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既卒面接の自己紹介では何を話す?伝えるべき内容と通過のためのコツを解説

既卒面接の自己紹介では何を話す?
既卒面接の自己紹介って、何を話せばいいの?
既卒の面接で自己紹介をするなら、ぜひ伝えてほしい内容があるんですよ!

既卒面接では「大学時代のことも少し前のことだし、就職していない期間のこともなかなかアピールしにくいし、どう自己紹介したらいいか不安」という方は多いです。

この記事ではそんな方に向けて、既卒面接の自己紹介で何を話したらいいか、伝えるべき内容や通過のためのコツを解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅

YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役

北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。

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既卒の就活はなぜ難しいのか?

既卒の就活ってやっぱり難しいんだよね。
そうですね。新卒の時とは違って、気をつけなくてはいけないことも多いですからね。

株式会社マイナビの既卒者の就活に関する調査から「既卒の就活経験者が大変だと感じたこと」に対する回答を紹介します。

既卒者の募集が少ない49.9%
既卒として就活している理由を聞かれる47.4%
既卒者としての就活の仕方が分からなかった46.9%
既卒者を探している企業を探しづらい44.6%
新卒のように仲間がいないので進捗が分からない35.0%
新卒の就職サイトに登録して活動していいものか迷った34.1%
学生と一緒の選考は気おくれする31.5%
転職サイトなどの第二新卒採用や中途採用の募集に応募していいものか迷った30.7%

参照:株式会社マイナビ「マイナビ2021年度既卒者の就職活動に関する調査

情報の少なさや集めにくさで苦労していることが伺える結果ですが、その中で注目すべきなのは「既卒として就活している理由を聞かれる」です。

既卒者は「就職ができなかった人」というネガティブな印象を、どうしても持たれがちです。

このネガティブな印象を払拭することが、既卒の面接の自己紹介では重要なポイントとなります。

既卒の就活の難しさや対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ぜひ合わせてお読みください。

面接で既卒の自己紹介から企業が知りたい4つのこと

やっぱり既卒ってネガティブなイメージがあるんだ……
確かにネガティブなイメージはありますが、企業にとって既卒の応募者は若手人材採用の重要なターゲットであるという側面もあるんですよ。

