

この記事では、高卒求人の基本スケジュールや高校生の就職活動の流れ、さらに就活を成功させるためのポイントを解説します。
高卒で就職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
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高卒就職の仕組み

応募書類の提出や企業とのやり取りも学校を通して行われるケースが一般的です。
ここでは、高校生がどのような仕組みの中で就職活動を進めていくのか、高卒就職の基本的なルールや特徴について解説します。
学校推薦が中心
高校生の就職活動は、学校を通して応募する「学校推薦」が中心となっている点が大きな特徴です。
大学生の就職活動のように学生が個人で企業へ応募するケースは少なく、多くの場合は学校の進路指導担当の先生を通じて企業へ応募します。
生徒は学校に届いた求人票を確認し、その中から希望する企業を選び、先生と相談しながら応募先を決めていきます。
応募書類の提出や企業とのやり取りも学校を通して行われることが一般的です。
このような仕組みになっているのは、高校生が安心して就職活動を進められるようにするためです。
学校が企業との間に入ることで、労働条件や仕事内容が適切かどうかを確認できる他、生徒が無理なく就職活動を進められるようサポートする役割も担っています。
原則1人1社制
高校生の就職活動は、大学生や転職者の就職活動とは進め方が大きく異なります。
大学生の場合は、就職サイトから複数の企業に自由にエントリーし、同時に選考を受けることが一般的です。
一方、高卒就職では、最初の応募では原則として1人1社に応募するケースが多くなっています。
そのため、応募する企業を慎重に選ぶことが重要です。
行政によるルール
高校生の就職活動には、厚生労働省と文部科学省が示しているルールがあります。
これは高校生が学業に専念できる環境を守りながら、公平に就職活動を行えるようにするためのものです。
例えば、企業が高卒求人を提出できる時期や、学校に求人票が公開される日、応募書類の提出開始日、採用試験の開始日などが全国的におおまかに決められています。
こうしたルールに基づいて、企業や高校は採用活動や就職指導を進めていきます。
もし企業が自由なタイミングで採用活動を行ってしまうと、早い時期から就職活動が始まり、生徒が学業に集中しづらくなるかもしれません。
そのため、高卒就職では一定のスケジュールを設けることで、生徒が安心して進路を選べる環境を整えているのです。
参考:厚生労働省「令和9年3月新規高等学校等卒業者の就職に係る採用選考期日等を取りまとめました」
参考:労働基準監督署「Ⅰ 学卒求人活動のルール(規制と禁止事項、留意点) 」
参考:東京労働局「Ⅲ 新規中学校・高等学校卒業者の求人申込から採用まで」
高卒就職の基本スケジュール|求人公開から内定までの流れ


ここでは、高卒求人が企業から提出されてから採用試験、内定に至るまでの基本的なスケジュールについて、時期ごとの流れを解説します。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 6月1日 | ハローワークによる求人申込書の受付開始 |
| 7月1日 | 企業による学校への求人申込及び学校訪問開始 |
| 9月5日 | 学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日) |
| 9月15日 | 企業による選考開始及び採用内定開始 |
| 10月~ | 二次募集開始 |
高卒就職は、上記のようにあらかじめ決められたスケジュールに沿って進んでいきます。
早ければ10月頃には内定が決まる流れです。
最初の応募で内定に至らなかった場合でも、10月以降は二次募集が行われる場合があり、引き続き就職活動を進められます。
このように、高卒就職は短期間で一連の流れが進むため、各時期に何をするべきかを事前に理解しておくことが大切です。
参考:厚生労働省「令和9年3月新規高等学校等卒業者の就職に係る採用選考期日等を取りまとめました」
参考:東京労働局「Ⅲ 新規中学校・高等学校卒業者の求人申込から採用まで」
高校生の就職活動の流れ

