もくじ

異業種への転職を考えている人の中には、年齢を気にしてなかなか前に進めないという人もいるのではないでしょうか。
本記事では、異業種の転職は何歳まで可能なのかについて解説します。
年齢別の傾向や転職を成功させるポイントについても解説しますので、参考にしてください。
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
正社員求人多数!
あなたのキャリアを
UZUZが徹底サポート
- すべて完全無料!
- 安心!優良企業のみ紹介
- あなた専用!寄り添ったキャリア支援
異業種転職は何歳まで可能か?

しかし、他の年代でもできないというわけではないため、実際の異業種転職の状況について解説します。
dodaが公表している「異業種転職の実態」によると、24歳以下~40歳以上の5つの年代全てにおいて、転職者の半分以上は異業種へ転職していることが分かります。

参照:doda「異業種転職の実態」
このことから、異業種転職に年齢による制限はないといえるでしょう。
ただし、40代以上で異業種転職を成功させた人がいるとはいえ、若い方が割合が大きいです。
また、厚生労働省の令和4年雇用動向調査結果の概況「3 転職入職者の状況」を見ると、10代から50代にかけて年代が上がるほどに転職入職者数が減っていることが分かります。

参照:厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況『3 転職入職者の状況』」
この資料は異業種転職者の統計ではありませんが、先程のdoda「異業種転職の実態」と合わせて考えると、異業種転職は若いうちの方が成功させやすいことを示しています。
これは「教育コストをかけるなら、長く働いてもらえる若手がいい」「ポテンシャルを期待できる」と考える企業が多いことが理由の1つです。
30代、40代であれば、即戦力としての中途採用を求める企業が多いですが、未経験でも、その業種で活かせるスキルを持っていると採用のチャンスが広がります。
参考資料:doda「異業種転職の実態」
厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況『3 転職入職者の状況』」
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
異業種転職におすすめの職種
異業種転職のしやすさは、年代だけでなく、職種によっても異なります。
異業種転職しやすい職種を示したデータがあるので見てみましょう。

出典:リクルートエージェント「異業種転職の実態調査」
販売などのサービス業においては人手不足から未経験者、すなわち異業種からの転職を広く受け入れる企業は多いようです。
どの業界でも必要な営業職、事務職も高い数字が出ています。
また、IT系の業界では人手不足が深刻であり、経験者採用のみでは追いつかない現状になっています。
IT業界は技術の進化が早いため、経験者よりも学ぶ姿勢のある未経験者を採用して育成した方が良いと考える企業も多いです。
医療系職種においても、介護職や看護助手、医療事務など未経験からでも働きながらスキルを身につけていける分野では、異業種からの転職者を多く受け入れる傾向にあります。
これらの業界・職種を狙って転職活動を行うことで、異業種転職の成功率を高めることができるでしょう。
【年齢別】異業種転職の傾向

年齢ごとの異業種転職の傾向を知ることで、それに合わせた転職活動ができるようになります。
20代前半
20代前半は、第二新卒と呼ばれる世代で、経験やスキルは不問とされる場合が多く、将来性や意欲などのポテンシャルで採用されることが多いです。
第二新卒者を積極的に採用する企業も増えており、年齢が低いほど異業種転職の選択肢が広がります。
ただ、一度短期離職をしていると「またすぐにやめてしまうのではないか」と、採用担当者に不安を持たれることもあるでしょう。
このような不安を払拭するためにも、異業種に転職したい理由を明確にして「長期的に貢献したい」という意欲を伝えることが大切です。
第二新卒の異業種転職については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
20代後半
20代後半になると、数年企業で働いた経験があるため、ある程度の経験やスキルを持つ人材と期待されます。
そのため、これまで得た経験やスキルを活かし、より柔軟に対応することや早く転職先に適応する力を求められるでしょう。
20代後半の人材は、プロジェクトを中心となって動かすリーダーとしての役割も期待され、将来的に幹部職としてのキャリアも築けます。
そのため転職活動では、20代前半よりもスキルや経験、実績が問われることを念頭に置き、後輩の指導やプロジェクトへの参加経験があることなどをアピールしましょう。
30代
30代の転職者に求められることは、即戦力です。
20代と比較するとポテンシャル採用は少なくなり、これまでの経験やスキルを応募先の企業でどう活かせるかが重視されます。
そのため30代で異業種転職をする場合は、現職での実績やスキルを転職先でどう活かすかを具体的に伝えることが成功のカギとなります。
異業種であっても関連のある経験やスキルをアピールして、貢献できる人材であることを採用担当者に伝えることが大切です。
また、30代以上になると新人の教育やチームのリーダーを任されることもあるため、マネジメント能力を問われる傾向があります。
専門スキルに加えて、前職でのマネジメント経験やリーダー職に対する前向きな意欲をアピールしましょう。
40代・50代
40代・50代の求人は、管理職ポジションが多くなります。
そのため、異業種であっても前職で十分なマネジメントの実績やスキルを備えていれば転職を成功させることは可能です。
自分がリーダーとして関わったプロジェクトや、チームのマネジメントについて具体的に手法や成果を伝えてアピールしましょう。
また、特定の分野に関する知見やスキルを持っている場合は、企業側から歓迎されることもあります。
こちらの記事では未経験の職種への転職の不安を解消させる方法について詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。
異業種転職のメリットとデメリット


