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高卒で製造業を目指すのはアリ?実は魅力的な工場勤務|気になる年収や働き方を解説

高卒で製造業を目指すのはアリ?

高卒で製造業界に就職するのって、実際どうなの?
結論、おすすめできます!

製造業のなかでも特に工場勤務は求人数も多く、未経験でスキルがなくても始めやすい仕事であるため、高卒の方に人気の就職先となっています。

高卒で製造業に就職する人は、主に工場勤務からキャリアをスタートさせることが多いようです。

当記事では高卒で製造業を目指すことがおすすめな理由や働き方・年収について、詳しく解説していきます。

製造業の業界動向を詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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高卒から製造業への就職がおすすめな理由

高卒から製造業への就職がおすすめな理由

高卒から製造業への就職がおすすめな理由ってなに?メリットはあるのかなあ?
製造業は入社時に特別なスキルがなくても、イチから仕事を身につけられるので、高卒者にとっては魅力でしょうね!

ここでは、高卒から製造業(工場勤務)への就職がおすすめな理由を5つ紹介します。

メリットも合わせて解説していくので、製造業に興味がある方はしっかり見ていきましょう!

未経験でも始めやすく成長しやすい

最初から特別なスキルを要求されることは、そんなに多くはありません。

多くの企業は入社してからじっくり仕事を覚えてもらい、成長してくれれば良いと考えています。

また製造業の工場勤務では特に実業務も、決められた手順で作業を進めていくことが多く、マニュアルが充実している場合も多いため、仕事を覚えやすい環境が整っています。

さらに安全面の確保から教育制度が充実している企業も多いので、未経験でも着実にスキルを身につけて成長しやすい仕事といえるでしょう。

確かなスキルを身につけやすい

スキルを身につけやすいのも、製造業の魅力です。

最初は製造ラインに入り、体を動かすことが多いかもしれませんが、慣れてくると機械の操作を任されるようになってきます。

そうすると、機械オペレーターなど専門的な技術を身につけられ、長く勤めれば勤めるほど熟練していくでしょう。

また企業によっては、フォークリフトなどの免許や資格をとらせてくれるところもあります。

いわゆる「手に職がつく」ため、転職をする際も有利になるでしょう。

若いうちから豊富な社会経験を積める

工場内ではさまざまな人が働いています。

正社員だけでなくパートの方や外国籍の労働者など、多種多様なバックボーンを持つ人たちと協力し合って仕事を進めなくてはなりません。

正社員として入社したのであれば、こうした人たちをまとめる役割を担うこともあるでしょう。

他の仕事では得られない社会経験を積めるのも、製造業の魅力の1つです。

福利厚生が充実している企業が多い


特に大手の製造業では、寮や社宅の貸与・住宅手当など、住まいに関する福利厚生が充実している企業が多い傾向にあります。

住宅支援があれば、一人暮らしをしても金銭的に余裕が生まれるため、自立がしやすいのも魅力でしょう。

また工場内の仕事は安全第一であることから、社員の健康管理に関する福利厚生も手厚いことも特徴です。

健康診断や健康指導、フィットネスクラブの優待など、会社の制度として社員の健康管理に取り組む企業も多いようです。

若いうちから稼げる


製造業(工場勤務)は、若いうちから比較的稼げる仕事です。

夜勤や休日稼働など、働き方によっては手当が支給されるため、若いうちから高い給与を受け取ることができるでしょう。

また大手製造業の場合はそもそもの給与水準や賞与の額も高くなります。

同年代と比較して、金銭的に余裕ができやすい点も魅力といえるでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

製造業では外国人の活用が進んでいる

国内の就労人口減少の影響で、製造業でも外国人雇用の流れが進んでいます。

2019年から新たな在留資格「特定技能」が新設され、外国籍の労働者を積極的に受け入れる企業が増えてきました。

特定技能の在留資格は、製造業では「素形材産業分野」「産業機械製造業分野」「電気電子情報関連製造業分野」「飲食料品製造業分野」で受け入れが認められています。

現在はこれらの4分野で活用が進んでいますが、やがて受け入れ可能な分野も増えていくことが予想されます。

製造業において今後は、ますます外国人の活躍の場は広がっていくでしょう。

参考:出入国在留管理庁「特定技能ガイドブック

高卒で製造業に就職した場合の年収は?

高卒で製造業に就職した場合の年収は?

若いうちから稼げるのは、確かに魅力的だよね。じゃあ年収の水準って実際どれくらいなの?
では、統計資料を見てみましょう!

厚生労働省による賃金構造基本統計調査から、高卒から製造業に就いた場合の年収水準を他の産業と比較しながら見てみましょう。

【産業別 所定内給与比較(高卒)】

産業所定内給与(月額)年収換算(12ヶ月)
情報通信業355,200円4,262,400円
建設業321,500円3,858,000円
不動産業,物品賃貸業296,800円3,561,600円
製造業282,100円3,385,200円
卸売業,小売業281,900円3,382,800円
宿泊業,飲食サービス業245,000円2,940,000円
医療,福祉239,000円2,868,000円

参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 速報(統計表 第4表)

とびぬけて高いわけではありませんが、低いといえる水準ではありませんね。
ホントだ!

