もくじ

理系の転職は難しいと言われていますが、理系の職種に就いている人の中には「転職したい」と考えている人もいるでしょう。
実は理系出身の人は、考え方や転職活動の進め方次第で有利に転職することが可能です。
そこでこの記事では、理系の転職が難しい理由や、転職の知識・コツについて解説します。
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
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理系の転職が難しいと感じる理由

理系の転職が難しいと言われる理由には、以下のことが考えられます。
- 選べる職種が少ない
- 離職する人が少ない
- 社会人経験が乏しい
- 非公開求人が多い
- 転職ツールを使っていない
専門性が高く選べる職種が少ない
理系の職種に転職するには、専門分野での実務経験や知見が求められます。
広い意味ではなく、かなり限定した専門性を求められることも多いので、自ずと転職の際に選べる職種が限られます。
離職する人が少ない
理系の仕事は、他の職種に比べて離職する人が少ない傾向にあります。
すると求人の募集も少なくなるため、転職の難易度が上がります。
新卒3年以内の離職率トップ5は、以下の通りです。
- 宿泊業、飲食サービス業 49.7%
- 生活関連サービス業 47.4%
- 教育、学習支援業 45.5%
- 医療、福祉 38.6%
- 小売業 36.1%
上位にランクインしているのは、文系からなる人が多い職業・職種がほとんどです。
理系の転職に関係するのは、11位の情報通信業界で、新卒3年以内離職率は24.5%です。
離職率ナンバー1の「宿泊業、飲食サービス業」に比べると、半分以下となっています。
同じ年齢の人よりも社会人経験が乏しい場合がある
理系の職種に就いている人の中には、大学院の修士課程・博士課程を卒業してから就職した人もいるでしょう。
大学院卒業者の場合、大卒の同じ年齢の人よりも社会人経験が乏しいため、同じ年の大卒の人と比べると即戦力にはなりにくいというのが現実です。
しかし、企業側はなるべく早く戦力として活躍してほしいと考えているため、同年代よりも社会人経験が乏しいことが、転職時のネックになる場合もあります。

公開されていない求人が多い
理系の求人は、一般に公開されないことも多くあります。
求人を非公開にする理由は、会社の動向を他社に掴ませたくないからです。
他には、応募が殺到すると選考に時間がかかってしまうため、あえて非公開にして応募者を厳選する目的もあります。

転職ツールを活用していない
転職を自分だけで頑張ろうとすると、企業探し、面接対策、履歴書作成など、様々な面でつまづいてしまうでしょう。
転職が難しいと感じているなら、求人情報を多く取り扱う転職サイトや、転職をサポートする転職エージェントの活用がおすすめです。
いくら転職の情報や知識が豊富でサポート体制が手厚くても、理系の転職支援に強くなければうまくはいきません。
また、非公開求人を紹介してもらえる機会があるという点から見ても、転職ツールを使うことをおすすめできます。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
転職が難しいと思い込んでしまうのも理由の1つ
自分の専門性が「働いている会社でしか通用しない」と思い込み、勝手に転職のハードルを上げてしまっている人もいます。
例えば、大学や大学院で専攻した研究テーマと直結した、仕事に従事しているようなケースです。
このように、専門性を高めるほど分野が変わって1からのスタートになるのを恐れ、転職に踏み切れない人も。
転職のハードルを高く感じるのは、狭い専門分野だけを追求する理系ならではの悩みです。
しかし、これまでの研究や業務で培ったスキルや経験は、他の分野で全く活かせないということは、ほとんどありません。
これまでの業務経験で得た「強みは何か」という点に目を向け、視野を広げることが応用できる分野を見つけるヒントになります。
理系の転職は本当に難しいのか

株式会社リクルートの調査で、元の業種・職種別に転職先の業種・職種を比較した資料です。
画像引用:株式会社リクルート「「異業種×異職種」転職が全体のおよそ4割、過去最多に 業種や職種を越えた「越境転職」が加速」
転職前の職種の中でいわゆる理系と関連深いのは「建設エンジニア」「電気エンジニア」「機械エンジニア」「SE」といった技術系の職種です。
他の職種と比較し「同業種×同業種」の転職が多い傾向が分かります。
「異業種×異職種」の転職もさほど多くないことから、いわゆる越境転職が難しい傾向にあります。
これらのことからも、理系の転職は、選択の幅が狭くなりがちといえるのです。
理系が転職でアピールできるポイント


理系の転職は、マイナス面ばかりではありません。
理系ならではの以下のポイントを活かせば、有利に転職することができます。
- 論理的な考え方ができる
- 専門的な知識やスキルを活かせる
論理的な考え方ができる
本人の素養にもよるので一概には言えませんが、理系分野の学問は論理的思考力を問われるものが多いため、自然と身に付きやすい側面があるでしょう。
論理的な考え方ができれば、研究や開発、分析などを行う理系の職種で高く評価される可能性があります。
理系の人の中には数字に強い人も多いため、職種によっては強いアピールポイントになるでしょう。

