山形県出身。理系大学に進学後、研究に追われながらお酒やダーツにのめり込む。新卒では美容好きが高じて化粧品メーカーに入社。直営店舗のエステティシャンとなり、マネジメントやマーケティングなどにも関わる。営業部に異動後は個人目標を追いながら、全国の代理店に向けたSNS運用普及に努める。その後「もっと数字を追いながら仲間と切磋琢磨したい」と考えるようになり、UZUZに転職。リクルーティングアドバイザー・キャリアアドバイザーとして、人生においてベストな選択をできるよう求職者のサポートを行う。現在はOtaksに転籍し、営業として日々腕を磨いている。
※UZUZのキャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、Otaksの営業担当として勤務しています※
大学の4年間は、生物や化学などを専攻していました。でも4年間勉強して、私には研究職や技術職が合っていないことに気付きまして(笑)。
研究データの細かい分析や、マイクロ単位での投薬など精密性を求められる作業。また“こうすれば成功するんじゃないか”という仮説の元で進む研究プロセスも私には合わなくて。
失敗することのほうが多い状況の中で研究を進めるうちに「こうしたら成功できるかも!」という気持ちよりも「また、これもダメだった」という残念な気持ちのほうが強くなってしまったんです。ゴールに向かってどのくらい自分達は進めているのか、進捗が見え辛い状況にもモヤモヤして「私には向いていない分野だ」と感じました。
なので就活では、当時関心があった「美容業界」1本に絞り就職先を探しました。大学時代からコスメが好きで色々と情報収集していたので、自分が蓄えた知識を他の方にも共有できたらいいなと思ったんです。
前向きな思いを持って始めた就職活動でしたが、いざ始めてみるとこれが結構負担で……(笑)。80~100社ほど応募して、面接を受ける毎日。元々私が気にしいな性格だった事もあり、面接中は常に面接官の顔色を伺っていました。
また、当時は対面面接が主流だったので、周りの子達と比べてしまう苦しさもありましたね。同じ面接を受けている子の経歴や発言が、どうしても自分より凄いもののように感じてしまって。周りと勝手に比較して「自分なんか……」と、よく自己嫌悪に陥っていました。
自分で自分を追い詰めてしまう状況だったので、就職先は1番早く内定を貰えた「化粧品メーカー」に即決。無事、新卒社員として働く日々が始まりました。
入社後はメーカー直営のエステサロンへ配属。店舗ではフェイシャルエステの研修を受けた後、実際にお客様に施術をしたり、カウンセリングを行ったり、商品のご案内をしたりしました。
また、お客様の対応業務に加えて「店長業務」も行いました。実は、私の配属先は先輩社員や店長が相次いで退職してしまった店舗で……(笑)。
私以外には社員がいなかったので、新卒ながら、店舗運営からサロンのマーケティングまで、店長クラスの人がやる業務も担当することになりました。新人として学ばなければいけない事に加えての店長業務だったので、あの時期は激動でした……。
でも、当時は意外とポジティブな思いを持って働けていたんです。仕事に追われるのも嫌ではなく、むしろ新卒で店長業務を経験するなんてそうそうないので“良い経験をさせてもらっている”と思っていました。
しかし、店舗研修も約1年が過ぎてやっと業務に慣れてきた頃、コロナが来てしまったんです。直営店舗はなくなり、必然的に私は本社へ異動する事に。
配属されたマーケティング部では、マーケティングの知識を学びながら営業も担当しました。マーケティングも営業も未経験だったので、再び激動の日々でした。特に営業は大変で。
新卒2年目のペーペーの私より、代理店の方のほうが美容に詳しいので「あなたに教えてもらうことなんかないわよ!」と直接言われてしまったり。担当店舗の方が私ではなく、他の営業に業務の問い合わせをしているなんてことも多々ありました。多分、私じゃ頼りないと思われていたんだと思います(笑)。
でも、ボーっとしていても状況は改善しません。SNS発信のコツをお伝えしたり、店内POPを作成したり、キャンペーンの施策を提案してみたり。代理店のために自分が出来ることは全部やり抜きました。
努力の甲斐もあり、次第に代理店とも信頼関係ができて、営業としての数字も出せるようになりました。非常事態宣言中の苦しい状況下で、未経験ながら代理店と一緒に頑張れたのは貴重な経験だったと思います。
そんな私が転職を考えたのは「社内評価」がきっかけでした。周りの方のお力添えもあり、毎月の営業目標を達成できていたのですが、社内での評価、つまりお給料が全然上がらなかったんです……。
自分がいくら頑張っても“評価が得られない社内体制”に違和感を覚えて、転職をすることにしました。
最初は手に職をつけようとエンジニアを志望していたのですが、いざ勉強し始めたら精密さやコツコツ積む努力が求められる仕事で「これはダメだな」と。大学生時代の研究の苦しさを思い出して断念しました(笑)。
その後は、自分の頑張りがきちんと評価される点、誰かの為に動く事が自分に数字として返ってくる点に惹かれ、人材業界に目を向けました。
そこで出会ったのが“UZUZ”です。UZUZに決めたのは「面接と社内の雰囲気が良かった」からです。
面接では私の話を丁寧に聞いてくれて、楽しく話せたのが印象的で。役員との面接でも、今までの経歴を否定されるようなことがなく、本音で話すことが出来ました。
社内見学をした際には、前職の年功序列の雰囲気とは打って変わって、同年代の方が意見を言い合いながら働いているのが新鮮でしたね。「若い人がこんなにキラキラ働いていてカッコイイな」と率直に思ったんです。
