もくじ
大企業だからって何でも上手くいくわけじゃないんだね。
大企業に入ったけれど「成長している実感がない」「職場や仕事内容が合ってない気がする」と思っている方はいませんか。
かといって「大企業」という安定感やブランドを手放してまで、ベンチャー企業に転職するのも勇気がいりますよね。
そこで今回は、ベンチャー企業に入社するメリットやデメリット、後悔のないベンチャー企業への転職方法などをご紹介します!
大企業からの転職を考えている人は、ぜひご覧ください!
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目的があるなら、第二新卒がベンチャー企業へ転職するのはおすすめ!
「こんな仕事をしたい!」「自分の裁量で仕事を進めたい!」などの目的を持っている方や、今後のキャリアプランが明確な方は、ベンチャー企業への転職が向いています。
もしも自分の目的に合った企業に転職できれば、大きなやりがいを持って働けるでしょう。
一方で、仕事に対して目的のない人は要注意です!
ベンチャー企業は、個人の裁量権が大きく、主体性が求められる傾向にあります。
そのため、自発的に仕事を進められる人でなければ、合わない職場に転職してしまう可能性があるのです。
ただし、目的が明確であったとしても、必ずしも全てのベンチャー企業に向いているわけではありません。
自分の目的が詳細であればあるほど、ベンチャー企業であっても方向性がマッチしない可能性があるので、会社の見極めが必要です。
第二新卒がベンチャー企業に転職したくなる理由
よくあるベンチャー企業で働きたい理由は以下の2つです。
- 今の仕事にやりがいを感じられないから
- 若いうちに大きな挑戦をしたいから
以下に詳しく解説します。
今の仕事にやりがいを感じられないから
ベンチャー企業へ転職したい理由の1つに「今の仕事にやりがいを感じられないから」が挙げられます。
そもそも第二新卒とは、入社3年目以内の方を指す言葉ですが、1〜3年目というのはまだまだ若手であるため、ほとんどの人が上司の指示に沿って仕事をしています。
しかし、中には上司の指示に従うだけの仕事につまらなさを感じる方もおり、そのような方は「ベンチャー企業に転職したい」と考える傾向にあるのです。
ベンチャー企業でも若手社員に上司がつくことはもちろんあるものの、仕事の進め方は本人の裁量や自主性に任されます。
よって「自分で仕事を進めたい」と考える方に、ベンチャー企業という環境はマッチしていると言えるでしょう。
ただし、大手企業でも上司が指示を出しているのは、育成を目的としている場合がほとんどです。
企業によっては、入社3、4年目以降は上司からの指示が少なくなり、自分で仕事を進める必要が出てくる場合もあります。
社内の先輩を見て、本当に数年後も指示を待つだけの仕事なのかを見極めてから転職を考えましょう。
若いうちに大きな挑戦をしたいから
ベンチャー企業で働きたい理由の2つ目は「若いうちに大きな挑戦をしたいから」です。
20代でも、起業したり、ベンチャー企業で活躍する方もいます。
そんな姿を目の当たりにしたときに「自分も挑戦したい!」と考え、ベンチャー企業への転職を考える方もいるのです。
事実、20代は独身であったり、体力にも余裕があったりすることから、若いうちに挑戦するのは悪いことではありません。
将来やりたいことや、なりたい姿を想像したときに、起業やベンチャー企業への転職が必要だと感じたら、挑戦することも視野に入れましょう。
ベンチャー企業で働くメリット
ベンチャー企業で働くメリットは以下の3つです。
- 個人としての成長スピードが早い
- 裁量権が大きい
- 大きく出世するチャンスがある
キャリアプランが明確な方や、目的を持って働いている方にとっては、ベンチャー企業の環境が目的と直結することがあります。
そのため、ベンチャー企業の環境そのものがメリットと言える場合が多いのです。
それぞれのメリットについて、以下に詳しく解説します。
個人としての成長スピードが早い
大企業は社員数が多く、業務を分担して行う傾向にあります。
そのため、担当している業務の専門性は上がりますが、それ以外の業務についてはあまり携わることがなく、広いスキルを身につける機会は少ないです。
しかし、ベンチャー企業は社員数が少なく、1人で様々な業務をこなす必要があるため、幅広いスキルを身につけられます。
幅広くスキルが身につくベンチャー企業は、個人としての成長を感じやすく、メリットの1つと言えるでしょう。