人材獲得競争の激化から、企業は新卒だけで若手人材の採用を充足させることが難しくなってきました。

そのため、既卒や第二新卒を、採用ターゲットに加える企業は増えつつあるようです。

ただ、既卒や第二新卒を採用するにあたって、企業は新卒採用にはない懸念を抱いているのも事実です。

だからこそ、企業は以下に挙げるポイントをしっかりと確認し、懸念を払拭した上で既卒者を採用したいと考えています。

1.既卒になった理由

既卒の面接では、ほぼ100%聞かれる質問です。

そのため、質問される前に自己紹介の段階で簡単に触れておくと、その後の質問に説得力を持たせることができます。

企業が既卒になった理由を聞くのは、以下3つを確認したい意図があるからです。

  • 致命的な欠点がある人物ではないことを見極めたい
  • 働く意欲があるか見極めたい
  • 早期離職のリスクがないか見極めたい

こうした意図を理解して、既卒になった理由を自己紹介に盛り込み、質問に対する回答でその裏付けをするようにすると話に説得力が増します。

2.空白期間にしていたこと

卒業後の空白期間に何をしていたかも、企業側が必ず確認したい項目です。

この質問には、応募者の仕事観を把握しようとする意図が隠されています。

目的があって既卒になったのであれば、その目的を達成するために活動していたはずです。

その点を確認することで、仕事に向き合う姿勢や、就職に対する本気度を探りたいと考えているのです。

3.既卒になってからの就活について

卒業後もずっと就活を続けていたのか、中断を経て再開したのかも企業が確認したいポイントです。

中断して再開した人は、就活を再開したきっかけについても聞かれるでしょう。

この質問には、就職に対する本気度を確認し、早期離職リスクの判断につなげたい意図があります。

また、ずっと就活を続けていた人は、何社受けてどのような結果であったのかを確認されることが多いようです。

この質問と合わせて「なぜ結果が出なかったのか」と聞かれるケースもあります。

これは「なぜ他社がこの応募者を採用しなかったのか」理由を探ることで、業務において致命的な問題がないかを確認するための質問と考えられます。

4.社会人としてのキャリアプラン

「もし入社したら、自社でどのようなキャリアを積みたいと考えているか」も、よく聞かれる質問です。

この質問には、応募者の希望と自社の仕事に、ミスマッチがないか確認する意図があります。

ただ、既卒に対してこの質問をするのは、前向きに働く姿勢を確認したい意図があるケースが多いようです。

そのため、入社後のキャリアプランを簡単に自己紹介に盛り込んでおくと、プラスの印象につながりやすいです。

既卒の面接の流れ

既卒の面接の流れを教えてほしいな。
新卒との違いを知っておけば落ち着いて対応できそう。
大まかな流れは新卒の面接と変わりませんが、おさらいしておきましょう。

【面接の流れ】

流れポイント
入室・挨拶・ドアをノックして「どうぞ」と促されてから入室
・ドアを閉める際は丁寧な所作で音を立てないように
・ドアを閉めたら面接官に一礼して挨拶
・椅子に促されてから「失礼します」と声をかけ着席
自己紹介・自己紹介をどうぞ、と促されてから話し始める
・冒頭に面接の機会をいただいたお礼を伝えると好印象
・第一印象を決定づけるためハキハキと快活に
・長くなりすぎないように1~2分でまとめる
・学生時代に力を入れたことなどアピール材料に加え、既卒になった理由などを簡単に盛り込む
質疑応答・面接の大部分を占める
・想定される質問に対しては事前準備を怠らない
特に既卒に関する質問に対する回答はネガティブな印象を持たれないようにしっかり作り込む
条件面の確認・給与や勤務時間など労働条件の説明がある
・求人内容と相違がないか確認
・疑問があれば遠慮なく質問しその場で解決する
逆質問・応募者側からの質問
・入社意欲をアピールできるため的確な質問を用意しておく
・会社HPなどで調べられる内容を聞くのはNG
挨拶・退出・面接のお礼を述べ起立して一礼し退席
・ドアの前で一礼して退出
・ドアを閉める時も両手で丁寧に
・退出後も気を抜かないこと
既卒の面接の場合は、特に第一印象が重要です。
それぞれのポイントを押さえて意識して臨みましょう!
一通り流れが分かっていれば安心だね。

面接では、既卒であることをネガティブに感じさせないように、しっかりした事前準備が重要です。

既卒面接の自己紹介で話すべき内容とポイント

自己紹介が大事なのは分かったけど、どんなふうに進めればいいの?
既卒面接の自己紹介の流れについて、どのように話せばいいかご紹介しますね。

ここからは、既卒面接の自己紹介で話すべき内容とそのポイントを、以下の6つに分けて解説します。

  1. 挨拶
  2. 名前・最終学歴
  3. 学生時代に力を入れたこと
  4. なぜ新卒で就職しなかったか
  5. 卒業後何をしていたか
  6. なぜ就職しようと思ったのか