面接での好印象と同年代の社員の姿、その2つが決め手となりキャリアアドバイザーとしての入社を決意しました。
※UZUZのキャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、Otaksの営業担当として勤務しています※
「自分に出来ることは全部やる」。これは私の1つのテーマです。
就職先・転職先を決めるのは、求職者の方の人生において大きな出来事だと思います。だからこそ、その大切な瞬間に立ち会わせていただくからには、私に出来ることは全部やりたいんです。不安なことや気になることがあれば、解決するために全力で動きます。
ちょっと話しが逸れてしまうかもしれませんが、私は「分かりません」とか「出来ません」と言いたくないんです。プライドが高いところがあると言いますか……(笑)。
だからこそ、この性格を上手く利用していきたいなと。未経験のことや知らないことでも、自分で動いて調べて、求職者の方やUZUZに還元していきたいと思っています。やれるかどうかは一旦横において「とりあえずやってみる」精神を忘れずにいたいんです。
上司の方や周りの方など、ずっと誰かに支えて貰って私はここまで働いてくることが出来ました。なので、恩返しと言ったらおこがましいですが、これからは私もUZUZのメンバーや求職者の方を支えていけたらいいなと思っています。
※UZUZのキャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、Otaksの営業担当として勤務しています※
求職者の方の内定・サポートに関しては、全てが嬉しいので順位はつけられません。同じ企業や業種に就職・転職したとしても、そこまでのストーリーや事情が1人ひとり違うので、比べられないんです。
求職者の方からしたら、私はいちエージェントなので一方通行の思いだとは思うのですが(笑)。私にとってはどの方の内定も印象的で、今でも嬉しい思い出です。
私個人の出来事で言うと「働くことへの意識の変化」は印象的なことの1つですね。
以前、売り上げがマイナスになってしまった時期があったんです。結果的にはプラスの売り上げで終わることが出来たのですが、今思うと「業務の取捨選択を迫られた時期」だったなと思います。
私自身に完璧主義なところがあるので、当時は、売り上げを出せないことで周りの足を引っ張るのが本当にイヤだったんです。なのに、他の人が心配して私がやるべき業務を引き受けてくれようとしても、なかなか素直にお願いが出来なくて。
でも、1人の会社員としての立場や求職者の方の幸せを考えた時、自分がやるべきことは「全ての仕事を1人でやり切ること」ではないなと。本当にやるべきことは「自分にしか出来ない仕事」と「人の力を借りるべき仕事」を見分けることだなと思いました。
私が意地を張って1人でギリギリの状態で仕事をするよりも、誰かに助けを借りてでも余裕を持って仕事をしたほうが、よりよい就職・転職サポートができる。そして、それは「求職者の方が幸せになるために必要なこと」だと実感したんです。
“社会人としての働き方”や“求職者の方にとっての幸せ”を自分の中で見つめ直す、大切な機会だったと思います。
※UZUZのキャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、Otaksの営業担当として勤務しています※
キャリアアドバイザーとして大事にしていること
面談が求職者の方にとって「より有意義な時間」になるよう心がけています。
プラスな思いもマイナスな思いも、きちんと求職者の気持ちを聞き切ること。私は例えUZUZで就職・転職が決まらなくても、それが求職者の方にとって有意義な決断になるなら、それで良いと思っています。
正直、営業の観点から見たらダメな発想だと思うのですが……。でも実際、すでに内定が決まっている方が「本当にこの企業で良いのか迷っている」と面談に来られて、一緒に思いや理想の深掘りをしたこともあります(笑)。
UZUZで就職・転職のサポートをさせてもらうことはもちろん意識しつつ、求職者の方が“有意義な選択が出来る時間”を創り出せるよう、努力していきたいです。
私の強み
「“求職者の方のため”にというマインド」と「企業・業界の知識」の2つは、私のプラス要素だと思います。
先ほどもお話ししましたが、求職者の方の疑問点や不明点を解消するために、常に行動を起こしていきたいなと。なので、自分の損得勘定ではなく、あくまで求職者の方のため。心や行動の矢印を、常に求職者の方に向けられていることが私の強みだと思います。
また、短い期間ではあるのですがUZUZに来てから、企業との連携を取るリクルーティングアドバイザーも担当していたことがありまして。リクルーティングアドバイザー時代に得た知識から、企業の事情や各業界の特色なども併せてお伝えすることが出来ます。
「採用側はこの部分を注視している」「この質問にはこういう意図がある」等、面接対策ではより手厚くサポートをさせていただきます!
面談に来てくださる方へのメッセージ
就職・転職のどちらでも、悩んだ時はとにかく相談に来ていただけたら嬉しいです!私は得意な分野や苦手な分野がなく、どちらかというとオールマイティなタイプなんです。
「この会社の内定が取れないから助けてください!」という方も「どうしたら良いのか、何もかもが分からない」という方も、どちらもサポートすることが出来ます。なので、就活・転職を思い立った時や困り事が出てきた際は、お気軽に面談にお越しください。
私に出来ることは、全力でサポートさせていただきます!