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【フリーターから正社員】既卒がアルバイトしながら就活は無理?

フリーターから正社員既卒がアルバイトしながら就活は無理?
落ち込んでいる男性

 
就活しなきゃいけないけど、生活費のためにアルバイトもしたいし……。
上手く両立できるのかな……?
その気持ち、とてもよく分かります!
アルバイトしながら就活できるか不安な人は多いです。

新卒就活では親からの仕送りや奨学金などに頼ることもできるため、就活だけに専念できる人は珍しくありません。

しかし、既卒者の場合は生活費を自分で稼がないといけないため、就活に専念できずアルバイトと両立したいと考えている人は多いでしょう。

この記事で分かること
  • バイトしながら就活する人に関するデータ
  • バイトしながら就活したいフリーターが把握しておくべき現状
  • 既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するメリット
  • 既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するデメリット
  • 既卒フリーターがバイトしながらの就活を両立させるポイント
  • フリーターがバイトしながらの就活を成功させるための取り組み

この記事では、バイトしながら就活しようと考えているフリーターの方へ向けて、上記の内容を解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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【フリーター必見!】バイトしながら就活する人に関するデータ

実際、バイトしながら就活するのって可能なの?
十分可能です!就活とアルバイトを両立している人は珍しくありません。

既卒がフリーターから正社員を目指すとき、就活中はアルバイトを続けるべきか迷ってしまいますよね。

ここでは調査データを交えて、就活中の大学生に関するアルバイト事情を詳しく見ていきます。

既卒に限定したデータではありませんが、就活を控えている既卒は一つの参考としてくださいね。

就活中にシフトを減らした人は約5割!

就活中のアルバイトシフト数の変化

タウンワークマガジンは、就活とアルバイトを両立させた大学生を対象にアンケート調査を実施しました。

この調査結果によると、就活中のシフトを減らした人は49.3%と最多になっています。

また、就活前と変わらないと回答した人は42.1%で、就活前よりも増やした人は8.5%です。

就活中の負担を考えてシフトを減らし、就活へ集中できるようにした人が多いことが分かります。

その一方で、就活中でもシフトを変えずにアルバイトを続けた人もかなり多いといえます。

アルバイトしながらの就活は無理と言い切ることはできず、アルバイトを控えたほうが良いかどうかは人によって異なるのです。

本記事でも紹介しますが、アルバイトをしながら就活することにはメリットとデメリットの両方が存在するため、比較検討して自分に合うやり方を考えることが重要です。

参考:タウンワークマガジン「就活中のバイト事情|バイトして良かったこと、大変だったこと、両立するコツなど

就活中は週に2~3日のシフトが多数

就活中の週あたりのシフト数

フリーターをしている既卒のなかには、ほぼ毎日アルバイトのシフトを入れている人もいるでしょう。

就活に集中するため、シフトを減らしたほうが良いのか迷っている人もいるかもしれません。

先ほど紹介した就活中の大学生を対象にしたタウンワークマガジンの調査によると、就活中は週に2日のシフトにした人が35.3%と最多になっています。

次いで週3日が29.3%、週1日が14.0%で週4日が9.9%です。

つまり、週に2~3日のシフトが全体の約7割と多数派で、残りは週1日か4日にするかで分かれるようです。

1回のシフトにおける勤務時間によっても、適切なシフトは変わるため、自分の就活スケジュールや肉体的・精神的負担を考慮してシフトを決めましょう。

バイトしながら就活したいフリーターが把握しておくべき現状

生活できる分の収入はあるし、正社員にならなくてもいいかな~って思うときもあるんだよね。
確かにそういう考えもあるかもしれませんが、フリーター歴が長くなるほど正社員になりにくくなるため、現状をしっかり把握しておくことが大切です。

バイトしながら就活したいフリーターは、以下のような現状を知っておきましょう。

  • 既卒フリーターの割合は大卒者の約1割
  • 精神的なプレッシャーを感じやすい
  • 金銭的に追い詰められている人が多い
  • フリーター歴が長引くほど就職が難しくなる
  • 半数以上の既卒フリーターが正社員就職に成功している

