もくじ
何かサポートを受けていたみたいだけど……
今日は、ニートに行われている就職支援について、次の2つの観点からご紹介します。
- ニートの現状
- ニートに対して行われている公的な就職支援
ぜひ最後まで読んで、ニートから脱出するためにどんな支援を受ければよいか、考えてみましょう。
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ニートの現状
総務省統計局による、2023年の「労働力調査」、2021年にBiz Hitsが現在ニートの男女288人を対象に行ったアンケート調査の結果をチェックしていきます。
1.ニート(若年無業者)の人数の推移
ニートには明確な定義はありませんが、一般的には若年層で仕事(パート・アルバイトを含む)を持たず、学校に通う等の活動をしていない人を指すことが多いようです。
総務省統計局の調査では、このような状態の人を「若年無業者」と定義し、その人数の推移を追っています。
- 「15~34 歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていない者」
若年無業者に関する最新の統計資料を見てみましょう。
【若年無業者 人数と階層別人口に占める割合の推移】 (単位:万人)
年 | 若年無業者 15~24歳 | 若年無業者 25~34歳 | 若年無業者 合計 | 若年無業者の人口に占める割合 |
---|---|---|---|---|
2014年 | 56 | 22 | 34 | 2.1% |
2015年 | 56 | 22 | 34 | 2.1% |
2016年 | 56 | 22 | 34 | 2.2% |
2017年 | 54 | 21 | 34 | 2.1% |
2018年 | 53 | 21 | 33 | 2.1% |
2019年 | 56 | 24 | 32 | 2.2% |
2020年 | 69 | 37 | 32 | 2.7% |
2021年 | 58 | 27 | 32 | 2.3% |
2022年 | 57 | 26 | 31 | 2.3% |
2023年 | 59 | 26 | 33 | 2.4% |
参考:総務省統計局「労働力基本調査2023年の平均結果」
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響からか、ニートである人の数も突出しています。
しかし、その年を除いて大幅な変化はなく、概ね50万人台後半で推移しているようです。
直近の2023年においては、前年比で2万人の増加となっているのが気になるところではあります。
2.ニートになった理由
Biz Hitsが行ったアンケート調査でニートや無職になった理由についてたずねたところ、次のような結果が出ました。
順位 | ニートや無職になった理由 | 人数 |
---|---|---|
1位 | 前職の人間関係や労働環境 | 70人 |
2位 | 心身の不調 | 69人 |
3位 | 失業・転職先が決まらない | 59人 |
4位 | 働きたくない | 23人 |
5位 | 新卒の就活に失敗した | 19人 |
「働きたくないので働かない」というニートのイメージそのままの人もいますが、心身に不調をきたしている人も多いのが分かります。
また、前職の人間関係や労働環境が良くなかったり、新卒の就活に失敗した人など、就職先で何らかの挫折を味わっているという特徴があります。
ニートから抜け出すにはこういった悩みに向き合いながら、面接等でこういった経験をどう伝えるかを考える必要があるでしょう。
3.ニートになってつらいこと
ニートになってつらいことは何かをたずねてみたところ、次のような結果でした。
順位 | ニートになってつらいこと | 人数 |
---|---|---|
1位 | お金がない | 171人 |
2位 | なし | 54人 |
3位 | 世間体が悪い | 18人 |
「ニートになってつらいことはない」と回答した人もいましたが、その3倍以上の人がお金がなくてつらい思いをしているようです。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
