もくじ

だから、どう書けばいいのか分からないんだよなあ。
そのコツさえ押さえておけばスラスラと書けますよ。
求職者と企業・事業者を結ぶ仕事であり、やりがいが多くあります。
今後も需要が高まることが予想されるため、狙い目の業界の1つです。
人材業界の志望動機を書く場合、まずは業界自体の特徴をしっかりと掴むことが大事です。
今回は、人材業界の志望動機を書く前に知っておきたいポイントをしっかり解説していくので、就職・転職の参考にしてみてください。
- 志望動機を作成する前に知っておきたい!人材業界の現状
- 志望動機作成時に活かせる!人材業界の主なビジネスモデル
- 志望動機が書きやすくなる!人材業界で求められる人材
- 人材業界の志望動機を作成する3ステップ
- 【職種別】人材業界の志望動機例文
- 人材業界の志望動機で失敗しないためには
人材業界への就職・転職を検討している人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
この記事の監修者

岡本啓毅
株式会社UZUZ 代表取締役
1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。
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志望動機を作成する前に知っておきたい!人材業界の現状

やっぱり人手不足の波を受けてニーズが上がっている感じ?
現在ではひとつの組織で定年まで働くのではなく、転職を繰り返すなど、雇用の流動性が上がっています。
そのため、就職支援など人材業界の需要はますます高まってくると考えてられています。
では、人材業界の需要について、市場調査・マーケティングの専門機関である矢野経済研究所が発表したデータをもとに紹介しましょう。
人材ビジネス市場は拡大傾向にある
矢野経済研究所が発表した人材ビジネス市場に関する調査データによると、人材関連ビジネス主要3業界の市場規模は近年増加傾向にあります。
ここで示す人材関連ビジネス主要3業界とは、人材派遣業・ホワイトカラー職種の人材紹介業・再就職支援業を指します。
直近の2023年度においては、事業者売上高ベースで前年度比6.3%増の9兆7,156億円でした。
人材ビジネス市場における近年の拡大傾向は社会全体の人手不足だけでなく、少子高齢化に伴う介護職の需要増やDX推進に伴うITエンジニアの需要増を背景としています。
参考:株式会社矢野経済研究所「人材ビジネス市場に関する調査を実施(2024年)」
人手不足による人材需要が高まっている
帝国データバンクが公表した「人手不足に対する企業の動向調査」によると、2025年1月時点で正社員が「不足」と感じている企業の割合は53.4%にものぼります。
この数値は、コロナ禍(2020年4月)以降で過去最高の高さとなっています。
中でも、ITエンジニアの不足が顕著となっている「情報サービス業」が72.5%で、最も人手不足となっているようです。
こうした人手不足による人材需要の高まりが、人材業界全体の市場拡大に関わっていると考えられます。
参考:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2025年1月)」
人材業界でもAI技術の活用が求められる
近年では、人材業界でも生成AIなどのAI技術を活用した取り組みが盛んになりつつあります。
例えば、生成AIが職務経歴書やプロフィールの作成をサポートしたり、求職者に合った求人を分析しておすすめしたりといった取り組みが挙げられます。
こうした生成AIをはじめとしたデジタル技術の活用は、人材業界において企業の競争優位性を生み出す大切な取り組みです。
志望動機作成時に活かせる!人材業界の主なビジネスモデル
ひとくちに人材業界といっても、その仕事内容は多岐にわたります。
近年ではジョブ型雇用といって、特定の業務内容に応じた採用が、欧米だけでなく日本でも活発化しています。
一括新卒採用で、総合的なスキルを身につけさせるのではなく、中途で専門職をどんどん採用していくという考え方です。
そうすると、転職エージェントなどの、人材紹介業の仕事も増えていくというわけですね。
需要の高まる人材業界ですが、人材業界にも様々な仕事があるため、それぞれの違いを理解していないと、応募書類や面接の対策に失敗する可能性が高いものです。
では、代表的な人材系企業の種類について見ていきましょう。
1.人材紹介業
求職者と求人企業との仲介を行い、双方のマッチングを成功させる仕事を行うのが、人材紹介業です。
マッチングが成功すれば、企業から成功報酬が支払われる仕組みです。
一般的に、理論年収(残業代を含んだ月次給与×12ヶ月+賞与)の30〜40%程度が相場とされています。
転職領域だけでなく、新卒領域や、既卒領域、そしてエンジニアや薬剤師など、特化型の人材紹介業についても年々増えているのが特徴です。
2.人材派遣
求職者を自社で管理して、人材が必要な企業にその人材を派遣する仕事が、人材派遣業です。
派遣することによって発生する手数料で経営が成り立つ仕組みです。
人材を求めている企業への営業、人材となる求職者の面談・仕事紹介などが主な仕事内容となっています。
3.求人広告
就職・転職サイト、求人誌の運営も人材業界の仕事の一つです。
人材を求めている企業が紙媒体・Webサイトに求人広告を掲載して、その掲載料金をもらうことで運営が成り立っています。
企業への広告掲載の営業、求人原稿の文章作成が主な仕事内容で、リクルートなどが代表的な企業として挙げられます。
