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創業90年超えの総合化学メーカー「旭化成」を企業研究!

第二の就活

日本を代表する総合化学メーカー、旭化成。繊維業からスタートし、その創業はなんと90年以上前に遡ります。CMでもよく目にする企業ですのえ、恐らくその名を知らない方はいないのではないでしょうか。

本日は、古くから日本の化学・繊維業界を牽引し、今では日本国内にとどまらず、世界各国にも拠点を持ちグローバルな展開を行う旭化成株式会社について、ご紹介したいと思います。

旭化成のプロフィール

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旭化成株式会社は、化学・繊維・住宅・建材・エレクトロニクス・医薬品・医療品など、多彩な事業展開を行う総合化学メーカーです。本社は東京都千代田区にあり、化学分野では国内3位の規模を誇っています。

旭化成グループは、1922年、日本で初めてアンモニアを化学合成で生産したことを機に、繊維事業からその歩みをスタートさせました。現在は北米・アジア・ヨーロッパなど30ヶ国以上に事業展開を行い、グローバルな市場で幅広いニーズに対応する体制を整えています。

数字で見る旭化成

旭化成グループは売上高1兆9,864億円、営業利益は1,579億円、従業員数は連結で30,313人に上り、数字から見ても日本を代表する大企業であることが分かります。

2015年に発表された40代サラリーマンの平均年収は572万円ですが、平均年齢43.3歳の旭化成の平均年収は902万円。年収は平均よりも高いようです。

また、平成26年度の連結子会社の数は140社、関連会社37社にも上ります。売り上げの約半数である48.1%がケミカル・繊維分野から成り立っています。

旭化成グループ

旭化成はケミカル・繊維事業、住宅・建材事業、エレクトロニクス事業、医薬・医療事業の4事業を展開しており、10のグループ会社を有しています。グループ会社には、不動産・リフォーム関連事業を展開する旭化成ホームズや、医薬品・診断薬の製造販売を行う旭化成ファーマなどがあります。

旭化成の求める人材とは?

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旭化成の企業としての大きな特徴は、幅広い分野の事業を有し、さまざまな製品づくりとサービスの提供を通じて社会に対して価値を提供している点です。一方で、社会が求めるニーズや解決すべき課題は、どの事業においてもより一層多様化・複雑化しています。そうした環境下で旭化成パーソンとして活躍できるには、単に与えられた仕事をこなすだけではなく、多面的な問題解決力を持ち、自律的に行動することが強く求められています。
引用元:旭化成HP

事務職について

旭化成グループの事務系職には、経理・財務・法務・企画営業・事業企画・人事など、様々な活躍フィールドが用意されています。

「事務系なのに企画営業?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、旭化成の企画営業とは、素材・製品の機能を最大限に発揮させるためのマーケティングを考え、研究所・工場と連携し市場を拡大していく仕事を指します。

特に化学や繊維分野では、製品の特徴・性能を伝えるために理系の知識が必要になることが予想されますので、理系の方が活躍できるかもしれません。

人事職は採用はもちろん評価・配置・人材育成なども行います。各工場の人事労務環境やこれから必要な教育プログラムの企画を行ったりもするので、先を見通して計画的に行動する力が求められ、計画的・論理的に考えることが多い理系の方が必要とされるケースもあります。理系の目線をいかして採用活動に携わることができるのは嬉しいですね。

技術職について

旭化成グループの技術職には、多くの活躍分野があります。研究開発・回路設計開発・プラントエンジニアリングなど約10個の職種があり、自身の専攻分野によって活躍できるフィールドを選ぶことができます。

下記のページに専攻分野と職種を詳しくまとめてあるサイトを紹介しますので、理系の方は是非自分の専攻分野と照らし合わせてみてくださいね。
旭化成の技術職活躍フィールド

MR職について

MRとは、医薬情報担当者のことを意味し、医師や薬剤師に自社製品のプロモーションや、製品の安全性に関する情報提供・情報提供、医薬品卸業者と価格の折衝を行う仕事を指します。

MRを募集している旭化成ファーマでは、入社後約6ヶ月の研修から始まり、配属後もOJTをはじめとした年次に合わせた研修を数多く用意しています。

旭化成の就業環境は?