「お金がない」ことへの対策はある
お金がなくて具体的にどのようにつらいのかをたずねてみると、以下のような回答がありました。
- 「貯金を切り崩しているのでなくなった時のことを考えると怖い」
- 「年金や奨学金などが引かれる」
- 「傷病手当や失業保険などで食いつないできたが親の収入に頼るようにあった」
貯金を切り崩して日々の生活費を支払うのは仕方がないでしょう。
しかし、国民健康保険には法令で定められた所得基準を下回る世帯に対し、保険料を減額してもらえる制度があります。
また、国民年金には、収入の減少や失業などで国民年金保険料を納めるのが困難な人に対して、「保険料免除制度・納付猶予制度」があります。
どちらも適用条件を確認し、必要な手続きをすれば支払いを減らしたり、待ってもらえるケースもあるようです。
もし、支払いが厳しい場合はまず問い合わせをしてみましょう。
参考:厚生労働省「国民健康保険料・保険税の軽減について」
参考:日本年金機構「国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度」
4.ニートから脱出したいか
ニートから脱出したいかをたずねたところ、次のような結果が出ました。
意見 | 割合 |
---|---|
すぐに脱出したい | 45.8% |
いずれ脱出したい | 45.8% |
現状のままでいい | 8.4% |
「ニートからすぐに脱出したい」「いずれ脱出したい」と考える人が合計91.6%で、脱出したいと考える人がほとんどなのが分かります。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
ニートから脱出するため何らかの行動を起こしている人は多い
ニートや無職から脱出するためにしていることをたずねたところ、次のような結果が出ました。
順位 | ニートや無職から脱出するためにしていること | 人数 |
---|---|---|
1位 | 就職活動(応募・相談・職業訓練など) | 70人 |
2位 | アルバイト・求人サイトの閲覧 | 65人 |
3位 | なし | 62人 |
4位 | クラウドソーシングの登録 | 37人 |
5位 | スキルや資格の取得 | 26人 |
6位 | 規則正しい生活/身体を動かす | 14人 |
7位 | 療養・通院 | 12人 |
ニートから脱出するために、何もしていない人も確かにいます。
しかし、体調を整える、資格を取る、アルバイトを探す、就職活動をするなど抜け出すための取り組みをしている人の方が多いといえます。
このことから「ニートから脱出したい」と考えるなら、結果が出るかどうかは別として脱出をするために何らかの行動を起こすのが大切だといえるでしょう。
5.ニートから脱出したきっかけ
ニートから脱出したきっかけについて聞いたところ、次のような結果でした。
順位 | ニートを脱出したきっかけ | 人数 |
---|---|---|
1位 | お金に困った | 33人 |
2位 | このままではまずいと思った | 12人 |
3位 | 結婚相手や交際相手ができた | 10人 |
4位 | 親に働けと言われた・親に見放された | 9人 |
5位 | 自分にできそうな仕事が見つかった | 6人 |
お金に困ったり、結婚相手や交際相手ができるなど切羽詰まった環境に陥ったのがきっかけという人が多い中、自分にできそうな仕事を見つけた人もいます。
前の項目でご紹介した、ニートを脱出するために取った何らかの行動が脱出のきっかけにつながったともいえるため、すぐに結果を出せなくても行動し続けることが大事だといえるでしょう。
特にニートから脱出するタイミングとしては、年齢が重要となります。
歳を重ねるほど、気持ちが億劫になったり、就職の難易度も変わってくるため、少しでも気持ちが向いた時がベストなタイミングといえるかもしれません。
参考:Biz Hits「【ニートや無職になった理由と脱出方法】男女288人アンケート調査」
ニートに対して行われている公的な就職支援
就職を支援しているところがあるって聞いたけど、どんなものなの?
全国で公的支援として行われているので、近くの窓口を頼ってみるのがいいですよ!
