
ネット上の極端な意見を目にして不安を感じている方は多いかもしれません。
しかし結論からいえば、それらの情報の多くは事実を歪曲しているか、ごく一部の特異な事例を誇張したものです。
この記事では、人材紹介会社である弊社UZUZの代表である岡本による動画を元に「Z世代の就活」の現実について解説していきます。
▼この記事の元になった動画はこちら
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
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Z世代は就活でお見送りされやすいって本当?


「Z世代は扱いづらいから採用を控える」といった声が一部で上がっていると感じる方もいるかもしれませんね。
しかし実は、市場全体を見渡すと全く異なる景色が見えてきます。
個別の印象論ではなく、実際のデータに目を向けることが重要です。
Z世代の就活が実際にはどんな状況に置かれているのか、ここで確認しておきましょう。
「Z世代は就活でお見送りされやすい」は数値的にはウソ

結論から述べると、数値で見れば「Z世代がお見送りされやすい」というのは明確なウソです。
文部科学省が発表したデータによると、2024年および2025年卒の大学生の内定率は98%台を記録しています。
これは、計測を開始してから過去のどの世代と比較しても歴代最高レベルの水準です。
Z世代では、歴代最高レベルの内定率が連続して出ているといえます。
企業がZ世代を敬遠しているどころか、実際には「喉から手が出るほど若手を欲しがっている」のが実態です。
就職を希望する多くのZ世代が企業から内定を得ており、世代全体として選考に通りにくいという事実は存在しません。
参考:文部科学省「令和6年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)」
退職代行で辞める人の根本原因は“Z世代のせい”ではない

最近、SNSやメディアで「退職代行を利用してすぐに辞めるZ世代」が話題になり、それが世代特有の身勝手さであるかのように語られることがあります。
調査によれば、Z世代のおよそ16%が退職代行を利用、あるいは検討したことがあるという話もあるほどです。
しかし、これは「Z世代が特別だから」ではありません。
辞めやすい最大の要因は、現在の日本が好景気であり「空前の売り手市場」だからといえるでしょう。
人手不足が深刻化しているため、たとえ今の会社を辞めてもすぐに次の職場が見つかるという確信がもてる状況なのです。
景気が悪く転職先が見つからない「氷河期世代」だった時代には、不満があっても辞めるという選択肢が取れませんでした。
今の状況は「Z世代の性質」によるものではなく、社会構造と景気の波がもたらしている現象に過ぎません。
短期離職からエージェントを通じて、未経験職種への転職を成功させた方の体験記も確認してみてください。

監修者コメント
景気には波がある点には注意しておこう
現在は歴史的な売り手市場であり、新卒の内定率も最高クラスです。
転職も比較的容易にできるため、自分に合わない職場をすぐに離れる選択もしやすいでしょう。
しかし、これはあくまで現在の「好景気」に支えられた状況であることを忘れてはいけません。
景気には必ず波があり、上がる波のあとには下がる波がやってきます。
不景気になれば企業の採用意欲が減退しますし、その時期は必ずやってきます。
いつまでも今のような状況が続くとは限らない前提のもとで、今のうちに「どこでも通用するスキル」を身につけておく視点が重要といえるでしょう。
どこでも通用するスキルを身につけたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

岡本啓毅
「Z世代の新卒枠が減る」は本当か?


「大手企業が新卒採用を抑制し始めた」というニュースを耳にすることもあります。
これを聞くと「Z世代はチャンスが奪われている」と感じるかもしれませんが、その本質を読み解けば誤解であると分かります。
ここでは「Z世代の採用枠が減らされた」という件について、どう読み解けばいいのかを解説していきます。
「Z世代の新卒採用を減らす=新卒の採用枠が減る」ではない