厳しい現実もありますが、半数以上の既卒フリーターが正社員就職に成功しているというデータもあるため、ぜひチェックしてみてください。

既卒フリーターの割合は大卒者の約1割

最終学校卒業から1年間の状況

厚生労働省が実施した「令和5年若年者雇用実態調査」の結果によると、最終学校卒業から1年間に「正社員以外の労働者として勤務した」人は11.1%となっています。

一方、「正社員として勤務した」人は 86.7%で「働いていなかった」人は 2.1%です。

つまり、大卒者の約1割が既卒フリーターとなっているといえます。

フリーターとして働いていると自分と同じ働き方をしている人が周囲に多いかもしれませんが、大卒者の中では少数派であることを覚えておきましょう。

参考:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況

精神的なプレッシャーを感じやすい

「自分も一人前の社会人として働きたい!」

そう思っているのに、肝心の働く場所が無いというのはつらいものです。

しかも周りからは学校を出たのに働いていないということで、厳しい目で見られがち。

そうした周りからのプレッシャーによって精神的に追い詰められてしまう人もいます。

落ち込んでいる男性

 
僕も、正直切羽詰まっていて……
これからどうしていけば良いか悩んでいます……

また、同級生やアルバイト先に就活仲間がいる新卒就活と異なり、既卒の就活では孤独な戦いを強いられることが多いです。

そのため「就活の進め方が分からない」という悩みを抱える人は多いでしょう。

「既卒であることを面接で聞かれる」「既に社会人として働いている友人に気後れする」といった既卒ならではの苦悩も。

株式会社マイナビが実施した「2023年度 既卒者の就職活動に関する調査」では、既卒就活で大変だったことに関するアンケートが行われました。

第一位既卒者としての活動の仕方が分からなかった(52.6%)
第二位既卒者として就職活動している理由を聞かれる(50.6%)
第三位既卒者の募集が少ない(44.9%)
第四位既卒者募集をしている企業が探しづらい(40.7%)
第五位新卒のように仲間がいないので進捗が分からない(35.7%)
第六位学生と一緒の選考は気後れする(31.0%)

