もくじ
こうお悩みの方も多いかと思います。
結論としては、30代職歴なしで就職するのは簡単ではありません。
ですが、しっかりポイントを押さえて活動を行えば、可能性を高めることはできますよ!
この記事では、上記のような悩みをもった方に向けて、30代職歴なしから就職するポイントを中心に、おすすめの仕事や就職活動のコツを解説します。
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【結論】30代職歴なしでも就職は可能
30代で職歴なしの場合、正社員として就職するのは簡単ではありません。
今から正社員を目指すなら、「簡単ではないこと」を理解しておきましょう。
ですが、決して不可能なわけでも、可能性が限りなく低いというわけでもありません。
このまま年齢を重ねても、30代後半、40代と進むにつれてさらに就職が厳しくなってしまいます。
あなたの人生において、“今”が一番若いときなのです。
この記事を読んでいるあなたは、心のどこかに「このままではいけない」という気持ちがあるのではないでしょうか。
その気持ちを持つことが、重要な最初の一歩です。あとは、ポイントを抑えながら就職活動を進めていけば、きっと就職できますよ。
実際に、厚生労働省が発表した「労働経済動向調査」によると、調査対象企業のうち約68%が、新卒枠での応募に対し「既卒者も応募可能だった」としています。
また、そのうちなんと40%が採用に至ったというデータも見られています。
「30代になってしまったし、きっと無理だろう……」と諦めず、最初の1歩を踏み出しましょう!
参考:厚生労働省「労働経済動向調査」
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
まずは「実行しやすいアクション」から始めてみるのがおすすめ
30代で職歴なしという状態ですと、これまでなかなか重い腰が上がらなかったり、さまざまな事情で就職できなかったのではないでしょうか。
長い間、就職活動をしていないと、“些細なことでも面倒”に感じられるものです。
そのため、いきなり大きな目標を立てるのではなく、「確実に達成できる小さな目標から進める」のがおすすめ。
まずは、就職活動の本を買う。次は、その本を読む……といったように、自分にできる範囲から少しずつ積み重ねていきましょう。
また、それをメモやノートに残すなど、自分が達成したタスクを可視化していけば、徐々にペースも自信もついていきます。
職歴なし就職率はどのくらい?
職歴なしの人における就職率は、一体どのくらいなのでしょうか?
ここでは、既卒と新卒それぞれの就職率を紹介していきます。
なお既卒とは、高校や大学、専門学校や短期大学を卒業後、一度も就職したことがない人を指す言葉です。
文部科学省が実施した「令和4年度大学等卒業予定者の就職状況調査」によると、2023年に卒業予定の大学生における就職率は97.3%です。
一方、株式会社マイナビが実施した「2023年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」では、既卒者の内定保有率は34.8%という結果が示されています。
新卒と比較して、既卒の就職率は3分の1程度となっていて、大学卒業後に職歴なしでいると就職の難易度が高まることが伺えます。
参考:文部科学省「令和4年度大学等卒業予定者の就職状況調査(4月1日現在)」
参考:株式会社マイナビ「2023年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」
職歴なしの期間が長引くほど就職が難しくなる
職歴なしの30代が正社員として就職したいなら、今すぐに行動を起こす必要があります。
なぜなら職歴なしの期間が長引けば長引くほど、就職が難しくなることを示すデータが存在するからです。
労働政策研究・研修機構が公表した「労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容」の調査結果を見ていきましょう。
この調査では「フリーター継続期間と正社員になれた割合」の関連性が、男女別に示されています。
フリーター期間が1年以内だと、正社員になれた割合が68.8%であるのに対し、その期間が長引くにつれて割合が低下する傾向があり、5年以上になると32.3%となっています。
このように、職歴がない人がフリーターとして活動し続ければし続けるほど、正社員として就職するのが難しくなってしまうのです。
職歴なしの期間が長いと自信を失ってしまい、就職のための行動を起こせなくなってしまうかもしれませんが、このまま何もしないと就職の難易度がただ上がるばかりです。
迷うことなく、今すぐに就職するためのアクションを起こしていきましょう。
参考:労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容」
30代職歴なしでは就職が難しいと言われがちな理由
30代で職歴なしからの就職は簡単ではないため、しっかりポイントを押さえて活動する必要があります。
そのためにまず、「30代職歴なしだと、なぜ就職が難しいのか?」という理由を知るのが大切です。
- 体力・気力が衰えはじめるため
- 30代になると求人数が減るため
- 社会的信用を得られなくなるため
それぞれの理由について確認していきましょう。
1.体力・気力が衰えはじめるため
- 少し走っただけで疲れた