宿泊・飲食や医療・福祉に比べると、かなりの高水準であることが分かります。

しかも、この数字は賞与や各種手当を含みません。

夜勤手当などを含めると、製造業の工場勤務はかなり稼げることが分かるでしょう。

高卒で製造業に就職した場合の仕事内容は?

高卒で製造業に就職した場合の仕事内容は?

製造業に就職した場合、実際の仕事内容ってどんなことをするのかな?
工場内の仕事は多岐にわたりますので、さまざまな仕事をこなしていくことになるでしょう。

工場内の役割はさまざまです。

高卒で入社した場合、最初のうちは比較的体力を使うポジションを任されることが多いでしょう。

経験を積んで中堅社員になっていく頃には、機械操作やライン全体の責任者を任されるようになってきます。

ライン作業

ライン作業とは、いわゆる製造ライン(ベルトコンベア)から流れてくる製品に、部品を組み付けるといった流れ作業の一部を担う業務です。

立ち仕事が多く、大きくて重量のある部品を扱うような場合は、かなりの体力を必要とします。

専門的な技術よりも正確さやスピードが求められるため、経験がなくても数をこなせば対応できるようになります。

また人手も必要な仕事であり未経験からでもスキルを身につけやすい職であるため、求人数も比較的多い業務です。

検品・検査

検品・検査は、完成した製品に不具合がないか検査する業務です。

目視により外観に異常がないか確認したり、実際に稼働させて動作確認を行ったりします。 

座って行うことも多く、ライン作業よりも体力は消耗しませんが、かなりの集中力が必要です。

特に流れてくる製品の外観を目視で検査するような業務は、疲労度も高くなるでしょう。

ピッキング・梱包・仕分け

完成した製品を、発注に応じて取り揃える業務がピッキングです。

倉庫内を歩き回り製品を集めるので、ライン作業同様体力を使う業務です。

集められた製品は出荷時に破損しないよう丁寧に梱包され、納品先ごとに仕分けされます。

ただし人力で運べない重量のある製品を扱う場合は、フォークリフトなどの機械を使うため、運転資格を取得する必要があります。

企業によっては資格取得支援があったり、資格手当を支給してくれたりすることもあるので、求人などで確認してみると良いでしょう。

生産管理

ライン作業やピッキング業務で経験を積んでいけば、管理的な業務も任されるようになっていきます。

生産管理とは、工場全体あるいは担当ラインの生産計画を組む仕事です。

納期や設備の稼働状況・原料・資材の在庫状況などを把握し、無理なく効率的な生産計画を組み上げなくてはなりません。

工場やライン全体の生産効率を左右する、重要な任務であるといえるでしょう。

設備管理

設備管理は、工場内の生産設備・機械の保守・メンテナンスを行う業務です。

設備の不具合は生産効率を落とすだけでなく、場合によっては大きな事故につながるため、日々のメンテナンスにより状態を適切に保たなくてはなりません。

もし生産設備が停止すれば、復旧するまで工場全体がストップすることも考えられます。

万が一不良品を発生させると会社の信用にも関わるため、設備管理は工場内でも重要なポジションといえるでしょう。

工務

工務とは、いわゆる工場内の事務職といった位置づけです。

具体的には資材や原料の発注、予算管理、データ整理や入力などを工場内の事務所で行います。

また基本はデスクワークですが、企業によっては資材や原料の仕入金額の交渉を任されることもあります。

ただし繁忙期には、ライン作業や検品作業に駆り出されることもあるようなので、求人に応募する際には、その企業の業務内容をしっかり確認しておきましょう。

製造業(工場勤務)に向いている人の特徴

製造業(工場勤務)に向いている人の特徴

若手のうちは、けっこう体力を使うみたいだね。
「体力がある!」ってこと以外で、工場で働く仕事に向いてる人の特徴ってあるのかな?
もちろんです。人によって向き不向きがあるのも、工場勤務の特徴といえますね。

ここでは、製造業(工場勤務)に向いている人の特徴を紹介します。

自分に当てはまる事項がいくつあるか、チェックしながら見ていきましょう!

