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高卒で入社した会社を半年で辞めたい|退職OK?転職を成功させるコツも解説

高卒で入社した会社を半年で辞めたい…
高卒で就職した知り合いが、入社半年で「仕事辞めたい」って言ってるんだけど、そんなに早く辞めても大丈夫なの?
積極的におすすめはしませんが、いくつかの注意点に気をつければ大丈夫です。

高卒で入社半年で仕事を辞めたいと思ったとき、どのような理由なら問題なく、そしてどのようにすれば転職を成功させられるのでしょうか。

この記事では、高卒で入社後に半年間程度の短期間で辞めたいと思ったとき、どうすればいいかを解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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高卒で入社半年で辞めたいと思っても大丈夫

確かに、半年で辞めるのはなんとなく不安があるけど、なんでおすすめしないの?
特別な条件があれば大丈夫ですが、そうでない場合は将来的なキャリアに良くない影響を与えてしまうかもしれないからです。

一般的に入社から1年以内に退職することは「早期離職」といわれますが、それよりもさらに短い半年以内に退職することは「超早期離職」と呼ばれることもあります。

超短期離職の場合、転職先の会社を探しても「またすぐに辞めるのではないか」と思われるため、転職で不利になってしまう可能性が高まります。

とはいえ、やむを得ない場合には半年で退職せざるを得ないこともあるでしょう。

どのような場合に半年で辞めても大丈夫なのか、その理由はなぜかを解説していきます。

まずは心身の健康を優先しよう

法令違反の過酷な労働が状態化していたりハラスメントが横行しているなど、いわゆるブラックな職場の場合、長く在籍しつづけても良いことは一つもありません。

そのようなブラックな職場の場合、まずは自分の心身の健康を優先し、働いた期間に関わらずすぐに退職することをおすすめします。

一度心身を壊してしまうと、回復するまでまともに働けず収入面で不安を抱えたり、その後の復職などでも不利益を受けたりしてしまいます。
こういった環境にあるなら、入社から半年以内で辞めても大丈夫です。
自分を守るためには仕方がない、って感じだよね。

高卒・第二新卒歓迎の求人もある

新卒入社から3年以内に転職する人のことを、「第二新卒」と呼ぶことがあります。

高卒で入社半年で辞めるとしたら、間違いなく第二新卒といえるでしょう。

企業は、以下のような人材を求めて第二新卒を採用しています。

  • 社会人としての基礎が身についており、最低限の社会人教育をしなくても良い
  • 新卒と同じくらいの将来性やポテンシャルがあり、吸収力がある若手人材である

学歴不問で高卒でも応募できる職種や、第二新卒歓迎の求人もあるため、高卒で入社半年で辞めても「絶対に転職できない」というわけではありません。

監修者コメント

早期退職を繰り返し続けないように注意

自分に合わない会社やブラックな会社に入ってしまったとき、やむを得ずに早期退職するくらいであれば問題ありません。

長いキャリアのなかで考えれば、いくらでもリカバリーできます。

ただし、そのような早期退職が何度も繰り返されると、2回より3回、3回より4回……と、回数を重ねるごとにだんだんと採用されにくくなっていきます。

採用にもコストがかかり、社員教育の計画などもあるため、人事側は採用した人にはなるべく長く自社で働いてほしいと思っています。

早期退職が繰り返されると「今までと同じように、うちもすぐに辞めるのではないか」という不信感につながり、採用を見送ってしまうのです。

やむを得ない理由での早期退職は仕方がない場合もありますが、安易に何度も繰り返しても大丈夫というわけではないことは覚えておきましょう。

岡本啓毅

高卒入社で半年後に辞めたいと思ったときに考えるべきこと

他に方法がないなら辞めてもいいけど、簡単にすぐ辞めちゃいけないってことだね。
それじゃあ、もし半年で辞めたいと感じちゃったら、どうすればいいの?
高卒入社で半年後に辞めたいと思っても、すぐに辞めてしまわず、いくつか考えておきたいことがあります。