もちろん、広く業務をこなす分、大企業とは違う労力を求められる場面もあります。
けれども、多くのスキルを身につけたり、広く経験を積みたいと考える方には、ベンチャー企業は理想的な環境と言えるでしょう。
裁量権が大きい
社員個人の裁量権が大きいこともベンチャー企業の魅力の1つです。
ベンチャー企業では、20代の若手社員であっても役職についたり、会社の意思決定に関わることも珍しくありません。
また風通しも良い傾向にあり、上司や社長にも意見を伝えやすいです。
そのため、仕事のやり方をはじめ、部署の予算や人事についても意見を述べられますし、内容が他の社員からも認められれば承認されることもあるでしょう。
一方で大企業では、ある程度の経験を積んだ社員でなければ仕事の仕方を変える権限がなかったり、上司へ意見を言いづらかったりします。
このような環境にストレスを感じる場合は、ベンチャー企業が向いているかもしれません。
大きく出世するチャンスがある
大きく出世するチャンスがあることも、ベンチャー企業のメリットです。
これは、ベンチャー企業は少人数であるために、役職を奪い合うライバルが少ないことが理由です。
また、ベンチャー企業は実力主義な風潮である会社も多く、結果を残せば若くして役職に就くことも可能でしょう。
一方で大企業は、社員数が多いためにポジション争いがあったり、50代以上でなければ役職に就けない風潮があったりします。
「若いうちに役職に就きたい!」と考える方にとって、出世しやすいベンチャー企業は最適であると言えるでしょう。
ただし、中小企業もベンチャー企業と同様に、若いうちに役職に就ける可能性があります。
役職が目的の方は、ベンチャー企業だけでなく、中小企業も一緒にチェックしてみましょう。
ベンチャー企業で働くデメリット
ベンチャー企業で考えられるデメリットは以下の3つです。
- 会社が倒産するリスクが高い
- 解雇されるリスクも高い
- 大企業に比べて待遇がよくない
デメリットやリスクをよく理解した上で転職を検討しましょう。
会社が倒産するリスクが高い
ベンチャー企業は、売上や利益が安定していないこともあり、会社が倒産するリスクが他の企業よりも高い傾向にあります。
近年は大企業であっても倒産の可能性があり「大企業だったら絶対安定!」と言えない風潮にありますが、それでもベンチャー企業の方が倒産のリスクは高いでしょう。
企業が倒産した場合、当たり前ですが従業員は解雇され、転職活動を行わなければなりません。
企業に安定を求めるのであれば、ベンチャー企業への転職はおすすめしません。
解雇されるリスクも高い
ベンチャー企業は解雇されるリスクも高い傾向にあります。
とはいえ、仕事のちょっとしたミスで解雇される、というわけではありません。
企業は倒産のリスクがあると分かると、従業員を解雇して経費削減を狙うことがあります。
つまり、倒産のリスクが高いほど経費削減目的で従業員を解雇する可能性が高いのです。
ベンチャー企業で働くならば、もしも解雇された場合はどうするか、についても考えておくと良いでしょう。
なお、仕事の安定性については以下の記事でも説明しています。
「安定した仕事に就きたい!」と思っている方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
大企業に比べて待遇がよくない
大企業と比較すると、待遇が良くないこともベンチャー企業の注意点です。
ベンチャー企業によっては、まだまだ会社としての利益が少なく、基本給が低かったり、福利厚生が充実していないことも少なくありません。
特に、大企業から転職すると「こんなに年収下がるの!?」と驚かれる方もいるでしょう。
ベンチャー企業へ転職する際は、年収が下がるものだと思ってください。
また、ベンチャー企業は社員数が少ないために、1人当たりの仕事量が多い場合もあります。
過酷な労働環境の場合もあるので、企業選びは慎重に行いましょう。
第二新卒がベンチャー企業に転職して後悔しないためにすべきこと
せっかく頑張って転職活動したのに「ベンチャー企業じゃなくてよかったな……」なんて後悔はしたくないものです。
そこで、ベンチャー企業に転職する前に考えることや、すべきこと3つをご紹介します。
- 求める条件をはっきりさせる
- ベンチャー企業のリスクを受け入れられるか確認する
- 自分に合う企業を見極める
以下にそれぞれについて詳しく解説します。
これを読んで、後悔のない転職活動をしましょう!
