もくじ
「とにかく楽な仕事がしたいんです!」
前に父親に同じようなこと言ったら『楽な仕事なんてねぇ!』って怒られたなあ〜
世の中には様々な仕事があり、その仕事を楽と感じるか苦と感じるかは人それぞれ。
精神的に楽なのか、体力的に楽なのか、何をもって楽とするのかも人によって違います。
しかし、私が接した女性求職者たちが思い描く「楽な仕事」にはいくつかの共通点がありました。
そして、その共通点、つまり「楽だと感じる仕事のポイント」を押さえた仕事に転職した彼女たちは、現在の生活におおむね満足しているとのこと。
そこで今回は、
- 女性たちが感じる「楽な仕事のポイント」
- 「楽な仕事」を求める女性たちが実際に選ぶ仕事
- 転職する際の注意点 など
についてご紹介したいと思います!
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一見定義が難しい女性の転職における「楽な仕事」とは
残業がないとか? デスクワークなら、肉体的疲労は少なくって楽そうだよね!
一口に「楽な仕事」といっても、その種類は様々ですよね。
まずは、キャリアカウンセリングで聞くことの多かった意見をご紹介します!
「楽な仕事」の種類とは
皆さんからいただいた意見をまとめてみました。
- 肉体労働がない
- 残業がない、もしくは少ない
- 危険な作業がない
- 内勤(デスクワークが中心)
- 忙しくない(締切に追われない)
- ノルマがない
- 責任がない(後輩の指導などがない)
- 人間関係が良好
- 不特定多数の人と接する機会が少ない
- 電話が少ない(特にクレーム対応)
- 飲み会などの業務外の付き合いがない、もしくは少ない など
- ルーティンワーク(覚えることが少ない)
- 資格や専門知識が不要
- そこそこの給料がもらえる
- 休みがとりやすい
- 通勤がしやすい(駅から近いなど)
ざっと挙げてみましたが、この中でも特に多く聞かれるのは、
- 内勤
- ルーティンワーク
- 忙しくない
といったところでしょうか。
また、「キャリアアップはとくに望まない」「給料はそこそこもらえればそれでいい」と考える方が非常に多いです。
そして、これらの「楽」なポイントが含まれる確率が圧倒的に高い職種というと、ズバリ次の2つに絞られるでしょう。
- 事務職
- 受付
この他にも、人と話すことが苦にならないという方であればコールセンターのオペレーター、じっとしているのは苦手という方であれば販売員なども、“職場によっては”該当するかもしれませんね。
【女性の転職ノウハウ】実は難しい面もある、事務職・受付のホント
前の項目では、女性が楽だと感じやすい職種として「事務職」と「受付」の2つをピックアップしました。
ですが、必ずしもこの2つの職種であれば楽、というわけでもありません。
目の疲れ・冷え・乾燥・肩こり・腰痛などに悩まされる
事務職と受付、いずれの職種にも共通して起こり得るのが内勤特有の体調不良です。
事務職の場合は職場によっては一日中パソコンを操作し続ける場合もあり、ドライアイや眼精疲労から来る頭痛、肩こりなどに悩まされる方も少なくありません。
また、受付では長時間座り続けることによる腰痛や脚のむくみなどを起こすことも。
いや、男性を代表して謝罪します……
ルーティンワークで自分のいる意味を見失う
入社当初は楽だと思っていたルーティンワークも、半年、1年、2年……と時間の経過と共に飽きてくることがあります。
安定性はあるものの変化のない職場では、
- 一定の目標を立ててスピードアップを図る
- 効率の良い方法を考える
上記のように、自分なりにモチベーションを保つ努力が必要となるかもしれません。
また、信じられない話かもしれませんが、一年を通して残業が全くないような職場の場合は「暇すぎることによる苦痛」を感じることも……。
そしてあれほど楽な仕事を望んでいたはずなのに、いつしか「自分は何のためにここにいるんだろう」と思うようになり、やりがいを求めて転職に至ることもあるのです。