ニートに対して行われている、主な公的な就職支援5つについてご紹介します。
1.地域若者サポートステーション
地域若者サービスステーションとは、働くことに悩みを抱えている15才〜49才の人を対象に、就労に向けた支援を行う機関です。
全国に177ヵ所あり、若者の支援における実績がある民間団体などが運営しているため、支援1年未満での就職率が82.4%となっています。
地域若者サポートステーションでの支援内容は次の通りです。
支援の項目 | 概要 |
---|---|
コミュニケーション講座 | 働くために必要なコミュニケーションのコツを身に着ける |
ジョブトレ(就業体験) | 職場見学や職場体験をする |
ビジネスマナー講座 | 身だしなみやお辞儀の仕方、言葉遣い、電話応対など社会人としての基礎的なマナー、ビジネスでのコミュニケーションの取り方などを学ぶ |
就活セミナー(面接・履歴書指導など) | 履歴書・職務経歴書の書き方、面接での印象アップ術など、就活に関わるさまざまなノウハウを学ぶ |
集中訓練プログラム | 合宿を含む生活面等のサポートと職場実習、資格取得支援などを実施し、自信の回復、就職に必要な基礎能力の獲得を目指す |
パソコン講座・WORK FIT・アウトリーチ支援 | 働くうえで必要となる基礎的なパソコンスキルを学ぶ |
卒業生の声も「サポステ」のホームページに掲載されているため、利用が就職に結び付いた人の体験を読んでみることから始めてみましょう。
参考:厚生労働省「地域若者サポートステーション」
参考:厚生労働省「サポステ」
2.ジョブカフェ
ジョブカフェは正式名称を「若年者のためのワンストップサービスセンター」といい、46の都道府県に設置されています。
ジョブカフェで受けられるサポートには次のようなものがあります。
- 地域の特色を活かした就職セミナー
- 職場体験
- カウンセリング
- 職業相談
- 職業紹介
- 保護者向けのセミナー
就職に関するイベントも随時開催されるので、厚生労働省のホームページから最寄りのジョブカフェのページをチェックしてみましょう。
参考:厚生労働省「ジョブカフェにおける支援」
3.わかものハローワーク
わかものハローワークは正社員就職を目指す概ね35才未満の人が利用でき初回は予約不要です。
わかものハローワークで無料で受けられるサポートは次の通りです。
- 専任の就職支援ナビゲーターが行う就職サポート
- 職業相談・職業紹介
- 応募書類の添削
- セミナーへの参加
- 職場定着支援
- 正社員就職のためのスキルアップサポート
ハローワーク内に設置されているため、興味のある人は最寄りのハローワークに問い合わせをしてみましょう。
参考:厚生労働省「わかものハローワーク」
4.こども・若者総合相談センター
「こども・若者総合相談センター」は、社会生活を行う上で困難を抱えるこども・若者の支援を行う機関です。
こども家庭庁が主導して全国に相談センターを開設し、ニートや引きこもり、不登校といった問題を抱える人を対象に相談に応じています。
各相談センターの運営母体は、センターの所在する地域の地方公共団体です。
家庭や学校、職場で抱えてしまった悩みについて、本人だけではなく家族からの相談にも応じてくれます。
ニートから脱却したいと思っていても、どこに相談したらよいのか分からない場合は、一度最寄りの相談センターに問い合わせてみることも方法の一つでしょう。
参考:こども家庭庁「こども・若者総合相談センター」
5.ひきこもり地域支援センター
「ひきこもり地域支援センター」は、厚生労働省の「ひきこもり支援推進事業」の一環として、各自治体に設置されてる機関です。
相談内容に応じて、社会福祉士・精神保健福祉士・臨床心理士などの専門家が対応し、アドバイス等の支援をしてくれます。
また、厚生労働省はひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」を開設しており、全国の支援センターの所在地をはじめ様々な情報を提供しています。
豊富な動画や音声コンテンツで、ひきこもりに対する周囲の理解を促す内容や、当事者がどのようにして社会に関わっていき、ニートを克服したのかを発信しています。
参考:厚生労働省「ひきこもり支援推進事業」
参考:厚生労働省 ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」
ニートが就職支援を利用する3つのメリット
ニートから脱出したいと考えている人は、就職支援を利用するのがおすすめです。
就職支援を利用すると、自分に合う仕事が見つかりやすくなったり、就活対策を総合的に行いやすくなったりするなどのメリットがあります。
ここからは、ニートが就職支援を利用するメリット3つを解説していきます。
1.自分に合う仕事を紹介してもらえる
ニートが受けられる就職支援には、公的機関が運営するハローワークのほか、就職エージェントが提供するサポートが挙げられます。
特に、よく就職エージェントが行う「適職診断」をすると、自分に合う仕事を紹介してもらいやすくなるでしょう。
適職診断は、いくつかの質問に答えることで自分自身の性格や価値観を分析し、適性がある仕事を診断してもらえます。
「ニートを脱出して仕事に就きたいけど、自分にはどのような仕事が合うのかが分からない!」という人は、ぜひ適職診断を利用してみてくださいね。
2.就活対策を総合的に行える
就職支援を利用するメリットのひとつに「就活に必要な対策を総合的に行える点」が挙げられます。
就活では自己分析やエントリーシートの作成、面接対策など、やるべきことがたくさんあります。
自分一人で準備や対策を行おうとしても、何から手を付ければよいのか迷ってしまったり、途中でどうすればよいか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
そこで活用するのが、就職支援!
