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短期離職の理由はどう伝える?転職を成功させるコツを解説!

短期離職の理由はどう伝える?

短期離職したら、転職の時に不利になるよね……?
マイナスイメージは持たれるかもしれませんが、短期離職の理由の伝え方次第で転職を成功させられますので安心してください。

本記事では短期離職の理由を面接時にどう伝えるか、さらに転職を成功させ短期離職を繰り返さないためのコツについても解説します。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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短期離職の割合と理由

実際、短期離職する人ってどのくらいいるんだろう?
学歴ごとの統計がありますので紹介しましょう。

短期離職者の割合

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」を見てみましょう。

就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が37.0%、新規大学卒就職者が32.3%でいずれも前年より多くなっています。

3年以内の離職率
新規高卒就職者37.0%(+1.1P)
新規大学卒就職者32.3%(+0.8P)

また、事業所の規模が小さいほど離職率が高くなっており、5人未満の事業所における3年以内離職者の割合は新規高卒就職者60.7%、新規大学就職者54.1%と高くなっています。

参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)

短期離職の理由

次に、内閣府「平成30年版子供・若者白書」の「就労等に関する若者の意識」を調査した結果を見てみましょう。

初職の離職理由として「仕事が自分に合わなかったため」が最も多く43.4%、続いて「人間関係がよくなかったため」が23.7%となっています。

さらに「労働時間、休日、休暇の条件がよくなかったため」が23.4%、「賃金がよくなかったため」が20.7%、「ノルマや責任が重すぎたため」が19.1%と続いています。

初職の離職理由

このことから、就職前になかなか自分にピッタリ合う仕事を見つけられておらず、仕事のやりがいを感じられていないため、短期離職につながっていると考えられるでしょう。

参考:内閣府「平成30年版子供・若者白書

短期離職の理由を聞かれるのはなぜ?

短期離職の理由を聞かれるのはなぜ?

面接のとき短期離職の理由は絶対聞かれるよね?少しでも印象が良くなる伝え方ってないかな?
面接官がなぜ短期離職の理由を聞くのかが分かれば、おのずと答え方が見つかりますよ。

面接官がなぜ短期離職の理由を聞くのかについて解説しましょう。

  • 働く意欲や継続勤務の意志(忍耐力)があるかの確認
  • 人とコミュニケーションがとれるか確認
  • 病気やけがの回復状況を知りたい

働く意欲や継続勤務の意志(忍耐力)があるかの確認

短期離職をした人に対し、面接官は「本当に仕事をしてくれるだろうか」「うちの会社もすぐに辞めてしまうのではないか」と不安に感じています。

そのためどのような理由で辞めたのかを知り、その不安を払拭したいと考えています。

企業は真面目にできるだけ長く勤めてくれる人を求めているのです。

人とうまくコミュニケーションがとれるか確認

企業で働くためには上司や同僚、取引先など人とのコミュニケーションをしっかりととる必要があります。

前職での離職理由が人間関係であったり、コミュニケーション不足だったりした場合、面接官は「コミュニケーション能力に問題がある人なのではないか」と考えます。

周囲と上手く仕事を進めていける人かどうかも確認しているのです。

病気やけがの回復状況を知りたい

前職の退職理由が病気やけがだった場合、面接官はその回復状況を詳しく知りたいと考えるでしょう。

転職してからすぐにまた入院や通院が必要な状態になると、業務が滞ってしまいます。

きちんと毎日の業務をこなすことに支障がない状態なのかを、確認しているのです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

面接官は会社に定着して活躍できるかを見ている!