1.挨拶

まずは挨拶をしましょう。

基本的には「本日はよろしくお願いします」と元気よく。

面接の場を設けてくれたことへの感謝を込めて「本日はお時間をいただきありがとうございます」と付け加えれば、より好印象になります。

面接官は通常業務の合間に面接をしている場合もあり、この一言があると「社会人として問題なくやっていけそうだな」と思ってもらえる可能性が高まるのです。

2.氏名・最終学歴

続いては、氏名と、卒業した年度と大学・学部・学科を伝えましょう。

「〇〇年に△△大学△△学部△△学科を卒業しました、『就活 太郎』です。」と答えます。

既卒の場合は卒年がまちまちになるため、きちんと何年卒の既卒であるかを伝えるのがポイントです。

3.学生時代に力を入れたこと

続いて、学生時代に力を入れたことを伝えます。

学科で学んだことやサークル活動、アルバイト、その他の校外活動など、力を入れたことを伝えます。

卒業から少し経過しているためそれほど厚く解説する必要はありませんが、がんばったことがあるというのは伝えておいて損はありません。

これに答えることで「目標に向かって努力できる人である」ということを伝えられます。

4.なぜ新卒で就職しなかったか

続いて、なぜ新卒で就職しなかったか、その理由を話しましょう。

深い理由がある場合も、自己紹介の時点では簡潔に伝えるのがポイントです。

短くできるなら、後段の「5.卒業後何をしていたか」と一緒に伝えてもいいかもしれません。

ここでの重要なポイントは、既卒になった理由を正直に話すことです。

  • 就職活動で失敗した
  • 公務員になろうとしていたが試験に受からなかった
  • 夢を追いかけたが挫折した

人によって様々な理由があるため、言いにくいと思うかもしれませんが、ここは正直に答えましょう。

正直に答えることで、しっかりと自分の失敗と向き合っていることのアピールにもつながります。

5.卒業後何をしていたか

続いては、卒業後何をしていたかを伝えます。

前段の「4.なぜ新卒で就職しなかったか」または後段の「6.なぜ就職しようと思ったか」と合わせて話してもいいでしょう。

卒業後にやっていたことはポジティブな言葉で伝えるようにします。

「夢に向かってがんばっていた」「試験勉強をした」「資格勉強をした」など、こちらも簡潔に伝えましょう。

いくら「正直がいい」とはいえ「ダラダラしていた」といったことはそのまま伝えない方がいいですね。

ただし「ダラダラしていた」ことしか話すことがない場合は後段の「6.なぜ就職しようと思ったか」と合わせて、例えば次のように答えましょう。

「卒業後はダラダラと過ごしてしまいましたが、〇〇という出来事があってこれではダメだと思い、就職しようと思いました。今は就職に向けて〇〇に取り組んでいます。」

卒業から就職活動をするまでの空白期間の伝え方をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

6.なぜ就職しようと思ったのか

最後は、新卒で就職しなかったが、なぜ今就職しようと思ったかを伝えましょう。

前段の「5.卒業後何をしていたか」と一緒に伝えても大丈夫です。

ポイントは、前向きな将来像とともに就職理由を伝えることです。

就職しようと決意した理由と、就職後にどうなりたいかを前向きな言葉で伝えることで、就職に対する意欲の高さをアピールできます。

監修者コメント

面接では何よりも「明るくハキハキと話すこと」を意識しよう

面接で最も重要なのは、明るくハキハキ話すことです。

第一印象は対面してから最初の3秒~7秒以内で決まり、面接中はその第一印象が残るといわれています。

また、面接中は緊張して真面目な話をするため、ついずっと真剣な表情のままになってしまうこともあります。

「笑顔がない」とネガティブな印象を与えてしまい、本来は受かる実力があるのに落ちてしまうということもあるのです。

真面目な話を真剣な表情でしているよりも、明るく笑顔になる方が通過しやすくなります。

第一印象で良い印象を持ってもらい、そのまま面接中は「ポジティブな人だな」と思ってもらえるように、何よりも明るくハキハキと話すことを意識しましょう。

岡本啓毅

既卒面接の自己紹介を通過するためのコツ

既卒面接の自己紹介を通過するためのコツ

自己紹介の流れは分かったけど、何か特別なコツはないの?
それでは、既卒面接の自己紹介を通過するためのコツをご紹介しましょう!