第1位が「既卒者としての活動の仕方が分からなかった」(52.6%)、第2位が「既卒者として就職活動している理由を聞かれる」(50.6%)となっています。

また「学生と一緒の選考は気後れする」と回答した人は31.0%で、既卒は様々な点で精神的に追いつめられやすいことが分かります。

参考:株式会社マイナビ「2023年度 既卒者の就職活動に関する調査

金銭的に追い詰められている人が多い

既卒の無業者は仕事が無いわけですから、当然、収入もありません。

そうなると金銭的にも追い詰められてしまいます。

親元で暮らしている人ならまだ良いですが、一人暮らしの人や地方から出てきている人は親からの仕送りも無くなり、自活しないといけない人が多いでしょう。

また、大学時代などに奨学金を借りていた人はその返済も始まります。

収入が少ない人のための猶予措置がありますが、それは猶予されるだけで免除されるわけではありません。

支払いが後回しになるだけです。

晴れて学校を卒業した時点で数百万円の借金を背負っての出発という人が多いわけですが、返済のめどが立たず不安になるでしょう。

また、就活では交通費や被服費、遠方での選考を受ける際の宿泊費など、様々な費用がかかります。

ここで、就職みらい研究所が大学生・大学院生を対象に行った「就職プロセス調査」の結果を見ていきましょう。

2024年卒の学生が就活に使用した金額は、平均82,905円となっています。

2023年卒から7,660円も増加していますが、この背景には物価高やコロナ禍の収束による対面での選考増加が潜んでいると考えられます。

このデータは新卒の就活に限定したものですが、既卒の就活は長期化する可能性もあり、その分必要な就活費用はかさんでしまうのです。

「金銭的に余裕がなくて思うように就活ができない」という事態に陥らないためにも、人によってはアルバイトを続けながら就活するのが良いのかもしれません。

参考:就職みらい研究所「【2024年卒 就職活動TOPIC】就職活動の費用は増加傾向 対面での選考増加が影響

フリーター歴が長引くほど就職が難しくなる

「いずれは正社員就職をしたいけど、まだ先でいいや」と考えている人は、今すぐに行動を始めるべきです。

その理由は、フリーター歴が長引けば長引くほど就職が難しくなる傾向にあるからです。

労働政策研究・研修機構が2022年に公表した「労働政策研究報告書 No.213」では、フリーター継続期間と正社員になれた割合が示されています。

この割合をグラフにすると、下記の通りです。

フリーター継続期間 割合(男女計)

フリーター歴が1年以内では68.8%もの人が正社員になれていますが、5年以上になると32.3%まで低下してしまっています。

フリーター歴と正社員になれた割合は必ずしも比例するものではありませんが、フリーターが長くなると正社員として採用されにくくなる傾向にあるのです。

本気で就職したいなら、思い切ってアルバイトを辞めるか休んで、就活に全力投球できるようにするのもおすすめです。

参考:労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容

半数以上の既卒フリーターが正社員就職に成功している

ここまで解説した現状を読んで、本当に正社員就職を成功させられるか不安になった人もいるかもしれません。

しかし、実は半数以上の既卒フリーターが正社員就職に成功しているのです。

労働政策研究報告書No.213によると、正社員になろうとした大卒フリーターの72.8%が、高卒フリーターの57.4%が実際に正社員として就職しています。

もちろん無策では正社員就職は難しいですが、きちんと対策をして就活すれば十分実現可能といえます。

参考:労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容

既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するメリット

職が無く、何もしていないことで余計に焦りが出るということもあるでしょう。

そうした中、とりあえずアルバイトをしようと考える人もいると思います。

しかし、既卒者にとって最も大事なことは正社員として働くための就職活動です。

これを最優先にするという視点を忘れてはいけません。

この就活中のアルバイトに関してはメリットとデメリットがあります。

既卒フリーターがアルバイトしながら就活するメリットは、以下の6点です。

  • バイトの収入を就活資金に充てられる
  • 精神的なプレッシャーが緩和する
  • 面接で話すエピソードを用意しやすい
  • ポータブルスキルが身につく
  • メリハリのある生活を送れる
  • コミュニケーションの練習ができる

バイトの収入を就活資金に充てられる

就活中の生活費用は貯金で何とかなるとしても、就活資金が足りないという人もいるでしょう。

就活ではスーツの購入費用やクリーニング代、交通費をはじめとした資金が必要となります。

就活が長引くほど、多くの企業へエントリーするほど就活資金はかさむため、バイトの収入があれば安心して就活を進められます。

精神的なプレッシャーが緩和する

就活中は選考で落ちてしまったり面接でうまく話せなかったりと、落ち込んでしまうシーンは少なくありません。

そんなとき、アルバイトで仕事をすることで社会とのつながりを実感できたり、やりがいを得られたりして精神的なプレッシャーや不安感が緩和するメリットがあります。

面接で話すエピソードを用意しやすい

面接では自分の強みや性格をアピールする際、関連するエピソードを話す必要があります。

アルバイトを続けていれば、そこでの成功体験や失敗体験をエピソードとして話せるかもしれません。

アルバイトの経験をプラスに評価する企業は多いとされているため、面接でも有利になるでしょう。

ポータブルスキルが身につく

アルバイトではコミュニケーション能力やマルチタスクをこなす能力など、多くの企業で求められることが多いポータブルスキルが身につきやすいです。

アルバイトで身についたポータブルスキルは、面接で自分の強みとしてアピールしやすいため、自己PRを強化したい人にもメリットがあります。

メリハリのある生活を送れる

これといった予定がない限り、夜中までゲームやYouTubeに没頭し、翌日はお昼まで寝ている……。

中にはこんな人もいるのではないでしょうか?

