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好きなことを仕事にするのは難しい?その方法やポイントについて解説

好きなことを仕事にする方法

どうせ働くなら好きなことを仕事にしたいな。でも友達からは、「そんなに都合のいい話はない」って言われるしなぁ……。
どうせ働くなら、好きなことを仕事にしたいな。でも友達からは、「そんなに都合のいい話はない」って言われるしなぁ……。

「どうすれば好きなことを仕事にできるのか」

これは、よく寄せられる相談の一つです。

就職していない方や、フリーターを続けている方のなかには、「好きなことができる仕事を探し続けている」「好きなことができない仕事なら、就きたくない」という方も多いんです。

好きなことを仕事にするのは不可能ではありませんが、いくつか覚えておきたいポイントや心構えがあります。

この記事では、好きなことを仕事にすることのメリットとデメリット、どうすれば好きなことを仕事にできるのか、そのためのポイントについて解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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好きなことを仕事にするメリット

好きなことを仕事にする3つのメリット

好きなことを仕事にできたら、がんばれる気がするな!

好きなことを仕事にすると、いくつかのメリットを得られる可能性があります。

以下より解説していきましょう。

好きなことを仕事にする3つのメリット
  1. 「好き」を原動力に困難や課題を乗り越えていける
  2. 学習意欲が湧きやすいためスキルアップが早い
  3. 大きく成功する可能性もある

1.「好き」を原動力に困難や課題を乗り越えていける

程度の差はあるかもしれませんが、どのような仕事でも困難な場面や課題に直面するものです。

そんなとき、強い意志をもって困難を“乗り越える”ためには、その仕事に全力で取り組む姿勢が必要です。

興味がない仕事であれば、意欲が湧きにくく、言われた指示を“こなす”という感覚になってしまうかもしれません。

その仕事を好きであることは、仕事そのもののモチベーションになり、前向きな姿勢で職務に取り組むための大きな原動力となるのです。

2.学習意欲が湧きやすいためスキルアップが早い

キャリアアップするだけでなく、同じ地位や仕事内容を続けるためにも、ある程度の学習やスキルアップは必要です。

学校で行っていたような教科書を使い暗記してテストをして……といったタイプの勉強とは異なるものの、社会の変化や新しい手法などに合わせて、仕事においても勉強しなければならないのです。

そんなとき、興味がないことよりも好きなことのほうが、当然学習意欲が湧きやすくなります。

場合によっては、“好きなこと”なので意識せずに自分で最新の知識を追いかけられるため、「勉強している」という感覚すらないケースもあるかもしれません。

好きなことを仕事にできていれば、「その仕事を続けるための勉強」が苦ではなく、むしろ楽しんで行える可能性があります。

3.大きく成功する可能性もある

好きなことを仕事にできた場合のもっとも大きなメリットが、楽しんで仕事をしながら、大きく成功できる可能性があることです。

多くの経営論やビジネス論でも引用される書物である「論語」は、古代中国の思想家「孔子」が残した言葉をその弟子がまとめたものです。

論語のなかには、以下のような言葉が出てきます。

“之を知る者は、之を好む者に如かず”

“之を好む者は、之を楽しむ者に如かず”

現代語に訳すならば、「それについて知っている者は、それを好きな者にはかなわない。それを好きな者も、それを楽しんでやる者にはかなわない」といったところでしょうか。

本当に好きなことを仕事にできて、しかも楽しみながらできれば、その仕事について詳しい人よりも成功するということが示されています。

好きなことを仕事にするデメリット

好きなことを仕事にする3つのデメリット

好きなことを仕事にするのって、メリットばっかりだね!

