もくじ

第二新卒から、コンサルタントへの転職を目指す人もいるのではないでしょうか。
コンサルタントは、高い年収と成長機会をもつ魅力的なキャリアですが、その選考は厳しく、特別なスキルが求められます。
この記事では、コンサルタントの仕事の基礎から、第二新卒が内定を勝ち取るために重要な3つのスキル、そして失敗しない転職方法まで解説します。
コンサルタントに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
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コンサルタントとは?まずは基礎知識をおさらい

コンサルタントとは、クライアントとなる企業が抱える様々な課題(経営、採用、事業開発など多岐にわたる)に対し、専門的な知識と論理的な思考で解決策を提案・実行支援する専門家です。
その業務は多岐にわたり、単にアドバイスをするだけでなく、クライアントの組織やビジネスモデルを変革していく推進役や相談役としての役割をもつことになります。
コンサルティング業界の構造を理解し、自分がどの領域に挑戦したいのかを明確にすることが、転職活動の出発点となるでしょう。
コンサルタントの仕事内容と求められる役割
コンサルタントの仕事は、クライアントの様々な課題を解決することです。
具体的には、以下の流れでコンサルティングを実行します。
- クライアントの組織体制、財務状況、市場でのポジションなど、すべての情報を分析し、問題の根本原因を特定。
- 解決策の仮説を立て、クライアントとともに対策を立案。
- 解決策を実行可能な計画に落とし込み、実行する。
- 解決策の現場への定着・運用を支援する。
単なるアドバイスで終わらせず、クライアントの組織を巻き込み、変革を推進する「実行支援」までを担うことが、もっとも求められる役割といえます。
プロジェクトの成功には、専門知識だけでなく、クライアントの信頼を勝ち取るコミュニケーション能力も不可欠となります。
コンサルティングファームの主な種類と特徴
コンサルティングファームは、主に戦略系、総合系、IT系、FAS系の4つに分類されます。
| 戦略系 | 企業の経営戦略やM&A、新規事業立案など、もっとも難易度の高い経営トップ層の課題を扱う。 |
| 総合系 | 戦略立案からIT導入、業務改革まですべてを幅広く手掛け、様々な業界の課題解決に対応する。 |
| IT系 | デジタルトランスフォーメーション(DX)やシステム導入に特化しており、現在もっとも人材不足が深刻な領域。 第二新卒の採用が活発な領域でもある。 |
| FAS系(ファイナンシャルアドバイザリーサービス) | M&Aや事業再生など、財務・会計に特化したアドバイスを提供する。 |
各ファームは異なる企業文化や給与体系をもつため、自分の目指すキャリアを考慮して選ぶ必要があります。
さらに業界研究を進めたい方は、以下の記事で業界研究の手法を詳しく確認してから行うのもオススメです。
そもそも第二新卒はコンサルタントになれる?
結論から言えば、第二新卒でもコンサルタントになることは十分に可能です。
コンサルティングファームは、第二新卒に対して特定の専門知識よりも社会人としての基礎と高いポテンシャル、そして柔軟性を評価します。
新卒で一度社会に出て基礎を身につけ、さらに意欲をもって挑戦しているという姿勢は企業にとって大きな魅力です。
特にITコンサルタント領域ではDXの加速に伴う人材不足を背景に、IT系や事業会社での経験をもつ第二新卒のポテンシャル採用が活発です。
新卒にはないビジネス経験と、中途採用ほどの高い専門スキルは求められないという、第二新卒ならではの立ち位置がコンサルタント転職のチャンスを広げているといえます。
第二新卒がコンサルタントへ転職成功するための3つの必須スキル