社会人として、このようなだらしない生活はいただけません。

就職後のことも考え、勤務時間に合わせて起床や就寝、食事などの時間を整える必要があります。

アルバイトをすることで自然と生活にメリハリが生まれ、生活リズムが安定するでしょう。

コミュニケーションの練習ができる

アルバイトの中身にもよりますが、ほとんどの場合、人と接する機会があります。

たとえ接客業ではなかったとしても、同僚や社員、上司などとコミュニケーションを取る必要があるからです。

アルバイトでのコミュニケーションを通して、以下のような練習ができます。

  • あいさつや連絡事項の伝達など、基本的なやりとり
  • 相手の気持ちを想像し、困っていればサポートする
  • 仕事内容で不安なことや分からないことがあれば1人で抱え込まず相談や質問をする
  • 時には雑談など、業務以外のコミュニケーションを楽しむ

これらは全て、就職活動でも入社後の業務でも役立つコミュニケーション術です。

アルバイトでは働きながら以上のような社会人として必要なコミュニケーションの練習ができるのです。

既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するデメリット

一方、就活中にアルバイトをすることが不利な理由としては次の理由が挙げられます。

就活にあてる時間が限られる

アルバイトの場合、シフト制を取っているとどうしてもそれに拘束されてしまいます。

アルバイトが忙しくて就活をする時間が無いという状態は、まさに本末転倒です。

アルバイトは就職活動に支障をきたすこともあり、時間のやりくりに苦労する人もいるでしょう。

フリーターに対する偏見がある

企業から見た場合、フリーターのような非正規で働いている人に対する偏見はまだまだ根強いものがあります。

就活をしている人の意識は別にして、企業の目から見ると単なるフリーターと映ってしまうことも…。

アルバイトにハマってしまう

就活中の一時的なアルバイトのつもりが、そのままズルズルとアルバイトを続けてしまうケースも結構見られます。

  • アルバイトが面白くなった
  • 収入が得られるので取りあえずそれで良いと思ってしまった
  • 就活をあきらめた

等々、理由は色々でしょう。

アルバイトを優先するあまり、フリーターから抜け出せない可能性もあるため、要注意です。

経歴に空白期間ができる

職務経歴書に書ける「職歴」は、基本的には正社員として働いた経歴です。

いくらアルバイトをがんばっても、それらは「職歴」にはなりません。

つまり、アルバイト期間は経歴上の空白期間になってしまうということです。

アルバイトをがんばったはずなのに、いざ就職活動をする時になってみたらその期間は「無職」とみなされてしまいます。

残念なことですが、これが現実なのです。

また、既卒フリーターに覚えていてほしいのが、フリーター歴が長くなればなるほど正社員にはなりづらくなるという事実です。

既卒フリーターがバイトと就活を両立させるポイント

既卒フリーターがバイトと就活を両立させるポイント

正直に言います。
アルバイトと就活を両立させてどっちもこなすなんて、僕にはできません……!
2つのことを並行して進めるのは、なかなか大変ですよね。
そこで“両立させるコツ”を伝授しますよ!

