埼玉出身で大正大学卒。在学中のバイト先で出会った韓国人留学生に感化され、就職活動を行わずに大学卒業後、世界一周の旅へ。帰国後就職活動を開始するが、全く方法がわからずエージェントに登録。そのうちのひとつだったUZUZを利用したことがきっかけで入社に至る。カスタマーサポートを経験し、現在は管理部として、内側からUZUZを支えている。全ての若者がウズウズ働ける選択をするために、日々試行錯誤中。
学生時代、「みんなと同じように卒業前に就職先を決めるのはつまらない」「やりたいことをやってから就職しよう!」と思っていました。また、就職活動が上手くいかない友人たちを見ていて「まともに就職活動しても上手くいかないなら、就職活動しても意味なくない?」とも思っていたんです。
大学を卒業してから1年後、3ヶ月間の海外旅行をしました。
海外旅行に興味が生まれたのは、アルバイト先で一緒に働いていた韓国人の大学生が「ワーキングホリデーで日本に来ている」ということを知ったからです。当時、私は「ワーキングホリデー」について何も知りませんでした。けれど「そういう生き方もあるんだ!」と衝撃を受けたのを覚えています。同時に「自分も海外に行ってみたいな」と思うようになりました。
ただ、調べていくうちに「ワーキングホリデー」ではなく「世界一周」という方法もあることを知りました。そこで、アメリカ合衆国、南米のボリビア・アルゼンチン、そのあとはヨーロッパに行ってスペイン・フランス・イタリアの計6ヶ国を旅行することにしました。
南米ではボリビアの「ウユニ塩湖」やアルゼンチンの「イグアスの滝」など観光名所を回りました。最後はホームシックになっちゃって…。3ヶ月のチケットを取っていたんですけど、予定よりちょっと早めに帰ることにしました。「家が大好きなのに、家を離れたがる」自分でも不思議です。
私は旅行するまで「南米」というのがどこか知らなかったんです。「アメリカ大陸はすべて『アメリカ合衆国』」だと思っていて…。今思うと、Google マップ片手に世界を旅行したのはスゴいですね。今の自分だったらできないと思います(笑)。
日本に帰ってからも半年間はアルバイトをしていました。どこかの企業に就職しようと思ったのですが、私はこれまで企業説明会にたった一度しか参加したことがないし、リクルートスーツも持ってなくて、「どうやって就職活動するのか」すら知らなかったんです。ただ、いつまでも実家に住んで親に頼っているわけにもいかないですし、アルバイトしかやったことがない自分に対して劣等感もありました。
そこで、ネットで検索した時に見つけたのが、人材支援サービスのUZUZでした。「アルバイトが忙しくて面談の日程が先になってしまう」ことを伝えると、オンライン面談をしてもらえることになりました。最初の面談は「就職する方法」について話を聞きました。
2回目の面談でいくつかの会社を紹介してもらい、その中のひとつになんとUZUZもありました。そして、結局UZUZに入社することになりました。就職活動をはじめたものの、当時は「あわよくば就職できればいい」くらいしか考えていなかったので、就職が決まって良かったと思います。
現在はUZUZでカスタマーサポートをやっています。私自身、就職先を決めないまま大学を卒業しました。今は自分と同じように「既卒」の人がひとりでも多く就職できるといいなと思って仕事をしています。UZUZのメンバーたちには、仕事中「みゆきー!」と意味もなく叫ばれたりして。みんなにイジってもらえるのが今はありがたいです(笑)。
UZUZに入社していちばん驚いたことは「『頑張って働いている人』ってこんなにたくさんいるんだ!」ということです。大学時代の友人の話を聞いていても、「職場のこんなところがイヤだ」という話を聞くことは少なくありません。私も「会社とはそういうもの」だと思っていたのですが、UZUZの人たちは「自分で決めた目標」に向かって頑張っているのが本当にスゴいと感じました。
自分の人生においても、「目標を決めてそれに向かって進んでいく」という「自分の軸」を決めることの大切さを知ることができました。私は中学生のときはバドミントン、高校では合唱、大学ではバンドを組んでライブをやったりしていました。「いろいろなことに挑戦したい!」という好奇心がある一方、「飽き性で続いたものがない」という弱点を持っています。これからは「将来こうなりたい!」と決めた目標に向かって継続して進んでいきたいと思っています。