高卒でも職種・業界の選び方や目指し方によっては、勝ち組を狙うことができます。
ちなみにここでの勝ち組とは、「年収が平均(2022年度で443万円)より高く、安定した職業に就いている人」と定義します。
ただし、勝ち組かどうかということは、収入面だけで推し量れるとも限らないため、いち参考として考えていただければ幸いです。
参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
- 勝ち組になった時のメリット
- 高卒でも勝ち組を狙える条件
- 高卒でも勝ち組になれる職業8選
- 高卒でも勝ち組をめざす方法
勝ち組になった時のメリットや条件、職種・業界、目指し方を徹底解説します!
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高卒で勝ち組になった時のメリットとは?
高卒で勝ち組になれると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
大事なのは以下の視点です。
- 収入
- キャリア
- ポスト
こちらの側面から、勝ち組になれるメリットを解説します。
高い年収を稼げる
勝ち組のメリットはなんといっても「高収入を得られること」。
前述の通り、勝ち組とは「比較的高い収入を得られる人」と定義されます。
「高卒=低収入」というイメージをもっている人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れません。
仕事を通じて成功・勝ち組になることで、高い収入を得られます。
生活が潤い「結婚したい」「子どもをもちたい」という夢も叶いやすくなるのです。
また、収入は大きなやりがいにつながります。
高い年収を得られると達成感がありますよ!
自分でキャリアを選べる
今や、終身雇用は古い考え方になりつつあります。
たとえば高卒で数年間働いてキャリアを築くと、どんなメリットがあるでしょうか。
最初の会社で積み上げた実績とスキルを武器に、より好条件の企業に転職することもできます。
つまり選択肢が広がり、自分の望む働き方や職種を選ぶことも可能になるのです。
自分でキャリアを選べるようになれば、人生勝ち組です!
若いうちから責任あるポストに就ける
高卒で働くということは、大卒のライバルよりも早いスタートが切れるということです。
仮に高校卒業後すぐ就職し、4年間一生懸命働いて高い評価を得たとしましょう。
同年齢の人材が大学を卒業して入ってきた時にはあなたはすでに「先輩」という立場です。
責任ある仕事をまかされる確率も高くなっているはず。
職場の中で中心的な存在となり、やりがいを感じることができます。
この「やりがい」「責任あるポスト」も、勝ち組の大きなメリットです。
高卒就職で勝ち組・高収入を狙える条件
勝ち組のメリットがお分かりいただけたでしょうか。
しかし、どんな仕事でも勝ち組を狙えるわけではありません。
「がんばって働きさえすれば勝ち組になれる」というのは大きな誤解なのです。
勝ち組になるためには、以下の条件のうちいずれかを満たすことが重要です。
- 学歴が重視されない職業であること
- いわゆる「3K」であること
- 人で不足の業界であること
- スキルを活かせる業界であること
ここを間違えると、どんなに働いても勝ち組にはなれないので気をつけましょう!
