もくじ
就職面接の経験が少ないフリーターにとって、面接は未知のもの。
と不安を感じることもありますよね。
そんなフリーターの方へ向けて、この記事では面接で聞かれやすい質問をピックアップして紹介します。
よく聞かれる質問内容を知って準備しておけば、内定に近づけること間違いなし。
質問への答え方も一緒に解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事でわかること
- フリーターが就職面接で聞かれやすい質問
- その質問から何が見られているの?
- その質問にはどう答えたら良いの?
また、ただでさえ緊張する面接。できるだけ良い雰囲気で過ごしたいものですよね。
実は最初の質問への返答次第で、面接の雰囲気が大きく変わるんです!
そこで面接1発目の質問に対する返答のコツを、下記の動画にまとめてみました。
ぜひこの記事と合わせてチェックしてください。
【フリーターが就職面接で聞かれやすい質問1】なぜフリーターをしていたのか/どうして就職しなかったのか
「なぜフリーターをしていたのか?」
という質問は、ほぼ確実に聞かれます。
その理由を、次の項目で紐解いていきましょう。
面接官はフリーターの「人となり」を見ている
「なぜフリーターをしていたのか?」という質問からチェックされているのは、フリーターの「人となり」です。
具体的には、以下のような部分が見られています。
- 就職してからまじめに働いてくれるか
- 前向きにスキルアップしてくれるか
面接官はフリーターに対して、「働く意欲が低いのではないか」という不安を抱いています。
面接官のそんな不安を払拭するように、フリーターをしていた理由をしっかりと答えることが大切。
そんな方に向けて、これから回答例をお伝えしていきますね。
「なぜフリーターをしていたのか?」に対する回答例
実際、フリーターをしていた理由は人それぞれ違いますよね。
仮にフリーターをしていた理由が、
- 目指したいことがあったから
- フリーターとしてスキルアップしたかったから
といった前向きなものである場合は、以下のように素直に伝えると良いでしょう。
大学時代から作家を目指していたので、就職活動を行いませんでした。
しかし、フリーターをしながら文章の勉強をする中で、自分のスキルでは作家になるのは難しいと痛感しました。
夢ばかりを追いかけるのではなく、まずは社会人として成長したいと思い、正社員を目指すことにしました。
「夢への情熱を仕事に向けたい!」という気持ちを伝えるのが重要です。
一方で、フリーターをしていた理由がネガティブな場合は要注意。
「働くのが嫌だった」などの理由でフリーターをしていた場合は、気持ちの変化を具体的に説明しましょう。
しかしフリーターとして仕事をする中で、周りの友人はどんどんとキャリアアップしていき、「自分はこのままで良いのだろうか……」と考えるようになりました。
またアルバイト先では“アルバイトの仕事”と“正社員の仕事”の線引きがされていたため、フリーターでは任される仕事も限られており、純粋にもっと自分のキャリアを広げていきたいと思うようになりました。
今までフリーターとして過ごした遅れを取り戻せるよう、自分の仕事に責任をもちやりがいを感じながら仕事をしたいと思い、正社員を目指すようになりました。
質問に答えるときのポイントは、嘘をつかないことです。
正直、面接官は「フリーターになった理由の大半は“働くことが嫌だったから”」という理由であることを理解しています。
その上で、「今後どうなっていきたいと思っているのか」をチェックしているんです。
だからこそ、下手に嘘をつくよりも素直に話した方が得策。
嘘をつくと面接官に突っ込んだ質問をされたときに答えられませんので、素直に回答しましょう。
【フリーターが就職面接で聞かれやすい質問2】アルバイトでは何をしていたのか
「アルバイトではどんな仕事をしていたのか?」
という質問もよく聞かれます。
実は、面接官は単純に仕事経験を聞きたいわけではありません。
実際はどんなことを見られているのか、具体的に確認しておきましょう。
面接官は「アルバイト経験を仕事にどう活かすか」を見ている
「アルバイトでは何をしていたのか?」という質問で見られているのは、
- どんな仕事経験があるのか
- その経験から何を学んだのか
- その経験をどう仕事に活かすのか
の3点です。