採用担当者が面接で短期離職の理由を聞いて上述の3つを確認する共通の理由は「すぐに辞めてしまわないか」を知るためです。

短期離職になると企業としては採用コストが次々とかかってしまいます。

さらに新人研修に使ったコストも無駄になってしまううえ、企業イメージの低下にもつながります。

そのため、短期離職した転職希望者が面接にきたら「続けてくれるか」「業務がこなせる能力があるか」を判断する必要があるのです。

転職希望者はこのことを踏まえ、仕事に対する意欲があり、実際にどう活躍できるのかを具体的に伝えることで面接官を納得させることができるでしょう。

短期離職の理由を伝えるときの5つのコツと実際の伝え方

短期離職の理由を伝えるときの5つのコツと実際の伝え方

短期離職の理由は実際はネガティブなことが多いでしょう。

しかし、それをそのまま伝えてしまうと、マイナスのイメージを持たれてしまいます。

ここでは、マイナスにつながらず、納得感のある短期離職の理由を伝えるための5つのコツ

と、実際の伝え方の例を解説します。

  1. 離職理由はポジティブに言い換える
  2. 志望動機と一貫性を持たせる
  3. 前職の批判をしない
  4. 目標やキャリアパスを伝える
  5. 明るくはきはきと伝える

1.離職理由はポジティブに言い換える

嘘をつく必要はありませんが、ネガティブな理由や前職への不満をそのまま伝えてしまうと印象が悪くなってしまいます。

そのため、働く意欲がアピールできるようにポジティブな表現に言い換えると良いでしょう。

例えば「休みが少ない」という離職理由であれば「仕事以外の時間を人間的な成長やスキルアップに使う時間として確保したい」と言い換えられます。

また「職場の人間関係」が離職理由の場合、「チームワークを重視した働き方がしたい」と言い換えることができます。

このように前向きに頑張りたいという意欲が伝わるように言い換えると、面接官に好印象を与えることができるでしょう。

2.志望動機と一貫性を持たせる

ポジティブに言い換えた離職理由と志望動機に一貫性を持たせることで、より説得力を持たせることができます。

例えば、先述の「休みが少ない」という離職理由をポジティブに言い換えた後「休日の取れる環境に身を置き、余暇時間はスキルアップにあて会社へ貢献したい」とつなげます。

その際「自社ではなくほかの企業でもいいのでは」と思わせないために、その企業の特色を盛り込み説明することがおすすめです。

そうすることで志望動機に具体性が増し、企業研究をきちんと行っているアピールにもなります。

3.前職の批判をしない

前職に大きな不満を持っていた場合、離職理由をつい周囲や環境のせいにしてしまいがちです。

前職に問題があって短期離職したとしても、全てを会社のせいにして批判することは避けましょう。

例えば「給料が低かった」という退職理由は「実績が給与に反映される環境で働きたい」と言い換えることができます。

また、会社への不満に対し、自分なりにどのように改善の努力を試みたのかを伝えると面接官の理解も得られるでしょう。

4.目標やキャリアパスを伝える

離職の理由を明確にしたら、それを踏まえてこれからどう働きたいかを伝えることが大切です。

将来的に何を目指しているのか、どのようなビジョンを描いているのかを面接官に伝えることで入社後にどのように活躍するのかを、面接官にイメージしてもらいやすくなります。

例えば、前職での実績を具体的な数字で伝え、その実績とスキルを転職先ではどう活かせるのかを伝えると良いでしょう。

持っている資格などがあれば「その知識や技能を活かし新規プロジェクトに役立てたい」「売上アップに貢献したい」などと具体的に伝え、意欲を見せることが大切です。

5.明るくはきはきと伝える

小さな声で自信がなさそうに話していると、面接官に不信感を与える可能性もあります。

せっかく面接官を納得させられる離職理由の伝え方を考えても、話し方や表情が暗いと説得力がなくなってしまいます。

胸を張って姿勢を正して、自信を持って大きな声ではきはきと話すようにしましょう。

目線は面接官をまっすぐ見て表情にも気を付けながら話せるようにするために、鏡の前などで面接練習をすることもおすすめです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

