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キャリアプランが思いつかないときどうする?面接でNGな答え方と内定獲得のための対策を解説

キャリアプランが思いつかない…

面接で聞かれることも多い「将来のキャリアプラン」。

しかし、まだ働いたこともないのに簡単には思いつかないものですよね。

この記事では、人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画を元にキャリアプランが思いつかない方に向けた対策を解説していきます。

中長期的なキャリアプランを描きながら就活を進める際の参考にしてください。

▼この記事の元になった動画はこちら

この記事の監修者

岡本啓毅

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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なぜ就職活動中に面接で「キャリアプラン」を聞かれるのか

人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画

面接の場において、将来のキャリアプランを聞かれることがあります。

「5年後どうなっていたいですか?」「将来、どのような自分になっていたいですか?」といった質問も、すべて「キャリアプラン」を聞いていると考えて良いでしょう。

人事担当者がこの質問をする一番の目的は、入社後のミスマッチを防ぐためです。

企業は、入社後に「こんなはずじゃなかった……」と感じられたり、企業側が「求めていた人物像と違う」と感じたりすることを避けたいと考えています。

キャリアプランを聞くことで、企業が提供できる機会や成長環境と、応募者が目指す方向性がどれだけ合致しているかを見極めようとしているのです。

つまり、この質問は単に「将来の夢」を聞いているわけではありません。

自分のキャリアプランではあるものの「通過率を上げるキャリアプランの答え方」と、残念ながら「NGなキャリアプランの答え方」が存在することを意味します。

これから「NGな答え方」とその「対策方法」を紹介するので、面接の通過率を上げるために活用してください。

面接ではNGなキャリアプランの答え方と対策方法5選

それでは、面接でつまずきやすいキャリアプランの答え方と、それぞれの対策方法を具体的に見ていきましょう。

面接でつまずきやすいキャリアプランの答え方と対策方法

事前に対策を知っておくことで、面接で焦ることなく語れるようになりますから、しっかり確認していきましょう!

1.実現できないキャリアを目指している

人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画

その会社や職種では、残念ながら実現できる可能性が低いキャリアプランを語ってしまうのはNGになりやすい答え方です。

そうすると企業側は「この人は弊社のことをよく理解していないな」「ミスマッチが生じそうだ」と感じ、選考の通過率が下がってしまいます。

    食品業界の企業で、将来的に「人事」になることをキャリアプランに含めている。

多くの食品メーカーでは、新卒で採用された場合、最初は製造や開発、営業などの現場職に配属されることが一般的で、いきなり人事職に就くことは稀です。

また、将来的に人事へ異動するとしてもその人数は少数であり、具体的な道筋を説明できないと、現実味が薄いと判断されるでしょう。

対策
    まずは、入社後に配属される可能性が高い職種での具体的な展望を伝えるようにしましょう。

例えば、「最初の数年は営業職として顧客との関係構築に注力し、〇〇のスキルを磨き、将来的にはその経験を活かしてマネジメントに挑戦したい」といった具合です。

その上で明確な異動希望がある場合は、「〇〇の経験を積んだ後、将来的には人事として社員の成長をサポートする仕事にも貢献したいと考えております」といった形で、段階的に伝えることで、理解を示してもらいやすくなります。

監修者コメント

「やりたいこと」を優先するなら素直に伝えるのもアリ

企業が求めるキャリアプランに合わせて答えるほうが、選考の通過率は確かに上がります。

しかし「この仕事ができないなら、この会社で働く意味がない」と感じるのであれば、素直にキャリアゴールや本当にやりたいことを伝えるのも一つの選択肢です。

この場合、選考の通過率は下がる可能性が高くなります。

ただし、何社も落ち続けつつそれでもなお入社できたのであれば、それは企業があなたの強い想いを汲み取ってくれる可能性が高く、望むキャリアルートへ進めるかもしれません。

前述の例であれば、「食品業界の企業に入社して人事になれる可能性が高まる」ということですね。

どちらを優先するかは個人のキャリアに対する価値観なので、自分に合っているほうを選びましょう。

岡本啓毅

2.その分野を目指している99%の人に当てはまる内容

人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画

漠然とした「その業界の志望者なら誰もが言いそうなキャリアプラン」を伝えてしまうと、面接官の印象に残らず、他の多くの候補者に埋もれてしまいます。

    広告業界を志望する人が、「将来、人の心を動かす広告を作りたい」と語る。

広告業界を目指す人で、そう思わない人はおそらくほぼいないでしょう。

この言葉自体は素晴らしいですが、それだけではあなたの独自性や具体的なビジョンが伝わりません。

対策
    あなた独自のキャリアプランであることを明確にし、具体化して伝えるようにしましょう。

単なる理想論で終わらせず、その目標にどうアプローチしていくのか、自分ならではの経験を交えて語ることが重要です。

例えば、「人の心を動かす」とは具体的にどういうことなのかを掘り下げ、具体的な数字やエピソードで示すと良いでしょう。

「SNS分析を通じてターゲット層の共感を得て、月間〇〇万回再生される動画広告を企画・制作し、最終的に商品購入率を〇〇%向上させる広告クリエイターになりたい」といった具合です。