ここでは、高校生の就職活動がどのような流れで進むのかを、時期ごとのポイントとともに紹介します。
| 時期 | 行動内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 高校2年 | 進路検討 | 就職か進学かを決め、興味のある職種を考える |
| 高校3年4~6月 | 就職説明会 | 企業の情報収集・自分の強みをまとめる |
| 高校3年7月~8月 | 求人確認 | 学校に届いた求人票を見て企業を比較・検討 |
| 高校3年7月~8月 | 職場見学 | 実際の仕事内容や職場の雰囲気を確認し、自分に合うか判断する |
| 9月 | 応募 | 志望企業を決めて応募書類を提出(原則1社) |
| 10月 | 内定 | 選考結果が出て内定、または次の応募へ進む |
高校2年生から高校3年生前半にかけては、進路を考える時期となり、就職を希望する場合は自分の興味や適性をもとに職種の方向性を整理しておくことが大切です。
7月になると学校に求人票が届くため、その情報をもとに企業を比較しながら応募先を検討します。
その後、9月に応募書類を提出し、面接などの選考へと進みます。
早ければ10月頃には内定が出るケースもあり、短期間で就職先が決まるのが特徴です。
このように、各時期ごとにやるべきことを理解しておけば、無理なく就職活動を進めやすくなります。
以下の記事は商業高校出身者が就きやすい職種、商業高校卒の強みや在学中に取得しておくとよい資格について解説しますので、参考にしてください。
監修者コメント
スケジュールだけでなく「準備の期間」も意識する
高校生の就職活動は、求人の公開や応募開始の時期などが決まっているため、スケジュールに沿って進んでいくことが基本です。
ただし、実際には求人が公開されてから企業を探し始めるのではなく、その前の準備がとても重要です。
自分がどのような仕事に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを早めに考えておくと、求人票が公開された際にも落ち着いて企業を比較できます。
高校生の就職活動は限られた期間の中で進むからこそ、事前の情報収集や進路について考える時間を確保しておくことが大切です。
準備を丁寧に進めることが、納得できる企業選びにつながります。