専門的な知識やスキルを活かせる
現在の仕事と同じ、または似たような職種に転職する場合、今までの知識やスキルを活かせる可能性があります。
ただし、現在の仕事とは異なる分野の職種に転職する場合は、専門性の高さはあまりプラスになりません。

理系出身の人が転職する際に知っておくべき知識

以下の知っておくべき知識を身につけることで、転職へのハードルを下げることができます。
- 第二新卒なら職種・業種を大幅に変えられる
- 理系のキャリアは無駄にならない
- 人材不足で積極採用する分野もある
- 求人情報の条件は絶対ではない
第二新卒なら職種・業種を大幅に変えられる
高い専門性を求められる理系の転職。
入社3年以内の第二新卒なら、専門性がなくても転職できる可能性があります。
大学院卒でも、入社3年以内なら「第二新卒」として応募できるのです。
反対に30代以降は実務経験が求められるため、大幅に職種・業種を変えるなら20代のうちがチャンスといえるでしょう。
第二新卒の転職を成功させたい人は、必要なノウハウを以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
理系のキャリアは無駄にならない
転職することは、仕事の環境ややり方、内容が変わるということです。
特に異業種転職の場合、未経験者として一から学ばなければならないため、今までの経験が活かせないように見えがちです。
しかし、今までの理系の職種で働いてきたキャリアが全く通用しないわけではありません。
今まで経験したり学んだりしてきたことは、アピール次第でプラスにすることができます。
人材不足で積極採用する分野もある
技術進歩が著しく、かつ将来の需要増が見込まれている分野では、人材不足が生じていることがあります。
DXやAI活用など、IT関連の分野が顕著な例として挙げられるでしょう。
現状では専門知識を持つ人材が希少であり、各企業で獲得競争が激化しているため、高い報酬を提示されるかもしれません。
また、今は専門知識はなくても、素養のある人材を採用して育成していこうとするスタンスの企業も多いです。
論理的思考力などの理系の強みは、十分なアピールポイントになるでしょう。
求人情報の条件は絶対ではない
理系の職種の求人情報には「○○分野の専門知識がある人」「○○での実務経験3年以上」などの条件が記載されている場合があります。
条件を満たさない人は絶対に就職できない会社もありますが、条件を満たさずに就職できる会社も少なくありません。
近しい分野の知見や、まったく違う分野でも活かせる経験があれば、将来性を見込んで採用してくれる可能性があります。
理系の転職者におすすめの業界・職種


ここでは、理系の転職者が活躍できる可能性の高い業界や職種について見ていきます。
IT業界
IT業界は需要が高く、将来的な成長が見込める業界で、理系の人におすすめです。
前述の通りDXに取り組む企業が増え、AI技術の活用も今後爆発的な増加が予想されるため、将来性も高い分野といえます。
継続的な発展が見込め、かつ専門性も高いので、一度スキルを身につければ、多くの企業で必要とされる人材になれる可能性があります。
具体的な職種として挙げられるのは、システムエンジニアやプログラマーです。
システムエンジニアは、クライアントの要望に応じたシステムの仕様を設計し、プログラマーはその実装のために、プログラムを構築します。
いずれも、高い「論理的思考力」が求められるため、理系人材にとって有利になりやすい職種といえるでしょう。
製造業界
製造業も理系の転職先として人気があります。
メーカーにおいて新商品を生み出す研究開発職や、製品の技術的な使用を決める設計企画職などが活躍のフィールドになるでしょう。
製品開発においてはトライ&エラーを繰り返し、粘り強く成果を求める姿勢が必要です。
大学や大学院で、研究に携わった経験がきっと役に立つはずです。
また、製造業では、理系が活躍できる分野は他にもあります。
例えば、生産管理職です。
ものづくりの全工程を統括し管理する仕事なので、論理的な思考のもと計画・実行する力が求められます。
専門スキルは必要ありませんが、理系の特性を活かして活躍できる分野です。
医療業界
医療関連の仕事も今後、需要の高まりが予想される業界です。
高度な専門知識を持つ医師などは人材不足もあり就職先に困ることは考えにくいでしょう。
工学系の専門知識がある人であれば、医療機器メーカーの設計や開発職として携われる可能性もあります。
また、進歩が早い医薬品の分野も、新薬の開発が常に行われているため、研究職の需要があります。
これまでの経験で培ってきた粘り強さや探求心、論理的思考力といった理系の強みは、医療分野の様々な職種でも活かせるはずです。
難しいと言われる理系転職を成功させるコツ

