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【志望動機の書き方】第二新卒が“受かる”例文付き

第二新卒が受かる志望動機の書き方「ポイントは3つの切り口」

この記事は、人材紹介会社専務の川畑が監修しました。
川畑のプロフィールはコチラ

第二新卒として転職活動を始めて、受けたい企業が見つかり、エントリーシートの作成や面接の準備をスタートする……。

そこで必ず考えないといけなくなる「志望動機」

でも、文章をうまくまとめられなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

落ち込んでいる男性

 
カッチリと言葉で説明するのって、難しいんだよね……

 
“ちゃんとした文章を考えなきゃ”と、力が入り苦手意識が生まれがちな方も多いです。

なんとなく、口当たりの良い、都合の良い言葉ばかり並べてしまいがちな志望動機……。

そんな志望動機ですが、実は書き方の“コツ”があるんです!

今回は「志望動機の書き方」について、就職サポートした方の内定率が“86%以上”のUZUZが実際に指導している方法を大公開しちゃいます!

  • 受かる志望動機を作成するポイントが知りたい!
  • 志望動機の具体的な作成手順が知りたい!

という方は、必見です!

また志望動機の実例も掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の内容はコチラの動画でも紹介しています。

合わせてチェックすればより分かりやすいですよ!

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【書き方を知る前に】意外と知らない“本当の志望動機”とは

 
気になる会社を受けるんだから、もちろん志望している気持ちに嘘はない!……だけど、その理由を言葉にするのってなんか苦手。

 
めっちゃ分かります!正直難しいですよね。ちなみにアフロマンは、そもそも“志望動機”ってどういうものだと考えていますか?

 
それはもちろん、“なんでその会社を志望しているのか”ってことでしょ!

この回答、実は100点満点の正解ではありません

「志望動機」なので言葉の通りに捉えて“志望している会社のことだけ”を書く人が多いんですが、それではまだまだ内容が不足しています

実は志望動機は、

  • 自分の志望している「会社」のこと
  • 自分が行きたいと思っている「業種」のこと
  • 自分が就きたいと思っている「職種」のこと
志望動機は「業種」「職種」「会社」の3つの切り口で考える

と、3つの切り口から考えていく必要があります。

 
その3つを複合したものが本当の「志望動機」なんです。

【第二新卒必見!志望動機の書き方】ポイントは‟自分本位”!?

落ち込んでいる男性

 
3つを組み合わせる……? でもどれも似たり寄ったりの志望動機になりそうだし、ちょっとピンとこないなぁ。

 
大丈夫!それぞれ見る方向が違うんだから、別の志望理由がちゃんと出てきます。もっと自分本位になって考えてみましょう!

まずは、その仕事に就いた時に手に入れられる“自分にとってのメリット”を

  • 業種
  • 職種
  • 会社

の観点で考えていきましょう。

 
自分にとってのメリット”って……。なんか自分勝手って思われないかな?

 
たしかに、一見「自分のことしか考えていないダメな手」にも思えちゃいますよね。でも、メリットを考えることは以下の点で重要になってくるんです!

「嘘っぽさ」がなく、企業にも信じてもらいやすいから

志望動機でよくありがちな、

  • 御社の理念に共感しています
  • 御社の事業内容に興味があります
  • 御社に貢献したいです

って、ぶっちゃけとても嘘っぽく聞こえてきませんか?

確かに、志望した企業なので多少はそういう考えがあるとは思います。

しかしまだ入社していない身、100%の気持ちで「御社に貢献したい!」と言い切れる人はほとんどいないのではないでしょうか

 
ぐっ……。たしかに。

エントリーシートや面接などの「初対面」の場でそんな口当たりの良いキレイな言葉ばかりを言う人を、企業側としてはあまり信用できないはずですよね……。

それなら正直に「企業」にとっての良いことではなく「自分」にとっての良いこと、メリットを伝えたほうが「嘘っぽさ」は無くなります

結果的に会社にとってもメリットがあるから

その企業で働くことによって自分にメリットができる人は、会社側が“社員が頑張ってくれる施策”を練らずとも、おのずと自分のために努力してくれます

当然頑張っている人は結果を出してくれるので、結果的には会社の利益に繋がっていくんです。

つまり、自分にとってのメリットを会社に見出して頑張る人は、会社にとってもメリットのある人なのです!

