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正社員になりたい人が知っておくべきこととは?転職活動のポイントも解説

正社員になりたい!
今はフリーターなんだけど……将来のことを考えると、そろそろ正社員になりたいなぁ。
でも、自分に何ができるのか分からなくて。
正社員になるルートは1つではありません。
いろいろなルートの性質を知ることで、正社員への道が近づきますよ!

様々な事情で今は非正規雇用であるものの、正社員になりたいと考えている方、正社員を目指している方もいるのではないでしょうか。

この記事では、正社員になるためのいくつかのルート、そして転職するためのポイントについて解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅

YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役

北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。

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正社員になるメリット

そういえば、なんとなく正社員ってメリットがありそうだなって思ってるんだけど、具体的には何がどう良いんだろう?
まずは正社員になることの現実的なメリットを知っておいたほうが良いかもしれませんね。

正社員として働くことには、非正規雇用とは異なる利点が存在します。

給与面や福利厚生、さらには社会的な評価に至るまで、生活の基盤を支える要素が整っていることが特徴です。

アルバイトや派遣社員と比較して、具体的にどのような違いがあるのかを整理することで、「それは本当に自分に必要か」「どの程度本気で目指すべきか」が見えてきます。

自分自身の将来設計と合わせて、正社員になることのメリットを確認していきましょう。

月給制による安定した収入

正社員の多くは月給制であり、毎月決まった金額が支給されます。

残業や手当の有無で増減するものの、「今月は仕事がなかったから給料がない」「バイトのシフトを減らしたから給料が減った」といったケースはほとんどありません。

月給制は労働日数に左右されず一定の収入が確保されるため、家賃や光熱費などの支払い計画が立てやすくなります。

また企業によっては年に数回の賞与が設定されており、月々の給与とは別にまとまったボーナスを受け取る機会があることも大きな特徴です。

安定した収入をもつことは、日々の生活のなかで金銭的な不安を減らし、結果的に精神的な不安を軽減することにつながります。

将来に向けて貯蓄を始めたり、趣味に投資したりといった生活の幅を広げるための土台を築くこともできるでしょう。

生活の質を一定に保ちながら長期的な視点で自分の人生を設計するためには、安定した月収があることは大きなメリットです。

社会保険など長期的な生活を支える制度が充実

正社員として企業に雇用されると、厚生年金や健康保険といった社会保険への加入が義務付けられます。

これらの保険料は会社と本人が共同で負担する仕組みになっており、個人の金銭的負担が軽減される点は大きなメリットです。

自分で国民年金や国民健康保険の全額を支払わなければならない非正規雇用と比較して、手厚い保障を効率的に受けることができます。

また怪我や病気で働けなくなった際の傷病手当金や、出産・育児に関連する手当など、生活を支える制度が整っている企業もあります。

退職金制度が導入されていれば、長期間務めることでまとまった資金を受け取れる場合もあるでしょう。

こうした制度は今すぐ役立つものではないかもしれませんが、いざというときや数十年後の自分を守るためのセーフティーネットとなります。

会社という組織のなかで数々の制度に守られながら働くことで、将来的な生活の不安を抑えることができるのです。

社会的信用の獲得

「正社員」という肩書きは、社会的な信用を証明する有力な手段となります。

銀行で住宅ローンやマイカーローンを契約する際、金融機関は継続して返済する能力があるかどうかを厳しく審査します。

このとき雇用形態が正社員であることは、安定した収入が将来にわたって続く可能性が高いと判断される材料になります。

