もくじ

30代での転職相談先は吟味して決めるのがおすすめです!
転職することが当たり前になっている昨今、30代になってからも転職したいと思う人が多いのも事実です。
この記事では、そんな30代の方が転職相談をする際に役立つ下記情報を解説していきます。
- 30代が転職相談を利用すべき3つの理由
- 30代からの転職相談におすすめの無料相談先・サービス
- 30代が転職相談先選びで気を付けたいポイント
- 30代が転職を考えた時に相談すべき内容とは
- 30代が転職相談する前にやっておきたい下準備
漠然と「転職したほうが良いのかな」と思っている人だけでなく「転職するなら30代のうちに」と考えている人にも役立つ情報を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の監修者

岡本啓毅
株式会社UZUZ 代表取締役
1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。
正社員求人多数!
30代のキャリアを
UZUZが徹底サポート
- すべて完全無料!
- 安心!優良企業のみ紹介
- あなた専用!寄り添ったキャリア支援
30代が転職相談を利用すべき3つの理由

経験もある程度あるし、要らないんじゃない?
まずは、30代が転職相談を利用すべき3つの理由を見ていきましょう。
1.キャリアの棚卸しと自己分析を客観的に行えるから
自分に合う仕事を見つけて転職活動を成功させるためには、これまでのキャリアを棚卸しするとともに、自分のスキルや性格を把握するといった自己分析が重要です。
そこで、転職相談を利用すれば客観的にキャリアの棚卸しと自己分析ができ、仕事探しの軸や転職活動でアピールできる強みを明確に把握できるようになります。
また、30代で転職相談を考えている人の中には、周囲の人間と自分を比較して現状やスキルに漠然とした不安を抱えている人も多いでしょう。
転職相談で自分を見つめなおせば、漠然とした不安が「今後何をすべきか」「どんなキャリアを積むべきか」という意識に変わり、安心して日々を過ごせるようになるはずです。
2.人生設計も関わる重要な転職になりやすいから
社会人としてまだまだ駆け出しの20代と異なり、ある程度のキャリアを積んできた30代は結婚・出産・家庭の事情による引っ越しといったライフイベントが発生しやすいです。
また、40代以上となると今より転職しづらくなる傾向を考えると、ただやみくもに転職して早期離職を繰り返していては今後のキャリアに大きな不安が残ります。
このように、30代の転職はライフイベントや人生全体のキャリアプランに関わる重要な転職だからこそ、信頼できる第三者へ一度相談してみるのが重要です。
家族が増えたことにより転職に対して過度なプレッシャーを抱えてしまっている人も、客観的なアドバイスを受ければ自分自身のキャリア観を冷静に見つめ直せるでしょう。
3.異業種に挑戦できるラストチャンスとされる年代だから
30代で転職したいと考えている人の中には、これが異業種に挑戦できる最後の機会と捉えている人も多いはずです。
実際に、転職者の年齢が若ければ若いほど異業種へ挑戦しやすいとされているため、30代は異業種・未経験の仕事へ挑戦できるラストチャンスと考えておくのが良いでしょう。
異業種の仕事へ転職する難易度が高い一方で、実際に転職してみたら「思っていたのと違った」とミスマッチが起こる可能性も否定できません。
これまで経験したことがない分野に挑戦する人こそ、転職相談を利用してミスマッチをなるべく防ぐ心がけが重要です。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
30代からの転職相談は決して遅くない
「30代で転職相談をするなんて、もう遅いのではないか」と感じる方もいるかもしれませんね。
結論、決して遅くありませんので安心してください!
30代になると任される業務が増えたり、管理職になったりして、改めてキャリアを考え直す機会があります。
すると「このままでいいのかな」と自身のキャリアに不安が生じてしまうこともあるでしょう。
しかし、キャリアを振り返り改めて見直す行為は、たとえ不安が生じてしまったとしても、あなたにとってプラスにはたらいてくれます。
なぜなら自分自身の視座が高まり、新たな成長や変化を迎えるチャンスかもしれないからです。
むしろ今のタイミングで相談しておくことで、不安の原因を引きずることなく、活き活きと働けるようになるかもしれません。
相談した結果、転職をせずとも不安の原因が解決できたのであれば、それもそれでOKです。
30代で転職相談をするのは、決しておかしなことではなく、むしろ積極的に不安や悩みを解決していきましょう。
30代が転職を考えた時に相談すべき内容とは