- 昔は余裕だった徹夜がキツくなってきた
- 新しい商品を覚えられなくなった
このような経験が増えて来た方もいるのではないでしょうか。
30代になると体力・気力の衰えが始まります。
30代までにある程度の社会人経験を積んでおけば、仕事における気の使い方や身体の使い方がなんとなく把握できるものです。
ですが30代までに正社員での社会人経験がないと、どの程度の力を出して働けばいいものか分からないまま衰えていくことになります。
そうすると、「自分はこのくらいがんばれるはず」とムダにがんばって早々に疲れてしまったり、不要な場面で気を使うことがストレスになってしまったりするのです。
2.30代になると求人数が減るため
職歴のない30代の人も対象になっている求人の数は、それほど多くありません。20代までの求人募集と比較すると、求人数そのものが減ってしまうのです。
20代の場合は、今後のポテンシャルを加味して期待値込みでの採用もしてもらえます。未経験での募集が多いのもそのため。
しかし30代以降は、明確な即戦力やマネジメント層などの特殊スキルをもった人材が求められます。
「これからじっくり社員を育てていこう」と考えているなら、より若い人材を採用したくなる、という気持ちは理解できるのではないでしょうか。
実は、“年齢不問”の募集の多くは表向きの話で、実際には年齢制限があるのと同じである、というケースも少なくないのです。
これを裏付ける理由として、厚生労働省が公表している「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」を見ると、2019年1月における25~34歳の有効求人倍率は1.39となっています。
一方で、35~44歳の有効求人数は1.19倍と控えめですが、2017年4月の同データと比べると、30代後半以降の求人倍率は増加しているのです。
そのため、決して深刻な問題として考える必要はありません。
参考:厚生労働省東京労働局「年齢別有効求人倍率の推移」
20代のうちに就職すべき理由やメリットについては、下記動画をご確認ください。
3.社会的信用を得られなくなるため
残念ながら、30代で正社員の経験がまったくない場合、社会的信用を得られないのが実情です。
そのような経歴を耳にした場合、採用担当者は以下のように感じてしまうかもしれません。
- 働くモチベーションがないのではないか
- 社会人として、当たり前のコミュニケーションができないのではないか
- 何かしら人格に問題を抱えているのではないか
そのため、基本的に書類選考の時点から疑ってかかられてしまうのです。
完全な偏見である場合もありますし、ある意味では当たっているかもしれません。
例えば、社会人として当たり前のコミュニケーションは、社会を経験していなければ身につかないのが普通です。
選考を通過するためには、こういった先入観や思い込みを乗り越えなければなりません。
30代職歴なしでも就職先を探すポイント
前述のとおり、30代職歴なしの人材を採用してくれる企業は決して多くはありません。
ここで、株式会社マイナビが実施した「マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」の結果を見ていきましょう。
既卒者の就活で大変だったことの第一位が「既卒者としての活動の仕方がわからなかった」で、全体の52.6%となっています。
次いで多い順に「既卒者として就職活動している理由を聞かれる」が50.6%、「既卒者の募集が少ない」が44.9%、「既卒者募集をしている企業が探しづらい」が40.7%です。
職歴なしの人が就活する際は、そもそも就活の仕方がわからなかったり、面接で職歴なしの理由を質問されたりといった悩みを抱えることが多いようです。
また、職歴なしでも応募できる企業を探すのが難しいという課題もあるため、公的機関や就職エージェントからのサポートを受けるのが良いでしょう。
就職活動においては、自分を採用してくれて、なおかつ活躍できる確率が少しでも高い企業を探すことが重要です。
何も考えずに履歴書を送るのではなく、しっかりとこの確率を見極めて送るだけでも、かなり楽に就活を進めることができます。
- 段階的に正社員になる
- アルバイトの経験を活かせる仕事を探す
- 職歴が問われない仕事を探す
- 公的機関によるサポートを利用する
- 就職エージェントで総合的なサポートを受ける
それぞれのポイントについて説明していきます。
1.段階的に正社員になる
いきなり正社員として就職するのが難しければ、段階を追って正社員を目指すのも手です。
例えば、正社員登用制度があります。これは、「契約社員やアルバイトとして働く人を正社員雇用に切り替える制度」のこと。
このような正社員雇用制度を設けている企業を探し、まずは契約社員やアルバイトとして入社してみるのも手段の一つです。
こういった制度があり、実際に利用されている企業というのは、評価制度がしっかりしている企業であるという裏付けでもあります。
もし企業の内部事象が分からないのであれば、転職エージェントなどのプロに相談してみるのも良いでしょう。
「この企業は正社員登用をしているらしいけど、実態はあるの?」というような質問をして、実態が確認できてから選考に申し込んでみるのがおすすめです。
2.アルバイトの経験を活かせる仕事を探す
フリーター経験があり、何かしらのアルバイトを行っていたとしたら、その経験を活かせる仕事を探してみましょう。
