UZUZ

Y.TANAKA

Y.TANAKA

キャリアアドバイザー

兵庫県出身。兵庫県立大学経営学部卒業後は、新卒で大手ホームセンターに就職。勤務していた2年半の間、会社都合で2度の店舗異動、4度の担当変更を経験しほぼ全ての商材を扱えるようになる。退職後、UZUZに2度書類を送るも通過せず、3度目の正直で入社。現在は将来に悩む方の一助となるべく、キャリアアドバイザーに従事。「田中さんと面談するまで知らなかった」「ありがとう」という求職者の方の言葉を糧に、1つでも多くの就職・転職の悩みを解決することを目指している。

UZUZ入社までの経歴
接客業からの転職。3度目の正直でUZUZのキャリアアドバイザーに

大学は、国公立大学の経営学部に進学しました。


当時の私には、何もしたいことがなくてですね……。唯一お話しできるとしたら、マンドリン部での活動くらいで(笑)。


学業に励みつつ、マンドセロという不思議な楽器を弾いたりして、4年間を過ごしました。


そしてそのまま、特にやりたいことも見つからずに迎えた就職活動。


文系ということもあり、最初のころは無難に「営業職か販売職に就こうかな」くらいにしか考えていなかったんです。


なので、とにかく企業の合同説明会に参加して、イイと思った会社にかたっぱしから応募する。そんな、就職活動をしていました。


そうして何人もの企業の方とお話ししていくうち、縁あって入社したのが、ホームセンター事業を手掛ける某大手企業でした。


テレビ番組で放送されている日用品特集が好きで、便利グッズを紹介したり、新商品を広めたりする仕事も面白そうだなと思い、入社することにしたんです。


正社員として現場に出て、お店の管理やお客様の対応をするのが主な業務だったのですが、入社して早々思いがけない事態が起きまして……。


家の近くの店舗に配属される予定だったのですが、内示を受けてびっくり、三重県の名も知らぬ土地の店舗に配属されることになったんです。


でもこの配属はまだまだ序章にすぎず、会社に在籍中、僕は結果的に2度の店舗異動、4度の商材担当変更を経験することになります。


会社の都合で自分の生活も変わるし、職場も変わるし、扱う商品も変わるしで、正直大変でした。


そんな僕が転職を決めたのは、入社して2年半ほどが経ったころです。きっかけは「会社の理念に疑問を抱いたこと」でした。

お客様の困りごとを一緒に解決し、ありがとうと言っていただける仕事に私自身はすごくやりがいを感じていたのですが、当時、会社からは「接客時間を減らすように」という指示を受けていたんです。


お客様の接客をして戻ると他の社員から「サボっていたでしょ」と言われたり、業務中も「どうして接客業なのに、接客業務を減らそうとするんだろう」と心がモヤモヤするようになってしまって。


次第に「この会社で長く働いて上を目指していきたい」という気持ちがなくなってしまい、退職を決意しました。


「次はこれがやりたい!」という明確なビジョンを持たないままに退職を決めたので、業種も職種も絞れず、2〜3ヶ月は転職活動が迷走しました。


そんな時、たまたまエージェントに登録する機会があったんです。


自分が求職者としてエージェントを利用していくなかで「自分と同じように悩んでいる人を支えられる仕事って素敵じゃん!」と思うようになり、そこから人材紹介会社に絞って転職活動をすることにしました。


でも結果は散々で、いくら応募しても受かりませんでした。


実は私、UZUZにも3度応募しているんです。


3度目に応募する時には、もしこれで応募してダメだったら「利率がいい、気ままなアスパラガス農家になろう」と本気で思っていました(笑)。


何ヶ月探しても職も決まらないし、人と働くことに向いていないのかもしれないと、自分に自信が持てなくなっていたんですよね。


なので「これが本当に最後、3度目の正直」という思いでUZUZに応募したのですが、なんと幸運なことに内定をいただけまして。


UZUZの理念にすごく魅力を感じていたので、内定をいただけた時は嬉しかったですね。


ハイキャリアではなく、20代の自分と同じような働き方に迷いを持つ方のサポートができることにも純粋に魅力を感じました。


紆余曲折あってアスパラ農家への道を踏み出そうとしていた僕でしたが、こうしてめでたくUZUZでキャリアアドバイザーとして働く日々が始まりました!

