短大中退の就活って、どうやったらいいの!?
短大中退の就活では、大卒や短大卒とは少し異なる考え方をもって就活をすることで成功に近づくことができるはず!
この記事では、そんな短大中退の方に向けて、就活を成功させるコツを詳しく解説していくので、参考にしてみてくださいね。
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短大中退者も正社員へ就職できる!
大卒以上や専門・短大卒以上の学歴が応募条件としてある求人も多々ありますが、高卒以上だったり、学歴不問だったりする求人も多く存在しています。
学歴問わず正社員採用している会社は多々あるので、安心してくださいね。
とはいえ、大卒や専門・短大卒の方が応募できる求人数が多かったり、有利に就活を進められたりするケースは珍しくありません。
そのため短大中退の場合は、みんなと同じ方法で就活していては、なかなかうまく進めない可能性も高いです。
短大中退で正社員を目指す場合に重要なのは、短大中退の就活特有のポイントを押さえて就活をしていくこと。
そのため当記事で紹介していくポイントは、しっかり押さえていきましょう!
短大中退の最終学歴は多くの場合「高校」になる
最終学歴は、短大中退の方がまず知っておきたい前提の知識です。
経歴(履歴)は「短大中退」となりますが、「最終学歴」は短大の前に卒業した学校になります。
例えば、高卒から短大へ進学していたのなら、最終学歴は「高卒(高校)」です。
履歴書などに記載する場合は高卒である旨を書かなければならず、特に短大を中退したことを隠すようなことは決してしてはいけません。
就職後に発覚すると「経歴詐称」として懲戒解雇の対象になってしまう恐れもあるので、嘘はつかないようにしましょう。
短大中退からの就活で後悔しないポイント!
どんなことを後悔しているの?後悔しない方法はあるの?
まずは、後悔せずに進められるポイントを解説していきますね。
なぜ短大中退で後悔してしまうのかを知っておく
まずは、なぜ短大中退で後悔してしまうことがあるのか、その理由を知っておきましょう。
- 高卒と同じ待遇になり、待遇が悪かったり給与が低くなったりしまう
- 短大で勉強していた将来やりたかったことや夢に未練が残ってしまう
主に、上記の2点によって後悔を感じることがあるようです。
これらを解決できるような就職先を見つけることができれば、就活で後悔することはありません。
より詳しくは、次の項から解説していきます。
キャリアアップや給与アップがしやすい業界・職種を選ぶ
キャリアアップしやすい、または給与アップしやすい業界・職種を選ぶことによって、「給与が低い」という後悔を克服できるかもしれません。
仕事に対して精神的な充足よりも、待遇の良さや給与などの実利を求めているタイプの方は、この視点で就職先を探すことで満足できる就職先を見つけられるでしょう。
とくに成功報酬型のインセンティブがある営業職や、手に職をつけてスキル次第で給与アップが狙える専門職などが向いている傾向にあります。
その他、学歴不問かつ給与アップしやすい仕事を探したい方は以下の記事もご確認ください。
やりたいことや夢を叶える
何か夢や目標があり、そのために短大で勉強していたという方は、中退して夢を諦める結果になったこと、そのものに後悔があるのではないでしょうか。
そのような方は、やりたいことや夢に関係する就職先を見つけることで後悔しない就活ができます。
ポイントは、自分がやりたいことや夢に関して、「本当は何がやりたいのか」を深掘りすることです。
勉強していたことややりたかったこと「そのもの」に未練がある場合もありますが実際は、「〇〇に関わりたい」といった欲求が根源的なものである場合もあるのです。
例えば、「役者になりたい」という夢をもっている人がいたとします。
その根源的な欲求が「自分の想いを表現したい」というものであれば、制作会社でも叶えることができるかもしれません。
それに「役者になりたい」と思っていたけれど、本当の想いは「エンタメに関わりたい」だったのであれば、役者という職業にこだわらずエンタメ系企業に就職できれば満足できるでしょう。
上記のように、「役者になりたい」という夢をもっている人が満足するためには、必ずしも「役者になる」ことだけが正解ではない場合もあるのです。
やりたいことや夢を本音ベースで分析して、自分のキャリアプランに落とし込めるようにじっくり考えてみる時間を取ってみると良いでしょう。
納得できる就職先を見つけることが一番
短大中退の就活で後悔する方のなかには、望むような理想の就職先に就職できなかったと感じ、その原因を「短大中退であること」に求めている人がいます。
ですが実際には、短大卒であろうと大卒であろうと、就活で満足できる人はできますし、できない人はできていないのです。
結局のところ、自分が納得できる会社に就職することが一番。