近くの席の人によって環境が左右される
事務職の場合はデスク、受付の場合は一緒に受付の仕事を行う人ということになりますが、;事務職や受付などの内勤では、近くの席の人がどんな人かによって職場環境が大きく左右されます。
例えば、その人自体に悪意はなくても、
- 仕事中集中したいときにも度々話かけてくる
- ため息や独り言が多い
- 香水がきつい
- やたら持ち物をチェックされる
など、ちょっとした日々の積み重ねがいつしか大きなストレスに発展することも。
事務や受付に転職したい女性が知るべき注意点
先にご紹介したような意外な悩みもあるものの、やはり「事務職」や「受付」のお仕事は安全面や条件面を考えてもメリットとなる部分が多いです。
そのため、女性にとって負担を感じにくく働きやすい職種であることには違いありません。
加えて、事務職や受付のお仕事を通して身に付くスキルは他の職場でも使えることが多く、特別な資格を持っていなくても応募しやすいため、競争率が高い職種でもあります。
さらに、事務職や受付のお仕事特有の次のようなメリットが、さらに転職を難しくしているのです。
- 資格や専門知識が不要
- 結婚や出産後も働きつづけやすい
これらは、裏を返せば「長期間働く人が多く、求人数が少ない」ということ。
そもそもの求人母数が少ないため、転職することが難しい場合も多いんです。
資格や専門知識が不要とはいえ、他の求職者と差を縮めるために勉強をしたりする努力は必要です。
「事務」「受付」だけに固執せずに、他の職種も検討しておいた方が良いでしょう。
「いい求人が見つからないんだけど…」女性の転職は難しいと感じたときは?
そんな時に是非おすすめしたいのが、就職支援サービスの利用です。
就職支援サービスには主に次のような公的なサービスと民間のサービスがあり、いずれもほとんどのサービスを無料で利用することができます。
わかものハローワーク/わかもの支援コーナー/わかもの支援窓口
厚生労働省管轄の施設で、正社員を目指す若者の就職支援を行っています。
名称に「わかもの」とあるのは、45歳未満の方を主な対象としているためです。
担当者制の個別支援を受けられるのが特徴。
- 就職に向けたプランの作成
- 職業紹介
- グループワーク
- 就職セミナー
- 就職後の定着支援
なども行われています。
ジョブカフェ(若年者のためのワンストップサービスセンター)
都道府県が主体となり運営を行っている支援施設です。
対象年齢は44歳以下や30歳代までなど施設によって異なり、ハローワークが併設されている施設もあります。
- カウンセリング
- 職業相談就
- 就職セミナー
- 職場体験
- 保護者向けのセミナー
これらのような「就職に向けての様々なサービス」を1カ所で受けることができます。
転職エージェント
就職支援を行う民間の事業者のことを言います。
多くの場合、一人の求職者につき一人のキャリアカウンセラーがつき、求職者の希望や状況に応じてセミナーの紹介や面接指導、職業紹介などを行います。
民間の事業者だからこそできる柔軟な対応やサービスのきめ細やかさが特徴で、エージェントによっては内定後のサポートも行っています。
非公開求人など、独自の情報を持っていることが多いのも民間の転職エージェントの強みです。
まとめ
人にはそれぞれ個性があり、物事の考え方や受け止め方も違います。
そのため「楽な仕事」を見つけるということは、なかなか容易ではないかもしれません。
しかし、自分に合った方法で諦めずに就活を行えば「自分にとって働きやすい職場」を見つけることは可能です。
そんな時は迷わず、今回ご紹介した就職支援サービスなど、就職のプロを積極的に頼ってみましょう。
私たち就職エージェントUZUZにも、そんな就職のプロであるキャリアカウンセラーが多数在籍しています。
サービスは全て無料、もちろん女性のキャリアカウンセラーによる相談も受け付けております。
ぜひお気軽にご利用ください。
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