30代でキャリアに漠然とした不安がある際、相談すべきポイントを紹介します。
- そもそも転職するべきなのかどうか
- 今後のキャリアプランをどう構築すべきか
これらは特に重要な2点のため、参考にしてください。
そもそも転職するべきなのかどうか
まずは、そもそも転職すべきかどうかを確認していきましょう。
「転職したほうがいいかも」と考えている方は特に、まずは一度立ち止まり、本当に転職すべきかどうかについて相談するところからはじめてみてください。
30代になると20代の頃とは視座が変わるため、キャリアへの不安を感じて転職したくなるケースは多いものです。
しかし、しっかりとキャリアプランを考えて計画的に転職できればいいのですが、勢いで転職すると後悔してしまう結果になりかねません。
焦って判断を見誤らないよう、第三者に自身の状況や思いを相談してみましょう。
ちなみに、どのような人が転職で失敗しやすいのかについては以下の記事にまとめています。
転職の成功率を高めるためにも、合わせて読んでみてください。
今後のキャリアプランをどう構築すべきか
今後の「キャリアプラン」について、改めてしっかり見直す行為は必要不可欠です。
- 今のままキャリアを進んでいけばいいのか
- それとも別の道に進むといいのか
- 新しい仕事に挑戦するのかなど
自分の夢や目標を見据えながら、方向性を相談していきましょう。
30代ともなれば、自分の現在の職種がどのようにキャリアアップしていき、キャリアゴールとなるのはどの地点かというのが見えてくる時期です。
また、30代後半からはだんだんと求められる役割も変わってきて、40代以降も求められる役割や立場は変遷していきます。
今のままのキャリアプランでいいのか、どのようにキャリアアップすべきか、リスキリングが必要なのかなど、様々な視点をもって相談してみましょう。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
第三者に相談することで自分の市場価値を知ることができる!
第三者に相談することで、自分の市場価値を知ることができます。
リクルートエージェントが行った調査によると、30代の転職の理由で1番多かった回答は「給与が低かった」でした。
- 給与が低かった(29.0%)
- 会社の将来に不安を感じた(28.0%)
- 労働時間・環境が不満だった(25.8%)
- 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(25.8%)
- 年収を上げたかった(24.7%)
しかし、そもそも現職は自分の経験スキルに見合った給与をもらえているのかどうか判断ができない方もいると思います。
一方で、もしかしたら十分な給与をもらっているにも関わらず、給与が低いと感じてしまっているケースもあり得るでしょう。
自分の市場価値を正しく知ることで、自身の現状を客観的に評価できるようになり、視野も広がっていきます。
参考:リクルートエージェント「年代別転職理由の本音」
30代におすすめの転職相談先

30代の転職では、信頼できる相談先を見つけることが重要です。
しかし、信頼できる相談先を選ぶべきだからといって、必ずしも有料のキャリアアドバイザーなどにしなければならない、ということはありません。
ここでは、30代におすすめの無料で相談できるサービスを紹介します。
転職エージェント
転職エージェントとは、求人募集をしている企業と求職者をつなぐサービスのことです。
30代以降はこれまでの経験と将来的なキャリアプランを見据えた転職をする必要があるため、20代よりもはるかに広い視野でキャリアを考えなければなりません。
転職エージェントは転職を含めたキャリアのプロのため、30代の転職の相談先としておすすめできます。
自分だけでは知りえないような業界の内情にも詳しく、また相談のなかで実際に求人も紹介してくれるため、転職活動がスムーズに進みやすいのも特徴です。
転職経験のある友人や知人
転職経験がある友人や知人に相談してみるのもおすすめです。
実際に30代で転職した経験がある友人や知人に話を聞けるとベストでしょう。
仲が良く、普段から気兼ねなく遊べる友人・知人ならば腹を割って話すことができるため、成功はもちろん失敗したことも含めて教えてくれます。
ただし、あくまで個人の体験にすぎないため、話を全て鵜呑みにしないようにしましょう。
その友人・知人の成功や失敗が、必ずしもあなたの状況に合致するとは限らないため、あくまでも選択肢の1つとして聞いてください。
厚生労働省が提供・委託する相談サービス
厚生労働省が提供している無料サービスを利用する方法もおすすめです。
例えば厚生労働省が管轄しているハローワークでは求職相談ができ、個別での支援も利用できます。
ハローワークが提供している「若者への就職支援」では、34歳以下であれば就職相談や就職支援を受けることが可能です。
また、厚生労働省から委託を受けた事業者が行っている「キャリア形成・リスキリング推進事業」では、スキルアップを含めた支援も行われています。
将来的なスキル形成や、キャリアアップについて考えている方の相談先としておすすめです。
参考:厚生労働省「若者への就職支援」
参考:厚生労働省委託 キャリア形成リスキリング推進事業「キャリアコンサルティング」
30代が転職相談先選びで気を付けたい2つのポイント

