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フリーターの末路とは?正社員との違いや就職のためのポイントを解説

フリーターの末路は悲惨・・・?

フリーターってそんなにダメかな?このままで良い気がするけど……?
若いうちはそう感じるかもしれませんね。ですが、年齢を重ねるごとに不利な場面が増えてしまうことは知っていますか?

夢のため、本当にやりたいことを探すため、新卒の就活で失敗してそのまま……。様々な理由でフリーターを続けている方もいるでしょう。

ですが、何も考えず流されるままにフリーターを続けていると、後悔してしまうかもしれません。

この記事では、フリーターを続けることで被るデメリットや、フリーターから正社員を目指すポイントを解説します。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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フリーターの末路が悲惨と言われがちな理由

この記事を読んでいる方の中には「フリーターのほうがいい」「フリーターでも不自由していない」と考える方もいるでしょう。

確かに若いうちは気にならないかもしれません。しかし、問題は「今」ではなく「将来」にあります。

その理由は、以下に挙げるような要因から。

  1. 正社員と給与の差がついてくるため
  2. 社会的信用が低いため
  3. 社会人の基盤となるスキルを身につけづらいため
  4. 受け取る年金が正社員などより少なくなるため
  5. 年齢が上がるにつれ就職が困難になるため

それぞれ確認していきましょう。

1.正社員と給与の差がついてくるため

年齢を重ねることでフリーターと正社員の間に生まれる大きな差のひとつは、収入面です。

20代前半のうちはそこまで差を感じにくいため、「フリーターのままでいい」と考える方も多いかもしれません。

ですが20代後半からフリーターと正社員の給与格差は広がり始め、だんだんと大きくなっていきます。

正社員の場合フリーターの場合
■定期的な査定で評価され、成果を上げれば年ごとの給与アップが見込める
■会社の業績や自身の活躍によってはボーナスの支給がある
■等級が上がるにつれ、ベースとなる給与水準が上がる
■多少時給アップすることはあっても、大きな昇給はない

上記で示したように、フリーターと正社員では給与アップの機会に大きな差があります。

これらが何十年も積み重なることで、生涯年収に大きな開きが生まれてしまうのです。

正社員とフリーターの賃金差を示すデータがあります。

下記は、厚生労働省が実施している「賃金構造基本統計調査」の令和4年度の、雇用形態別に見た月額賃金を示す表です。

                                   (単位  千円)

年齢層正社員の賃金正社員以外の賃金
全体328.0221.3
~19歳185.0170.1
20~24歳221.0196.2
25~29歳255.9212.3
30~34歳288.4215,5
35~39歳323.5213.3
40~44歳347.5217.6
45~49歳366.3212.8
50~54歳387.5211.9
55~59歳396.2216.7
60~64歳329.8254.3
65~69歳296.6220.9
70歳~272.9200.0

参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」(6)雇用形態別に見た賃金 表6-1

全体で10万円以上の開きがあり、35歳から59歳までの層で差がもっとも大きくなっています。

やはり、収入面での大きな差は否めません。

2.社会的信用が低いため

社会的信用とは「社会でどれだけの信頼性があるか」を示すもの。

どんな企業に属しているか、契約形態は何か、年収はどの程度か、といった情報をもとに決められており、支払い能力の有無などを確認する際に確認されます。

残念ながらあなた個人がどんなに信用できる人だとしても、「家賃を滞納しないだろうか」「ローンをしっかり払ってくれるだろうか」といった不安を感じてしまう人が多いのです。