学歴が重視されない職業であること
高卒が直面する一番の壁、それは「学歴」です。
学歴重視の選考では、高卒にはまず勝ち目がありません。
なんとか入社できたとしても、昇進やキャリアアップに学歴が反映されるような職場では、「がんばっているのに出世できない」という残念なことになってしまいます。
ここで大事なのが「職業選び」です。
学歴がなくても、スキルや強みがあれば収入に反映される職業を選ぶことが重要。
「学歴が重視される職業」を避けて選びましょう。
いわゆる「3K」であること
3Kとは、「きつい」「危険」「汚い」の3つの条件のことです。
これらの条件の仕事は希望する人が少ないため、需要が高いのです。
つまり「高い給与を払ってでも人を集めたい」という企業が多いということ。
「体力に自信がある」「少しくらい汚い環境でも平気」「根性なら誰にも負けない」という人にはおすすめです。
とはいえ「3Kはできる限り避けたいな……」
そう思った人もいることでしょう。
もちろん、俗に言う「3K 」でなくても勝ち組・高収入は十分狙えます。
選択肢として「こういった仕事もある」のだと、頭に入れておく程度でOKです。
人手不足の業界であること
労働力不足は今や社会的な問題となっています。
全般的に人手が足りない状況ではありますが、たとえば介護業界など、特に人手不足に悩んでいる業界が存在します。
このような人手不足の業界では、人を集めるために他の業界より高い給与を提示する傾向があります。
また、好条件なのは給与だけではありません。
待遇もよく、長く働き続けることができる環境も整えられている場合が多いのです。
スキルを活かせる業界であること
「誰にでもできる仕事」では、高収入は望めないと考えてよいでしょう。
すなわち「手に職をつけた」状態であれば、勝ち組への道が見えてくるということ。
そのためには自分の強みを明確にし、必要に応じてスキルを身につけることが大事です。
もう一つ大切なのが職業選び。
「スキルがあっても報われない」職業ではなく、「実力や成果が給与に反映されやすい」職種や企業を選びましょう。
また、せっかく身につけたスキルは多方面に活かすことでより収入UPにつながります。
会社以外からも収入を得られる「副業可」の職場を選ぶのもGoodな選択です。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
代わりがいない人材になろう
日本全体で労働力不足が深刻化しています。就職活動でも「売り手市場」と言われ、どちらかといえば内定が取りやすい状況です。
しかし、あくまでそれは「就職先を選ばなければ」の話。
給与が高い企業や大手有名企業、福利厚生が充実している企業では高卒は厳しい戦いを強いられがちです。
そんな中、就活を有利に進めるためには「あなたでなければならない」理由が必要。
高卒だからとあきらめずに資格をとったり、これまでの部活やアルバイトの経験から得たことを言語化したりして、「代わりがいない人材」であることをアピールできるようにしましょう。
企業にとっては学歴よりも「スキルや強みのある貴重な人材」であることの方が魅力的な場合も多いのです。
高卒でも勝ち組になれる職種・業界
上述の条件を満たす職種や業界、つまり高卒でも勝ち組になれる職種・業界は以下の通りです。
- 営業職
- 事務職
- 公務員
- 製造業
- 飲食業
- 介護・福祉職
- ITエンジニア
- 起業家
それぞれ具体的に解説していきます。
営業職
自社の商品やサービスを知らない顧客に対しセールスを行い、購入や契約を促す仕事が「営業職」です。
営業は実力主義の世界。
学歴よりも人柄重視、実力重視の傾向があります。
歩合制で給与が決まることも多いため、成果をあげれば即高収入に結びつくというメリットも。
- コミュニケーション力に自信がある人
- ライバルに勝ちたいという闘争心がある人
- 人の話を聞いてニーズを汲み取ることが得意な人
- 自分が良いと思ったものを相手に薦めることが好きな人
以上の人におすすめできる職種です。
事務職
事務職とは、書類の作成や処理、データ入力などの事務作業を行う仕事です。
電話応対・来客応対などを担当することも多く、人当たりの良さも求められます。
突出した高収入は望めませんが、安定した収入が得られるのが事務職の特徴。
比較的残業が少なく、ワークライフバランスも保証されている企業が多いです。
高い学歴や特別な資格がなくても働くことができる事務職は、高卒に人気がある職種の一つ。
基本的なPCスキルや一般常識は必要なので、身につけておくと有利ですね。
細かい作業に黙々と取り組める人にはおすすめの職種です。
公務員
「公務員」というと、大卒でなければなれないと思い込んでいる人もいますが、そんなことはありません。
仕事内容によっては、高卒でも採用の枠があるのです。
もちろん、公務員になるためには「公務員試験」に合格することが必須であり、決して簡単ではありません。