以上述べたように、就活をする上で、アルバイトには良い面と悪い面の両方があるため、一概に否定するべきものではありません。

大事なことは、優先順位をはっきりさせることです。

就活は自分の問題であるのに対して、アルバイトはアルバイト先との関係があるため、ついつい就業先の事情を優先してしまいがち…。

しかし、そうなると就活の成功が遠のきます。

ここでは、就活を優先させるための具体的な方法を紹介します。

就活に支障が出ない程度にアルバイトをする

まず、就活に支障が出ない程度にアルバイトを行うために、以下の3つのことを意識してみましょう。

1つ目は、スケジュール管理をしっかりと行うこと。

就活の面接日や説明会などの日程とアルバイトが重ならないようにするためには、しっかりとスケジュール管理をすることが重要です。

最低限、 ダブルブッキングをしないように注意しましょう。

2つ目は、夕方~夜の時間に働くことです。

就活で動き回る時間は移動も含めて午前中から午後6時ぐらいまでが一般的といえます。

そのため、アルバイトをする際には、この時間を外して夕方から夜にかけての時間が良いでしょう。 

例えば、ディナーを出す飲食店などが良いかもしれません。

ただ夜勤は昼間の活動に支障が出ることがあるため、極力避けたほうが良いでしょう。

3つ目は、短期バイトをすることです。

期間を区切った短期バイトも適していますが、典型的なのが1日だけの日雇いバイト。

1日だけのバイトなら、そこまでは就活に影響しないでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

何より大切なのは就活であることを忘れずに

「“とりあえず”という気持ちで始めたアルバイトに、気がついたらどっぷりハマっていた。」

そんな人は珍しくありません。

まじめな人ほど「アルバイト先で頼りにされている」「自分がいないと職場が回らなくなっている」などの理由でアルバイトを他の活動に優先させてしまいます。

また、バイト先の人間関係が心地よくてつい居続けてしまう、などということもあるでしょう。

しかし、あなたの将来を考えた時、大事なのは「アルバイトで楽しく働く」ことよりも「正社員になりやりがいのある仕事に取り組む」ことではないでしょうか。

アルバイトはあなたの人生をこの先も保証してくれるわけではありません。

「アルバイトより就活の方が優先順位が高い」ことを忘れないようにしましょう。

シフトを組む時には「まずは就活ありき」で希望を出すようにしてください。

アルバイトを就職に結びつける

数としてはそこまで多くはないかもしれませんが、既卒者の場合、実はアルバイト先で正社員になるというパターンも見られます。

これは働く側にとっては仕事内容を内側から見て判断でき、雇う側も人物をしっかりと見て採用できるため、お互いにメリットがある方法です。

こうしたアルバイトから正社員を狙う場合、過去にアルバイトから正社員になった人がいるかどうか、実績を確認することが重要です。

また、面接の際、率直にその点を確認しておくのもおすすめできます。

なるほど…!
メリットデメリットを把握して、自分に合った進め方をすることが重要だな!

アルバイト先に事情をきちんと伝える

アルバイトしながらの就活では、アルバイト先に事情を伝えておくことが大事です。

就活が始まる前に以下のことをきちんと伝えておきましょう。

  • 就活開始時期
  • 抜ける可能性のある時間帯、曜日
  • 迷惑をかけてしまう可能性があること
こんな風に赤裸々に話しちゃっていいのかな……?
大丈夫! むしろ就活で休むたびに「ちょっと用事があって……。」などと変に濁してしまうと、かえってこじれることがあります。

アルバイトしながら「正社員をめざそう」と考えるのは決して悪いことではなく、むしろ前向きなことです。

就活を優先させたいことは、ためらわずはっきりと伝えましょう。

特にシフト変更など周りに影響することは早めに連絡することが大事です。

その際、忘れずに感謝を述べるように心がけると、お互い気持ちよく働けますね。

アルバイトの退職時期を考える

退職の話をするのって緊張する……つい先延ばしにしちゃうんだよね……。
その気持ちはとってもよくわかりますが、入社日ギリギリになって「辞めます!」はNGですよ!

就職が決まれば、必ず辞めなければならないのがアルバイト。

就職活動が軌道に乗り内定がもらえそうになってきたら、退職時期を考えておきましょう。

民法では「退職の意思を伝えてから2週間で雇用は終了する」と規定されています。

つまり、最低でも辞める2週間前にはアルバイト先に退職の意思を伝えるべきなのです。

とはいえ、2週間では引き継ぎや次のアルバイトの求人などとても慌ただしくなってしまいます。

アルバイト先に迷惑をかけずに辞めようとするなら、1ヶ月前には退職を伝えましょう。

フリーターがバイトしながらの就活を成功させるための取り組み

よし!アルバイトしながら就活を進めるぞ!イケイケどんどん!
ちょっとまって!アルバイトをしながらの就活は意外と大変。
注意しておくべきポイントについて共有させてください。

既卒の人がアルバイトをしながら就活する場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

ポイントとしては、以下の4つが挙げられます。

既卒フリーターがアルバイトしながら就活する際のポイント
  • 自己分析を怠らない
  • 仕事への意欲やコミュニケーション能力をアピールする
  • 正社員経験がない理由は正直に伝える
  • 既卒・フリーター向けの転職エージェントに相談する

