」。経営方針が変わったとのことでしたが、精神的にかなりしんどかったですね。
というのも、配属先で僕以外の講師は全員大学生のアルバイト。塾講師は素晴らしい仕事ではありますが、「正社員なのにアルバイトと同列」という状況が、志を持って入社した当時の僕には耐え難いものがありました。
会社に相談してみたものの、「頑張れば8年くらいで本社に来れるかもしれない」という返事。大学時代の同級生と飲みに行った時は、彼らの仕事の苦労話ですらグサグサと刺さりました。当時の僕は、劣等感の塊だったと思います。
「このままじゃまずい。何とかしなければ」と、入社翌月には転職活動を開始。エージェントに登録したり、求人サイトを見たりしたのですが、やはり“入社1ヶ月”ではまるで相手にされません。あまりにも空振り続きで、その時は一度転職活動を諦めました。
でも、再び精神的な限界を迎えたのが半年後。「企業説明会や一次面接だけでもいいから、とにかく動いていこう」と活動を再開しました。自力では見事に“全落ち”だったのですが、ある時から、急に面接がうまくいくようになったんです。
きっかけは、ある“キャリアアドバイザーの方との出会い”でした。
当時の僕は、一次選考は通っても最終面接で不採用というパターンの繰り返し。でも、そのキャリアアドバイザーの方にアドバイスいただき、2つのポイントを改善しました。
一つは「自分の言葉で話す」こと。もう一つは「面接を商談の場と思う」ということ。それを意識して面接に臨むことで、複数の会社から内定をいただけるようになったんです。
自信がついてからは、自分のキャラも激変しました!最終面接に印鑑を持参し、「御社が第一志望です。この場で内定をいただけたら、すぐに印鑑を押します!」とアピールできるまでに……(笑)。今振り返ってもすごい変化だったと思います。
塾を辞めて転職したのは、IT企業向けの研修会社。法人営業と企画を担当したのですが、企業の経営者の方、人事の方と話して教育コンテンツをご提案する仕事は、とてもやりがいがありましたね。
ところが、信頼関係ができてくると別の相談が増えたんです。「浅見さんのおかげで教育はすごく改善できた。ただ、採用が難しい。いい方法を知らないか?」と……。
確かに、教育研修はコンテンツを導入すればほぼ解決できます。でも採用は、関連するサービスにコストをかけても、見合った成果が得られるかどうかは不確定。
僕がお世話になっていた立派な会社ですら採用に悩んでいると知った時、「人材紹介の領域で介在価値を発揮したい。僕が助けてもらったキャリアアドバイザーの方みたいな存在になりたい」という思いが膨らみました。
当時は研修会社に就職して3年目。「せっかく安定してきたのに、また早期離職して大丈夫だろうか?」という不安もあった僕は、また同じキャリアアドバイザーの方に相談したんです。
「やりたいと思うんだったら絶対にやった方がいい」と力強く背中を押していただき、転職サポートを受ける中、UZUZから内定をもらうことができました。
UZUZを選んだのは「“キャリア失敗”の経験者が集まる会社なら、信念を持って仕事と向き合う人が多いはずだ」と感じたから。
塾の時もそうだったんですが、僕にとって“思いの方向性が同じ仲間と切磋琢磨できる環境”は、人生の土台として必要なんです。おかげでUZUZでは、目標に向かって充実した日々を過ごせています。
※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、情報システム担当として勤務しています※
求職支援で常に考えているのは、「この方にとっての“ベストな選択”は何か」ということ。
そのために活用しているスキルが、ロジカルシンキング。過去に法人営業をしていた時、商談成立のために鍛えられた部分です。
キャリアアドバイザーの仕事では、求職支援を考える際、現状からゴールまでどんなステップで支援できるか、しっかりと頭の中で構築します。
ただし、こちらの一方的な提案になっては本末転倒。求職者の方が一つひとつ納得しながら進んでいるか、表情や言葉をよく見ることを特に大事にしています。
例えば、「適性があると思いますが技術職はどうですか?」と投げかけた時、「まぁ……わかりました」というようなモヤッとした反応が返ってきたら、適性の話に戻って一緒に振り返るという具合。“小さなモヤモヤも見逃さない”ことがモットーです。
※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、情報システム担当として勤務しています※
僕自身、“全落ち”だった転職活動から内定を取れるようになった実体験があるので、面接対策には気合が入ります!
例えば、志望していた営業職で内定が取れず、既卒で相談に来られた方がいたのですが、話してみるととても真面目で努力家。営業職の適性もあると判断できました。
“自信を持つことができれば結果は出せる”と感じ、そこから面接対策を徹底。その方もしっかりついて来てくれたので、5〜6回はやりましたね。
「自分の言葉で話す」「商談の場と思って面接に臨む」。僕が実践してきた2つのポイントを中心にトレーニングするうち、みるみる雰囲気や表情が明るくなっていかれたので、僕も夢中になってサポートしました。結果、念願の営業職に見事内定。すごく感激したことを今でもよく覚えています。
僕は就職という人生の岐路で、1人のキャリアアドバイザーの方に救われました。その方に教わった面接対策で、今度は僕が求職者の方の新たな一歩をサポートできた。自分にとって「この道で間違いない」という大きな自信になった経験です。
※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、情報システム担当として勤務しています※
キャリアアドバイザーとして大事にしていること
UZUZでは2ヶ月に1度、「UZUZアラムナイ」という“転職が決まった方との同窓会”があるんです。みんなで本社ビルに集まってワイワイ過ごすのですが、僕のモチベーションの源泉は「同窓会で転職が決まった方たちといいお酒を飲む」ということ(笑)。
いいお酒を飲むには、担当させていただく求職支援で絶対手を抜けません!もし手抜きしようものなら、たとえ同窓会で「浅見さんのおかげです」と言っていただいたとしても、「もっといいサポートができたはず」という気まずさや後悔が出てきちゃいますよね……。そうはなりたくない。
本当にその方にマッチした就職や人生設計を全力でお手伝いすることで、初めて心の底から同窓会を楽しめると思うんです。だから、「同窓会でいいお酒を飲む」ということを目標に、日々全力で取り組んでいます!
私の強み
早期離職をした方々の不安や迷いがとてもよくわかる。これが私の強みかもしれません。その気持ちをしっかりと受け止めた上で、これからの道をご提案しています。
前職で法人営業を経験し、企業が求める人材像やニーズについて知見を持てたことも、今となっては強みです。塾講師で得られた信頼関係を築く対話力も活かせていますね。
そんな自分の経験を振り返って気づきました。今までの経験に何一つ無駄なことはない。こうした体験談が少しでも求職者の方々の勇気や希望に繋がれば、僕自身もとても嬉しいです。
面談に来てくださる方へのメッセージ
キャリア形成がうまく行かない時、本当に不安や迷いでお先真っ暗な気持ちになると思います。僕もそうだったのでよくわかるんです。
でも、そういう方にこそ相談に来てほしい!僕自身、早期離職を繰り返しましたが、1人のキャリアアドバイザーの方のおかげで“人生変わる転職”を叶えられました。なので、次は僕が求職者の方々を支える側になると決めています。
過去のさまざまな職歴に無駄なことは一つもありません。今が辛くても、ゴールが見えなくても、自分の経験は“価値”に変えられます。
まずは気軽にUZUZに相談しに来てください。“人生が変わる転職”を一緒に叶えていきましょう!