ここからは、高卒で入社して半年で辞めたいと思ったとき、どのようなことを考慮するべきなのかを解説していきます。

なぜ辞めたいと思ったのか理由を書き出して整理する

まず重要なのが、自分が「辞めたい」と思った理由を自分自身でしっかりと理解することです。

辞めたいと思った理由を書き出して、整理してみましょう。

転職の理由の詳細は人によって異なりますが、大枠で考えると概ね以下の3つに大別できます。

  • 人間関係の不満
  • 待遇や福利厚生など社内制度への不満
  • 仕事内容や職場環境への不満

人間関係なのか待遇なのか環境なのか、何に関してどの程度の不満があるのか、どのようなきっかけで辞めようと思ったのかを言葉にして書き出してみましょう。

辞めたいと思った理由を書き出すコツは、本音を吐き出すことです。

自分が本当はどう思っているのか、恥ずかしいと思わずに本音で書き出してみましょう。

自分の気持ちを整理するために行うことなので、しっかりと自分の本音を引き出すことが重要です。

誰かに見せたりするわけでもないので、カッコつけたりしなくて大丈夫ですよ。

どうなったら満足なのか自己分析する

なぜ辞めたいと思ったのかを整理できたら、次は「どうなったら満足なのか」を見つけていきます。

就職活動をしたときに自己分析をしたことがあるかもしれませんね。

しかし、一度社会に出て働くという経験をしたからこそ、働く前よりも仕事に対する理解度が上がっています。

社会人を経験した上で自己分析をすることに大きな価値があるのです。

仕事をするうえで何を優先するのか、どのような状態になったら満足できるか。

それらの「自分が思い描く理想像」を元に、今の自分はどこまで実現できそうかを現実的に考えていきましょう。

転職の時の自己分析のやり方をもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

現職で改善できることはないか相談してみる

どうなれば満足できるかを整理できたら、転職する前に現職で改善できることはないかを考えてみるのも手段の一つです。

上司などに相談して、現状で嫌だと思っていることをなんとかできないか、相談してみましょう。

いきなり「辞めたい」と相談するのではなく「もっと〇〇のように改善したいが、なんとかならないか」という言い方で相談するのがおすすめです。

一度でも退職を匂わせると、上司は「この新人はすぐに辞めそうだし、あまり熱心に教育しなくてもいいな」と思われてしまいます。

辞めたい素振りを見せずに相談すれば、現職に在籍したまま問題を解決できる可能性が生まれます。

これで改善して良い職場環境になるなら、そのまま在籍していても良いでしょう。

たとえ理想の環境に変えられなかったとしても、転職活動中にも「現職でできることはやりきった」という旨を伝えることができ、自己アピールにつながります。

高卒入社で半年後に辞めたいと思ったときに転職を成功させるコツ

高卒入社で半年後に辞めたいと思ったときに転職を成功させるコツ

どんなふうに考えればいいかは分かったよ。
じゃあ、具体的にどんな行動をすればいい結果になるの?
焦ってすぐに退職せず、じっくりと転職活動を進めるのがおすすめです!