一般的にフリーターは正社員より不安定であるとされており、以下のような不利益を被ってしまう機会が多くなります。

  • 賃貸の入居審査に通らない
  • クレジットカードを作れない
  • 車や家などのローンを組めない

3.社会人の基盤となるスキルを身につけづらいため

新卒として企業に入社すれば、まずは新人研修でビジネスマナーなどの働く上で必要な基礎知識を教えてもらうことが多くなります。

これらは基本的に、学校では教えてくれないものばかりです。

しかしフリーターの場合、そのような研修機会を与えられることは珍しいでしょう。

また、フリーターと正社員の権限や責任の違いによるスキルアップ機会の差も、だんだんと大きな影響を与えていきます。

正社員の場合、会議でプレゼンをしたり、新商品の開発に関わったり、部下のマネジメントに責任を持ったりします。

そういった実務を通じて、どの会社でも通用する「ポータブルスキル」を身につけていくのです。

ポータブルスキルとは
どの会社でも必要とされる社会人スキルのこと

以下はポータブルスキルの例ですが、フリーターという立場のままではこれらを身につけるのは簡単ではありません。

  • コミュニケーション能力
  • 論理的思考力
  • リーダーシップ
  • マネジメント能力
  • 対応力
  • 情報収集力

4.受け取る年金が正社員などより少なくなるため

正社員は厚生年金と国民年金の2つに加入できますが、フリーターは基本的に国民年金にしか加入できません。

そのため将来もらえる年金額は、必然的に正社員より少なくなってしまいます。

加えてフリーターは年金額のベースとなる給与も上がりにくく、同じ国民年金でも収める額が少なくなります。

そのため、そもそも同じ国民年金で比較しても、もらえる金額が少なくなりがちなのです。

5.年齢が上がるにつれ就職が困難になるため

これまで見てきたように、年齢が上がるにつれて正社員との差が開いてきてしまいます。

いざ30代後半で苦しさを感じたとして、フリーターから正社員になるには大きな壁があります。

それが、フリーター期間が長くなればなるほど、就職の難易度は上がるということ。

労働政策研究・研修機構が発表している資料では、以下のようなデータ(男性の場合)もまとめられています。

このようにフリーターを続けていくと、その分だけ就職成功率が下がってしましまうのです。

いざ年を取ってから「やっぱり正社員のほうがいい」と思っても、年齢が高いとそれすら難しくなってしまいます。

そのため、流されるままなんとなくフリーターを続けるようなことは可能な限り避けましょう。

また、このようなデータもあります。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構がまとめたデータで、非典型雇用(フリーター)から正規雇用(正社員)に移行した割合を年齢層別に示すものです。

2017年度及び、過去2回の調査結果を表にしました。

年齢2017年度調査正社員移行率2012年度調査正社員移行率2007年度調査正社員移行率
15~19歳29.9%16.4%12.0%
20~24歳32.7%21.9%22.2%
25~29歳25.5%18.3%19.7%
30~34歳18.1%13.0%13.4%
35~39歳15.5%10.9%11.7%
40~44歳15.6%10.2%11.5%

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③」P72図表2-44

2017年度は過去2回の調査と比較して、全体的に正社員移行率が高くなっていることが伺えます。

しかし、どの調査年度においても、30歳を境に正社員移行率が低下しています。

やはり、年齢が上がれば上がるほど、正社員としての就職が難しくなることは、間違いないようです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

動き出すなら早めの方が良いでしょう

現在フリーターで「正社員になった方が良いか?」と考えている方は、なるべく早く行動することをおすすめします。

もちろん、様々な事情で正社員を目指せなかった方もいるでしょう。

記事内でも言及されているように、年齢が上がれば上がるほど、フリーターから正社員になるハードルは高くなっていきます。

例えば接客業のアルバイトから企業の事務職や営業職に就くなど、未経験の職種を狙う場合は年齢が若い方が採用されやすい傾向にあります。

特に20代と30代では明確に求人の数も減ってくるので、少しでも選択肢を広げ可能性を高めるためにも、早めに動き出すようにしましょう。

フリーターから正社員になるためのポイント

そう言われると、確かにちょっと不安になってきたな……。でも、どうすれば社員になれるの?
フリーターから正社員になるためには、次の5つのポイントを覚えておきましょう!
  1. 自己分析を行い向いている仕事を考える
  2. 未経験者向けのエージェントを活用する
  3. 派遣社員・契約社員から始めることも視野に入れる
  4. 資格を取得し働く意欲をアピールする
  5. 積極的にエントリーする