岡本啓毅
高卒就職を成功させるためのポイント

仕事内容をよく理解したり、複数の求人を比較したりすれば、納得できる就職につながります。

ここでは、高卒での就職活動をスムーズに進めるために意識しておきたいポイントを解説していきます。
ぜひ、実際の就職活動時に意識しながら臨んでみてください。
早めに職種を決める
高卒で就職活動を進める際は、できるだけ早い段階で希望する職種の方向性を考えておくことが大切です。
高校に求人票が届く7月頃になると、多くの企業の求人情報を1度に確認できるようになります。
その時点でどのような仕事に興味があるのかが決まっていないと、企業選びに時間がかかってしまうでしょう。
製造業や事務職、販売職など、職種によって仕事内容や働き方は大きく異なります。
そのため、学校生活の中で得意なことや興味のある分野を振り返りながら、自分に向いていそうな仕事を考えておくことが重要です。
あらかじめ方向性を決めておくと、求人票を見たときに企業を比較しやすくなり、応募先もスムーズに選びやすくなります。
学校の求人をよく比較する
高校生の就職活動では、学校に届く求人票が企業選びの重要な情報源です。
そのため、1つの企業だけを見るのではなく、複数の求人を比較しながら検討することが大切です。
求人票には給与や勤務時間、休日、勤務地、仕事内容など様々な情報が記載されています。
条件だけを見て判断してしまうと、実際の仕事内容や働き方がイメージと違うと感じる場合もあります。
企業によっては同じ職種でも業務内容や働く環境が異なるため、いくつかの企業を見比べながら特徴を理解していくことが重要です。
また、分からない点がある場合は進路指導の先生に相談すると、企業の情報をより詳しく知ることができる場合もあります。
面接対策を行う
高卒採用の選考では、面接が重視されるケースが多くなっています。
企業は応募者の経験よりも人柄や働く意欲を見て判断することが多いため、面接で自分の考えを明確に伝えることが大切です。
よく聞かれる質問には「志望動機」や「高校生活で頑張ったこと」「将来どのように働きたいか」などがあります。
これらの質問に対して、自分の言葉で説明できるように事前に準備しておくと安心です。
また、面接では話す内容だけでなく、挨拶や姿勢、言葉づかいなども評価のポイントです。
学校で模擬面接を行うなどして練習を重ねておくと、本番でも落ち着いて受け答えしやすくなります。
求人の条件だけで選ばない
企業を選ぶ際に給与や休日などの条件を確認することは大切ですが、それだけで応募先を決めてしまうのは注意が必要です。
条件が良く見える企業でも、仕事内容が自分に合っていなければ、働き始めてから負担を感じてしまう可能性があります。
長く働くためには、仕事内容や職場環境、自分の性格との相性なども含めて総合的に考えることが大切です。
例えば、人と関わることが好きな人であれば接客や販売の仕事が向いている可能性がありますし、コツコツ作業を進めることが得意な人であれば製造業などが合う場合もあります。
条件だけで判断するのではなく、自分がどのように働きたいかという視点を持つことが、就職後の満足度にもつながります。
職場見学にできるだけ参加する
高卒就職では、応募前や選考前に企業の職場見学が実施される場合があります。
可能であれば、この機会にはできるだけ参加するようにしましょう。
求人票だけでは、実際の仕事内容や職場の雰囲気まで詳しく知ることは難しいためです。
職場見学では、働いている人の様子や職場の環境、作業の流れなどを直接見れるため、入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなります。
また、通勤時間や職場の雰囲気が自分に合っているかどうかを確認できる点も大きなメリットです。
見学の際には、仕事内容や一日の流れ、研修制度など気になる点を事前に整理しておくと、より有意義な時間になります。
実際の職場を自分の目で確かめることは、就職後のミスマッチを防ぐ上でも大切なポイントです。
転職エージェントの活用も考える
高校卒業後に就職活動を行う場合や、既卒として仕事を探す場合には、転職エージェントを活用するという方法もあります。
転職エージェントでは、未経験者を歓迎している求人を紹介してもらえることがあり、自分に合った仕事を探すサポートを受けられます。
また、履歴書の書き方や面接対策についてアドバイスを受けられる点もメリットの1つです。
初めての就職活動では、どのように企業を選べばよいのか迷うこともありますが、キャリアアドバイザーに相談することで、仕事選びの視野を広げられます。
状況によっては、このようなサービスの活用も選択肢として考えてみるとよいでしょう。
以下の記事では高卒者が多い業界や、高卒で選択肢の幅を広げて、就職を成功させる方法について解説しています。
ぜひ合わせて読んで、参考にしてみてください。
監修者コメント
就職後の成長を意識した企業選びを
高卒での就職は「社会人としての第一歩」という意味合いが強く、最初の会社でどのような経験を積むかは、その後のキャリアにも影響する場合があります。
そのため、企業を選ぶ際には現在の条件だけでなく「どのような仕事を経験できるのか」「どのようなスキルが身に付くのか」という視点も意識してみるとよいでしょう。
例えば、研修制度が整っている企業や、先輩社員から仕事を学べる環境がある職場は、未経験から働く高校生にとって安心感があります。
最初から完璧な企業を見つける必要はありませんが、自分がどのように成長していきたいかを考えながら企業を見ることで、より前向きに就職先を選びやすくなります。

岡本啓毅
まとめ
高校生の就職活動は、大学生の就職活動とは異なり、求人の公開時期や応募開始日などがあらかじめ決められたスケジュールの中で進んでいきます。
そのため、このスケジュールを理解した上で、早めに進路について考えておくことが大切です。
また、求人票をよく比較しながら企業を選ぶことや、面接に向けて準備をしておくことも、納得できる就職につながる重要なポイントです。
高卒就職には独自の仕組みがありますが、基本的な流れを知り、落ち着いて準備を進めていくと、自分に合った企業を見つけやすくなります。
高校卒業後に就職活動をする場合や、既卒として学校を通さず就職活動を行う場合は、求人の探し方や面接対策を1人で進めるのが不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
そのようなときは、若手の就職・転職サポートに強い転職エージェントを活用する方法もあります。
UZUZでは、高卒・未経験から挑戦できる求人の紹介だけでなく、履歴書の作成サポートや面接対策など、就職活動の準備を丁寧にサポートしています。
就職活動の進め方に迷ったときは、専門のキャリアアドバイザーに相談しながら、自分に合った働き方を見つけていくことも1つの選択肢です。
気になった方は、ぜひお気軽に登録・相談してみてください。
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