ここからは、高卒入社で半年後に辞めたいと思ったとき、どうすれば転職活動を成功させられるか、コツを解説していきます。

在籍しながらの転職活動がおすすめ

転職活動は、退職してからではなく在籍したまま行うのがおすすめです。

退職してしまうと収入がなくなり、金銭的に焦ってしまって、不本意な会社に転職してしまうことがあり得ます。

現職に在籍しながら転職活動を行えば金銭的な余裕を維持できるため、焦って次を決めなくても、自分が整理した「理想の状態」に近づける転職先をじっくり探せます。

「辞めたい」と感じたり転職を決意するのは入社から半年後でもいいですが、そのまますぐ転職するより、しっかり準備してから転職しましょう。

在籍していれば経験も積めるため、転職の選考でアピールできる実績を作れるというメリットもあります。

長期的な将来像を考えてから退職する

「辞めたい」と思ったとき、その勢いで退職したりせずに、具体的な計画を考えてから退職するようにしましょう。

将来どうなっていたいか、そのために転職をどのように活かすか、キャリアプランを立ててから転職活動をするのがおすすめです。

そうしないと長期的なキャリアを築くことができず、ただ短期離職を繰り返すだけになってしまいかねません。

無料でキャリア相談ができる転職エージェントを利用するなど、キャリアのプロに頼るのもおすすめです。

同じ理由で退職しない会社を探す

人間関係か職場環境か待遇や給与か、辞めたいと思った理由を整理して現職は何がダメでどうなったら満足かを書き出したと思います。

自己分析はできているはずなので、次はそれを下地にして業界研究・企業研究を行います。

「何に不満を感じるか」と「何に満足を感じるか」を知った上で企業研究を行い、現職と同じ理由で退職しないような会社に応募するようにしましょう。

そうすれば、少なくとも1社目の会社選びでやってしまったのと同じ失敗を繰り返すことがなくなり、少しずつ理想の働き方に近づけます。

監修者コメント

退職理由を伝えるときは事実だけを伝えるようにしよう

「辞めたいと思った理由は本音で整理する」とはお伝えしたとおりです。

しかし、面接などの場で退職理由を聞かれたときは、このときに整理した本音ではなく、事実だけを伝えるようにしましょう。

嫌なことがあったりすると、退職理由を話すときに今の会社の悪口になってしまうことがあります。

そうすると、面接官から「すぐに不満を感じてしまう人なのかもしれない」「ネガティブな思考の人かもしれない」と思われて評価が低くなってしまう可能性があります。

退職理由は事実だけを述べるようにして、悪口にならないようにしましょう。

岡本啓毅

転職理由をポジティブに伝える

書き出した「辞めたいと思った理由」はポジティブな内容であれば問題ないですが、基本的にはネガティブな内容になっているのではないでしょうか。

退職理由の多くは不満に根ざしている場合が多いため、それ自体は問題ではありません。

しかし、ネガティブな理由をそのまま伝えてしまうと、面接官に好印象を与えることは難しいでしょう。

退職の理由はネガティブなものでもいいですが、転職先の会社を志望した転職理由はポジティブな言葉に変換して伝えるようにしましょう。

転職理由をポジティブに伝える例
  • 仕事量は多いのに給料が低いと感じた→成果に応じて正しく評価してほしい
  • 人間関係が悪かった→協力しあえる環境でチームワークを発揮したい
  • 残業が多くて嫌だった→生産性を上げたい

このように、転職理由をポジティブに伝えることで、正直に話しながらも好印象をもってもらうことができます。

退職理由をポジティブに伝える方法をもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事も確認してみてくださいね。

高卒に強い転職エージェントを利用する

キャリアについて相談できる転職エージェントというサービスを活用するのもおすすめです。

転職エージェントとは、自分の経験などをもとにしたキャリア相談から相性がいい求人の紹介、選考対策のサポートなどが全て無料で受けられるサービスです。

エージェントごとに得意としている領域が異なっており、自分に合ったエージェントを使うことで効率良く転職活動を進められます。

高卒であれば、高卒に強い転職エージェントを利用しましょう。

ネット検索などでエージェントの特徴を調べて自分に合っているサービスを探してください。

まとめ

高卒入社で半年後に辞めたいと思っても、特別な理由がない限りすぐに退職するのはおすすめしません。

在籍したまま仕事上での実績を作り、計画的に転職活動を行うようにしましょう。

その際には、高卒に強いエージェントサービスを活用することも検討してみてください。

私たちUZUZもエージェントサービスを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職をサポートしてきた実績があります。

キャリアの壁にぶつかり、その壁を乗り越えて活躍しているエージェントも在籍しているため、高卒のみなさんが抱える悩みにも寄り添うことができます。

高卒入社から半年で「辞めたい」と感じている方は、ぜひ一度、私たちUZUZへご連絡ください。

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