それぞれのポイントを確認していきましょう。

1.自己分析を行い向いている仕事を考える

就職活動を始めたら、自己分析を行い自分の適職を考えてみましょう。

ここで「自己分析」と聞くと、マインドマップや自分史作りのような方法を思い浮かべる方もいますが、そういったことを行う必要はありません。

自己分析を行う目的は、ただひとつ。それは「自分に合った仕事を知るため」です。

面接で話すエピソードを洗い出すためでも、自分自身を深く知るためでもありません。

就活で多くの人が抱えてしまうのが「自分の適職が分からない」という悩みです。

自分に合った仕事が分からないがゆえに、色々な会社や業界を見ても興味が持てない。結果的に就活にも挫折してしまう。

しかし自分の適職が分かれば、目指す方向性が見えてくるので、企業研究などはもちろん就活自体もスムーズに進められるようになります。

そしてこの適職を知るための自己分析ツールとしておすすめしたいのが、UZUZのLINE公式アカウントで行える「適職診断」です。

以下のUZUZ LINE公式アカウントを友だち追加するだけで、誰でも無料で診断可能です。

診断の所要時間はわずか3分。11個の質問に答えるだけで、自分に合った仕事を知ることができます。

以下の動画では、この適職診断を使った自己分析方法をさらに詳しく解説しています。

就職活動の指針となってくれるツールなので、ぜひお試しください。

2.未経験者向けのエージェントを活用する

エージェントとは、求人紹介や就職相談といった就活サポートを行ってくれるサービスのことです。

選考状況に応じて、書類添削や面接対策を行ってくれるところもあります。

そんなエージェントの中には、未経験者向けのものが存在しています。

彼らは、正社員経験がない方でも採用されやすい求人を多く保有し、フリーターの就活サポートにも多数の実績を持つ、いわば「未経験就活のプロ」です。

経験者や転職者をターゲットにしたエージェントよりも濃いノウハウを持っているため、必然的に就職成功率は高くなります。

私たちUZUZも、面接対策などの手厚い就活サポートを行っています。

フリーターの方向けの求人も多数ご用意しているので、気になる方は以下をチェックしてみてください!

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3.派遣社員・契約社員から始めることも視野に入れる

フリーター歴が長くなると、なかなか採用につながらないというのは前述のとおりです。

そこで、すぐに正社員になることにこだわらず、派遣社員・契約社員としてまず就職し、正社員へのキャリアアップを狙うという方法もあります。

正社員登用制度がある会社を探すのも良いでしょうし、「紹介予定派遣」を利用してみるのも良いかもしれません。

紹介予定派遣とは、最長6ヶ月の勤務を経て企業と派遣社員が双方合意すれば、派遣先の企業で直接雇用される制度のこと。

場合によっては「契約社員として直接雇用」というケースもありますが、フリーターよりは安定的に働けます。

また、一旦フリーターでなくなれば、その後の就活でも有利になっていきます。

まず派遣社員・契約社員になってから、もう一度正社員向けの就活をしてみるという方法もおすすめです。

4.資格を取得し働く意欲をアピールする

スキル重視の仕事で正社員を目指す場合は、就活と並行して資格勉強を進めるのも手です。

例えば、後述する「ITエンジニア」は、未経験者にも採用の間口を広げていることが多い職種です。

実務経験がなくても、求職者のポテンシャル次第で採用してくれる可能性は高く、面接の時点で業務に関わる資格を取得または勉強していれば、企業への大きなアピールにつながります。

ですが、取得したとしても働く意欲のアピールにつながらない資格もあります。

働く意欲のアピールにつながらない資格一例
  • MOS
  • 簿記検定
  • 秘書検定
  • TOEIC(800点未満)