たしかにメリットも多いですが、デメリットも存在します。

あまり目を向けたくないかもしれませんが、デメリットについて確認しておくのも大切なことです。

好きなことを仕事にする3つのデメリット
  1. 理想と現実のギャップにガッカリする可能性がある
  2. 趣味として好きなだけでは続かない
  3. 好きな仕事の適性があるとは限らない

1.理想と現実のギャップにガッカリする可能性がある

例えばゲームが好きな方は、ゲーム業界に憧れるかもしれません。

しかしゲーム業界に就職したからといって好きなゲームに関われるとは限りませんし、作りたいゲームを作れるとも限りません。

実際に内部で働いてみてはじめて、理想と現実のギャップを知って衝撃を受けてしまう人もいます。

  • 就職してから業界の厳しい面が見えた
  • 想像していた仕事内容と違った
  • 自分のやりたいことができない

上記のようなギャップに直面し、ガッカリしてしまう人も少なからずいるでしょう。

がんばって好きなことができる仕事に就けたとしても、それはゴールではありません。その仕事を続けることが大切なのです。

2.趣味として好きなだけでは続かない

例えば、「趣味で絵を描くのが楽しい」という理由から、イラストレーターになったとします。

イラストレーターとして生計を立てるには、趣味で行っていたときの何倍も絵を描かなければならないでしょうし、基本的にクライアントワークとなるため自分が描きたい物を描けないケースもあります。

場合によっては、絵を描くことそのものが嫌いになってしまい、大好きだった趣味を一つ失ってしまうことにつながりかねません。

「趣味として好きである」と「仕事として好きである」という両者の間には、大きな隔たりが存在するのです。

3.好きな仕事の適性があるとは限らない

もっとも気をつけたいのが、「好きな仕事があること」と「その仕事に適性があること」は異なるという点です。

どんなに好きであっても、才能がなければそれで生計を立てるのは難しいでしょう。

例えば、小説が好きな人が、小説家やノベル作家を目指したとしましょう。

はたして、「好きである」という一点だけで、その仕事で食べていけるだけの稼ぎを得られるでしょうか。

これは、小説やイラスト、ゲームや音楽などの創作活動に限らず、ほかのあらゆるジャンルに関しても言えます。

「好きなことかどうか」と同じくらい、自分にその仕事の適性があるかどうかも重要なポイントなのです。

「好きなこと」以外の軸で仕事探しを行う方法もあり

仕事選びの4つの方法

「好きなこと」を軸にして仕事を選ぶのも一つの方法ですが、仕事選びの軸は、ほかにもあります。

仕事選びの4つの方法
  1. まずは「やりたくないこと」から考える
  2. 自分の強みや得意なことから考える
  3. 適職診断ツールを活用する
  4. 本当に仕事にしたいのか整理して考える

1.まずは「やりたくないこと」から考える

「やりたいこと」ではなく「やりたくないこと」から考えるのは、おすすめの方法です。

人はどうしても、「やりたいことができる」というポジティブな面よりも、「やりたくないことをしなければならない」というネガティブな面を重要にとらえてしまいます。

例えば、次のような人がいるとします。

  • やりたいこと:YouTuber
  • やりたくないこと:デスクワーク

実は、YouTuberは動画編集などのデスクワークが多く発生する仕事です。デスクワークをどうしてもやりたくない場合、個人YouTuberになるのはおすすめできません。