以下の4つのコツを実践すれば、転職成功に近づけます。
- 情報収集をする
- キャリアプランを練る
- 面接対策をする
- 転職エージェントを使う
自己分析をする
自己分析とは、自分自身の性格や経験、価値観などの棚卸しを行うことです。
自己分析をすることで自分自身の特性を正しく捉えることができ、自己PRのもととなる情報を効率よく整理できるようになります。
自分の市場価値を把握する意味でも、自己分析は重要な意味を持ちます。
自分では価値がないと思っていることでも転職市場では高く評価される場合があるため、市場価値を調べることも大切です。
自己分析には様々なやり方がありますが、精度が高く、シンプルで簡単な方法がおすすめです。
そこでおすすめしたいのが、弊社人材会社の代表が解説するUZUZの動画。
「動画で完結する簡単な自己分析方法」では、たった12個の質問に答えるだけで自己分析ができます。
自己分析についてもっと掘り下げたい人は、以下の記事もおすすめです。
スキルの棚卸をする
これまでのキャリアを振り返り、身につけてきたスキルや経験を洗い出してみましょう。
そうすることで自分にできることや得意なこと、すなわち強みが明確になります。
自身の強みが分かれば、それを活かせるのはどのような業界や職種か、という視点で求人を見ることができ、ミスマッチも起きにくくなります。
自分の得意分野を活かすことは、就活を成功に導きます。留学経験で得た「英語」の強みを活かし、ITエンジニアとして就職した体験談はこちらです。
ぜひ合わせてお読みください。
転職の目的を明確にする
転職を成功させるには、転職の目的をはっきりさせることが欠かせません。
転職により実現したいことは何か、じっくりと考える時間を持ち、納得できる答えを見つけてから動くようにしましょう。
キャリアアップ、成長分野への挑戦、収入、ワークライフバランスなど、叶えたいことは人によって様々です。
また、複数の目的を同時に叶えたいと考えるケースもあるでしょう。
ただし、全てを叶えることは難しいので、欲張りすぎず優先順位をつけることも大切です。
キャリアプランを練る
キャリアプランとは、今後どのようなキャリアを積み上げていくのかを示した中長期計画のことです。
自分の将来なりたい姿を具体的に想像し、どんな知識やスキルが必要になるのか把握し、どう行動すれば叶えられるのかまで落とし込みます。
就職後の働き方にも大きく関わるキャリアプランは、面接でもよく聞かれる項目です。
面接で「将来のキャリアプランは?」と聞かれても問題ないように、しっかりと練っておきましょう。
しかし、キャリアプランを1人で立てるのは、なかなか難しいものです。
キャリアプラン作成が難しいと感じるのであれば、転職エージェントにサポートしてもらうといいでしょう。
応募書類を用意して面接の対策をする
応募時に必要な履歴書には、アピールしたい知識や経験、スキルなどを中心に、客観的に見た実績を丁寧かつ具体的に記載することが大切です。
アピールの出来は結果に直結するため、具体的かつしっかりアピールしましょう。
「第二新卒専用の履歴書の書き方」については、以下の記事で解説しています。
こちらの記事では、履歴書とセットで必要となる「職務経歴書」の書き方を解説しており、フォーマットと書き方サンプルのダウンロードもできます。
履歴書を用意したら、次は面接の対策。
実際に面接官から聞かれそうな質問を想定して答え方を練習したり、話し方のクセや相手が聞きやすいテンポで話せているかを確認したりすることが重要です。
第三者に面接練習をしてもらうか鏡の前で練習すると、表情や姿勢もチェックできます。
内定をもらうための面接テクニックが知りたい方には、こちらの動画がおすすめです。
転職エージェントを使う
理系の転職を成功させたい人は、理系の求人に強い転職エージェントの利用がおすすめです。
転職のスペシャリストである転職エージェントを活用すれば、自分1人では難しいこともサポートが受けられます。
的確なアドバイスを受ければ、転職成功のためには何をすればいいのかが分かります。
- 転職先探し
- キャリアプランの作成
- 面接対策
- 履歴書の添削
- 転職相談
転職エージェントを使えば、プロの目線でアドバイスをもらうことができ、効率的かつ確実です。
まとめ
理系の職業は、専門性が高く離職者が少ないため、転職が難しいと言われています。
だからといって、転職を諦める必要はありません。
自分1人では難しい転職も、理系の求人に強い転職エージェントを使えば、ハードルを下げることができます。
入社3年以内の「第二新卒」なら、業種・職種を大幅に変えることも可能です。
「転職は難しそう」と諦める前に、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。
理系の求人に強い転職エージェントのUZUZ(ウズウズ)では、転職先探しだけでなく、研究開発職向けの履歴書添削や面接練習などのサポートを行っています。
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