UZUZでの役割
求められることだけではなく、「+α」を目指して

求職者の方とお話しする際は「御用聞き」にならないこと、つまりを求職者の方からの要望に応えるだけにならないよう、意識しています。


たとえば「この職種を紹介してほしい」と言われた場合。


希望職種の求人を探すのに加え、その方に合いそうだなと感じた職種があれば、併せてご紹介するようにしています。


自分に合った業種や職種を見つけるのって、本当に難しい作業だと思うんです。

自分を深堀りする作業には気力も必要ですし、1人だと何が正解かわからなくなってしまう瞬間もきっとあるはずです。

そんな時こそ、私たちキャリアアドバイザーの出番です。


かつての私のように、業界の全体像を把握できないが故に「自分には営業しかないんじゃないか」「事務以外は難しいだろうな」と思われている方はたくさんいらっしゃいます。


だからこそ、業界の知識を持つ人材紹介のプロとして、ご要望に+αでご提案できることはないか常に探し続けています。


これからも日々就職・転職市場にアンテナを張り、本当の意味で働きやすい職場を見つけるお手伝いをしていきたいです。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと
見つめ直した「キャリアアドバイザーとしての役割」

以前、新卒で社長の直下で働かれているAさんを担当をさせていただいた時のことです。


その社長というのが暴言を吐いたりするすごく苛烈な方で、Aさんご自身がとても辛そうな様子だったんです。


でも、一緒に転職先を探していたある日、Aさんから「もう少し現職で頑張ってみようと思います」とご連絡をいただいて。


正直心配な気持ちもあったのですが、ご本人の意思を尊重して「また何かあればご相談ください!」とお返事をしたんです。


そうしたら、1ヶ月後にAさんから「実はあの後、突発性難聴になってしまって」と連絡が来たんです。


お話を伺ったら「職場のストレスから突発性難聴になってしまったので、会社を退職することにした」とのことでした。


とても責任を感じましたね。

「あの時引き留めた方がよかったんじゃないか」とか、「あの時私がもっと違う提案をしていれば」と、自身の行動をものすごく後悔しました。


それまでも、私は求職者の方に対して「これは辞めておいた方がいい」「しない方がいい」とアドバイスをさせていただくことはあったんです。


でも「こっちの選択肢がおすすめです」「こういう形はどうですか?」という、ある意味求職者の方の方向を指し示すご提案はしていませんでした。


どうしても押しつけがましくなるような気がして、イヤだったんです。


ただ、Aさんとの経験を通して、時には私自身が提案する必要があると学ばせていただきました。


今はそれが求職者の方にとってプラスになり得ると思った時には、プロとしての私の意見をお伝えするように心がけています。


キャリアアドバイザーとしての役割を見つめ直すきっかけをいただいた、大きな出来事でした。

キャリアサポートにかける想い
求職者の方にとっての「1番の味方」でいたい

キャリアアドバイザーとして大事にしていること


「ご本人よりもご本人のことを考える」ということを大事にしています。


求職者の方のご希望や状況、職歴によって、サポートさせていただける部分は変わってきます。


もっと言えば、目指したい・目指すべきゴールというのも、それぞれ違うと思うんです。


だからこそ一辺倒なサポートやご提案ではなく、お一人おひとりのキャリアに寄り添った就職・転職支援をしていきたいですね。


本当に寄り添ったサポートを実現するためには、キャリアアドバイザーである私が、ご本人以上にご本人のことを知る努力・考える努力が必要だと思うので、これらもより大事にしていきたいです。


私の強み


「フランクに相談できる」点は、私の強みかもしれません。


キャリアアドバイザーのなかには、知識や経験が豊富で威厳のあるザ・プロというタイプの方もいます。


自分で言うのもなんですが、私はそういうタイプではありません(笑)。

近所のお兄さんじゃないですけど、面談では良いことも悪いことも、ポジティブなこともネガティブなことも、すべてフランクに話していただけるよう心がけています。


実際に求職者の方から「他だと話すら聞いてもらえなかったけど、田中さんには聞いてもらえるからありがたい」と言っていただいたこともあります。


本音で話してもらうことは、キャリアを決めていく上でもとても重要です。求職者の方の未来のためにも、引き続き“私なりのフランクさ”を磨いていきたいと思います。


面談に来てくださる方へのメッセージ


ぜひ、ざっくばらんに何でもお話しください!


こういう仕事に就いたけど「これがしんどかった」や「ここが楽しかった」など、皆さんの悩みや思いの丈を率直に聞かせていただけたら嬉しいです。


お話を通して、皆さんにとっての最適な未来の形を“押し付ける”のではなく、プロとして“ご提案”させていただきます。


働くことに悩まれている皆さんの1番の味方でいられるよう、全力でサポートいたします!

OTHER MEMBERS

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