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旭化成の就業環境を研修面と福利厚生面から探ってみましょう。

教育研修

旭化成グループでは、若手社員に会社から求められる「使命(MUST)」と自分が発揮できる「強み(CAN)」を明確にし、次に「自分が挑戦し達成したいこと(WILL)」を語れる人材になってほしいと述べています。

それを達成できるようにするために、以下のような体制を整えています。

近年再構築を果たした充実の若手研修体制

2007年に旭化成で行った「仕事の基礎力向上プロジェクト」で得た結果をもとに、若手社員向けの研修体制は大きく生まれ変わりました。グループでの共通研修に加え、事業特性に見合った事業会社別の研修を行い、さらに上司や職場全体を巻き込んだプログラムを展開しているので、研修の場面だけでなく実際の業務に連動して学ぶことができます。

自己研鑽制度

社員のスキルアップを支援する制度が数多くあり、職務遂行力向上に役立てることができます。

事故研鑽制度の一例

  • 所定の国家・公的試験の合格した場合、受験料・登録料を全額補助
  • TOEICの受験料を年間1回全額補助
  • MBAなど外部教育コースの受講が終了した場合、受講料の50%を補助
  • 英語・中国語・日本語を学習するために語学学校に通う費用の50%を補助

福利厚生

旭化成グループは、仕事の生産性を高めメリハリある働き方を実現するため、ワークライフバランス活動を推進しています。2008年にはこの取り組みが評価され、(財)日本生産性本部「第2回ワーク・ライフ・バランス大賞」にて優秀賞を受賞しました。

男性の育児休業取得推進や、育児短時間制度など、ワークライフバランスを重視して働ける環境作りに取り組んでいます。

旭化成の競合他社

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世界的にも活躍する旭化成グループですが、どのような企業が肩を並べているのでしょうか。今回は売り上げの半数を占めるケミカル・繊維部門から競合他社をご紹介します。

三菱ケミカルホールディングス

売上高:3兆6,562億円
営業利益:1,656億円

三菱グループの化学メーカー三菱化学と、その子会社である医薬品メーカー三菱ウェルファーマ(当時)の共同持ち株会社として2005年に設立。総合化学分野で国内1位の企業です。

住友化学株式会社

売上高:2兆3,766億円
営業利益:1,234億円

住友グループの大手総合化学メーカーである住友化学株式会社。総合化学分野で三菱ケミカルホールディングスに続き、国内2位につけています。傘下に大日本住友製薬があり、農薬や情報電子の強みを持っています。

東レ株式会社

売上高:2兆0,107億円
営業利益:1,273億円

東レ株式会社は東京都中央区に本社を持ち、合成繊維・合成樹脂を始めとする化学製品や情報関連素材を取り扱う大手化学企業です。炭素繊維分野では世界トップであり、水処理にも強みを持っています。大手衣料メーカーユニクロとも事業提携しています。

帝人株式会社

売上高:7,861億円
営業利益:390億円

大阪府大阪市に本社を置き、繊維事業を手掛ける帝人株式会社。骨粗しょう症等の医薬品に強みを持っています。かつては宇部興産、日立造船とともに「三和御三家」と呼ばれていました。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?化学業界の中ではトップ3に君臨している旭化成。理系就活生の中でもその人気は高く、志望している方も数多くいらっしゃいます。

旭化成グループの採用ページでは「MOVIE GALLERY」という実際に働いている社員の方々の声や、旭化成の今後の取り組みなどを特集したサイトを見ることができますので「選考に進みたい!」と考えている方は是非このページを参考にしてみて下さいね。

執筆・編集

tsubasa

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