一部の企業が新卒採用枠を減らしているのは事実です。
しかしそれは決して若手が不要になったわけではありません。
むしろ、現状の新卒採用の「効率の悪さ」を改善しようとする動きです。
新卒採用には、膨大な広告費や説明会の実施、長期にわたる選考など、人的・時間的なコストが莫大にかかります。
その一方で、転職する人が増えたという背景からも分かるように、転職市場には優秀な既卒・第二新卒といった「若手の中途採用候補者」が増えています。
新卒枠として無理に100人を集めようとして基準未満の候補者を採用するより、新卒枠を50人に減らして残りを既卒や第二新卒などの「通年採用」で埋めていくほうが合理的です。
つまり「無理な新卒採用の目標を減らした」ことによって、ようやく企業にとって適正な新卒採用数に落ち着いたと考えられます。
Z世代の就活は既卒・第二新卒のチャンスが増えている

かつての日本には、卒業後すぐに就職しなければならないという強固な「新卒神話」がありました。
そして企業側にも、「新卒社員を自社の社風に染めて鍛え上げる」というような新卒を優遇する文化も根強くありました。
しかし現在は、人気企業に新卒の応募が集中しすぎる一方で、多くの企業がたとえ優良企業であっても新卒採用に苦戦しています。
その結果、新卒にこだわらず「既卒や第二新卒を積極的に採用しよう」という舵取りをする企業が増えているのです。
これは、一度就職に失敗した人、ニートやフリーターとして過ごしてきた人にとっても選択肢が広がっていることを意味します。
Z世代にとっての就活は、「新卒カード」という一度きりのチャンスだけではなく、多様なルートから正社員を目指せる柔軟で有利な環境になっているといえるでしょう。
監修者コメント
新卒採用よりも中途採用のほうがコストが安い理由
新卒採用のコストが跳ね上がっている背景には、就活の長期化と内定辞退の増加があります。
少し前に「他社の内定辞退の強要」「自社への内定承諾の強要」が社会問題化し、その反動で内定承諾の強制を行わないようにする風潮が高まりました。
結果として、学生が複数の内定をキープしたまま就職活動を続けるのが一般的になったのです。
これに対して、企業側は懇親会やリクルーター制度で学生をつなぎ止めるために多額のコストをかけますが、それでも入社直前で辞退されるリスクを常に抱えています。
一方で中途採用は、内定出しから1ヶ月後には入社してくれることも多いため、採用計画が立てやすく、人的・時間的なコストも安くなりやすいのです。
こういったコスト構造の変化は、既卒や第二新卒にとっては追い風といえるかもしれませんね。

岡本啓毅
「Z世代は使えない」から即お見送りする企業もある?


SNSなどで「Z世代というだけで書類で落とす」といった過激な発言をする人事担当者を見かけることがありますが、結論からいえば全く気にしなくて大丈夫です。
基本的に、「特定の世代である」という属性だけで人を判断し、即お見送りをするような人が人事を務める会社はありません。
わざと炎上させて注目を集めることが目的の投稿なので、鵜吞みにしないほうがいいでしょう。
また、もし万が一そのような会社があったとしても、そんな会社は自分にとって「就職する価値がない」ため、わざわざ面接まで労力をかける必要はないでしょう。
そもそも、個人を見るべき採用の場で「世代」という一括りのレッテルで判断を下せるはずがありません。
むしろ選考で落としてもらった方が、ミスマッチな環境に入るリスクを回避できてありがたいことかもしれません。
まとめ
Z世代の就活については、ネガティブな噂や不安を煽るような情報に触れることがあるかもしれません。
しかし、実態は歴代最高レベルの内定率と既卒・第二新卒に対する需要の拡大という、非常に恵まれた状況にあります。
ネット上の炎上目的の投稿や極端な意見を鵜呑みにせず、目の前にあるチャンスを着実につかみ取ることが重要です。
今の自分にどのような企業が合っているのか分からない、あるいは不安で一歩が踏み出せないという方は、ぜひ一度、就職エージェントに相談してみてください。
私たちUZUZも就職・転職エージェントを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職を支援してきました。
そのほか、みなさん個人にあった就活の進め方を一緒に考えることもできます。
少しでも不安がある方や気になることがある方は、ぜひ一度ご連絡ください。
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