アルバイトの経験は「正社員としての職歴」ではないものの、「実務的な経験」は身についています。
特定の業界や業務の経験者として、選考においてアピールできる材料になるかもしれません。
アルバイトの経験をアピールするなら、以下のような話題を盛り込むように意識してみましょう。
- アルバイトで何が大変だったか
- どうやってその問題を克服したか、克服するために何をしたか
- その結果どんな成果を挙げたか
- その経験は就職後、どんな場面で役立つと考えているか
3.職歴が問われない仕事を探す
世の中には職歴が重視される仕事もあれば、未経験でも就職が可能な仕事もあります。
「30代職歴なし」かつ「前述したようなアルバイト経験を大きく活かせるわけでない場合」は、基本的に未経験でも就職できる仕事を目指すことになるでしょう。
職歴が問われない仕事には、以下のような特徴があります。
- 人手不足で、未経験者でも採用したい
- コミュニケーション能力やホスピタリティなど、専門スキルではないスキルで仕事ができる
- 職場教育や資格取得などで、仕事に必要なスキルを獲得しやすい
もしかすると、人手不足の仕事と聞くと、いわゆるブラックな仕事や職場を想像してしまうかもしれません。
ですが上記の特徴を見ると分かる限り、必ずしもそうであるとは限らないのです。
4.公的機関によるサポートを利用する
職歴なしの30代が就職先を探すなら、厚生労働省や地方自治体などの公的機関によるサポートを利用するのがおすすめです。
例えば「わかものハローワーク」や「ジョブカフェ」のほか「地域若者サポートステーション」が挙げられます。
支援内容は様々ですが、共通しているのが「就活に必要な総合的サポートを行ってくれる」という点です。
ビジネスマナーや就活方法に関する講座のほか、利用者一人ひとりに合った求人の紹介を行ってもらえるため、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
5.就職エージェントで総合的なサポートを受ける
公的機関よりも手厚いサポートを行っているのが、就職エージェントです。
就職エージェントでは、書類の添削や模擬面接といった実践的な就活サポートから、自己分析や適職診断まで幅広いサービスを提供しています。
「就活したいけれど、どの業界を目指せば良いのかわからない」「何から手をつけて良いか迷っている」という方も安心です。
特に職歴なしの人のサポート実績が豊富な就職エージェントなら、自分に合うサポートを受けられる可能性が高いです。
30代職歴なしの場合の応募書類の作成方法
30代職歴なしの就職は、どうしても採用担当者から厳しい目でチェックされてしまいがちです。
そのため、30代で職歴なしという肩書だけで切り捨てられることがないように、応募書類である履歴書や職務経歴書は、魅力的なものに仕上げる必要があります。
ここでは、30代職歴なしの場合の応募書類の作成方法について紹介しましょう。
- パート・アルバイト歴はすべて記入する
- 資格欄はできる限り埋める
- 職歴がなくても職務経歴書は作成する
- マイナス評価にならない空白期間の理由は記入する
- 添え状を作成して同封する
1.パート・アルバイト歴はすべて記入する
パートやアルバイトは、立派な就業経験のひとつです。
採用担当者にスキルをアピールするためにも、過去のアルバイト・パート経験は期間を問わず、すべて履歴書に書くようにしましょう。
また、履歴書にはアルバイト・パートを辞めた旨も記載しますが、このときに辞めた理由を書く必要はありません。
自己退職の場合は、「一身上の都合により退職」と記し、退職した年と月も忘れずに記載しましょう。
2.資格欄はできる限り埋める
履歴書の各欄は、しっかり埋めることが基本です。
資格欄についても自分が取得しているものはすべて書くようにしましょう。
たとえ、応募企業で活かせそうにない資格であっても、「この人は資格取得のために努力ができる人なんだな」とプラスに評価してもらえる可能性もあります。
また、まだ取得できていない資格も「現在、△△の資格の勉強中」と一言添えることで、意欲をアピールすることができます。
3.職歴がなくても職務経歴書は作成する
職歴なしの場合でも、応募企業に職務経歴書の提出を求められた場合は、職務経歴書を作成・提出する必要があります。
職務経歴書の目的は、あくまでも自分がどのような経歴とスキルを持っているかを企業にアピールすることにあります。
そのため、アルバイトやパートの経験で自分が努力したことや、工夫したことなどを具体的に書くと、良い印象を与えられます。
4.マイナス評価にならない空白期間の理由は記入する
履歴書の空白期間(仕事をしていない期間)は、選考に悪影響を与えてしまうと考えがちですが、空白期間だけが理由で落とされることはありません。
例えば、職歴がない理由が介護や育児であれば、その理由を記入してもマイナスな評価にはなりません。
伝え方次第ではあるものの、やむを得ない事情としてネガティブな印象を払拭できるケースもあります。
その場合は、職歴欄の時系列に沿って「〇年△月~〇年△月 親の介護に従事」などと記入しましょう。
5.添え状を作成して同封する
添え状とは、履歴書を郵送する際に「誰が・何を・どれだけ送ったのか」を採用担当者に示す書類のことです。
この添え状に入社意欲も記載することで、担当者に熱意をアピールできる可能性があります。
30代職歴なしでも面接を通過するには?
