UZUZ

S.OKANO

S.OKANO

リクルーティングアドバイザー

岡山県出身。料理人を目指し、高校へ進学。高校卒業と共に調理師免許を取得し、東京の大手ホテルに入社。イタリアン・フレンチ・ウエディング・寿司など様々なジャンルを担当した後、転職。全国展開しているチェーン店で約3年店長職に従事する。「飲食以外の経験も積みたい」と思い立ち、IT特化の人材会社へ再度転職。約1年の勤務を経て、UZUZに入社。自身の転職経験を活かしキャリアアドバイザーに従事した後、現在はリクルーティングアドバイザーとして企業と求職者を支えている。

UZUZ入社までの経歴
料理人から人材業界へ。高卒の僕が歩んできたキャリアと道のり

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※


高校は調理師を養成する学校に通っていました。もともと料理をするのが好きなことに加え、手に職をつけたい思いもあったので、料理人を目指していたんです。


在学中は調理実習をしたり、栄養学を学んだり、一般の高校生とはちょっと違う学校生活を送っていましたね。


高校を卒業し、調理師免許を取得した後は、東京の大手ホテルに料理人として新卒入社しました。同期は大卒や専門卒のお兄さん・お姉さんばかりで。若干の気まずさを感じながら働き始めたのを今でも覚えています(笑)。


ホテルでは、夕食担当として色んなジャンルの料理を学びました。イタリアンから始まり、宴会料理のウェディング、人手が足りないからと最後はお寿司を担当しました。


実は、僕はずっと洋食を学びたかったんです。フランベなどで火をダイナミックに使えるので、純粋に「洋食ってカッコイイな」と思っていて(笑)。でも、人員の問題でお寿司部門に配属されることになってしまって。期間限定の配属だったはずなのに、一向に洋食に戻してもらえる気配もなく……。


「このままだと自分がやりたいことが出来なさそうだな」と思い、約3年勤めたホテルから転職する事にしました。


1度、違うホテルに宴会料理担当で採用されたのですが、そこがものすごくパワハラ気質の職場で。「これはダメだ」と早々に退職。全国で飲食チェーン店の運営をしている会社に、再度転職することにしました。


僕がこの会社に入社を決めたのは「マネジメント職に携わりたいから」でした。大手ホテルで宴会料理を担当していく中で、マネジメント業務にすごく興味を持ちまして。


宴会料理って、何千人というゲストの料理を5~6人のシェフで作らなければいけないんです。そうなると単純に自分が動くだけじゃダメで、順序立てて誰かに業務をお願いしていくことが必要になるんです。


料理人としてずっと“自分の腕を磨くこと”に注力してきた僕にとって、その働き方の違いは衝撃的でした。上司が他のシェフに指示を出すのを見るうちに「マネジメントって面白そうだな」と思うようになり、自分も挑戦してみたいと思ったんです。


新しい会社では、店長としてマネジメントや店舗運営に従事。約3年間、東京・和歌山・岐阜・小田原・仙台と各地を転々としながら働かせてもらいました。


パートの方を含めて120名くらいの方のマネジメントもさせていただいて。従業員の方へのアプローチや店舗運営など悩みはたくさんありましたが、貴重な経験を積むことができました。

しかし、この会社でも1点だけ懸念点がありまして。それは「転勤の多さ」でした。当時は約半年ほどで担当店舗が変わっていたんです。色んな土地へ行ける新鮮さはありましたが、会社都合で各地を転々する生活に不安定さと疲れを覚え、異業種への転職を決意しました。


新しい転職先として選んだのは、IT専門の人材紹介会社です。


この会社は経営者の育成に力を入れている会社で。実は僕自身、現場からマネジメントまで一通りの業務を経験して「独立してみたいな」という野望を密かに持っていたんです。なので、“独立ノウハウの取得”と“独立”を目指して、異業種の人材会社に入社することにしました。


入社後は3ヶ月で好成績を収めることができ、念願の子会社も設立できました。自分が頑張れば頑張るほど評価してもらえる環境だったので、モチベーション高く働けていたと思います。


ただ、この会社で僕ははちゃめちゃに働いておりまして(笑)。深夜まで働いて、家に帰らないこともざらにありました。不摂生な生活をずっと送っていたんです。「このままのペースで働き続けたら身体を壊しそう」と危機感を覚え、もっと自分の時間やプライベートを大切にできる職場に再度転職をすることに。


そして、出会ったのが“UZUZ”です。元同僚の徳留が先にUZUZに入社していて、話しを聞いてみるとなかなか楽しそうだなと。


UZUZに入社を決めたきっかけは、ずばり「働いている人の人柄の良さ」です。代表の岡本と初めて面接した時には「こんにちは、よろしくお願いしまーす!」と、良い意味で社長っぽくないフランクさに衝撃をうけました(笑)。


UZUZと並行して受けていた会社もあって、実はそっちの会社の方が年収は良かったんです。でも、長く働いていく上では一緒に働く人との相性が大切だと思ったので、最終的にはUZUZを選びました。


あと「UZUZの働く姿勢」も魅力に感じましたね。UZUZに入社するまで「自分のためにお金を稼ぐこと」が、僕の働く上でのモチベーションでした。


だからこそ、自分達だけではなく社会のために動き続けているUZUZに対して、純粋に尊敬の念というか「すごいな」と感銘を受けたんです。「人柄」と「UZUZのスタンス」、その2つが僕にとっては入社の大きな決め手になりました。


飲食業から店長職、IT専門の人材紹介と紆余曲折ありましたが(笑)、こうして僕のキャリアアドバイザーとしての道が始まりました!

