もくじ
この記事では夏の入社に向けた採用傾向や7月に入社するメリットとデメリット、7月の入社のための転職活動を成功させるためのコツを解説します。
夏の入社を考えている人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
UZUZが徹底サポート!
7月の入社は可能?夏の入社に向けた採用傾向を解説!
でも、この時期の転職も実は人気なんです。
7月に入社することを目標にすると、転職活動を始めるのは3月頃になります。
そこで、ここでは3月〜6月の企業の採用傾向について解説します。
3~4月の中途採用は少ない
3月後半からは新卒採用活動が始まるため、人事が多忙となり、中途の新規募集は鈍る傾向です。
4月も新年度の始まりで、人事担当者は新卒採用者の受け入れに集中するため、多くの企業で中途採用は一旦停止するか、かなり急を要するもののみに絞られます。
一方、大手企業の採用活動が鈍るこの時期を狙って、中小ベンチャー企業などは採用活動を強化する傾向も見られます。
5~6月は中途採用活動が開始される
ゴールデンウィーク明けにはその年度の事業計画や人員計画がほぼ決まるため、担当が不足している部署やポジションなどが明らかになり、中途枠の採用が再開します。
6月のボーナス支給後の退職希望者数についても少しずつ把握されるため、欠員補充の採用が増え始める傾向にあります。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
7月採用を強化する企業もある!
企業によっては3月末に予想以上に退職者が出たり、4月の新体制が始まってみると新たな人材のニーズが顕在化することもあります。
また、4月入社に向けて採用活動を行ったものの、採用人数が十分でなかった企業もあるでしょう。
そのような場合、7月の入社に向けて採用を強化する場合もあります。
中途採用では、採用枠が埋まってしまうと募集が終わってしまうため、自分に合った求人がないかをこまめにチェックすると良いでしょう。
7月入社にむけて転職活動をする4つのメリット
それぞれ、見ていきましょう。
1.現職での辞令や新体制を踏まえて決断できる
3月決算の企業では、4月から配置転換があるため、現職での新しい環境に馴染めるか、満足できるかを見極めてから転職を決断することが可能になります。
もし、新しい部署に異動した場合、そこでの業務にやりがいがあり続けたいと感じれば、退職せずに今の会社で働き続けると判断することができます。
逆に部署が変わっても、大きく状況が変わらなかったり、前より悪くなったりした場合には転職を決断できるでしょう。
2.競争相手が少ない時期に転職活動ができる
1〜2月や7〜8月はボーナスを受け取ってから転職しようとする求職者が増加する時期になります。
一方、3〜6月は、採用活動が活発な時期ではないため、比較的求職者が少ない時期になります。
一つの求人に対しての応募数が減ることになるため、競争相手が少ない時期といえるでしょう。
もし、理想の求人があったら採用されるチャンスが大きくなります。
3.意外なポジションの求人が出ることもある
企業によっては、3月に予想外の退職者が出て、管理職などの希少ポジションや普段は募集しない職種など、意外な求人が出る可能性もあります。
夏のボーナス支給後の退職者も出るため、夏は欠員補充の急な求人が多い傾向のある時期です。
そのため、条件が合えばすぐにでも入社して欲しいという求人もあり、内定までのスピードが早いということもあります。
4.夏のボーナスをもらってから退職できる
一般的な企業の夏のボーナス支給時期は6月となっています。
7月入社であれば、ボーナスを受け取ってから転職することができるため、金銭的なメリットは大きいでしょう。
もし転職活動が思ったよりも順調に進まなかったとしても、金銭的に少し余裕を持つことができ、ストレスを減らすことができるでしょう。
7月入社にむけて転職活動をする3つのデメリット
ここでは、7月入社を目指して転職活動をする場合の3つのデメリットについて解説します。
1.求人の選択肢が減る
7月入社を目指して転職活動をする3〜6月は、1〜3月のピーク時に比べると求人数は少なくなってしまいます。
特に4月は企業の中途採用活動が一旦休止されることもあるため、求人数は減ってしまいます。