前項では、30代職歴なしで就職先を探す際のポイントを解説してきました。
これらに応募すれば、がむしゃらに応募するよりも書類通過率も高くなるでしょう。
いざ書類選考を通過したとなれば、次は面接選考です。ここでも、30代職歴なしの場合に抑えるべきポイントがいくつか存在しています。
- 空白期間は正直に伝える
- 正社員を目指したい理由を明確に話す
- エージェントに面接練習を行ってもらう
それぞれのポイントについて確認していきましょう。
1.空白期間は正直に伝える
そもそも、履歴書を確認された時点で職歴に空白があるのは面接官にバレています。
大切なのは、その空白期間を作った理由について、前向きかつ正直に話すことです。
- 働けないやむを得ない理由があったこと
- 夢を追いかけるなど別の活動に専念していたが、今は考えを変えたこと
- 「働きたくなかった」などのネガティブな理由であれば、当時の判断を後悔しており、これからはしっかり働きたいと考えていること
上記のように、嘘をつかず、そしてポジティブに伝えることが重要です。
2.正社員を目指したい理由を明確に話す
なぜ30代職歴なしから、急に正社員になろうと考えを変えたのか。
この点についても説明する必要があるでしょう。
- 正社員のほうが安定しているから
- フリーターだと不安だから
- 給料が高いから
- 周りから心配されたくないから
本音を言うと、上記のようなことが理由かもしれません。
ですが、それを正直に伝えるだけでは、企業側にとってあなたを正社員採用するメリットを感じにくいのも事実。
それらの理由をもとに、自分の言葉で、なおかつ企業にとってのメリットは何かという観点で説明してみましょう。
難しければ、後述するエージェントに相談してみるのも手です。
3.エージェントに面接練習を行ってもらう
30代職歴なしから就職を目指す場合、エージェントの利用が特におすすめです。
エージェントでは、キャリア設計や自分の強み、就職活動における軸などについて客観的にアドバイスしてくれます。
また、面接練習や書類添削など様々な支援が用意されています。
前述のように「言いにくいことをいかに前向きな言葉で伝えるか」についても、プロの視点でアドバイスを受けられます。
これまで職歴のないフリーターや既卒の方にはUZUZがおすすめ。
UZUZでは既卒・フリーターの方に向けた求人を中心に保有しており、就職活動に自信がない方や初めて就職する方に対しても丁寧なアドバイスを行っています。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
小手先の対策よりもまずは自己分析を丁寧に
就職活動を行うにしても、まずは自分自身の強みや弱みについて、これまでの経験を掘り起こしながら把握していく必要があります。
自己分析でおすすめなのは、第三者との対話によって自分でも気づいていなかった自分の側面を理解していく方法です。
いわゆる、“他己分析”を自己分析に取り入れる手法ですね。
書類の書き方や面接対策などの小手先のテクニックを磨くよりも、まずは自己分析を通して「就職活動・その先のキャリア設計の軸」を決めた方が、結果的にスムーズに選考が進むのはよくあることです。
30代職歴なしでも就職しやすい仕事はある
ここからは、具体的に30代職歴なしの方はどんな仕事を目指せばいいのか解説します。
- 営業職
- カスタマーサポート職
- 介護職
- 販売職
- インフラエンジニア職
- タクシードライバー
- 公務員
これらは、前述した「30代職歴なしが就職先を目指す際の3つのポイント」に合致している職種です。さっそく確認していきましょう。
1.営業職
自社の商品やサービスを売り込む営業職は、多くの企業が必要としている職種です。
求人数も多く、なおかつ未経験からの採用も比較的多く実施されています。
特にアルバイトで接客や販売の経験がある方なら、そこで培ったコミュニケーション能力を活かせる可能性があり、アピールしやすくなります。
2.カスタマーサポート職
カスタマーサポート職とは、サービスを利用しているお客さまからの問い合わせに対応したり、不明な点をサポートしたりする仕事です。
未経験歓迎の求人が多いため、ほかの職種と比較して30代職歴なしでも採用される可能性が高くなっています。
基本的に経験は不問だとしても、コールセンターなどでのアルバイト経験があればアピールポイントになります。
3.介護職
ニュースなどで見知っている方も多いかもしれませんが、日本は超高齢化社会であり、介護職の人手不足が深刻な問題です。