異業種転職のメリット
異業種転職のメリットは主にこちらの3つが挙げられます。
- 新しいスキルの習得
- 新しい視野の獲得
- 自己成長の促進
異業種に転職することで、今までの業界では身につかなかった新しいスキルや知識を学べるため、スキルセットが広がり、自分の市場価値を高められるでしょう。
加えて、異なる文化や業界の視点、価値観を学ぶことができ、より広い視野が身に付くため、思考力や問題解決能力も向上します。
異なるビジネスモデルや業界特有の課題に触れることで、自分の思考力や問題解決能力も向上します。
新しい業界に飛び込むことは、未知の環境に適応するためのチャレンジ精神を必要とするため、柔軟性や対応力が養われるなど、自己成長にもつながるでしょう。
異業種転職のデメリット
異業種転職のデメリットについては、以下の3つがあります。
- スキルや経験の不足
- 給与や待遇の低下
- 転職活動が難航する可能性
異業種転職の場合はこれまでのスキルが活かせず、1から学び直す必要があり業務に慣れるのに時間がかかったり、同僚に後れを取ることもあるでしょう。
また未経験者として扱われるため、前職での経験が評価されず、給与や待遇が新人と同じ状態になってしまうこともあります。
30代以降での異業種転職の場合は、これまでの実績が活かせる同業者に比べ転職活動が難航することが多く、希望の職種や企業で採用されるチャンスは少ないかもしれません。
異業種転職で困りやすいこと

リクルートエージェントのアンケート調査「異業種転職の実態調査」では、異業種間転職の経験者329人が「困ったこと」として以下を挙げています。
この調査結果をもとに、異業種転職で困りやすいことについて解説していきます。
転職前に困ったこと
以下、転職前に困ったことで、回答者の多かった10位までを紹介します。
【転職前に困ったこと】
| 1位 | 自分に合った仕事が分からなかった | 25人 |
| 2位 | 自分のアピールポイントが分からなかった | 21人 |
| 3位 | 自分のやりたいことが分からなかった | 20人 |
| 4位 | 職場環境や文化が自分に適しているか分からなかった | 19人 |
| 5位 | 経験やスキル・資格が不足していた | 18人 |
| 6位 | 何から始めたら良いか分からなかった | 17人 |
| 7位 | 希望に合う条件の求人が見つからなかった | 17人 |
| 8位 | 転職先の企業や業界に関する情報が不足していた | 16人 |
| 9位 | 転職先の企業の評判や文化が分からなかった | 16人 |
| 10位 | 自分の適性が分からなかった | 15人 |
参考:リクルートエージェント「異業種転職の実態調査」
異業種転職の前に困ったのは、自己分析が不十分なことや、情報が不足していることが原因だと分かります。
適切なアドバイスをもらえる第三者の存在や、適切な情報源を確保することが大切といえます。
転職後に困ったこと
次に転職後に困ったことを見ていきましょう。
【転職後に困ったこと】
| 1位 | 業務に慣れるまで時間がかかった | 33人 |
| 2位 | 必要な知識の習得が大変だった | 28人 |
| 3位 | 教育制度やサポート体制が不十分だった | 21人 |
| 4位 | 業務の負担やプレッシャーが予想以上だった | 20人 |
| 5位 | 社風や職場の雰囲気が合わなかった | 20人 |
| 6位 | 業務やプロセスが理解しにくかった | 19人 |
| 7位 | 同僚のフォローが不十分だった | 19人 |
| 8位 | 新しい技術やツールの習得が大変だった | 17人 |
| 9位 | 職場に馴染めなかった | 17人 |
| 10位 | 前職で培ったスキルや経験が活かせなかった | 17人 |
参考:リクルートエージェント「異業種転職の実態調査」
新しい仕事に慣れるまでの大変さはあるようですが、慣れてしまえば新しいスキルとして身についていきます。
職場風土や人間関係、教育体制などは、ある程度事前に調べておきましょう。
異業種への転職においては、適切な情報源を確保しておくことが大切です。
何歳でも異業種転職を成功させる5つのポイント