面接官は、過去のことだけでなく就職後のことも考えているため、「今までの経験をどう仕事に活かすのか」という部分が重要なポイント。
逆にこの質問は自分をアピールするチャンスともいえるため、しっかりと準備しておきましょう。
次の回答例も参考にしてみてください。
「アルバイトでは何をしていたのか?」に対する回答例
先ほど紹介した3つのポイントを順番に説明すると良いですね。
お客様に気持ち良く買い物してもらうためには、スタッフ同士でコミュニケーションをしっかりと取り、連携して仕事を行うことが重要だと学びました。
今後の仕事においても、アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かして、同僚と協力しながら業務を進めたいと思います。
自分のアルバイト経験の中から、正社員としても活用できそうな能力をピックアップすることが大切。
コミュニケーション能力以外にも、
- リーダーシップ力
- 接客力
- 継続力
- 工夫する力
などがあれば、正社員としても役立つため、この回答の中でアピールしましょう。
【フリーターが就職面接で聞かれやすい質問3】どうして就職しようと思ったのか
「どうして就職しようと思ったのか?」
という質問もよく聞かれます。
そうですね、意外と難しい質問ですよね。
でも、この質問の意図がわかればきちんと回答できますので、面接官が見ているポイントを確認していきましょう。
面接官はフリーターの「就職への本気度」を見ている
面接官としては、いい加減な気持ちで応募しているフリーターを採用したくはありません。
就職しようと思った理由を聞くことで、「就職への本気度」をチェックしているのです。
次のような回答は、「本気度が低い」と判断されるため避けましょう。
- フリーターより給料が高いから
- フリーターより待遇が良いから
- なんとなく正社員になろうと思った
このような回答からは、熱意が感じられませんよね。
次の回答例を参考に、前向きな回答を心がけましょう。
「どうして就職しようと思ったのか?」に対する回答例
就職したい理由を答えるときはストーリーが大切。
次の回答例のように、自分の経験に基づいて気持ちの変化をわかりやすく伝えましょう。
フリーターをしていた業種と、応募する企業の業種が近いときは、次のような回答もおすすめ。
自分のできる仕事の範囲を広げていきたいと考え、正社員として就職しようと思いました。
「正社員になりたい!」という気持ちに変化したことを“根拠をもって”伝えれば、面接官も「本気で就職したいんだな」と判断してくれるでしょう。
【フリーターが就職面接で聞かれやすい質問4】なぜ弊社を選んだのか
「なぜ弊社を選んだのか?」
という質問もほぼ確実に聞かれます。
志望動機を答えれば良いのですが、他の会社ではなく「どうしてもこの会社に就職したい!」という気持ちを伝えるのが大切。
以下のような、
- どこの会社にも当てはまりそうな回答
- 主体性のない回答
はNGです。
どこの会社にも当てはまりそうな回答
- 御社の企業理念に共感したから
- 社会貢献がしたいから
主体性のない回答
- 人気のある企業だから
- 知人に勧められたから
次の回答例のように、自分の考えを具体的に述べることがポイントです。
お客様の小さな意見も見逃さず、サービスを常に改善していく企業理念に共感しました。
志望動機をしっかりと答えるためには、面接前の企業研究が欠かせません。
次のような方法で情報収集しておきましょう。
- ホームページで情報を集める
- 実際に商品やサービスを使ってみる
- お店がある場合は実際に行ってみる
志望動機の答え方については、以下の記事でも詳しく紹介していますので参考にしてください。
聞かれやすい質問の答えを準備して内定を勝ち取ろう
この記事では、フリーターが面接で聞かれやすい質問をご紹介しました。
- なぜフリーターをしていたのか?
- アルバイトでは何をしていたのか?
- どうして就職しようと思ったのか?
- なぜ弊社を選んだのか?
という4つの質問は頻繁に聞かれますので、ご紹介した回答例を参考にして答えを準備しておきましょう。
という方は、私たちUZUZにお気軽にご相談ください。
UZUZでは、フリーターや第二新卒に特化して就職サポートを行っています。
- 応募企業に合わせての面接対策
- 平均20時間以上に及ぶキャリアカウンセリング
といったサービスを完全無料でご提供!
登録はたったの30秒で完了しますので、ぜひご相談くださいね。