その場合、事務所に所属してデスクワークのフォローをしてもらう必要があるでしょう。

しかし事務所に所属するためには、オーディションを受けて合格しなければなりません。

そのためには、デスクワークとは異なる努力や苦労が必要になります。

そうなったとき、「本当にYouTuberでなければならないのか、別の仕事で代替できないか」を考えてみるのも手段の一つです。

もしかするとYouTuberにこだわらず、「映像制作に関わりたい」「エンターテインメントを仕事にしたい」という、別の本音が見えてくる可能性もあります。

このように、まずは「やりたくないこと」をもとに整理すれば、結果として本当の意味で“自分に向いた仕事”に就きやすくなるのです。

2.自分の強みや得意なことから考える

自分の強みや得意なことから、就くべき仕事を考えるのもおすすめの方法です。

特に努力したわけでもないのに、ほかの人から褒められた経験はないでしょうか。

「自分で自然にできると思っても、他人から見ればすごいこと」というのは、意外とあるものです。

得意なことを活かせる仕事に就ければ、周囲から評価されやすくなります。

なにより、仕事上での苦痛を少なくできて、長続きできるかもしれません。

そして続けていくうちに、「得意なこと」が「好きなこと」に変わっていくケースもあり得るのです。

3.適職診断ツールを活用する

仕事は仕事として趣味や好みの領域から切り分け、将来的な年収や仕事に対する価値観など、「仕事に求める条件」から探すのも良い方法です。

とはいえ、このやり方で探すにはあらゆる仕事に精通していなければなりません。

そこでおすすめするのが、UZUZのLINE公式アカウントで配信している「適職診断」です。

UZUZの「適職診断」はLINEで友だち追加するだけで、無料で診断を受けられます。

この適職診断は、就活で時間がかかってしまう「自己分析」も同時に行うことができる優れもの。

自己分析は、前述した「やりたくないこと」「自分の強み」を見つける助けにもなります。

手軽に自己分析・キャリア設計ができるツールとしても、ぜひお試しください。詳しい内容は以下の動画でも解説しています。

またUZUZのLINE公式アカウントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

4.本当に仕事にしたいのか整理して考える

「好きなことを本当に仕事にしたいのか」という観点で考えてみるのも重要です。

仕事を決める基準は、「仕事内容が好きか嫌いか」だけではないからです。

  • 給与・ボーナス
  • 必要なスキル
  • 労働環境
  • ワークライフバランス
  • 業界全体の風通しの良さ
  • 需要・将来性

簡単に挙げただけでも、上記のように好き/嫌い以外に様々な観点があります。

好きなことができるからといって、ワークライフバランスが悪くハードワークで、将来性がなく、給与が低い仕事に就きたいと思うでしょうか。

むしろその仕事を好きか嫌いかは、上記のような複数ある観点のなかの軸の一つにすぎない、と認識しておきましょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

Want・Can・Mustの3つの要素でキャリアを考える

仕事の選び方やキャリアの積み方で悩んでいる方によくあるのが「何がしたいか」しか考えていないケースです。

共通してアドバイスしている内容は、

  • 「自分のやりたいこと= Want」
  • 「自分ができること=Can」
  • 「社会から求められていること=Must」

の3つの要素を複合して考えてください、といったものです。

「自分のやりたいこと= Want」以外の2つの視点も合わせて考えるのが重要です。

3つの要素が共通して重なる仕事を選べるのが理想でしょう。

とはいえこれは、自身のキャリアやスキルを高めなければ実現するのは難しいのが現実です。

そのため、まずは「自分の“Can”と“Must”の両方を満たす仕事はないか」という視点で考えてみてください。

好きなことを仕事にするためのポイント

好きなことを仕事にする5つのポイント

好きなことを仕事にするのって、いろいろ考えなきゃいけないことがあるんだな……。
はい、そのとおりです。ですが、しっかりとポイントを押さえておけば不可能なことではありません! ここからは、「好きなことを仕事にするポイント」を紹介します。
好きなことを仕事にする5つのポイント
  1. 所属する会社で好きなことができないか考える
  2. 仕事に必要なスキルを十分に身につける
  3. キャリアプランを明確に定める
  4. まずは副業から始めてみる
  5. エージェント・キャリアカウンセラーに相談する

1.所属する会社で好きなことができないか考える

好きなことを仕事にする方法として一番手っ取り早いのは、今の職場で好きなことに関わる方法です。

  • 別の部署ならば好きなことに関われないか探してみる/li>
  • 新事業として提案してみる
  • キャリアアップして権限をもってから、自分で新部署を立ち上げる

少しハードルは高いかもしれません。

ですが転職して好きなことができるチャンスに賭けるよりは、現職の立場を捨てることなく、上司に働きかけてみるのも手ではないでしょうか。

2.仕事に必要なスキルを十分に身につける

好きなことを仕事にする前に、その仕事に必要なスキルを磨いておきましょう。

気になる仕事への就職のチャンスがめぐってきたとき、「すでにスキルは身についています」という人と、「これからそのスキルを身につけます」という人の2者がいた場合、圧倒的に前者のほうが採用につながりやすいためです。