確実に準備することで異業種転職を成功させることができるので、ここで解説する5つのポイントを参考にしてください。
1.転職の目的と軸を明確にする
まずは、なぜ転職したいのか目的を明確にしてください。
収入・人間関係・キャリアなど、現職では改善できない問題があるから転職を考えたのではないでしょうか。
その中で、最も実現したいもの、あるいは絶対に避けたいものは何かを考えると転職の目的がはっきりしてきます。
最も良くないのは現状から逃げたいあまり、転職すること自体が目的になってしまうことです。
転職の軸、言い換えれば「今回の転職で絶対に妥協したくない要素」を明確にしておくことで、失敗が防げるでしょう。
2.転職先に求める条件を絞り込む
転職先の企業を探し求人に応募する上では、転職目的・転職の軸と合わせて、具体的な条件についても譲れない最低ラインを決めておくことが大切です。
これからの生活やライフイベントを加味して必要な収入や、ワークライフバランス実現のために必要な休日数など、様々な切り口で譲れない線を決めましょう。
ただし、全ての希望を満たす求人は、ほぼ見つからないと考えてください。
絶対に譲れないポイント、妥協しても良いポイント、それぞれの優先順位を決めて求人を選別しましょう。
3.スキルや経験を見直して習得する
異業種転職では、これまでの業界で培ったスキルや経験をどのように新しい業界で活かせるか、採用担当者に伝えられるかがカギです。
異業種でも通用する「汎用的なスキル」や「転職先でも活かせるスキル」を把握し、それを転職活動でアピールしましょう。
特に問題解決能力、リーダーシップなどは、業種に関わらず活かせるスキルなので具体的な経験実績と共に伝えられるように準備することが大切です。
また、顧客対応のスキルやプロジェクトマネジメントの経験なども、多くの業界で評価されるため具体的な経験と成果をまとめておきましょう。
もし必要なスキルが不足している場合には、新しいスキルや知識を習得するための努力を続けることで、チャンスが生まれます。
4.業界・企業研究を徹底する
異業種転職では、転職先の業界や企業について深く理解しておくことも成功のポイントです。
転職希望先の業界や企業についてトレンドや課題、成長性、競合などを徹底的に研究し、どのような人材を求めているのかを把握することが大切です。
その上で自分の強みをその業界でどう活かし、貢献できるかをイメージしてアピールできるように準備しておきましょう。
5.転職市場のリサーチを欠かさない
異業種で成功するためには、その業界でのキャリアパスが自分にとって現実的かどうか確認する必要があります。
自分の年齢層やスキルでも働ける職種や業界をリサーチすることで、その中から自分に合う求人を見つけることができるようになります。
特に年齢が上がるにつれて、即戦力が求められる傾向があるため、業界がどのような年齢のどのような人材を必要としているか、理解しておくことが大切です。
そうすることで転職活動をよりスムーズに進めることができるでしょう。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
採用選考への対策も怠らないことが重要
異業種転職を成功させるために、採用選考対策も重要です。
履歴書では、これまでの経験やスキルをどのように活かせるかを分かりやすくアピールしましょう。
面接対策においては、業界研究の内容を整理し、志望動機をスムーズに伝えられるように繰り返し練習することが大切です。
良い印象を持ってもらえるように準備を整えることで、採用担当者に熱意や自分の強みを明確にアピールして転職成功に近づくことができます。
異業種転職だけではありませんが、以下の記事では「転職に強い業界」についてまとめています。
他の業界でも活かせる、汎用性の高いスキルが培える業界について知りたい人はこちらも参考にしてください。
異業種転職は何歳でも転職エージェントに相談を
異業種転職者が困ったことからも分かる通り、情報源の確保と適切な第三者の視点は、転職成功に必要不可欠な要素といえるでしょう。
そのいずれも満たしてくれるのが、転職エージェントです。
転職エージェントは、日々多くの求職者や企業と接しているため、インターネットには出てこない活きた情報が集まっているものです。
そうした企業の中から、自分に合いそうな企業の求人を紹介してもらえることもあります。
また、経験豊富なキャリアアドバイザーが伴走者となり、自己分析や選考対策のアドバイスをしてくれるため、悩みを相談しながら前向きに就活に取り組めるでしょう。
単独で転職活動を行うよりも効率良く転職成功に近づけるので、ぜひ一度相談してみることをおすすめします。
まとめ
未経験から異業種への転職は、ポテンシャルで採用される若い人の方が有利といえます。
しかし、異業種でも活かせるスキルや実績を重視して採用する企業もあるため、転職先に活かせる現職のスキルや経験をアピールすることで異業種転職が成功しやすくなります。
転職先で活かせるスキルや経験をアピールできるように事前に準備をすることで、面接などで良い印象を与えやすく、転職を実現させることができるでしょう。
もし異業種への転職に不安を持っていたり、希望の異業種になかなか転職できず悩んでいる方はUZUZにご相談ください。
UZUZでは、サービス登録後に個別にキャリアカウンセリングを行い、希望の就業条件や業種や職種を聞き取ってオーダーメイドの就業サポートを行っています。
あなたの希望に合った求人紹介だけでなく、選考書類の作成サポートや課題に合わせた採用面接対策も可能です。
登録から内定までのサービスは全て無料なので、気になった方はぜひご相談くださいね。
正社員求人多数!
あなたのキャリアを
UZUZが徹底サポート
- すべて完全無料!
- 安心!優良企業のみ紹介
- あなた専用!寄り添ったキャリア支援




