具体的な数値目標やプロセスを含めることで、説得力が増すと同時に、しっかりと研究していることも伝えることができます。

3.地に足がついていない

人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画

実現可能性が低かったり、あるいはあまりにも抽象的で「本当にそれを実現できるのか?」と面接官に疑問を抱かせてしまうキャリアプランもNGです。

    広告業界での仕事を通じて「日本中を豊かにしたい」と伝える。

この目標は非常に立派なものですが、あまりに抽象的であり具体性が見えません。

面接官は「この人は、どのようにしてそれを実現するつもりなんだろう?」と疑問を抱くでしょう。

対策
    キャリアプランを語る際は、「この人なら、それを実現できそうだな」と面接官に思わせるような、具体的なエピソードや根拠を盛り込むようにする。

抽象的な目標を語る際は、それを達成するための具体的な行動計画や、これまでの経験から得た学びと結びつけることで、実現可能性を示しましょう。

例の場合であれば、以下のような方法が考えられます。

  • 日本中を豊かにするとはどういうことかを定義し、その定義に向かった具体的な行動目標を語る。
  • 過去に自分のホームページやブログで出した成果を同時に伝える。

具体的に伝えられているかどうか、しっかり確認するようにしましょう!

監修者コメント

目標またはエピソードのどちらかは必ず具体的な内容にする

目標とエピソードの両方が抽象的だと、何も伝わらず活躍している様子をイメージしてもらえません。

例えば「人々を幸せにする」という大きな目標を掲げるのは素晴らしいことですが、それだけでは具体性がなく、地に足がついていない印象を与えてしまうことがあります。

この場合、例えば「クライアントから指名されるトップ営業になる」といったように、具体的な目標に落とし込むことが大切です。

あるいは、大きな目標のままで伝えたいのであれば、実績や経験の粒度を上げて具体化し、「大きな目標を実現できそうだな」と面接官に思われるようにする方法もあります。

例えば「学生時代に自分でメディアを立ち上げて運営し、月間〇万人に見てもらう実績を上げた」などの具体的な過去のエピソードを伝えるのです。

そうすれば、「メディアを通じて人々を幸せにするという大きな夢も、この人なら実現できそうだな」と言葉に説得力を感じてもらえるでしょう。

目標を具体化するか、あるいはそれを支える実績を具体化するかの、どちらかは必ず意識しするのがおすすめです。

岡本啓毅

4.本業とあまり関係がない内容になっている

人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画

志望する企業の本業や主要事業とキャリアプランの軸が大きくズレている場合も、ミスマッチと判断される原因となります。

    食品業界の企業で、「持続可能社会の実現のため、食品業界でSDGsに深く関わりたい」と語る。

近年SDGsへの取り組みは多くの企業で注目されていますが、それが企業の「本業の目的」ではありません。

もちろん、SDGsへの想いを持つことは素晴らしいことであり、それを随所で伝えるのは問題ありません。

しかしそれをキャリアプランの中心軸に据えると、企業は「弊社でやりたいことはSDGsだけなのかな?」と感じ、通過率が下がってしまうことがあります。

対策
    キャリアプランや仕事への想いを語る際は、必ず企業の事業や自分が携わる可能性のある職種に関連した内容にするよう心がけましょう。

自分の興味・関心とキャリアを結びつけるのは良いですが、それがメインの業務と乖離しすぎないように注意が必要です。

その企業でどのように「企業の本業」に貢献し、それと共に自分も成長していきたいのかを具体的に伝えることが重要といえるでしょう。

5.仕事で活躍する方向性とズレている

人材支援会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画

志望する職種のリアルな働き方や、そこで求められる役割を十分に理解しないまま、的外れなキャリアプランを語ってしまうケースです。

    証券会社の営業職志望者が、「証券会社の営業を通じて、お客様の人生における不安を取り除けるようになりたい」と語る。

証券会社の営業は、お客さんの資産運用をサポートする仕事であり、株価の上下は予測できませんし、ときにはお客さんに損をさせてしまうリスクも伴います。

お金の不安を「取り除く」というよりは、「リスクを説明し、納得いただいた上で最適な投資商品を提案する」のが主な役割です。

証券営業のリアルな働き方を知っていれば、ズレたキャリアプランを答えることはないはずです。

対策
    企業・職種研究を深く行い、リアルな働き方や具体的な業務内容、求められるスキルやマインドを徹底的に理解した上で、関連したキャリアプランを練りましょう。

OB・OG訪問なども活用して、実際に働いている人の声を聞くことも有効です。

現実と乖離のないキャリアプランを語ることで、面接官に「この人は、うちの仕事についてよく理解しているな」という良い印象を与えることができます。

まとめ

キャリアプラン自体に良し悪しはありませんし、自分が理想とする夢や想いはぜひ、大事に持っておくべきものです。

ただし、面接の場においては、受かりづらくなってしまうNGなキャリアプランの答え方があるのは事実です。

なので、すでにキャリアプランを描いている方も、まだキャリアプランが思いつかない状態でいる方も、しっかり対策しながら、通過率が高いプランを練っていきましょう。

しかし、なかなか自分一人で「OKなのか」「NGなのか」は判断が難しいものです。

そんな方は、就職・転職エージェントに相談して添削してもらうのもおすすめ!

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私たちUZUZも就職・転職エージェントサービスを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職を支援してきました。

この記事の元になった動画で解説を行っている岡本啓毅氏は、私たちUZUZ代表でもあります。

実際に相談していただければ、記事や動画よりもさらに“あなた自身”に寄り添ったアドバイスが可能です。

キャリアプランが思いつかない方、もっと詳しいテクニックを知りたい方は、ぜひ一度UZUZまでご連絡ください。

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