UZUZでの役割
皆に楽しく働いてもらうために「“暇そうな”上司」でいよう

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※


今僕はキャリアアドバイザーのチームリーダーをやらせてもらっているのですが、まずは「楽しく仕事をすること」を大切にしています。


僕の言う“楽しく”は「言いづらいことを言える環境」です。正直働いていれば、嫌なことや言いづらいことなんて、誰しもあると思うんです。だからこそ、分からないことや嫌だったことなど、ついつい蓋をしてしまいがちな感情こそ言える環境を作っていきたいと思っています。


言いづらい事を言える環境を作るためにも、僕は一方的に命令をしないようにしたり、めっちゃ“暇そう”にしています(笑)。自分の各仕事の間に5~10分のインターバルを設けるようにして、メンバーが質問できる時間を確保するようにしているんです。実際にその時間を使って、メンバーも相談に来てくれます。


「今忙しいから無理」とメンバーからの依頼を無下に断りたくないんです。よっぽどの緊急事態が起きていない限り、手を止めてきちんとメンバーの話を聞ける、そんな“暇そうな上司”でこれからもいたいと思っています。


あとは「成果を出せば変えられることもある」と伝えることも意識しています。僕自身高卒で、かつ料理人という専門職だったので、転職時はものすごく選択の幅が狭かったんです。学歴で応募できないことなんてしょっちゅうでした。

でも前職のITの人材紹介会社で、ある程度の結果を出せたことで、自分の市場価値が大きく変わりました。人材部門の事業部長として年収1,000万円以上のオファーをいただいたり、以前の自分からは想像もできないようなことが起こったんです。「一生懸命頑張れば、世界は変えられる」ことを自分自身が経験したからこそ、社内のメンバーにも求職者の方にも、その可能性を伝えていけたらなと。


ただ、成果や評価よりも、今の生活を維持されることや自分のペースで働かれることを目標にされている方もいらっしゃいます。幸せの定義や理想は、人それぞれですもんね。


なので、成果や評価を第一優先にしていない方には、僕の価値観は押し付けず、ご本人の叶えたい理想に向かって全力でサポートさせていただきます。


でも、もし求職者の方が経歴や職歴を理由に、成果や評価を得ることを諦めようとしていたら。


その時には「高卒だったとしても、既卒だったとしても、短期離職を経験していたとしても、次の場所でしっかりと頑張れば、きちんと自分を評価してもらえるんだ」と、自分の経験からお伝えしていきたいと思っています。

仕事を通じて記憶に残っている印象的なこと
表面ではなく、“物事の背景と本質”に目を向けられるように

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※


実は入社してから、“悔しかったこと”があるんです。


チームリーダーになり、代表の岡本と役員の白川と話した時のことでした。当時、僕は外国人の方の採用について思うことがあったので、2人に話をさせてもらったんです。


そうしたら、岡本白川は僕の話を聞いた上で的確なアドバイスをくれて。2人の考えは僕の理想だけの考えとは違い、きちんと業界や市場の知識に裏付けされたものでした。


自分の考えの甘さを痛感した瞬間でしたね。岡本白川の方がより物事の本質を捉えて考えていて「自分って、まだまだなんだな」と悔しさを感じました。……役員を褒めるとヨイショしているように見えるかもしれませんが、本当にそう感じたんです(笑)。

自分の未熟さを感じてからは、物事の表面だけでなく、裏側や背景にまで目を向けることを心がけています。


例えば、チームリーダーになりたいというメンバーがいた場合。その言葉をそのまま受け取るのではなくて、“リーダーになって何がしたいのか”という「その先」や「背景」を一緒に考えるようにしています。


物事の本質に目を向けることで、求職者の方や社内メンバー、ひいては会社に対して僕自身が出来ることが増えていくと思います。なので、今後も意識していきたいところですね。

キャリアサポートにかける想い
職歴が綺麗じゃない僕だからこそ、できるサポートがある

※キャリアアドバイザー時代の経験を基にしたインタビューです。現在は、リクルーティングアドバイザーとして勤務しています※


キャリアアドバイザーとして大事にしていること


「本音を話してもらえる環境作り」を大事にしています。面接みたいな面談では求職者の方は話しづらいと思うので、安心できる場にしていきたいです。


本音を話してもらうには、僕たちキャリアアドバイザーの“信用”が欠かせません。この人にだったら話しても良いと思ってもらうためにも、プロとして業種・職種の知識を付けることを意識していきたいです。


また、否定してくる相手に本音を話す人はいないと思うので、共感する気持ちも忘れたくないですね。信頼して本音を話してもらえる環境を整えた上で、ご本人が本当に叶えたい理想に向かって、サポートをしていきたいと思っています。

私の強み


良い意味で「職歴に傷がたくさんあること」が僕の強みかなと思います(笑)。真っ新で綺麗な職歴ではないからこそ、既卒や第二新卒の方の思いに共感できる瞬間があるのかなと。


僕自身が転職を繰り返しているので、1社で長く勤めることの難しさも実感しています。たくさん挫折や回り道をしてきた僕だからこそ、皆さんにお話し出来ることやサポート出来ることがあると感じています。


面談に来てくださる方へのメッセージ


どんな状況でも構いません。お気軽に相談に来ていただけたら嬉しいです!キャリアアドバイザーとして“どうしたら良いのか分からないこと”こそ一緒に考えていきたいと思っています。


相談しに来ていただければ、キャリアに対する考え方をお伝えしたり、この先どうなっていきたいのか一緒に整理したり、求人以外のこともしっかりサポートいたします。


“働くこと”を考えていく上で、何かしらのヒントはお渡しできると思うので、ぜひ一度気楽な気持ちでお話しに来てください!