 
なるほど!自分と会社のメリットは共通するんだね。まさにWin-Winの関係!

 
「自分本位のメリット」が会社全体に利益をもたらしてくれるってこと。そう考えると、うわべだけの言葉よりも現実を捉えた志望動機のほうが面接してくれる人に刺さりやすいと思えますよね。

【第二新卒必見!志望動機の書き方】実際に作ってみよう【例文あり】

 
具体的にはどうやって志望動機を書けばいいの?

 
それじゃあ、実際の企業を例にあげて、シミュレーションしてみよう!
トヨタの技術職を志望する場合の「志望動機」の作り方

「業種」の志望動機

トヨタ自動車は、「自動車業界」となります。

トヨタ自動車を志望するなら、きっと多かれ少なかれ「車が好き」というところから就職活動がはじまっているはず。

そうなると“自分にとってのメリット”は、「車が好きなので好きなものに関わることができ、モチベーション高く働ける」といったものでしょう。

自動車業界は、“車離れ”こそ進んでいますがカーシェアやライドシェアなどの新しいサービスが次々と生まれており、将来性はまだまだある業界です。

これらのことを志望動機としてまとめてみましょう。

【例文】

自動車業界は変化に富んだ、チャレンジングな業界だからです。

昨今‟車離れ”が進んでいますが、現在の自動車業界はライドシェアなど新たな移動手段としての‟車”を発信し続けています。

時代・ニーズによって流れを変えていく業界は変化が大きいですが、その分伸びしろも大きいです。

だからこそ私自身モチベーション高く働くことができ、成長するチャンスがあると感じました。

「職種」の志望動機

今回志望している設計開発は、「技術職」に分類されます。

技術職ならではの“自分にとっての最大のメリット”といえば、「手に職をつけられる」という点でしょうか。

また、商品開発に携わることで、自分が開発に関わった車が世の中を走ることに大きな達成感を感じることもできるはず。

街中で自分の仕事した車を見かけるだなんて、想像しただけで嬉しくなりますよね!

これをまとめると、「職種」の志望動機はこんな風になります。

【例文】

手に職をつけることができ、なおかつ達成感も大きい職種だからです。

過去の○○の経験から、手に職をつけて働くことの重要さを実感しました。

もちろん日々の勉強は必須ですが、努力次第で常に“自身をスキルアップさせられる”、素晴らしい仕事だと思っています。

またそのようにして身につけた技術力を武器に、世を支える製品を生み出すことはやりがいを持って働けると感じました。

「会社」の志望動機

トヨタ自動車は日本最大級かつ世界的に見ても「トップ3」に入る自動車メーカーです。

そのため、

  • 経営基盤がしっかりしている
  • 自分の作った車が国内だけでなく世界中で走る=世界中で活躍する仕事である
  • 教育体制がしっかりしており、働く環境も整っている
  • 一流の技術職が多い

と、この会社に入ることは自分にとってたくさんのメリットがあります!

これらをまとめてみましょう。

【例文】

トヨタ自動車であれば、ダイナミックな仕事ができると思ったからです。

御社は世界的な自動車メーカーであり、常に業界の最前線にいます。

ゆえに御社だからこそ挑戦できる仕事があり、これは他の会社にいては成し遂げられません。

さらに在籍している社員の方にも、○○をされている方など一流の技術力を持つ方が多くいらっしゃいます。

私は技術職としてスキルアップしたいと思っているので、御社であれば高い技術力を吸収しダイナミックに働けると感じました。

志望動機の書き方を「業種」「職種」「会社」で分ければどんな質問がきても安心

 
こうやってできた3つの志望動機を組み合わせて、自分のメリットを伝える志望動機を完成させましょう。

 
ひとつずつ志望動機を考えると混乱しないですむね、なんだか出来そうな気がしてきた!