- 就活全体の流れ
- やるべきことのアドバイス
- 志望動機の作成とアドバイス
- 客観的意見を交えた自己PRのアドバイス
など、様々にサポートしてもらえるメリットがあります。
自分では気が付かなかった話し方のクセや、間違いの指摘もしてもらえるので、より質の高い就活を進められるようになるでしょう。
また就活に関する、様々な悩みを相談できるのも魅力のひとつ。
例えば「ニートを脱出する自信が出ない」「就職する必要性を感じない」などの根本的な悩みの相談もOKです!
就活のプロとしての意見をもらえるので、きっとあなたの力になってくれるでしょう。
3.就職後のアフターフォローを受けられる場合も
就職支援の中には、就職後のアフターフォローを行ってもらえる場合もあります。
「就職できても、就職先の仕事が自分に合うか不安」「就職先でうまく働いていけるか不安」という人は特に、就職後のアフターフォローを受けられる就職支援を利用するのがおすすめですよ。
就職支援の中でも就職エージェントは、就職後のモチベーションの保ち方や仕事がつらいときの対処法まで、効果的なアドバイスを受けられる可能性が高いです。
就職するまでで終わらず、就職後の不安も一緒に解決できる就職支援を選びましょう。
ニートから脱出するための6つのポイント
「ニートから脱出したい!」と思っていても、本当に脱出できるのか不安ですよね。
ニートから脱出するためには、仕事選びや心の持ち方など、いくつかのポイントに注意することが重要です。
ニートから脱出するための6つのポイントを紹介していくので、早速実践してみてくださいね!
1.行動を起こすなら早ければ早いほど良い!
ニートから脱出するための行動は、早ければ早いほど良いです!
ニート期間が長くなると、どうしても面接官は「採用後にきちんと働いてくれるだろうか」と不安が強くなってしまいがちです。
またニート向けの公的な就職支援の中には、利用者に年齢制限を設けているサービスも少なくありません。
こうした理由から、就職に向けた行動を起こすのはなるべく早い方が良いのです。
行動を起こすといっても、いきなり面接を受ければいいわけではありませんので、まずは「自分に合う仕事選び」から少しずつ始めていきましょう。
2.生活のリズムを整える
ニートから脱出するためには就活など具体的に行動することも大切ですが、同時にこれまでの乱れた生活リズムを整えることも必要です。
例えば、昼夜逆転の生活になっているような状況だと、実際に仕事を始めても心身に不調が出てしまい、結局また辞めてしまうことにもなりかねません。
就職に向けて動き出すのを機に、これまでの生活パターンを見直し、仕事に対応できるように慣らしていく努力をしましょう。
3.「仕事が合わなかったら辞めてもいい!」という気持ちを持つ
なかには、「せっかく就職しても仕事が自分に合わなかったらどうしよう」という不安を抱えている人もいるかもしれません。
しかし、就職しても自分に合わなかったらいつでも辞めてもよいのです。
「仕事がつらくても辞めてはいけない」と思っていると、就職してから自分を必要以上に追い込んでしまう恐れがあります。
そのため「仕事や職場の人間関係が合わなければ辞めてもいい!」という気持ちを持ちましょう!