またクレジットカードの発行や賃貸物件の契約など、日常生活の様々な場面において正社員であるかどうかが審査の結果を左右することがあります。

「仕事をしているという事実」だけでなく「どのような立場で働いているか」が評価の対象になるのは、現代社会における現実の1つです。

正社員になることは、自分のやりたいことを金銭面や契約面で妨げられないための証明書を手に入れることと同等の意味をもつと言えるでしょう。

監修者コメント

非正規雇用と比べると正社員のほうが高収入になりやすい

同じ職場に勤めて同じ内容の業務を担当していても、雇用形態の違いによって収入に差が出るケースは珍しくありません。

給与テーブルそのものが正社員向けのほうが高く設定されていることは多く、生涯年収で換算すると正社員と非正規雇用では数千万円以上の差が生じることもあります。

もちろん全ての正社員が高収入というわけではありませんが、平均的な基準で見れば正社員のほうが経済的な余裕をもちやすいと言えます。

また、正社員には賞与が支給される一方で、非正規雇用には支給されないケースも珍しくありません。

今の給与に満足できないと感じているのであれば、雇用形態を見直すことも解決策の1つでしょう。

参考:厚生労働省「図表1-3-24 正規雇用労働者・非正規雇用労働者の賃金の推移(雇用形態別・時給(実質)ベース)

岡本啓毅

正社員になるデメリット

絶対に正社員になったほうがいいような気がするんだけど!?
ですが、正社員という働き方にデメリットを感じる人もいるんですよ。
そうなの!?

正社員になることはメリットばかりではなく、責任といった側面での負担が増えます。

仕事に対する重圧が増したり、プライベートな時間の使い方が制限されたりする場合があることに、大きなデメリットを感じる人も少なくありません。

自由度が高い非正規雇用の働き方に慣れている方の場合、正社員特有のルールや責任を重く感じる可能性があります。

正社員になってから後悔しないために、どのようなデメリットがあるのかを把握しておきましょう。

責任の重さが増える

正社員として働くことは、非正規雇用と比較して任される役割の重要度が増し、それに伴って成果に対する責任も重くなるケースがあります。

アルバイトであれば自分の担当時間内の業務をこなすことが主ですが、正社員は目標数値の達成やプロジェクトの完遂までを求められる場面が多いです。

ミスが発生した際の影響も大きくなり、自分1人で完結するのではなく、チームや顧客に対して責任をもつ立場になります。

また、後輩の指導や他部署との調整、場合によってはチームメンバーの管理・育成など、業務の範囲が広がることで精神的なプレッシャーを感じることもあるでしょう。

このように、責任が増えることをデメリットと感じる人がいるのも事実です。

業務量が増え残業をする可能性がある

正社員は決められた業務を終わらせるために、残業や休日対応が必要になる場合があります。

非正規雇用の場合、残業を強いることが法律や会社の規定で厳しく制限されていることがありますが、正社員は完遂すべき業務に対して責任をもちます。

繁忙期やトラブルが発生した際の対応などで、プライベートの時間を削って対応しなければならない場面が生じるのです。

近年では働き方改革が進み、無理な長時間労働を抑制する企業も増えていますが、それでも正社員が休日対応などの長時間労働を引き受ける構造になっている会社はあります。

自分の時間を全て自由にコントロールしたいと考えている人にとっては、こうした拘束時間の増加はデメリットに感じられるでしょう。

異動や転勤といった会社からの指示に従う義務が生じる

正社員として雇用契約を結ぶ際、多くの場合で業務上の必要に応じた異動や転勤への同意が含まれます。

自分の希望とは異なる部署への配属や、住み慣れた土地を離れる転居を伴う異動を命じられた場合、基本的には会社の指示に従う義務が生じます。

住む場所や関わる業務を自分で選びたい人にとって、転勤や異動の可能性は大きなデメリットに感じられるでしょう。

アルバイトのように「嫌ならシフトを減らす」「辞めて別のバイトを探す」といった即効性がある対応は難しく、自分の人生設計が会社の都合によって左右されるリスクがあります。