モノづくりに興味がある人

製品ができあがるプロセスに興味がある人は、工場勤務は適職といえます。

たとえばライン作業でさまざまなポジションを担当して経験を積めば、製造のプロセス全てに関わることもできます。

モノづくりに興味がある人は、日々の作業に単調さを感じるのではなく、楽しみを見つけやすいものです。

また自分が携わった製品が世に出て、人の役に立っていることを感じられると喜びややりがいにつながり、より仕事に精を出せることでしょう。

同じ作業を繰り返すことが苦にならない人

ライン作業や検品作業では、長い時間同じ作業を続ける必要があります。

そのため長時間同じ作業を繰り返すことが苦にならず、集中力を維持できる人は工場勤務に向いています。

逆に単調さに苦痛を感じてしまう人、飽きっぽい人には、向いていないかもしれません。

黙々と作業に集中したい人

工場勤務では、チームで協力するよりも個人で黙々と作業を行うケースも多いです。

そのため黙々と作業に集中することが得意な人は、正確かつスピーディー作業が求められる製造業で活躍できる可能性が高いといえます。

一方で雑談を含めたコミュニケーションを活発にとりながら作業をしたい人には、向いていない仕事だといえるでしょう。

体力に自信がある人

体を使うことが好きで、体力に自信がある人は工場勤務に向いています。

高卒で入社した場合、工場内では最も若手の人材になります。

体力面を期待され重宝されることもあるでしょう。

むしろ1日中椅子に座りデスクワークをするのが苦手に感じる人にとっては、気持ちよく働ける環境ではないでしょうか。

製造業(工場勤務)の働き方とは?

製造業(工場勤務)の働き方とは?

工場勤務の一般的な働き方について見ていきましょう。

工場勤務では「体力を使う作業」と「集中力を要する作業」が多く、夜勤などもあるためどうしても体力が必要になる場合が多いです。

そのため、若いうちは問題なく働けていても年齢を重ねていくと、働き方が自分の体力に追いつかなくなってしまう可能性ははあります。

ただ、スキルを身につけてリーダーやマネジメントといった管理業務を任されるようになれば、体力的な心配はなくなるでしょう。

それから製造業(工場勤務)の働き方の特徴として、24時間稼働の工場では夜勤が発生することがあげられます。

土日も稼働している工場の場合、休みも不規則になりがちです。

その分、手当がついて給与が高くなるメリットはありますが、お金よりもプライベートを大事にしたい場合、なかなか学生時代の友人と休みが合わず疎遠になってしまうこともあるので働き方にギャップを感じてしまうかもしれません。

また家庭を持つと子どもの学校休みと合わず、家族との時間がとりにくい面もあるようです。

とはいえ平日休みがあることで、混雑時を避けて家族旅行ができる、レジャーを楽しめるといったメリットもあるため、上手にプライベートの時間と仕事の時間の折り合いをつけることが心地よく働くポイントになるでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

製造業(工場勤務)はブラックなのか?

実際、製造業の工場勤務はブラックな労働環境なのでしょうか?

確かに、人手不足から長時間労働のイメージを持たれがちです。

さらに24時間稼働や、土・日・祝日も工場が止まらないという印象から、ブラックな労働環境というイメージを持たれているかもしれません。

しかし近年では働き方改革も進み、労働環境が改善されている企業がほとんどです。

特に、大手企業を中心に労務管理や安全面の配慮は徹底されています。

そのため就職活動をする際には就職エージェントを活用しながら、労働環境の整った企業に入社できるよう行動をしていくのが良いでしょう。

高卒の女性も製造業(工場勤務)で活躍できる?

高卒の女性も製造業(工場勤務)で活躍できる?

工場のライン作業は体力が必要なため、女性には向いていないイメージを持たれがちですが、実際はそんなことはありません。

例えば、検品や製品検査の業務では、体力よりも細やかな気配りや繊細さが求められるため、むしろ女性の方が活躍できるでしょう。

また、工務のように工場内には多くの事務作業があり、必ずしも体力が必要な仕事ばかりではありません。

体力が必要というイメージだけにとらわれて、女性が工場勤務を就職先の選択肢から外すのはもったいないのではないでしょうか。

高卒から製造業に就職するなら大手企業がおすすめ!

高卒から製造業に就職するなら大手企業がおすすめ!

高卒から製造業に就職する場合、大手企業から中小企業まで、さまざまな選択肢があると思います。

実家から通勤したいのであれば、地元の中小企業を受けるのもよいでしょう。

ただ働きやすい労働環境を望むなら、できる限り大手のメーカーを目指すことをおすすめします。

大手企業は給与水準も高く、福利厚生も充実している場合がほとんどです。

労働環境も整備されており、体に負担をかけずに無理なく働くことができるでしょう。

しかし大手メーカーは志望者も多く、内定をもらうにはそれなりの対策が必要です。

情報収集や書類選考・面接対策では、就活のプロである就職エージェントを活用することをおすすめします。

まとめ

製造業は、高卒の就活生におすすめの業種というのが良く分かったよ。
働き始めのうちは体力勝負の側面もありますが、経験を積めば手に職もつけられるので、その点が1番のおすすめポイントかもしれませんね。

高卒の就活で製造業を目指すのであれば、ぜひ大手企業を目指しましょう。

当然、選考は厳しくなりますが、私たちUZUZがお手伝いすることで、道は拓けてくるはずです。

書類選考や面接対策は、マンツーマンで入念に行いますので安心してください。

また中小企業を目指す場合も、当社の独自調査からブラック企業を排除した優良企業の求人を紹介できます。

もちろん、登録・相談から内定獲得まで料金は一切かかりません。

ぜひ、私たちUZUZにご相談ください!

お待ちしています!

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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