場合によっては転職理由をそのまま伝えても大丈夫

前職で給料の未払いやサービス残業の常態化、ハラスメントの横行など明らかに会社が悪く短期離職せざるを得なかったような場合は、面接でそのまま伝えても問題ありません。

企業側は短期離職の理由に妥当性を感じてくれるはずなので、短期離職のマイナスイメージを払拭できるでしょう。

ただし必要以上に感情的に伝えることは避けたほうが良いでしょう。

「あの会社は酷かった」「上司は最悪だった」など、あまりに前職に対する悪い言い方をしてしまうと人柄に問題があると思われるかもしれません。

あくまでも、事実を伝える形にとどめましょう。

短期離職者の退職理由の答え方についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。

短期離職から転職を成功させる5つのコツ

短期離職から転職を成功させる5つのコツ

短期離職を繰り返さないために、次こそ自分に合った仕事を見つけたい!
そうですね。短期離職を繰り返すと転職には不利になります。

ここでは、短期離職から転職を成功させるコツを5つ解説します。

  1. 短期離職した理由を分析し、転職に活かす
  2. 自己分析をして自分の強みを確認する
  3. 企業研究を徹底する
  4. 希望条件に優先順位をつける
  5. 転職エージェントに相談する

1.短期離職した理由を分析し、転職に活かす

まず、なぜ短期離職してしまったのか理由を洗い出し、自分の課題を整理する必要があります。

その上で、転職活動においてネックとなる部分を正確に把握することが大切です。

前職での状況を改善するために何かできることはなかったかを考えて、転職先で同じ理由で離職することにならないように転職活動で意識すべきことを明確にすると良いでしょう。

2.自己分析をして自分の強みを確認する

自分の長所や短所、得意なことや苦手なことなど自己分析を徹底したうえで、自分に合った転職先を見つけるとミスマッチが防げます。

また、短期離職してしまった人は自分のキャリアプランが曖昧で何をして、どうなりたいのか分からない人もいるため、希望のキャリアについても考えると良いでしょう。

転職後のキャリアプランを明確にしていくことで、転職活動の軸になり、自己アピールも効果的に行うことができます。

3.企業研究を徹底する

後悔のない転職活動を目指すためには、企業の情報収集を徹底することが重要となります。

企業の情報が不十分なまま転職すると、入社後のミスマッチが発生し、短期離職につながる恐れがあります。

特に離職理由が「待遇や勤務条件への不満」や「人間関係」の場合は、企業で働いている人から直接話を聞いて、残業の有無や社風を確認すると良いでしょう。

十分に企業の情報収集・分析を行うことで、入社後にギャップが発生するリスクを軽減できるはずです。

4.希望条件に優先順位をつける

転職活動を始める前に、希望条件の優先順位を明確にすると企業選びや求人探しもしやすくなります。

基本的にはキャリアプランに沿った希望条件を設定していけばミスマッチが起こりにくくなります。

希望条件を全て書き出し「譲れない条件」・「なくても許容できる条件」などに仕分けて順位をつけていくと良いでしょう。

5.転職エージェントに相談する

短期離職をして転職活動をする場合、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職エージェントに相談すると自己分析や企業研究のやり方を詳しく教えてもらえるだけでなく、自分の能力や希望に沿った求人を紹介してもらえます。

短期離職を繰り返さないためのアドバイスを求めることもでき、効率的に転職活動を進めることが可能となるため、積極的に利用しましょう。

以下の短期離職者の転職体験談もぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

短期離職して転職活動を行うと、面接で必ず離職理由を訊ねられます。

ネガティブな理由の場合、そのまま伝えると面接官に悪い印象を与えてしまうため、ポジティブに言い換えることが大切です。

前職を様々な理由で短期離職したとしても、働く意欲と前向きな姿勢が面接官に伝われば、転職を成功させることができるはずです。

自信をなくすこともあるかもしれませんが、悲観的にならず本記事で紹介した「短期離職から転職を成功させる5つのコツ」を参考に転職活動を進めていってください。

もし「自分に合う企業が見つけられない」「探し方が分からない」とお困りの方はぜひUZUZにご相談ください。

UZUZでは前職での短期離職理由を踏まえ、プロのキャリアアドバイザーが親身になってあなたの転職活動をサポートします。

サービスは全て無料ですので、お気軽に一度、UZUZにご連絡ください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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