参照元:厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」
そのため、介護職は未経験でも採用される可能性が高くなっています。
また介護職はスキルを必要とする仕事でもあり、資格の有無によってできる仕事や名乗れる職種も変わってきます。
一見するとハードな職場だと感じるかもしれませんが、スキルアップすることで専門性を高めることができ昇給にもつながります。
今後も高齢化に歯止めは効かないと考えられるため、職種としてなくなることもないでしょう。
すなわち、ある意味では将来性がある仕事であると見ることもできます。
介護職が気になるという方は、まずは最初の資格である「介護職員初任者研修」の取得を目指しましょう。
4.販売職
販売職は、主に店舗でお客さまと直接対面し、商品やサービスの販売を行う職種です。
販売する商品や提供するサービスの種類にもよりますが、未経験からでも就職できる企業が多くなっています。
なかには、人手不足のため未経験者を積極的に採用し、OJTや社員教育を行うことで必要なスキルを身につけてもらうという職場もあります。
接客や販売のアルバイト経験がある方はその経験もアピールでき、実際に現場でも役立つでしょう。
5.インフラエンジニア職
インフラエンジニアとは、インターネットを繋いでいる「ネットワーク」や、情報を管理する「サーバー」といった“ITサービスを成り立たせるための基盤”を設計・構築したり、保守・運用する仕事です。
インフラエンジニアは、IT化が進んだ現代において、多くの企業で必要不可欠な存在となっています。
そのためインフラエンジニアは人手不足のため求人数が多く、未経験でも採用される可能性があります。
ただしインフラエンジニアはエンジニア職であるため、専門的なスキルが必要となります。
特に、CCNAやLinuCなどのIT資格は業務に直結するのでおすすめです。
特にここでは、私たちが運営している「ウズウズカレッジ」をおすすめします。
ウズウズカレッジではITエンジニアを目指すための就業支援を行っており、用意しているコースは以下の3つです。
- Javaコース
- CCNAコース
- LinuCコース
Javaコースでは、プログラミング言語の中でも需要が高いJavaを学べます。
CCNA・LinuCコースでは、インフラエンジニアへの就職で有利になるCCNA・LinuCの資格取得も可能です。
その他、優良IT企業の紹介やエンジニア就職に関する相談も行っているので、スキル取得から就職まで一貫してサポートを受けたい方はぜひ試してみてください。
6.タクシードライバー
タクシードライバーは、他人とのコミュニケーションが苦手な人におすすめの仕事です。
職歴なしの30代の人のなかには、コミュニケーションを取るのが不得意な人もいることでしょう。
タクシードライバーは安全運転ができて、かつお客さんと最低限の会話ができれば良く、採用時に職歴や学歴を求めないケースは多いです。
人手不足となっている地域であればなおさら、タクシードライバーとして採用される難易度は低いといえます。
7.公務員
公務員になるためには筆記試験に合格する必要がありますが、しっかり勉強して良い成績を収めれば、職歴なしでも採用される可能性があります。
公務員と一口にいっても、地方公務員と国家公務員、行政職や専門職など仕事内容は様々です。
倍率が低い公務員の仕事を狙って受けてみるのも、ひとつの手です。
独学でも公務員を目指すことは可能ですが、本気で就職したいなら公務員の専門学校へ通ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
30代職歴なしから就職するのは難しいので、何社も落とされたとしても落ち込む必要はありません。
とはいえ、就職経験のない方が一人で面接対策を行うのは難しいでしょう。
「自分ひとりで仕事を選ぶのが不安」「なんとかして正社員に就職したい」という方は、どうぞ就職エージェントであるUZUZにご相談ください。
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そんな経験がありながらも、フリーターから正社員として就職した方もいます。
皆さんと同じように「仕事」に悩んできた過去があるので、気持ちに寄り添ったサポートが可能です。
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