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【宮崎の就活】地方/地元で就職したい第二新卒・既卒・フリーターにおすすめの就活/転職情報まとめ

宮崎の就活

宮崎県での就職を考える際、そのエリアのイメージだけで就業先を決めるのではなく、さまざまな視点から物事を判断した上で就職先を決めることをお勧めします。

こちらでは、宮崎県の経済状況や人口規模、求人情報などをご紹介します。長期的に暮らせるか、そして自分が希望する職種があるのかを判断する材料にしてください。また地域を代表する企業や、実際に就職を決めた人の体験談も載せるので、就職活動の参考にしていただければと思います。

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基本データ

人口1,104,069人(全国36位)
人口密度143人/km²(全国39位)
面積7,735km²(全国14位)
年齢比率 年少人口(15歳未満)13.6%(平均12.6%)
年齢比率 生産年齢人口(15〜64歳)56.4%(平均58.4%)
年齢比率 老年人口(65歳以上)29.3%(平均28.0%)

宮崎県の年齢比率を見てみると、年少人口は13.6%と平均よりも高い数値です。しかし生産年齢人口は56.4%で、平均よりも低い数値となっています。このことから、15歳以上の人たちの多くは宮崎県から離れてしまうことが分かります。

その問題を防ぐためには「地方を自立させていくこと」が重要となります。特に宮崎県への就職を目指す場合は、県を盛り上げていけるような企業への就職を検討するのも良いでしょう。

経済データ

都道府県GDP(県民総生産)3,605,957兆円(全国37位)
企業数134社(全国42位)
上場企業社数4社(全国39位)
黒字企業比率82.4%(平均82.3%)
赤字企業比率17.6%(平均17.7%)
常時従業者数30,064人(全国43位)
総資本573,964円(全国45位)
売上高936,750円(全国44位)

宮崎県は「常時従業員数」「売上高」が全国的に低い40位台の順位です。「総資本」が45位と低い影響もあり、各企業の経済力の低さが読み取れます。

しかし黒字企業比率・赤字企業比率は平均値ほどで、それほど悪い数値ではありません。これは、宮崎県が企業と連携し観光業に力を入れているためです。特産品や観光地、利便性のPRを行うことで、観光客を安定して呼び込むことができています。

例えば近年では、宮崎空港の台北便増便や大阪便の開通、東九州自動車道が開通したことなどが挙げられるでしょう。また、外国人観光客が増え、県内の宿泊施設の利用者が増加したことも宮崎県の経済安定に繋がっています。

今後も観光業により力をいれていく予想ができるため、サービス業や旅行業に従事する企業への就職・転職は良いのではないでしょうか。

雇用データ

平均年収346万円(全国42位)(平均454万円)
有効求人倍率0.93倍(全国36位)

宮崎県の雇用問題のひとつの課題として、年収の低さがあります。全国でも下位の346万円と、決して良いとはいえません。

有効求人倍率も0.93倍と基準の1倍を割っています。求人・求職者グラフを見ると、有効求職者が求人数より多い職業が見られます。特に「事務的職業」は、約2万人の求人数に対して3倍もの求職数がいます。

しかし職不足が数値として表れているものの、実際には事務的職業が圧倒しているだけで、全体を見ると求人数が求職者数を上回る職業が多いです。例えば、介護・製造加工・加工処理・商品販売・小売店販売員などは多くの求職者を求めています。

結果として一般事務の仕事を求めている人が多いため、他の職業への需要が行き渡っていない現状です。宮崎県での就職・転職をする場合は、一般事務員で少ない求人を探すよりかは、求人数が多い別の仕事に就くのが賢い選択と言えます。

参考:RESAS 地域経済分析システム 「求人・求職者 / 分類別グラフ」

代表的な企業トップ3

宮崎県で代表的な企業トップ3社をご紹介しています。県内でも知名度や事業の影響範囲が広いだけでなく、事業競争力のある企業を選出しているので、就職活動の参考になればと思います。

株式会社宮崎銀行

事業内容

80年以上の歴史を持つ宮崎銀行。「郷土とともにある地方銀行」の経営姿勢から、県内外約80ヶ所に支店を構えています。通常銀行業務に取り組むほか、持続的・継続的な地域貢献事業として女子陸上部を創部し、地域住民の夢への実現を応援をサポートしています。

採用活動

新卒採用の場合、銀行業務全般が主です。大きく「個人・法人営業係」と、「テラー・マネープランの窓口営業係」に分かれています。さらに転勤を伴う「総合職」と、転勤のない「特定職」の2つが選択可能です。

宮崎銀行の特長として「制度」が非常に多いことが挙げられます。研修制度や自己啓発支援制度・メンター制度・社内検定制度など、新入社員はもちろん、キャリアが長い社員にも対応したプログラムを各種完備しています。人材育成支援が充実しているので、働きやすい環境であると言えるでしょう。

参考:宮崎銀行「採用情報」

旭有機材株式会社

事業内容

1945年に創立された旭有機材は、化学系メーカーとして東証一部上場を果たしています。配管材料や素形材・機能樹脂の製造、水処理や資源開発が主な事業内容です。

また、1952年に開発した「合成樹脂製配管材料」は世界でも大きなシェアを獲得しました。現在は合成樹脂素材のパイオニアとして、国内だけでなくアメリカ・中国・インドなどにも事業展開しています。

採用活動

新卒採用は「技術系」「事務系」に分かれます。「技術系」の仕事では商品開発・生産技術・設計・自動制御などを行います。「事務系」の仕事は主に営業を担当します。勤務地は職種により変わり、東京本社や各営業所か、延岡本社か各工場のいずれかとなります。中途採用に関しては行っていません。