そのため求人の選択肢は少なくなり、希望の職種の求人が出ていない可能性もあるでしょう。
しかし6月のボーナス支給後の退職者の補充として、5月ごろから少しずつ求人も増えてくるため、常に求人情報を確認しておくようにしましょう。
もし、希望する求人があった場合には、積極的に応募してみてください。
2.入社時のサポートが手厚くない
7月入社の場合は、経験者を即戦力として採用しているため、入社後の社員研修などが最低限となっていることが多くあります。
また同時期入社の同僚も少なかったり、場合によっては7月入社は自分一人ということもあるため、会社に慣れるまで時間がかかったり、心細く感じることもあるでしょう。
自分で勉強したり、自ら質問したりして、学んでいく必要があります。
3.繁忙期と重なるとスムーズにいかない
現職の会社が年度末決算の企業だと、どうしても3月は業務が忙しくなり、転職活動が思うように進められないこともあるでしょう。
また年度初めの4月は社内異動などもあり、転職活動の時間を十分に取れないことも考えられます。
現職の会社のスケジュールを踏まえ、計画的に転職活動が進められるようにしましょう。
働きながら転職する方法やメリット・デメリットについて知りたい方は以下の記事もぜひ読んでみてください。
押さえておこう!7月入社の転職活動を成功させる3つのコツ
- スケジュールの管理を徹底する
- 新卒の時とは違う自己分析をする
- 転職エージェントを活用する
それぞれのポイントについて解説します。
1.スケジュールの管理を徹底する
転職活動で大切なのはスケジュールを逆算して決めていくことです。
入社したい7月から逆算して計画を立て、転職活動を進めていく必要があります。
一般的な目安としては以下のようなスケジュールです。
- 情報収集〜書類作成:2週間
- 応募〜面接:1〜2カ月
- 内定〜入社:1〜3カ月程度
有給休暇の消化も考えながら、退職時期に合わせて入社ができるように余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
2.新卒の時とは違う自己分析をする
転職の場合は現職での経験があり、すでにキャリアや強みを持っています。
そのため新卒時の自己分析の結果とは変わっているはずです。
転職活動を行うに当たっては、再度自己分析を行い、キャリアやスキルの棚卸をする必要があります。
その上で、企業が求めている人物像に自分のキャリアや強みをどのように活かせるのか、なぜその企業を希望するのかなどを考えていくようにしましょう。
3.転職エージェントを活用する
働きながら一人で転職活動をすると、なかなか自分に合った求人が見つけられず、うまく進まないこともあります。
そんな時は、転職エージェントを活用しましょう。
入社の希望時期を伝えておくと、アドバイスを受けながら、間に合うように求人探しができるでしょう。
非公開求人なども紹介してもらえるため、自分で転職活動をするよりも効率的に転職活動を進めることができます。
第二新卒の転職を成功させるためのノウハウについて知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
あらかじめ入社日を確認しよう!
スムーズに転職活動が進んで、4〜5月に内定を得られた場合、6月の入社を転職先から求められることがあるかもしれません。
7月入社の条件をどうしても変更できない場合は、内定取り消しになり、チャンスを逃してしまうかもしれません。
応募の際にあらかじめ入社時期について確認しておくと、トラブルにならずに済みます。
まとめ
転職で7月に入社をしたい場合に1番大切なことは、スケジュールの管理を徹底することです。
7月入社を目指して転職活動を行う3〜6月は決して求人が豊富な時期ではないですが、レアな求人などが出る可能性もありますので、求人情報を常に確認すると良いでしょう。
7月の転職を成功させるためには、転職エージェントに相談することもおすすめです。
私たちUZUZは、プロのキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングし、転職者の思いに寄り添い、入社の時期やその他の希望に沿ったぴったりの求人探しをお手伝いします。
面接や書類選考の対策などのサービスも全て無料です。
気になった方は、ぜひ登録してみてください。
UZUZが徹底サポート!