そうすると、就活に踏み出す勇気が少しずつ出てきますよ。
4.他人との関わりが少ない仕事を選ぶのもおすすめ!
他人とのコミュニケーションが苦手で働く勇気が出ない人は、人との関わりが少ない仕事を選ぶのがおすすめです。
例えば、工場でのライン作業員や物流業の配送ドライバーなどが挙げられます。
こうした仕事は他人との関わりが少なく、さらにルーティン業務が多いという特徴があります。
また他人とのコミュニケーションが苦手な人の中には「何かうまいことをいわなければ……」と自分にプレッシャーをかけてしまっている人もいるかもしれません。
しかし、仕事では最低限の挨拶や報連相ができていれば大丈夫。
話すのが上手でなくても、相手に「伝えたい」という気持ちは伝わるものなので、身構えなくても大丈夫ですよ。
5.まずはパートや派遣社員として働くのもアリ!
ニートから脱出するといっても、最初から正社員を目指す必要はありません。
まずはパートや派遣社員として働きながら、可能なら正社員を目指す方法もありでしょう。
パートであれば自分の都合や体調に合わせてシフトを組めますし、派遣社員なら自分の好きな働き方をしやすいメリットがあります。
パートや派遣社員を正社員として登用する企業も多いため、頑張り次第では正社員へキャリアチェンジが可能です。
6.未経験者・初心者歓迎の求人を探す
ニートが就活をする場合、未経験者や初心者歓迎の求人を探して応募するのが良いでしょう。
こうした求人は、学歴・職歴、保有スキルを不問としている場合が多いため、自分の経歴や能力に不安がある人でも挑戦しやすいです。
就職エージェントに相談して、未経験者・初心者歓迎の求人を紹介してもらいましょう。
ニートからでも就職しやすい業種・職種
人手不足の業種・職種では、若手人材は喉から手が出るほど欲しいものです。
しっかりと働く意欲を伝えれば、ニートであったことも、それほどマイナスには評価されないでしょう。
もし、コミュニケーションに不安があるならば、比較的人と接する場面の少ない仕事なら、無理なく始められるかもしれません。
1.介護職
介護職とは、老人ホーム等の介護施設で、入所者の身体介護や身の回りのお世話をする仕事です。
慢性的な人手不足であり、無資格・未経験でも始めやすいでしょう。
ある程度の体力も必要なため、若手人材は歓迎されやすい傾向にあります。
人と接する仕事ではありますが、高齢化社会が進む中、将来の需要増も見込まれるためチャレンジ甲斐のある仕事です。
2.清掃業
オフィスビルや商業施設等の清掃を請け負う業者で、清掃員として働くのもニートから抵抗なく入れる仕事かもしれません。
清掃業は人手不足から経験不問の求人が多く、未経験からでも始めやすい仕事です。
比較的、人と接する機会が少ないため、コミュニケーションに不安がある人でも抵抗が少ないでしょう。
特に、黙々と作業をするのが苦にならない人にはおすすめです。
勤務体系の多くはシフト制であるため、自分の生活リズムに合わせて働きやすい環境をつくりやすい点も魅力です。
3.IT系職種
IT関係の職種は専門知識が必要になりますが、一度スキルを身につけてしまえば、高収入も狙える仕事です。
パソコンなどIT機器の取り扱いに長けている人であれば、検討してみる価値はあるでしょう。
もちろんクライアントなど、人とのコミュニケーションは必要ですが、実際の作業は1人でパソコンに向かい黙々と進めていく時間も多いです。
在宅勤務もしやすい仕事であり、将来的にフリーランスとしての独立も目指せます。
4.配送業
配送業は、インターネット通販の需要が拡大し、慢性的な人手不足がなかなか解消できない職種です。
そのため経験不問の求人が多く、運転免許さえあれば未経験でも始めやすいでしょう。
基本的に配送業務中は1人で活動するため、人とコミュニケーションを取る機会は比較的少ない仕事といえます。
体力も必要となるため、若手人材は歓迎されます。
5.製造業(工場勤務)
製造業における工場勤務は、ニートからでも比較的始めやすい仕事かもしれません。
基本的に製造ラインでの作業が中心になり、未経験・無資格OKの求人も多い職種です。
業務中は黙々と作業に向き合うため、人とのコミュニケーションに不安のある人でも始めやすいでしょう。
正社員登用の制度を設けている企業も多く、アルバイトからの入社でも、仕事に馴染んでいけばステップアップも狙えます。
ニートから正社員での就職を目指す際の注意点や成功ポイントは、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
ニートから脱出したい気持ちが少しでもあるならUZUZの就職支援を利用しよう!