職種を限定しない総合職としての採用であれば、将来的にどのような仕事に関わるか、どこで働くかを自分の一存で決めることはできません。

もちろん個人の事情を考慮してくれる企業もありますが、組織の都合が優先される場合があることも知っておきましょう。

正社員になるための具体的な3つの方法

正社員になるための具体的な方法

正社員への道は1つに限定されているわけではなく、自分の状況に合わせて選べる複数のルートが存在します。

一足飛びに正社員を目指す方法もあれば、段階を踏んで着実に正社員雇用に近づく方法もあります。

大切なのは、どの方法が自分にとって最も無理がなく、かつ成功率が高いかを見極めることです。

ここでは3つのルートを紹介し、それぞれのルートがもつ特徴やメリット、注意すべき点について具体的に解説していきます。

正社員として転職する

一般的で分かりやすい方法は、正社員の募集に応募して採用を勝ち取ることです。

中途採用枠を狙うことになり、入社が決まれば最初から正社員としての待遇を受けることができます。

しかしこの方法は他のルートと比較して、選考のハードルが高いという側面があります。

企業側は入社直後から相応の活躍を期待するため、これまでの経験やもっているスキルが厳しくチェックされるからです。

書類選考や複数回の面接を突破するための準備が欠かせないため、1番難しい方法であるとも言えます。

未経験から挑戦する場合は、自分に何ができるのかを論理的に説明し、将来の可能性を感じてもらう必要があるでしょう。

それでも、短期間で環境を変えたいと考えている人にとっては効率的なルートであることは間違いありません。

紹介予定派遣を活用して直接雇用を目指す

「紹介予定派遣」とは、一定期間を派遣社員として働き、その後に企業と本人の合意があれば正社員などに切り替える仕組みです。

いきなり正社員として入社することに不安がある場合や、実際の職場の雰囲気を確かめてから決めたい人に向いています。

派遣先の企業文化や業務内容を肌で感じながら、将来のキャリアをじっくり検討できるというメリットがある点が特徴的です。

企業側にとっても、実務を通じた働きぶりを確認できるため採用のミスマッチを防げるメリットがあります。

ただし必ずしも全ての人が正社員になれるわけではなく、契約期間満了時にどちらか一方が辞退すれば成立しません。

また全ての派遣会社がこの制度を扱っているわけではないため、紹介予定派遣を狙って登録先を選ぶ必要があります。

自分に合う職場かどうかを働きながら見極めたい人にとって、リスクを抑えつつ正社員を目指せる有効な手段であるといえるでしょう。

正社員登用制度がある職場で実績を積み上げる

現在働いているアルバイト先や契約社員として在籍している職場で、内部から正社員を目指す方法もあります。

企業が正社員登用制度を導入している場合、日々の成果や勤務態度が評価されることで雇用形態の変更が可能です。

全く新しい環境で1から人間関係を築く必要がないため、精神的な負担が少ないのがメリットです。

このルートを目指す場合は、内部での実績を積み上げて働きぶりを高く評価されることが重要になります。

ただし、正社員登用の制度があっても実際に登用された実績があるかどうかは会社によって異なります。

「いつかは正社員になれる」という曖昧な約束だけでなく、試験の有無や条件などの具体的なルールを事前に確認しておきましょう。

正社員になりたい人必見の転職するためのコツ

いろいろなルートがあるのは分かったけど、やっぱり正社員に転職するのが手っ取り早いのかもね!
そうですね、ですが選考ハードルが高いのも事実です。
正社員に転職する際のコツを知って、しっかり準備してから選考に挑みましょう!

正社員の採用を勝ち取るためには、準備と対策をしながら転職活動を進めることが不可欠です。

特に未経験からの挑戦である場合、企業が何を求めているのかを正しく理解し、自分の価値をどう見せるかが大切です。

具体的にどのような準備をすれば正社員への転職を成功させられるのか、そのコツを解説します。

未経験歓迎の募集に応募する

学歴やこれまでの経歴に自信がない場合、過去の実績よりも将来性を重視してくれる「未経験歓迎」の求人に注目してみましょう。

人手不足が深刻な業界や独自の教育制度を整えている企業では、意欲のある若手を1から育てることに積極的です。

こうした求人では、専門的なスキルよりも誠実な人柄や学習意欲などが重視される傾向にあります。

ただし未経験歓迎と書かれていても、業務が忙しかったり残業が多かったりするケースもある点は注意が必要です。

都合が良い言葉だけでなく「なぜ未経験者を求めているのか」という背景を推察し、自分に合っているかどうかを慎重に見極めましょう。

一方で、考え方の1つとして「まずは正社員としてのキャリアをスタートさせること」を最優先し、そこでの経験を足がかりに将来のステップアップを目指すのも有効です。

非正規雇用から正社員への転職はハードルが高くても、正社員から正社員への転職はそれほどでもない場合のほうが多いためです。

以下の記事にはアルバイトから未経験の職種に正社員として転職を成功させたOさんの体験が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