しかし一度合格してしまえば、そのあとはずっと安定した人生が送れるのが大きなメリット。
行政のサービスに携わる仕事なので、住民のことを第一に考え、上からの指示に従って業務をこなすことが求められます。
- 人のために役立つ仕事がしたい
- とにかく安定した生活を送りたい
- 上司の指示に従い、粛々と仕事をするのが得意な人
以上のような人にはおすすめです。
製造業
製造業とは、工場勤務など「ものづくり」に関する仕事です。
一般的には「勝ち組」のイメージはないかもしれません。
でも実は、コツコツ働き続けることによって責任者や工場長など管理職のポストも見えてくる職種なのです。
製造業は専門性や知識、経験がものを言う世界。
その職場で「欠かせない人材」となれば、かなりの収入アップが望めます。
- ものづくりが好き
- 同じ作業を長時間続けられる
- 手の器用さには自信がある
- 上司からの指示に忠実に従える
以上のような人にはおすすめです。
飲食業
レストランや料亭など、食べ物を提供する職場で働く飲食業。
プロの料理人としてやっていくのはもちろん簡単なことではありません。
しかし、手に職をつければそれは一生モノ。
また調理や接客のスキルを向上させることで、将来的には独立・開業という選択肢も見えてきます。
アルバイトからスタートし、働きぶりが評価されて正社員になるというパターンも大いにあります。
学歴に自信がない高卒の人にとっては魅力的ですね。
介護・福祉職
高齢者や障害のある方向けの施設で働く、介護・福祉職。
こちらの業界は慢性的な人手不足にあえいでおり、非常に就職しやすいといえます。
他の職種と比べ「高収入」とはいえないのも事実ですが、安定性と需要があるという点が大きなメリットです。
人の役に立っている実感が得られ、やりがいを感じられるのもいいですね。
高齢者や障害のある方など、サポートが必要な人と接することが好きな人にはぴったりです。
ITエンジニア
プログラマーなど、IT関連のエンジニア職は深刻な人手不足に悩んでいます。
そんな中IT関連のスキルがある人は引く手あまた。好条件での就職が叶いやすいといえます。
業界全体として、これまでに挙げたどの職種よりも平均給与が高いのもおすすめポイント。
副業可としている企業が多く、多方面から収入を得ることも可能です。
リモートワーク可能で家庭も大事にできる環境なので、より「勝ち組」に近づくことができます。
「ITエンジニア」というとエリートのイメージがあるかもしれませんが、実はスキルさえあれば、学歴は一切問われない職種です。
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起業家
自分なりのビジネスプランがある人や野心家には、思い切って「起業家」になるという選択肢もあります。
提供するサービスや商品が多くの人に受け入れられれば、かなりの高収入を得ることも可能です。
また「自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる」のも大きなメリット。
成功した起業家の中には、「旅をしながら働く」「育児に注力しつつスキマ時間で働く」という働き方をしている人もいます。
ただし、いきなり無一文からの起業はリスクが高いもの。
まずはどこかの企業に入り、スキルや人脈を築いてから起業する方が安全でしょう。
高卒で勝ち組をめざすための方法
前項で、「高卒でも勝ち組になれる職業」を紹介しました。
さっそく「勝ち組をめざしたい!」と思った人も多いのではないでしょうか。
実は、高卒でも勝ち組をめざすには「コツ」があります。
高卒で勝ち組をめざす方法
- 自己分析を徹底する
- 希望条件と待遇を明確にする
- 実力主義の会社を探す
- 将来性をアピールする
- 就職/転職活動でプロの力を借りる
以上のことをやらずに就職・転職活動をしてしまうと、ブラック企業を選んでしまったり、キツイ仕事なのに給与が低いといったことにもなりかねないので注意が必要です。
それぞれの方法について見ていきましょう。
自己分析を徹底する
学歴が低い場合こそ「自分自身の強みをどう活かすか」が非常に大切です。
そのためには、自己分析を徹底することが必要。
自己分析を通して、これまで気づかなかった強みや向いている仕事に気づけるからです。
- 高校卒業まで得たスキルや資格
- これまで得意だったことや人にほめられたこと
- 子供の頃から好きだったこと、時間を忘れて取り組めること
以上の事柄を書き出すことから始め、「自分がどのような業種、職種で働きたいのか」「どんな働き方をしたいのか」を考えることにつなげていきましょう。
希望条件と待遇を明確にする
自己分析をしたら、次に自分なりの「就職の軸」を明確にしましょう。
あなたが求めているのはどんな待遇でしょうか。
どんな労働条件で、どれくらいの収入を得たいですか?