どれも就活を成功に導くためにはとても大事です。

一つずつ見ていきましょう。

自己分析を怠らない

アルバイトしていると毎日忙しくて、自分と向き合う時間がとれなくなってしまいがちです。

しかし、就活において自己分析は必要です。

あなたの強みやスキル、希望条件が明確になっていないと、就活がその場しのぎになってしまいます。

「自己分析なんて難しそう」「そんな時間がない」と悩む人は、診断ツールを使ったり、就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するようにしましょう。

監修者コメント

既卒の理由は必ず聞かれると覚悟して

既卒の人が就職活動をする場合、避けて通れないのが「面接で既卒の理由を聞かれること」です。

採用側がこの質問をするのは「既卒を採用することへの不安」が理由です。

「卒業後も就職の意思がなくブラブラしていたのかも」

「勤労意欲が低いタイプで、就職してもすぐに辞めてしまうのでは?」

このように警戒されてしまうことは、残念ながらゼロではありません。

厳しいようですが、これが現実だとまずは受け止めましょう。

そして自分なりの答えをきちんと返せるように準備することが何より大事です。

ポイントは「ウソをつかず」「具体的に」答えること。

そして、既卒になってしまった理由について反省している部分や次に活かしたい部分をきちんと話すことです。

岡本啓毅

仕事への意欲やコミュニケーション能力をアピールする

アルバイトしながら就活しているということは、現役で働いているということです。

この経験を生かさない手はありません。

就職面接では、単に生活のためにアルバイトしているのではなく、やりがいや意欲をもって働いていることをアピールしましょう。

企業が採用時に重視するものの一つに「コミュニケーション能力」があります。

「既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するメリット」でお伝えしたように、アルバイトでも、必ず人との関わりがあるはずです。

どのような点に気をつけて同僚やお客様とコミュニケーションをとっているのか言語化し、面接で伝えられるようにしましょう。

正社員経験がない理由は正直に伝える

就職面接で「なぜ正社員経験がないのですか」と聞かれた場合、その答え方によって就活の成功率は大きく変わってきます。

NGなのは、適当なウソをついてしまうこと。

ストーリー性をもって伝えられるなら、たとえ後ろ向きな理由やネガティブな理由であっても、むしろ伝えた方がいいのです。

正社員経験がない理由は、以下のような伝え方がおすすめです。

  • ネガティブなことも正直に話す
  • ネガティブを乗り越えたきっかけを話す
  • 今の就活への意欲を伝えてプラスに持っていく

このような伝え方をすることで「ネガティブな経験を乗り越えて糧にしているのだな」と受け止めてもらえると同時に「誠実な人柄」をアピールすることができます。

既卒・フリーター向けの転職エージェントに相談する

ここまで読んできて「既卒・フリーターが就活するのは難しそうだな」と感じた人もいるかもしれません。

確かに、既卒には既卒なりの「戦い方」があります。

既卒の就職/転職活動が得意なエージェントに登録することでその「戦い方」を自分のものにすることができます。

プロであるキャリアアドバイザーの力を借りれば、自己分析も面接対策も怖くありません。

私たちUZUZも既卒・フリーター向けの転職支援をしています!

弊社に所属するキャリアアドバイザーのほとんどが、就活で悩んだ経験があります。

既卒・第二新卒出身のキャリアアドバイザーも多く、あなたの不安や疑問に寄り添ったサポートが可能です。

無料だし、とりあえず相談してみるのアリかも……

まとめ:フリーターがバイトしながら就活するのは十分可能です!

以上、既卒者が就活中に行うアルバイトに関して述べてきました。

就活中のアルバイトはマイナス面だけではなく、プラス面もあります。

むしろ、そのプラス面を有効に利用することが望ましいです。

重要なことは就活を優先するという点をしっかりと意識しておくこと。

それさえできれば、就活中のアルバイトは十分可能です。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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