人材理念を掲げており、新入社員に対して「成長の支援」「公平な評価」「働きやすい職場環境づくり」を支援することを約束しています。そのため、研修制度や昇給・昇格の実施、社員の健康に配慮したケアなど、様々なサポートを行っています。

参考:旭有機材株式会社「採用情報」

株式会社ハンズマン

事業内容

日曜大工用品・園芸用品・家庭用品など、住まいと暮らしをサポートするDIYホームセンター「ハンズマン」の運営を行っています。

ハンズマンのバイヤーは2〜3ヶ月に1度は海外に出張し、海外から直接商品を仕入れています。そのため店舗には常に22万点以上の商品が並んでおり、お客様の多様なニーズに応えることが可能です。

採用活動

新卒採用では九州内各店舗のハンズマンに勤務します。仕事内容は接客・発注・品出・レジ・在庫管理などです。ちなみに地域限定正社員で採用されると、九州の範囲内のみでの転勤が可能です。

また、中途採用も行っています。地域限定正社員・店舗販売係長候補・本部バイヤー候補など、いずれも業務経験者のみとなります。

ハンズマンでは、業務に必要となる「DIYアドバイザー」を取得することで資格手当を得ることができます。またそれ以外にも新人研修やフォローアップ研修、OJTトレーニング制度など様々な研修制度があるので、常にレベルアップを図るのが可能です。

参考:株式会社ハンズマン「採用情報」

宮崎県の就職/転職活動まとめ

宮崎県の就職や転職活動に役立つ情報をまとめました。就職・転職イベントだけでなく、就職・転職の体験談、宮崎県を対象とした就職・転職活動の支援サービスも合わせてご紹介していますので、参考になればと思います。

宮崎県の就職/転職活動のイベントまとめ

求職者に向けたイベントが、宮崎県で定期的に開催されています。面接での受け答えやビジネスマナーなど、独学では学びづらいと思う方はぜひ参加してみてください。

宮崎県ふるさと就職説明会

宮崎県が主催する「宮崎県ふるさと就職説明会」は、県内開催ではなく大阪・福岡・東京で行います。なぜなら、UターンやIターンを考えている大卒者・転職者向けに行っている就活イベントだからです。

参加企業は年度によってまちまちですが、採用意欲の高い会社が毎回70社ほどが参加しています。非正規採用を行う企業は参加できないので、宮崎県で正社員として働きたい方にとってはうってつけのイベントなのではないでしょうか?参加費も無料なので、遠方に住んでいる求職者の方は参加してみてください。

参考:宮崎県「平成29年度宮崎県ふるさと就職説明会開催のお知らせ」

宮崎県就職説明会

宮崎県と各市が共同して行う就職説明会です。3つの市で会場と日にちを分けて開催され、合計150社近い企業が参加する大きな就活イベントです。参加費も無料です。企業との個別面談会はもちろん、ハローワークコーナーやJOBサポートコーナーなど、相談ブースも設けられています。

参加費は無料、年齢制限もありません。就職活動をしている人なら誰でも参加可能ですので、宮崎での就業を考える方は足を運んでみましょう。

参考:宮崎県「宮崎県就職説明会」

福祉の仕事就職面接・相談会

宮崎県社会福祉協議会が主催する福祉関連の就職を目指す人向けのイベントです。宮崎県内の社会福祉施設・介護保険施設・保険医療機関が参加し、福祉の仕事をしたい人向けに相談会や面接が開催されています。

相談コーナーでは福祉人材センターやハローワーク、ナースセンターなど、幅広い福祉関連の事業所等が参加します。ちなみに参加費は無料です。

参考:宮崎県社会福祉協議会「福祉の仕事就職説明会」

宮崎県の就職/転職活動の体験談まとめ

宮崎県で就職/転職活動を行い、無事に内定を獲得した方の体験談をご紹介します。20代の求職者が、どのように活動を進めていったのかを見ていきましょう。

体験談その1(26歳・男性)

宮崎県の都城市と宮崎市で就職活動をしました。まず都城市は他県民を警戒する傾向が強いなと思いました。周囲を山々に囲まれている地域なので、よそ者を入れない地域性があるのかもしれません。

そのせいか面接時の反応はあまりよくありませんでした。ただ地元ネタを何か知っていると受け入れてもらいやすい傾向にあると思います。

宮崎市は多くの観光客が来るので、他県民でも違和感なく受け入れてくれます。出身地等はあまり気にしないようで、実力や求めている人材に充填を置いてくれるので比較的就活もスムーズに事が運びました。

同じ県でもこれほど県民性が変わることに驚きました。

体験談その2(22歳・女性)

宮崎県で就職活動をしたときは、私の希望する条件と企業側の条件が合わず、何社も挑戦したのですが、全て上手くいきませんでした。

毎日朝から夜まで面接と職探しに追われていました。宮崎県は観光地が多いので、普通の社員になるのは少し難しいのかもしれません。観光業はアルバイトの募集が多いので希望しませんでした。現在はやっとのことで探した会社の事務員をしています。

おわりに

その地域で発達している産業によって、募集職種は変わります。「都会で楽しそうだから」「自然がいっぱいあってゆっくり過ごせそうだから」などの理由だけで住む場所を決めると、希望職種に就けないかもしれません。

納得のいく就職活動にするためにも、経済状況や求人情報を確認した上で就業先を探してみてください。記事を読んで「宮崎県で就職したい!」と思った方は、まずは上記で紹介したエージェントに問い合わせてみましょう。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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