コンサルタントの選考プロセスは厳しく、一般的な面接に加えてケース面接が課されることもあります。
このケース面接や通常の面接で重視されるのが、特定の知識ではなく、コンサルタントとしての素養です。
第二新卒がコンサルタントとして活躍するために必須となる3つのスキル、
- 論理的思考力
- 実行力
- 学習意欲
について、具体的に解説していきます。
コンサルには「論理的思考力」が必須
論理的思考力は、コンサルタントの仕事のすべての基礎となる非常に重要な能力です。
複雑に絡み合ったクライアントの課題を「MECE(モレなく、ダブりなく)」といった論理的思考のフレームワークなどを用いて構造的に整理し、筋道立てて分かりやすく考えることが求められます。
面接やケース面接では、質問に対し結論から述べ、その根拠を明確に示し、一貫性をもつ回答ができるかを試されます。
論理的な構造を示すことができなければ、どんなに良いアイデアもクライアントを説得することができません。
日頃から物事を考える際に、「なぜそうなるのか」という因果関係を追求する訓練をしておく必要があります。
課題解決につながる「実行力」が重要
コンサルタントの仕事は、美しい資料を作ることが重要なわけではありません。
クライアントの課題に対し、現状分析だけでなく実際に解決策を推進する「実行力」が必要です。
論理的に仮説を立てた上で、検証に必要な情報収集やクライアントとの交渉、そして実行計画の策定を高いスピード感をもって推進する力がもっとも重要であるといえます。
前職での経験を語る際も、「仮説を立て、実行し、失敗から改善した」という具体的なエピソードを示すことが、コンサルタントとして活躍できるという説得力につながるでしょう。
常に最先端の知識や技術を得るための「学習意欲」が大事
コンサルタントは、担当するクライアントごとに業界やテーマが常に変わるため、その都度、新しい知識や技術を短期間で吸収することが必須となります。
特に近年はクラウドやAI、データ分析といった技術が日々進化しているため、常に最先端の知識を自ら学び続ける「学習意欲」がなければ生き残ることは難しいでしょう。
選考では、未経験であることのハンデを埋めるために資格取得に向けた学習や、独学で知識を身につけている行動を示すことが学習意欲の証明につながります。
自己投資を惜しまず常に知識をアップデートしつづける姿勢こそが、コンサルタントとしての市場価値を高めていく源泉となります。
監修者コメント
ある程度の激務に耐えるタフネスがあったほうがいい
コンサルタントは、常にクライアントのために仕事をしている状態になるため、激務になることが多いという点は有名なのではないでしょうか。
激務になるため肉体的に辛い場面があるだけでなく、常に深く思考しつづけるために精神的な疲労も溜まりやすくなります。
そのため、「論理的思考力」「実行力」「学習意欲」だけでなく、ある程度の激務に耐える精神的・肉体的なタフネスをもつことも重要な要素となり得るのです。
もちろん、企業によって社風や仕事への価値観は異なるため一概にはいえませんが、頭の片隅に入れておきましょう。
コンサルタントの働き方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も確認してみてください。

岡本啓毅
第二新卒がコンサルタントになるための3つのルート

第二新卒からコンサルタントを目指す道は、一つに限られません。
自分の現在のスキルや経験、そして目指すキャリアの安定性や実現するためのスピード感によって最適なルートを選ぶことが重要です。
コンサルティングファームへの直接転職がもっとも王道ですが、安定性を重視した段階的なアプローチも有効です。
ここで、代表的な3つのルートを確認していきましょう。
1.コンサルティングファームへの転職
もっとも早くコンサルタントとしてのキャリアをスタートできる王道ルートです。
第二新卒枠での採用は、総合系やIT系コンサルティングファームで比較的多く行われています。
このルートの最大のメリットは、入社直後からハイレベルなコンサルティングスキルとフレームワークを体系的に学べる点です。
また、プロジェクトを通して様々な業界の経営層と関わる機会が多く、早期に成長できるでしょう。
デメリットとしては、選考の難易度が高く、また入社後は激務となる可能性が高い点が挙げられます。
このルートを目指す場合は、現職のうちに論理的思考力の訓練とコンサルティング業界研究を徹底的に行うことが求められます。
2.事業会社で「インハウスコンサルタント」を目指す
事業会社の経営企画部門、DX推進部門、新規事業開発部門などで、企業内部から課題解決を行う「コンサルタント的な業務」に就く方法もあります。
これらはインハウスコンサルタントとも呼ばれます。
このルートは、コンサルティングファームへの転職よりも競争率は低い傾向にあり、安定性がある点がメリットです。
また、特定の業界知識を深く身につけられるため、将来的にその業界に特化したコンサルタントとして独立する道にもつながる可能性があります。
まずは特定の業界知識を深めたいと考える第二新卒に特にオススメできるルートです。
企業内での経験を通じて、コンサルタントに必要な実行力と論理的思考力を比較的安定した環境のなかで養うことができるでしょう。
3.数回の転職を経て段階的にコンサルタントを目指す
事業会社の経営企画部門やIT企業のシステム企画職など、コンサルティングの要素をもつ職種を一度経由し、数回の転職によって段階的にコンサルタントになる方法もあります。
例えば、事業会社の企画職で定量分析やプロジェクト推進の経験を積み、そのスキルを武器に総合系コンサルティングファームに転職するケースなどがあります。
スキルアップの期間を確保できるため「コンサル職への就職活動がうまくいかない」「いきなりコンサルティングファームに飛び込むのは不安」という方に、特に適した選択肢です。
このルートは、転職回数は増えますがその分リスクを分散でき、確実にスキルを身につけることが可能です。
監修者コメント
どの方法でコンサルタントを目指すか決めておこう
まずは「最初からコンサルティングファームを目指す」「インハウスコンサルタントを目指す」「段階的にコンサルタントになるのうち」どの手法をとるか決めておきましょう。
これによってスキルアップの方向性なども変わってきます。
例えば最初から転職でコンサルティングファームを目指すなら「現職のうちに営業提案の経験は積んでおこう」といったように、現職でやるべきことが分かります。
段階的な転職で目指すなら「今すぐ転職活動を行い、転職先は〇〇の業界の〇〇職で……」といったように、目指すべき転職先も見えてくるでしょう。
このように、どのルートでコンサルタントになるかを決めることで、「今すぐにやるべきこと」が見えてくるのです。