正直、学歴は社会に出てからは些細なことで、過去よりも今何ができるのか、これから何がしたいのかが重要になります。
仕事への考え方も人それぞれで、例えば仕事は自己実現の場であると考える人もいますが、生活のためのお金を稼ぐ場であると考えている人もいます。
つまり人によって価値観は異なるため、自分に合った会社で働くことができれば、短大中退であろうと他のどのような学歴であろうと、就活に後悔は生まれません。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
時間と金銭に余裕があるなら再入学を検討してもいい
短大中退の就活で後悔する理由として、中退そのものに後悔があるという方もいます。
中退には理由があるはずですが、その中退理由に納得がいっていない場合、どのような就活をしても後悔が生まれてしまいやすいです。
そのため中退したことにモヤモヤしている方は、時間や金銭に余裕があるなら、再入学を検討してみてください。
1年や2年、足踏みした程度では、社会に出た後は意外と大した違いはないのです。
また中退者は、大卒・短大卒よりも賃金が下がってしまう傾向があるというデータもあるため、再入学するのは金銭的なメリットもあるでしょう。
また今すぐの再入学が金銭的に難しい場合には、ある程度働いてお金を貯めてから、キャリアの途中で学び直しを行うのも手段の一つです。
参考:社会学年報「大学・短大中退が正社員就業と獲得賃金に与える効果の検討」
短大中退から就職を成功させるポイント
ここまでは、短大中退の就活で後悔しないポイントを解説してきました。
後悔しない就活ができるようになったら、最終的には満足できる就活をして、納得して就職したいですよね。
ここからは、短大中退から就活を成功させるポイントについて解説していきます。
早めの活動が有利!
短大中退後は、なるべく早く活動を開始するのがおすすめです。
短大を中退すると最終学歴が「高卒」になってしまうため、学歴だけで見ると短大卒や大卒と比べて就活の場では不利になってしまいます。
そのため中退してからブラブラするのではなく、なるべく早く就職活動を始めるようにしましょう。
中退理由を整理する
就活を始めたなら、まずは早い段階で中退理由を整理するようにしましょう。
整理してみると、きっと中退の理由は一つだけではないでしょう。
なので中退理由を挙げたら、下記の3つに分類分けをしてみてください。
- ネガティブな理由
- ポジティブな理由
- 仕方がない理由
ネガティブな理由とは、例えば「なんとなく進学したので合わなかった」「サボり過ぎた」など、あまり褒められないような理由です。
ポジティブな理由とは、「やりたいことが見つかったので挑戦したい」「別の夢を追いかけることにした」などの前向きな理由のこと。
そして仕方がない理由とは、「怪我などのために続けられなかった」「経済的な理由で働かなければならなくなった」などの中退しても仕方がないと思える理由です。
これらを整理しておくことで、就活の際に中退理由を伝えやすくなります。
ポジティブな理由や仕方がない理由の場合は、素直に面接で伝えても問題のない場合が多いですが、ネガティブな理由の場合は、そのまま伝えてしまうとマイナス評価につながりかねません。
そのためネガティブな理由の場合は、詳細を書かずに「一身上の都合」としておくのでもOKです。
ただし面接では深掘りされる可能性もあります。
その際には「中退の経験を糧にしている」ことを伝えられるように、アピールする内容を準備しておきましょう。
中退理由がネガティブな理由でも、「ネガティブなままで終わず、ポジティブに変換する努力をした」という前向きな姿勢を見せておくことが大切です。
もし中退理由の書き方や整理の仕方が分からないなら、キャリアのプロである就職エージェントなどに相談してみるのも良いでしょう。
キャリアプランを立てる
どのようなキャリアを進んでいき、キャリアのゴールをどこに設定するのか計画しておきましょう。
簡単にいうと、「〇年後にどんな自分になっていたいか」を考えるということです。
やりたいことを思い描いて、どうやったらそのやりたいことや目標へ向かって行けるのかを考えるのです。
将来の理想像への道筋を立て、今の自分に足りない物を逆算していくことで、最終的に「今、何をすべきか」が見えてきます。
キャリアプランの立て方が分からない時には、就職エージェントなどのプロに相談してみると良いですよ。
過度に学歴を気にしない
社会に出て働き始めたら、学歴よりも実力が重要となります。
高学歴でも成果を出せない人と、学歴は高くないが成果を出している人がいるとしたら、後者を優遇して昇進・昇給させるのは当然ですよね。
社会に出てからは、学歴はそれほど気にしなくて良いというのが現実です。
そのため、就活段階でも学歴を気にしすぎなくて良いのです!