逆に我慢できるポイントはどこでしょうか。
それらを明確にすることによって、効率よく企業を探すことができます。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
希望条件には優先順位をつけて
「同じ高卒の人より高い給与が欲しい」「土日祝日などカレンダー通りにしっかり休みたい」「高卒でも出世のチャンスが与えられる仕事がいい」など、考えられる希望条件はたくさんあります。
しかし、全てを同時に叶える仕事というのはまずありません。
あれもこれもと考えていると、結局どの条件も中途半端にカバーしているような仕事しか見つけられない恐れがあります。
そこで大事なのは、あなたが仕事に求めるものは何なのかとことん考え、優先順位をつけることです。
加えて「多くても上位3位以内」で条件を絞った方が、企業を探しやすいというメリットもあります。
「これだけは譲れない」というものを明確にし、重要度の高い順に絞っていくようにしましょう。
実力主義の会社を探す
前述したように、学歴主義の会社では高卒で良い待遇を得ることは難しいです。
しかし学歴以外の部分で社員を評価するところも数多くあります。
実力主義を掲げている会社や、社長自身が高卒という会社を探すと良いでしょう。
ただし、学歴を問わない企業の中にはブラック企業も混じっている可能性があります。
自分1人で探そうとするとブラック企業に当たってしまうこともあるので、就職エージェントを利用するのが安心です。
将来性をアピールする
書類選考や面接でのアピールの仕方はとても重要です。
「学歴はないけれど将来性がある」ことをアピールしましょう。
ただし、むやみに自分を売り込んでも逆効果になることもあるため、アピールの仕方を押さえるのが大切です。
書類の書き方や面接のテクニックは、プロのキャリアアドバイザーに教えてもらうのが近道です。
就職/転職活動でプロの力を借りる
高卒が勝ち組をめざすためには、1人で戦うことはおすすめできません。
思わぬ回り道をしてしまったり、ブラック企業であることに気づかず入社してしまったりするリスクがあるからです。
前項で述べたように、書類作成や面接準備ではプロの力を借りることが就職/転職を成功に導きます。
高卒の就職/転職活動が得意なエージェントに登録し、プロであるキャリアアドバイザーの力を借りましょう。
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ウズキャリのおすすめポイントは3つ。
①高い定着率
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新規高卒就職者の離職率が36.9%であることを考えると、この定着率は驚異的です。
参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」
プロのキャリアカウンセラーが本人の適性・性格・希望を見極めた上で仕事を紹介するため、入社後のミスマッチを極端に抑えられるのがその理由です。
高卒の就活で陥りがちなのが「ブラック企業に就職してしまうこと」。
ウズキャリでは、自社基準に基づきブラック企業を徹底排除しています。
ブラック企業を排除していることも、高い定着率につながっているのです。
②サポート時間は他社の10倍にも及ぶ20時間以上
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まとめ
平均以上の収入を得て、自分の望む生き方をする「勝ち組」。
高卒でもその「勝ち組」を狙うことは十分可能です。
ただし、そのためには職業選びと戦略的な就職/転職活動が重要なポイントとなります。
1人で行動するのではなく、強力なサポートをしてくれるエージェントに登録することは必須。
高卒の強みを活かした就職を叶え、勝ち組になりましょう。
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