岡本啓毅
後悔しないコンサルティングファームの選び方

コンサルティングファームは、高年収やブランド名だけで選んでしまうと入社後に価値観や働き方とのギャップに苦しむことになりかねません。
第二新卒が長期的なキャリアを見据えてコンサルティングファームを選ぶためには、単なる条件面だけでなく、企業のもつ「文化」や「得意とする領域」を深く理解することが重要です。
ここでは、入社後のミスマッチを防ぐための4つの視点を解説します。
志望する領域(戦略・IT・総合など)を絞り込む
コンサルタントとして自分がどのようなスキルを身につけ、どのような課題を解決したいかによって選ぶべき領域は大きく異なります。
例えば、技術スキルを身につけてキャリアを築きたいならIT系やDX系、経営全体に関わりたいなら総合系、ビジネスモデルの根幹に関わりたいなら戦略系、といった形です。
まずは自身の目標とファームの専門性を照らし合わせることが必要となるでしょう。
自分のもつ専門性や興味がどこにあるのかを絞り込むことが、入社後の満足度にもつながります。
もっとも成長でき、興味をもって仕事ができる領域を見極めることが重要なのです。
企業文化とワークライフバランスの実態を確認する
コンサル業界は激務であるというイメージをもつ人が多いと思いますが、ファームによって企業文化やワークライフバランスの実態は大きく異なります。
例えば、「アップ・オア・アウト(昇進するか、退職するか)」という厳しい実力主義の文化をもつ組織もあれば、過程も大事にしチームでの協力体制を重視する文化の組織もあるでしょう。
また、実際の残業時間やリモートワークの導入状況といったワークライフバランスの実態を転職サイトや転職エージェントを通じて確認することも重要です。
自分が成長できる環境であると同時に、心身の健康を保てる環境であるかを見極めることが長く活躍するためには欠かせません。
企業が求める人材要件を確認する
企業が求める人材要件と自分が合致しているかも重要です。
例えば「安定したい」と思って安定志向のファームを選んだとしても、企業側は「挑戦できる人材を採用して、安定志向の社風に風穴を開けたい」と考えている可能性もあります。
そのため、企業の採用背景を調べることもとても重要なのです。
コンサルタントに強い転職エージェントを活用する
コンサルティング業界への転職は、選考の特殊性(ケース面接など)や各ファームごとの採用動向が複雑なため、専門エージェントの活用は不可欠です。
転職エージェントはファームごとの採用基準や非公開求人、さらにはケース面接の具体的な対策まで提供してくれます。
転職に際してもっとも重要なのは、自分のスキルや志向がその企業が求める人材要件と合致しているかどうかです。
転職エージェントは企業が本当に求めている人物像や、配属リスクの有無など、様々な内部情報をもっているのですべての選考段階で頼れる存在といえるでしょう。
まとめ
コンサルタントという職種は高い成長機会と報酬をもつ魅力的なキャリアですが、その選考の難しさや入社後の激務といった厳しさもあるチャレンジングな道です。
第二新卒としてこの難関に挑むためには、小手先のテクニックではなく、論理的思考力と実行力、そして学習意欲というコンサルタントに必須の素養を磨くことが重要です。
この記事で解説した3つの転職ルートから、自分にとってもっとも現実的で、かつ目標につながる道筋を定めていきましょう。
「どうすればいいか不安がある」、「より戦略的な転職活動を行いたい」という方は、まずは転職エージェントに相談するのもおすすめです。
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