自分が何を学んできたかよりも、何を学んでその結果何ができるのか、何の得意なことは何かを明確にしておくことのほうが重要であることを覚えておきましょう。
学歴不問・経験不問の会社を選ぶ
就活では「学歴を気にしすぎなくて良い」のは事実でありながらも、実際に企業に応募する際には「応募できる求人」と「できない求人」があることを知っておきましょう。
短大中退の場合、学歴は「高卒」になるため、求人の応募条件が「短大卒以上」や「大卒以上」の場合には、そもそも応募できません。
たとえ応募したとしても、書類選考で落とされてしまうでしょう。
ですが求人には、学歴不問、経験不問(未経験OK)といった求人の募集も多々あるので安心してください。
もちろんそのなかには、優良企業や大手企業の求人もあるので、短大を中退したからといって「大手企業に就職できない」「正社員になれない」と落ち込む必要は一切ありません!
なのでまずは、学歴不問や経験不問の求人の中から、キャリアプランを実現できそうな企業を探してみましょう。
選考対策をして自信をつける
選考に関して不安があると、それが態度に表れてしまい、「練習不足による不安が原因」となってスムーズに就職活動が進まないこともあるでしょう。
不安が原因で、あなたの能力を発揮できずに選考に落ちてしまうのは、非常にもったいないのです。
そのため、できる限り選考対策をして自信をつけてから選考に進むことをおすすめします。
おすすめは、第三者に面接官役をやってもらい、実戦形式で面接練習をすること。
なかでも就職エージェントに相談して、プロからアドバイスを受けながら面接対策ができると自信を持ちやすいでしょう。
就職・転職エージェントを活用する
短大中退から就職を目指すなら、就職・転職エージェントを活用すると非常に便利です。
就職・転職エージェントとはキャリアに関するプロであり、求人紹介はもちろん、書類添削や面接対策、キャリアに関する相談まで、とことんサポートしてくれるサービスのこと。
高卒の場合は就職支援が行われることがほとんどですし、短大卒や大卒の場合は学校内のキャリアセンターなどを活用できますが、短大中退の場合は、そういった就活機関の活用をすることができません。
そのため、無料で利用できる就職・転職エージェントの利用は短大中退者にとってもおすすめです。
就職・転職エージェントを利用することで、
- 就活の最新情報を入手する
- 企業内部の情報を知れる
- 相性が良い求人を紹介してもらう
- 選考対策をする
といったサポートを受けることができるため、就活機関と遜色ない情報や対策をしっかり得ることが可能です。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
フリーターになるなら覚悟が必要
短大中退後は、アルバイトを掛け持ちするなどして生活する、いわゆる「フリーター」になる生き方もあります。
フリーターになることを決して否定はしませんが、覚悟はいることを覚えておいてください。
なぜならフリーターと正社員で比較すると、フリーターのほうが最終的な生涯賃金が低くなるからです。
また生活のために正社員になろうと思い直したとき、フリーター期間が長いと就職がしにくくなってしまうデメリットもあります。
夢を叶えるための下積み期間や中退後から就職するまでの期間に「つなぎ」としての収入源にするのは良いかもしれませんが、漫然と続けてしまうと気がつけば就職がかなり難しい状況になってしまっています。
フリーターからの就活の難しさについて知りたい方は、以下の記事も合わせて確認してみてください。
まとめ
短大中退の就職活動でも、正社員になることは可能です!
基本的に社会に出てみると、学歴よりも「実力や成果」が重視されるため、短大中退という経歴も気にならなくなっていくはずです。
なので短大中退から就職成功を目指すためにも、まずは「どんな働き方がしたいのか」「これから何をしていきたいのか」といった自分の想いを見つめ直しながら、就活を進めていきましょう。
なかでも短大中退から就職を目指すなら、就職・転職エージェントを運用するUZUZへご相談ください!
UZUZに所属しているエージェントの多くは、フリーター経験者だったり、就活で失敗したことがあったりと、一度はキャリアでつまづいた経験があります。
そのため、あなたがもつキャリアへの悩みに寄り添い、最適なアドバイスができるのではないかと考えています。
少しでも短大中退からの就活を成功させたいと思っているなら、ぜひ一度UZUZにご相談ください。
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