ニートから脱出したい気持ちが少しでもあるなら、UZUZの就職支援を利用するのもおすすめです。
UZUZ独自のサポートを3つご紹介します。
1.ニートの気持ちに寄り添った相談システムを採用
UZUZのサービスの流れは次の通りです。
流れ | 概要 |
---|---|
会員登録 | ・オンラインで5STEPの簡単登録 ・事務所に足を運ぶ必要はない |
個別カウンセリング | ・初回の面談に備えて経歴や要望を電話やLINEでヒアリング ・キャリアアドバイザーが選定され約1時間の初 回面談(ヒアリング) |
各種講座・面接対策 | ・書類添削 ・オーダーメイドの面接対策 |
企業面接 | ・採用面接の日程調整や書類の提出を代行 |
内定・入社 | ・企業から内定をもらう |
入社後フォロー | ・期限の定めはなく入社後に感じた悩みや不安をキャリアアドバイザーに相談できる |
登録するのに事務所に足を運ぶのは不安な人や、初対面の人に相談するのは苦手という人でも利用しやすい相談システムとなっています。
また知らない人は怖いという人向けに、ホームページにキャリアアドバイザーの画像とプロフィールを掲載しています。
採用面接の日程調整や書類提出も代行してもらえるので、まずはオンライン登録から始めてみましょう。
参考:UZUZの「ヒト」
2.「もう就職で失敗したくない」という気持ちを大切にサポート
ニートになった原因が、就職先での人間関係や労働環境、新卒での就活に失敗したことにある人は「もう就職で失敗したくない」という気持ちを抱えていることでしょう。
UZUZで紹介できる登録企業は3000社以上ありますが、独自の基準でブラック企業を排除しています。
そのため、上記のようなことは起こりにくくなり入社後の定着率も96%を達成しました。
UZUZではニートの人が就職で二度と辛い気持ちを繰り返さないよう、大切にサポートしていきます。
3.就職で挫折経験のあるキャリアアドバイザーが対応
UZUZのキャリアアドバイザーは全員元第二新卒と既卒です。
就職で挫折経験があるからこそ、同じ痛みを抱えたニートの人の気持ちにも寄り添いやすいと考えてのことです。
性別や年齢など、希望に応じてキャリアアドバイザーを選ぶことができるので、ぜひ自分と相性の良い人を見つけてみてください。
まとめ
この記事では、日本におけるニートの現状と就職活動、支援についてご紹介しました。
ニートになったきかっけには様々あるでしょう。
実際には働きたい、これから頑張りたいと思っても、過去の経験から億劫になってしまう人は少なくないはずです。
実際、ニートの人は「働きたくないので働かない」といったイメージとは異なり、大半の人がニートから抜け出したいと考えています。
そのような人を支援するサービスは身近なハローワーク、ジョブカフェなど公的機関も多くあるので、積極的に活用してみてください。
それでも不十分だと感じる方は、ぜひUZUZの就職エージェントを頼ってください。
UZUZではフリーター、ニートの方に特化した就職支援を行っており、数多くの実績があります。
当事者にしか分からない、いえない悩みも、専門エージェントだからこそ寄り添って解決に導きます。
まず一歩を踏み出したいと考える方は、まず簡単な相談からでも構いませんのでUZUZに相談してくださいね。
UZUZが徹底サポート!