 
一気に考えると混乱しがちな志望動機も、細かく分解してひとつずつ考えていくと、自分の考えがよくまとまるんです。

でも、3つに分けて書く利点はそれだけじゃないんですよ!

実は面接の現場では「志望動機はなんですか?」のように分かりやすくストレートな言葉で聞かれないケースがよくあります

過去に「IT業界の技術職」を受けた人の中で、「志望動機を聞かれなかった」とおっしゃっていた人がいました。

でも実際は、面接の中でちゃんと志望動機についての質問はされていたんです!

 
えっ!どういうこと!?

 
「志望動機を教えてください」みたいな直球の質問ではなく、それぞれ3つの志望動機をバラバラにして質問されていたんです。

この記事でも説明したように、志望動機は「業種」「職種」「会社」の3つの切り口から構成されています。

しかし、

  1. なんでIT業界を志望したのか?
  2. なんで技術職を選んだのか?
  3. 数ある企業の中、なんで弊社を受けたのか?

と、バラバラに質問を投げかけられた際、もし志望動機を一種類しか考えていなかったら、質問にうまく答えることができません

このIT業界を受けた人はそれぞれの志望動機が答えられず、残念ながら採用はお見送りになってしまいました……。

でも、この記事内でご紹介した通りに「業種」「職種」「会社」の観点からそれぞれ志望動機を考えておくことで、たとえバラバラに質問をされた場合でもきちんと答えることができます!

また、段階を踏んだ手順で志望動機を作っていくことで、「長い文章を作るのが苦手……」という人たちも作りやすいのではないかと思います。

さらに、丁寧に志望動機を作っていくことで「業種」「職種」「会社」の分析も同時に行えちゃうんです!

 
ステップを踏んで作っていくのなら途中で混乱することもなさそうだし、分析も同時にできるなら一石二鳥だね!

 
自分にとってのメリットを文章にして可視化することで、より就職活動へのモチベーションにも繋げることもできますよ。

面接対策の一環としても、「業種」「職種」「会社」それぞれの観点から志望動機を考えていくことをおすすめします!

【第二新卒必見!志望動機の書き方】まとめ

 
最後にもう一度、要点だけおさらいしましょう。
最後にもう一度おさらい!
‟志望動機”とは
  • 志望する「会社」だけでなく、「業種」を志望する理由、「職種」を志望する理由と3つの側面から見たものを複合することで「志望動機」になる。
志望動機を書くときのポイント
  • 自分にとっての「メリット」となるものをそれぞれ考えて書く。
    自分のメリットがある人は頑張って結果を出そうとする=会社にとってもメリットのある人物になるから。
志望動機は「業種」「職種」「会社」に分けて書く
  • 面接では、志望動機をストレートに質問されるとは限らず、「なぜこの業種を」「なぜこの職種を」「なぜこの会社を」のようにバラバラにして質問されることもある。そういった際にもスムーズに対応できるように、あえて「業種」「職種」「会社」に分けて考える。

 
今まで書き方が漠然としていたからなんとなく後回しにしちゃっていたけれど、これならスラスラ書けるような気がしてきたよ!

 
やらないといけないことがたくさんある就職活動。今回の記事で苦手意識をひとつ潰せてもらえたら嬉しいです!

とはいえ、記事や動画だけでは“志望動機を作るのは難しい……”と感じる方もいらっしゃるはず。

そんな人は、UZUZの就職/転職サポートを利用してみてください。

UZUZのキャリアカウンセラーが、あなた“ならでは”の「志望動機」を一緒に作成していきます。

つまづいていた所や分からないところも、プロの力を利用すればきっと解決するはず!

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この記事の監修者

川畑 翔太郎SHOTARO KAWABATA

株式会社UZUZ 専務取締役

「第二の就活」を運営する株式会社UZUZの専務取締役。1986年生まれ、鹿児島県出身。九州大学にて機械航空工学を専攻後、新卒で住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社し、商品開発や製造に携わる。キャリアチェンジのためにUZUZの立ち上げに参画。今まで就職・転職をサポートしたのは累計1,500名以上。現在はキャリアカウンセラーだけでなく、ウズウズカレッジ運営や企業ブランディングを担当している。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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