でも、どんなポイントに気を付けて相談先を選べば良いんだろう?
それでは、30代が転職相談先で気を付けたい2つのポイントについて詳しく見ていきます。
1.30代への転職支援実績がある相談先を選ぶ
特に重要なポイントが、30代への転職支援実績が豊富な相談先を選ぶことです。
同じ転職エージェントでも、どの年代の転職支援に力を入れているか、得意としているかはそれぞれ異なります。
20代と30代の転職活動では就職先選びや自己分析、面接対策でのコツは異なるため、自分の年代への転職支援に力を入れている相談先を選びましょう。
2.求めるサポートを受けられるかをチェックする
例えば、厚生労働省が提供・委託する相談サービスや友人・知人は気軽に相談できても、それ以外に転職活動の具体的なサポートを受けるのは難しいです。
一方、転職エージェントでは転職相談以外に、適職診断や自己分析、企業研究や書類転職・模擬面接といった転職活動全般のサポートを受けられます。
ただ、ちょっとした相談をしたいだけという人にとっては、ハードルが高く感じられてしまいます。
単に気軽な相談をしたいのか、それとも転職活動のサポートまで受けたいのか、自分が求める条件によって相談先を選ぶようにしましょう。
30代が転職相談する前にやっておきたい4つの下準備

そのためには、やっておいたほうがいい準備があります。

ここからは、30代が転職相談をする前にやっておくべき3つの下準備について紹介していきます。
ぜひ今から準備して、実際に相談する際に備えてくださいね。
1.自己分析をして自分が求めるものを明確にしておく
まずは、しっかり自己分析をしましょう!
「自分のことが何も分からない」という浅い理解のまま相談しても、表面的なアドバイスをもらうことしかできません。
深く自己分析しておけば、自分の悩みを根源から解決するためのキャリアプランが見つかる可能性が高まります。
職場環境・人間関係・待遇・給与のうち何を重視しているのか、どんなときにやりがいを感じるのかといった事項を深堀りして、説明できるようにしましょう。
考えたうえで「分からない部分」が生じてくることは問題ありませんよ。
今後どうなりたいか、何をやりたいかが明確になれば、相談される側のアドバイスもより具体的かつ実践的になります。
2.スキルと経験を洗い出しておく
自分がこれまで経験してきたことや身についているスキル・実績について、具体的に説明できるようにしておきましょう。
自分がどうなりたいか、何をやりたいかが明確になっても、そこに到達するまでにどの程度のギャップがあるかを知らなければ、そのギャップを埋められませんよね。
スキルが足りないのか、経験が足りないのか、またどの程度足りないのか、あるいはすでに満たしているのか。
それらについて判断するためには、自分の現状を説明できなければなりません。
自身の経験スキルを棚卸しするのなら、職務経歴書を書いてみるのがおすすめですよ!
自分に何ができるのか、また何をやりたいのかをうまく言葉で説明できない方は、ぜひ以下の記事も参考にして経験スキルを棚卸ししてみてください。
3.今の会社での予測到達点とキャリアゴールを比較しておく
キャリアプランを考えるうえで、自分が思い描くキャリアのゴールは重要です。
- このまま今の会社で続けるとどうなるのか
- 目指すゴールはどこなのか
上記をイメージしておくことで、今後のキャリアプランや身につけるべきスキルの方向性が明らかになります。
今後の身の振り方を相談する前に、現状の目算と目標との差を確認しておきましょう。
4.複数の相談先を利用して比較する
ここまで紹介したポイントを意識してもまだ相談先に迷ったら、まずは複数の相談先を利用してみて比較するのがおすすめです。
やはり、実際に相談してみないと、利用してみないと分からないメリット・デメリットはあるものです。
自分の抱えている悩みが解消できるか、求めるサポートを受けられるかといった点を意識して、転職先を吟味してみてください。
まとめ
30代で転職に関する相談をする際は、転職経験がある友人・知人に相談したり、転職エージェントや厚生労働省が提供しているサービスなどを活用していきましょう!
相談前の準備として、自己分析を深めたり、キャリアプランを改めてイメージしたりしておけば、より有意義な相談ができるようになります。
しかし、キャリアゴールを考えたり自己分析したりするにはコツがいるため、自分の力だけでは難しいと感じる方もいるかもしれませんね。
そんな方はぜひ、相談先としてもおすすめな転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントはキャリアのプロであるため、キャリアに関する悩みを最初から相談できます。
自己分析のサポートもでき、自己分析を踏まえた上でのキャリアプランの設計もサポートしてくれるでしょう。
私たちUZUZもエージェントサービスを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職をサポートしてきた実績があります。
かつてキャリアに悩んでいた経験があるアドバイザーも多数在籍しているため、みなさんが抱える不安に寄り添ったサポートを提供できるはず。
30代の転職相談で少しでも悩んでいることがあるなら、ぜひ一度、私たちにご連絡ください!
正社員求人多数!
30代のキャリアを
UZUZが徹底サポート
- すべて完全無料!
- 安心!優良企業のみ紹介
- あなた専用!寄り添ったキャリア支援