求める条件をはっきりさせる
まずは、自分が企業に求める条件をはっきりさせましょう。
- スキルを得たい
- お金をたくさん稼ぎたい
- 自分のペースで仕事したい
など人によって求めるものは様々です。
自分が企業に求めるものを一覧にして書き出してみましょう。
書き出した条件が、ベンチャー企業だからこそ叶えられるものであれば、ベンチャー企業への転職を検討しましょう。
そうでなければ、ベンチャー企業以外の会社にも目を向けてみることをおすすめします。
ベンチャー企業のリスクを受け入れられるか確認する
ベンチャー企業の特徴やリスクを受け入れられるか、についても事前に確認しておきましょう。
ベンチャー企業は「裁量権が大きい」「幅広い業務を経験できる」という特徴がありますが、裏を返せば「個人の責任が大きい」「1人当たりの業務量が多い」とも言えます。
このような特徴が合っていないと感じる方は、ベンチャー企業への転職を一度考え直した方が良いでしょう。
また「ベンチャー企業で働くデメリット」の章でもお伝えしたとおり、ベンチャー企業にもデメリットやリスクが存在します。
これらのデメリットを受け入れられないのであれば、ベンチャー企業への転職はあまりおすすめしません。
自分に合う企業を見極める
自分に合う企業を見極めることも大切です。
最初にお伝えした「求める条件をはっきりさせる」で企業に対する条件を整理したならば、自分に合う企業をある程度絞り込むことができたと思います。
その条件の中に、会社の方針や仕事内容が含まれていないのであれば、その点も含めて企業選びをしましょう。
方針や仕事内容は企業によって大きく異なります。
似たような事業を行う会社が2社あったとしても「ふたを開けてみたら雰囲気や仕事内容が全然違った!」なんてこともあるので、ホームページなどで確認しておきましょう。
さらに言えば、会社によって役員の人柄や考えも違います。
特に、ベンチャー企業は少人数かつ役員と社員の距離が近いことから、役員の考えについていけるかどうかも大切な判断項目です。
「この会社の役員はどんな考えで会社を運営しているのか」という観点で企業紹介のホームページを読んでみましょう。
きっと見えてくるものがあるはずです。
とはいえ、会社を見極めるのは中々簡単なことではありません。
そんなときは、転職のプロである転職エージェントに相談してみると、自分にマッチした企業が見つかるはずですよ。
この記事のまとめ
「大企業とベンチャー企業、どっちが良いんだろう?」と考えるよりも、まずは自分が仕事で達成したい目標は何なのか、今後どのようなキャリアを積みたいのか考えましょう。
目標や目指すべきキャリアが決まったら、大企業かベンチャー企業か、どちらの企業に転職するべきか自然と方向性が見えてきます。
自分の目標や理想を固めることが、後悔のない転職への第1歩です!
とはいえ「仕事の目標とかキャリアプランなんて、ちゃんと考えたことないよ!」「ぼんやりとあるけど、これでいいのか不安だなあ」という方もいるでしょう。
そんな方は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
私たちUZUZも20代の方を中心に、転職のサポートをしています。
将来の目標の決め方から、キャリアプランの立て方なども一人ひとりに合わせて丁寧にサポートしています。
もちろん、ベンチャー企業の求人もご紹介可能ですし、実際にベンチャー企業で働いた経験のあるスタッフもいます。
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