これらの資格が必要となる仕事(事務職や英語を使える仕事など)は、人気が高く応募数も多いのが特徴です。

そういった求人には、資格取得者はもちろん実務経験者も多数集まるので、就業経験がないフリーターが資格を取っても、残念ながら大きなプラスにはなりません。

資格は「取得しなければその仕事に就けない」「取得することで就活が大きく有利になる」場合にのみ、力を入れましょう。

5.積極的にエントリーする

フリーター歴が長くなってくると、書類選考にもなかなか通過しなくなってきます。

そこで1~2社だけでなく、5〜6社ほどまとめて応募することをおすすめします。

ここでのポイントは、積極的な姿勢は保ちつつ、一度に何十社も応募しないことです。

新卒就活とは異なり、中途入社の場合は内定承諾期限が設けられています。

何十社も応募したことで、ほかの気になる会社の選考結果が出ないまま内定承諾をするのはモヤモヤしてしまいますよね。

まずは入社希望が強い企業に応募し、その企業の選考がひと段落ついたら新たに企業を補充する、という方法が効率的でおすすめです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

まずはできることから始めましょう

フリーターとして長く働く方の中には、ご自身の現状に焦りを感じつつも、就職活動に向けてなかなか動き出せない方もいるかもしれません。

まずは「今のあなたができること」から始めてみましょう。

最初は現在の職場で正社員になる道を聞いてみたり、周りの人に相談してみたり、個人で調べたりすることからで十分です。

いきなり就職に向けた大きな目標を達成しようとするのではなく、今の生活で確実に達成できる小さな目標を設定し、少しずつ目標達成していくことをおすすめします。

もし自分だけでは正社員になるための道筋が見えないという方は、お近くのハローワークに行ったり、転職エージェントに相談してみると良いかもしれません。

フリーターから就職しやすい業種・職種5選

フリーターが就職しやすい仕事

フリーターでも雇ってくれやすい業界とか企業ってあるの?
人手不足の業界だったり、ポテンシャルを重視している業種・職種は、フリーターのような未経験者の採用にも積極的です!