最近では、動画で学習できるサービスやオンラインスクールもあり、自宅でもスキルアップしやすい環境になってきています。

スキルを身につける過程で「趣味として楽しむに留めたい」「どうしても仕事としてやってみたい!」など、様々な発見があるかもしれません。

3.キャリアプランを明確に定める

いきなり好きなことを仕事にするのが難しい場合は、5年〜10年先のキャリアプランを立て、計画的にその仕事を目指すという手法もあります。

特に専門的なスキルが必要であったり、特定の経験が求められるなど、好きなことができる仕事にすぐに就けない場合におすすめです。

例えば、漫画に関わる仕事に就きたいという場合、いきなり未経験から漫画編集者になるのは難しいでしょう。

ですが、まずは制作関連の会社で編集を学んでおけば次の転職では編集をメイン職種にできるかもしれません。

このように、キャリアプランを通して就きたい仕事を目指すことも考えてみてください。

4.まずは副業から始めてみる

好きなことをいきなり本業にすると、ある程度リスクがあるというのは前述したとおりです。

そこで、まずは副業から始めてみるのはどうでしょうか。

例えば、制作系やクリエイティブ系の職種であれば「クラウドワークス」や「ココナラ」といったプラットフォームを介して、企業とマッチングする方法があります。

実際に副業でやってみることで、仕事にするのは厳しい、副業でたまに関わる程度で満足できる、どうしても本業にしたいなど、“理想と現実”のすり合わせもできます。

本業にするのが難しければそれを諦めれば良いだけで、副業として続けていく選択肢もあるかもしれません。

逆に、土日のみの副業で10万円程度稼げるなら本業にしても十分生計を立てることが可能でしょう。

このように、副業をやってみることで初めて分かることもあるのです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

好きなことを本業にしなくても自己実現は可能

現時点で「仕事選びの軸が定まらない」「これって、仕事にしたいくらい本当に好きなことなのか?」と迷う方は、無理に本業で探さなくても良いかもしれません。

仕事を通じて、新たに挑戦したい何かに出会える場合もあります。

また、現代においては、副業・兼業という形で実現するのも一つの手です。

例えば、平日は自身が得意な職種で働きながら、週末のみ好きな執筆業務をしたり、週末のみ開業する店舗を経営したりするなど、今では多様な働き方と自己実現のロールモデルが多く出てきています。

特に、開業にまつわるサービスやSNSの進展によって、何かを始めるコストは大幅に下がっています。

まずは、休みの日を使って、好きなことを気兼ねなく始めてみると良いかもしれません。

「必ずお金を稼がなくてはいけない」というプレッシャーも少ないため、気を張らず、何より楽しみながらスタートできるでしょう。

5.エージェント・キャリアアドバイザーに相談する

「絶対に好きなことを仕事にするんだ!」と意気込んでいると、つい独りよがりになってしまいがちです。

そこで利用してほしいのが、就職のプロであるエージェントやキャリアアドバイザー。

「エージェント」と聞くと、求人を紹介されるイメージが浮かぶかもしれません。

ですが実際は、キャリアプランの設計や自己分析、面談練習などもサポートしてくれる“就活総合相談所”のようなものなのです。

就職・転職市場に詳しい“プロ”が在籍しているため、「自分の“好きなこと”は、現実的に仕事にできるのか」を相談してみるのも一つの手です。

「3.キャリアプランを明確に定める」で解説したキャリアプランも、一人ではなかなか立てにくいもの。そんなときは、遠慮なくキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

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UZUZは「就職活動に自信がない方」や「初めて就職する方」にこそ利用してほしい就職エージェントです。リアルな市場感を交えながら、丁寧なアドバイスを行っています。

「好きなことを仕事にするために必要なステップ」についても解説しますので、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

「好きなこと」を追求するのは素晴らしい姿勢です。

とはいえ就職先を決める際は「好き」だけでなく、ほかにも複雑な要素が関係しています。

UZUZに在籍しているキャリアアドバイザーは、様々な職種を経験したプロフェッショナルたちです。

あなたの「好き」を仕事で実現するのはどの程度現実的なのか、どういったステップを踏めば望む仕事に就職できるのかについてお話しできます。

サービス利用料は完全無料。

登録したからといって、UZUZ経由で就職しなければいけない制約もありません。

まずは、あなたの仕事選びの“相談役”として、UZUZをご検討ください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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