これまでの経験から汎用的なスキルを棚卸しする

正社員の経験がなくても、これまでのアルバイトや日常生活のなかで培った能力は必ず存在します。

どの職場でも通用するポータブルスキルを、まずは全て書き出してみることが大切です。

ポータブルスキルとは、特定の職場だけでなく様々な場面で活用できる汎用的なスキルのこと。

例えば飲食店のアルバイトで接客を担当していたのであれば、それは営業職で顧客の要望を聞き出す「ヒアリング力」や予期せぬ事態への「対応力」につながります。

「飲食店の接客能力」であれば飲食店でしか活用できませんが、「ヒアリング力」や「対応力」であれば、どんな職場でも活用できそうですよね。

自分では当たり前だと思っていることでも、抽象的に整理して言葉を置き換えることで立派なアピール材料に変わります。

応募先の企業でも共通して活躍できそうな能力を、具体的なエピソードと共に説明できるように準備しておきましょう。

自分の強みを整理することで自信をもって面接に臨めるようになり、企業側からも即戦力に近いポテンシャルを感じてもらうことができます。

過去の経験を整理してうまくポータブルスキルとして伝えたことで、正社員への転職を成功させたMさんの体験記事もぜひ確認してみてください。

「なぜ正社員になりたいのか」という動機を整理する

面接において、正社員を志望する動機は深く問われるポイントの1つです。

単に「安定したいから」というだけでなく、なぜ今その決断をしたのかを自分の言葉で整理しておかなければなりません。

例えば「夢を追いかけるために自由な働き方を選んだが、ライフステージの変化で1つの仕事に責任感をもって取り組みたいと考えるようになった」といった説明です。

過去の自分の選択を否定するのではなく、現在の自分の価値観の変化を素直に伝えることで説得力が生まれます。

正社員になることで自分はどのように会社に貢献し、どのような自分に成長していきたいのかを具体的にイメージしましょう。

組織の一員として長く貢献する意欲があることを示すことで、企業側も安心して採用を検討できるようになります。

監修者コメント

志望動機の「安定したい」はNGではないが表現を工夫しよう

「生活を安定させたい」という思いは、正社員を目指す動機として確かなものです。

しかし面接などでそのまま伝えてしまうと、「会社に守ってもらいたいだけではないか?」という受け身な印象を与え、評価が下がることがあります。

大切なのは、安定を求める気持ちを前向きな行動に言い換える工夫をすることです。

例えば「1つの場所で腰を据えて責任感のある仕事に取り組みたい」や「周囲の期待に応え、将来を見据えたキャリアを形成したい」といった表現が有効です。

言葉の選び方1つで、相手に与える信頼感は大きく変わります。

自分の本音を大切にしつつ、企業の立場に立った伝え方を心がけることが成功への鍵です。

岡本啓毅

まとめ

正社員になることは、将来の自分を守り、新しい可能性を広げるための大きな一歩です。

メリットとデメリットの両方を正しく理解したうえで、自分の性格や現状に合った働き方を選ぶことが重要です。

直接転職を目指すだけでなく、紹介予定派遣や登用制度の活用など正社員になるルートはいくつも存在します。

場合によっては複数を組み合わせつつ、自分に合った方法で正社員を目指してみましょう。

どのルートが自分にとって最適なのか、また具体的にどのような準備をすればよいか迷っているなら、ぜひプロの力を借りてみてください。

私たちUZUZはエージェントサービスを提供しており、正社員への挑戦を目指すみなさんの不安に寄り添い、具体的なキャリア設計から内定獲得までを全力でサポートできます。

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