特におすすめの仕事は次の5つです。

  1. 施工管理
  2. 介護職
  3. 営業職
  4. 販売・サービス職
  5. ITエンジニア

それぞれおすすめの理由を確認していきましょう。

1.施工管理

施工管理は、工事現場などでまとめ役として業務全体の管理を行う仕事です。

“施工”と名がついていますが、重い物を運んだり建築したりといった仕事ではなく、そういった仕事を行う人たちを管理する指示役です。

インフラを整備する仕事はいつの時代も必要とされており、人手不足の業界でもあります。

加えて施工管理は資格がなくても就職できるため、未経験から挑戦するのにおすすめの仕事です。

さらに就職後は、「2級建築施工管理技士」や「1級建築施工管理技士」などの国家資格を取得できるため、将来性もあります。

しかもこれらの職種は、実務経験が必要なのでまずは施工管理に就かなければなりません。

なお、施工管理について詳しく知りたい方は以下の記事もご確認ください。

2.介護職

日本の少子高齢化についてはみなさんもご存知のとおりです。そのため、介護職は人手不足の業界となっています。

介護職も未経験から挑戦しやすく、なおかつ社会的な需要が高まっていくため将来性もある仕事です。

介護職は「介護職員初任者研修」という資格取得を応募条件としているケースが多いため、就職前に取得しておきましょう。

この資格は合格率が90%以上なので、落ち着いて受験すれば未経験でも問題なく受かるのではないでしょうか。

また、就職後に上位資格である「介護福祉士実務者研修」を取得することで、さらに高度な職に就いて収入を上げられるという点もおすすめポイントです。

3.営業職

就職時に必要な資格がないため、営業職は未経験者におすすめの職種です。

コミュニケーション能力など、接客・販売・飲食といったアルバイトでの経験を活かしやすい能力で活躍できるのも魅力のひとつ。

また、実力次第で昇進・昇格しやすいため、収入面での遅れを取り戻したい方にぴったりです。

なお営業職といっても、顧客相手によって2種類に別れる点に注意しておきましょう。

  • 個人営業(BtoC):一般ユーザーに対し営業を行う
  • 法人営業(BtoB):企業などの団体向けに対し営業行う

法人営業は相手が企業であるため難易度が高く、採用ハードルも高めです。まずは個人営業を目指すことをおすすめします。

4.販売・サービス職

販売・サービス職も慢性的な人手不足が生じており、フリーターからの就職がしやすい職種といえるでしょう。

特別な資格やスキルが必要なわけではなく、未経験からでも十分に活躍できるチャンスがあります。

実績を上げ、マネジメントスキルを身につければ、若いうちから店長やマネージャーなどの管理的なポストにつくことも可能です。

アルバイトで接客経験があれば経験を活かせますし、人と接することが好きであれば楽しく仕事ができるでしょう。

5.ITエンジニア

ITエンジニアは、近年のITの発展により慢性的に人手不足の傾向があります。

資格や成果物でスキルを判断しやすいため、勤務経験なしでも採用されることが多いこともおすすめの理由です。

さらに、ITエンジニア職でも「プログラマー」と「インフラエンジニア」は未経験からでも採用されやすく、特におすすめです。

プログラマーインフラエンジニア
プログラミング言語を使ってシステムを開発する仕事。
未経験でもプログラミング知識を保有していれば就職可能。
システムが稼働するインフラ環境を整える仕事。
未経験でもサーバー・ネットワークの知識があれば就職可能。
※入社後に研修を用意している企業も多く、プログラマーより採用間口が広め

ITエンジニアに就職するためにスキルを身につけたい方は「ウズウズカレッジ」の活用もご検討ください。

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ウズウズカレッジではITエンジニアを目指すための就業支援を行っており、用意しているコースは以下の3つです。

  • Javaコース
  • CCNAコース
  • LinuCコース

Javaコースでは、プログラミング言語の中でも需要が高いJavaを学ぶことができます。

CCNA・LinuCコースでは、インフラエンジニアへの就職で有利になるCCNA・LinuCの資格を取得することが可能です。

その他にも、優良なIT企業の紹介やエンジニア就職に関する相談なども行っているので、スキル取得から就職まで一貫してサポートを受けたい方はぜひ試してみてください。

フリーターから正社員を目指す際の注意点

よし! なんか自信が出て来たぞ。僕も正社員、目指してみるかなぁ~
それでは最後に、フリーターから正社員を目指す際の注意点を3つお伝えします。少しでも就職成功確率を高めたいという方は、ぜひ意識してみてくださいね。
  1. できるだけ早めに就職活動する
  2. 「100%の求人はない」という認識を持つ
  3. 年齢が上がるにつれて求人が少なくなる現実を理解する

それではそれぞれ確認していきましょう。

1.できるだけ早めに就職活動する

フリーター歴が長いほど正社員採用されにくくなるとは、お伝えしたとおり。そのためフリーターの方は、できるだけ早めに就職活動を始めましょう。

20代後半から30代、30代後半……と進むにつれて、さらに就活は厳しくなっていきます。

「“今”が自分の残りの人生の中で、一番若い時期」というのも、よく聞く言葉ですよね。

若さが武器になっているうちに動き出せば、何かしらの成果を得られるはずです。

2.「100%の求人はない」という認識を持つ

少し残念かもしれませんが、100%自分に合う求人はない、という認識を持ちましょう。

すべての希望を叶えられる求人を見つけるのは難しく、そこに就職するのはさらに困難です。こだわりが強すぎるとせっかくの就職機会を逃してしまうかもしれません。

自分にとって絶対に譲れない条件を3つ程度挙げておき、それ以外は妥協することも視野に入れてみてください。

もちろん、30点や40点の企業に就職するのは避けるべきですが、まずは70点の会社でもいいのでひとまず就職することを目指しましょう。

そこでスキルと経験を積んだのち、理想に近い企業へ転職することをおすすめします。

3.年齢が上がるにつれて求人が少なくなる現実を理解する

何度かお伝えしていますが、年齢が上がるにつれて受けられる求人は大きく減っていきます。

求人数と年齢の関係

また、例えば年齢以外が同じ能力・経歴を持った求職者がいた場合、若い方が採用されてしまう可能性は十分あります。

そのため、若いうちからとにかく今すぐ動くことを念頭に置いてください。

フリーター歴が長い方は、これまでご紹介した以下のようなポイントを押さえ、少しでも選考通過率を高められるようにしましょう。

  • 正社員登用制度がある企業に派遣・契約として入社する
  • エンジニア職、介護職など人手不足が深刻な仕事を選ぶ
  • 未経験者向けエージェントに就職サポートを行ってもらう