ここからは、既卒面接の自己紹介で活用できるコツや考え方を5つ解説していきます。

話すべき内容を全て洗い出してから短くまとめる

自己紹介は、だいたい30秒から長くても1分30秒程度にまとめるのが理想です。

ただ「自己紹介で話すべき内容とポイント」で解説した1から6までの内容全てを伝えると、とても1分30秒以内には収まりません。

まずは、自己紹介の流れの1から6をフルで話す時をシミュレーションすることから始めるのがおすすめです。

一旦自己紹介を作り切って、その上で長くなりそうな箇所を削って時間を調整します。

少ない情報を用意してから伸ばすのは難しいため、長いものを削りましょう。

長くなりそうな箇所は「会話として膨らませられそうな箇所」です。

面接は自己紹介をして終わりではなく、その後もコミュニケーションは続きます。

まずは自己紹介では簡潔に話して、その後の会話の中で、面接官が注目している箇所を中心に、その後の会話の中で補足しましょう。

エージェントを利用して自己紹介の練習をしておく

自分一人だけで自己紹介の練習をしても、なかなか客観的な判断ができず上達しにくいです。

そんな時はぜひ、キャリアのプロであるエージェントを利用してみてください。

エージェントとは、キャリアの悩み相談や相性がいい求人の紹介、選考対策のサポートまで無料で受けられるサービスのこと。

面接対策や面接練習も行ってくれるため、面接の自己紹介の練習相手にもうってつけです。

エージェントには得意分野があるため、既卒の就活に強いエージェントを利用するのが特におすすめです。

どの程度有効な選考対策をしてくれるのか詳しく知りたい方は、まずは以下の記事で面接対策について確認してみてください。

心境変化の流れをイメージして伝える

新卒で就職しなかった理由から就職を決意するまでは、心境変化の流れをイメージして伝えましょう。

下記のようなイメージです。

  1. 新卒にならなかった理由はネガティブな理由でもOK
  2. 卒業後に少しずつポジティブな要素が増えていく
  3. 就職を決意した理由は完全にポジティブなものを伝える

<心境変化の流れをイメージした伝え方の例>

就活がうまくいかなくて既卒になってしまった(ネガティブでもOK)

塞ぎ込んでいたがそれではダメだと思い、資格試験の勉強をしながらアルバイトも始めた(少しずつポジティブになる)

アルバイトではなく正社員として就職したいという想いが強くなり、資格取得にも目途がついたため就職しようと決意した(ポジティブな内容)

精神的な浮き沈みの状態も伝えることで、就職しようという決意の裏側にある正直な気持ちや本気の想いも伝えられます。

将来像とともに就職理由を伝える

就職しようと決意した理由と同時に、就職後にどうなりたいかという将来像を伝えます。

将来像も伝えることで、本気度が伝わり「長く続けてくれそうだ」と人事に思ってもらえる可能性が高まります。

将来像を伝えるコツとしては、採用後に配属されそうな部署や職種をリサーチしておき、その職種で目指せる将来像を伝えることです。

あまりにも配属先で叶えられなさそうな将来像を伝えてしまうと、配属後のミスマッチで辞めてしまうのではないかと思われるため、やめた方が無難です。

配属後の職種で目指せる将来像を伝えればミスマッチが少なさそうだと思ってもらうことができ、しっかりと企業研究してきていることも伝えられます。

前向きな言葉を心がける

自己紹介中には前向きな言葉を使うように心がけましょう。

特に、就職を決意した理由はポジティブな言葉で締めるようにすることが大切です。

就職を決意したきっかけは「このままではダメだと思ったから」というものかもしれません。

しかしそれは、言い換えれば「もっとより良い自分になりたい」というポジティブな気持ちを持っているからこそ生まれる理由でもあります。

「〇〇がダメなので就職したい」ではなく「もっと△△になりたいので就職しようと思いました」と言い換えられます。

監修者コメント

面接では表情や声のトーンも駆使して真剣さを伝えよう

面接中にずっと真剣で真面目な表情だと暗い印象になってしまうため、明るくハキハキと話して明るい印象を持ってもらうのが大切です。

しかし「常に明るくなければならない」というわけではありません。

面接中、笑顔しか見えないと、逆に不自然に感じられたり「作り笑いかな」と思われてしまうこともあります。

基本的には明るくハキハキと話し、その上で真剣さが重要で本気度を伝えたいシーンでは真面目で硬い表情にするという変化も必要です。

「失敗してしまった過去を後悔しており、本気で立ち直りたいです」「第一志望は御社です」といった真面目な話をする場面がそれに当たります。

それ以外の場面では常に明るかった人が急に真剣な表情になれば、本気であることの信憑性が高まるでしょう。

このように、表情や声のトーンを変えるなどといった、自然なコミュニケーションを意識しながら真剣さを伝える練習をするのもおすすめです。

岡本啓毅

まとめ

既卒の自己紹介は流れを意識しながら、ポジティブな言葉を使うことを意識するのが重要です。

とはいえ新卒の就活とは異なり、既卒就活の場合は周囲に就活仲間がいるわけでなく、学校のキャリアセンターなども使えないため面接練習も難しくなってしまいますよね。

そんな時は、ぜひエージェントに頼ることも考えてみてください。

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