フリーターの末路を左右する社会情勢の変化とは

フリーターの末路を左右する社会情勢の変化とは?

近年はVUCA(変化が激しい現代を表す用語)という言葉の通り、先行きを見通すことが難しい時代です。

今後の社会情勢も大きな変化が見込まれるため、フリーターの末路も予測が難しいものになってきます。

ここでは、現時点で予測される、フリーターの末路に影響を与えるかもしれない社会情勢について解説します。

予測できない将来

テクノロジーの発展が加速する近年では、新たなビジネスがどんどん生まれています。

反面、これまでは順調であったビジネスモデルが、通用しなくなるケースも出てきはじめました。

この傾向は今後も加速し、あらゆるビジネスも将来を予測することは困難です。

もし、今フリーターとして働いている企業のビジネスが、時代の流れにより廃れていくとしたらどうでしょうか。

非正規雇用であるフリーターから、職を失う可能性が高くなるのです。

AI技術の発展

近年のAI技術の発展には、目を見張るものがあります。

2015年には野村総合研究所によって、「日本の労働人口の49%にあたる仕事が、AIの導入により20年以内に失われる」という予測が出されたほどです。

AIに代替されやすい仕事のほとんどは、決められた手順で行われるルーティンワークです。

現在、企業においてルーティンワークの担い手となっているフリーターに、直接的な影響が及ぶことは避けられないかもしれません。

参考:野村総合研究所「​​日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」

雇用形態や働き方の多様化

近年の社会情勢の変化は、フリーターにとって悪いことばかりではありません。

雇用形態や働き方の多様化により、あえて正社員という働き方を選択しないという人も増えています。

スキルを身につけ、フリーランスとして働くことも、働き方の一つとして一般的に認知されるようになってきました。

ビジネスとして通用するスキルを身につけさえすれば、正社員を目指す以外の選択肢もありうるのです。

雇用の流動化

終身雇用の維持が困難になり、雇用が流動化している現代では、個々の人材のスキルが重視されるようになってきました。

現代の労働市場において高く評価されるのは、一定のスキルを有し即戦力として活躍が見込める人材です。

スキルの蓄積が図れない環境で長く働き続けることは、正社員を目指すうえで大きなリスクと認識するべきでしょう。

フリーターとして働き続けることにより、正社員としての就職は難しくなることは間違いないようです。

まとめ:フリーターからの就活はUZUZへの登録・相談から

フリーターでいることの不利益を実感し、正社員になりたいと感じる頃にはすでに正社員就職はかなり難しくなっている……。

そんな状況から「フリーターの末路は大変なものである」と言われがちです。

この記事を読んで危機感を抱いた方は、今すぐにでも行動に移しましょう。

これまで就職活動をした経験がない方や、就職活動をしたものの就職できなかった方は、UZUZなどのエージェントを活用するのがおすすめです。

私たちUZUZに在籍しているキャリアアドバイザーは、全員が既卒・第二新卒の経験者。

そのため、どのエージェントよりも皆さんの不安な気持ちに寄り添ったサポートができます。

現状に不安を感じているフリーターの方は多いと思いますが、自分の現状を理解しつつポイントを押さえて就活すれば、満足できる企業に就職できます。

できるだけ早く、ポイントを明確にして、ぜひ就活を成功させてください!

これまで紹介した情報をはじめ、フリーターの就職活動についてまとめた動画もあるので、記事と合わせてチェックしてみてください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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