4.教育/研修
従業員の定着や育成、活性化といった目的を達成するために教育や研修を提供するのも代表的な仕事です。
提供する研修内容は一般的なビジネスマナーやマネジメント教育など、多種多様です。
コロナ禍以降においては、eラーニングを通じて、オンラインで研修受講できるサービス利用も増えており、多様なニーズに合わせたサービスが続々と出てきています。
5.人事コンサルティング
採用や人材育成および人材の定着など、悩みを抱える企業の課題解決に携わる仕事が人事コンサルティングで、コンサルティング費用を依頼企業から受け取る仕組みです。
具体的には、人事評価制度や等級制度といった人事に関わる制度を改革したり、トレーニングプログラムを提供して人材育成に協力したりといった業務が挙げられます。
6.HRテック
労務管理や採用管理などの人事業務全般を、テクノロジーによって効率化するHRテック。
クライアントである企業においてHRテックの導入を推進することで、人材不足や離職率の上昇といった、様々な人事課題を解決に導く業務も行います。
例えばクライアントに対して、SNSを活用した人事採用戦略を提案したり、離職率の高低に関わるデータを横断的に分析することで、離職率低下に寄与する対策を考案したりします。
近年、よくタクシー社内でもHRテック企業によるCMが流されていますね。
志望動機が書きやすくなる!人材業界で求められる人材
志望動機を書く前に把握しておくべきなのは、人事業界で求められる人物像への理解です。
人物像を的確に理解していれば、ぐっと志望動機を作りやすくなります。
では、人材業界はどんな人材を求めているのか、特徴について見ていきましょう。
1.コミュニケーション能力が高い人
人材業界で働く際にまず重要となるのが、コミュニケーションスキルです。
クライアントや転職希望者など、様々な人と関わることが多く、それだけ多くの希望・意見を聞くことになるので、ヒアリング能力も重要となります。
そして、ただ自分の意見だけを話すのではなく、相手が何を求めているのかを洞察できる力がある人は、より好ましいといえるでしょう。
2.問題解決力がある人
クライアントの企業の課題や適切な人材、転職希望者の悩みを見抜ける洞察力・発想力がある人物は人材業界に向いています。
なぜなら、クライアントが抱える採用や組織の課題を把握し、適切な提案ができることが求められるからです。
そのためには、商談におけるヒアリング力、またあらゆる課題・悩みに臨機応変に対応できる柔軟さが必要となるでしょう。
3.情報収集力がある人
常にアンテナを張って必要な情報を集められる、情報収集力がある人も、人材業界に適しています。
SNSなどを通じて得られる情報だけでなく、足を使って、色んな企業の情報を持っている人は、評価されやすい傾向にあります。
自分にしか得られない情報を掴む、という前のめりな姿勢を持つことが必要です。
4.仮説思考ができる人
クライアント・転職希望者の悩みや課題に対して、収集した情報の中から必要と思われる情報をピックアップして仮説を提案できる人は、人材業界に向いています。
その仮説が多いほど多くのアイデアを提供できるので、クライアント・転職希望者ともに高い信頼を獲得できるでしょう。
5.人材サービスをビジネスとして捉えられる人
人材サービスをビジネスとして捉えられる人は、転職希望者の要望を汲み取りながらも、転職志望者の市場価値や現在の転職市場の状況などを踏まえて、現実的なアドバイスを伝えられる可能性が高いです。
一方、「相手のためになりたい」というマインドが強すぎると、転職希望者の要望を100%叶えようという気持ちになってしまうおそれがあります。
その結果、自社では相手の要望に合う仕事を紹介できないという結論に至ってしまい、ビジネスチャンスを失ってしまうのです。
確かに人材サービスでは「相手のためになりたい」という気持ちは大切ですが、それだけでは事業として収益を上げにくくなってしまいます。
相手の要望を汲み取りつつも客観的な視点で「実はこのような仕事も向いているのではないか」という提案を行い、目の前のビジネスチャンスを決して逃さない姿勢が大切です。
詳細については、以下も参考にしてください。
6.「ビジネス」に対して興味関心を持てる人
ビジネスに対して興味関心を持てる人、言い換えるとビジネスについてのアンテナが高い人は、人材業界で求められやすいといえます。
人材業界では、クライアントである企業のことを理解したうえで、転職希望者が「紹介してもらった企業で働きたい!」と思うように企業紹介をすることが大切です。
そして、ビジネス全般について興味関心があれば、クライアントの魅力や特徴を深く理解しやすくなり、転職希望者へより効果的な企業紹介をできるようになるはずです。
また、ビジネスに対して興味関心が強い人は、これまでのキャリアにおいてビジネスに関する知識を豊富に蓄積してきている可能性も高いです。
ビジネス全般に関する豊富な知識を活かして、転職市場全体を俯瞰した客観的なアドバイスを行えば、転職希望者から信頼を集めやすくなるメリットも期待できます。
監修者コメント
転職希望者目線とビジネス目線の両方をバランス良く
人材サービスを利用する転職希望者へクライアントである企業の魅力を十二分に伝えて、その企業へ転職してもらうことが、自社の売上につながります。
そして、魅力的なプレゼンテーションを行うためには、転職希望者の価値観を理解しようとする「転職希望者目線」と、客観的な分析を踏まえた「ビジネス目線」の両方が大切です。
ビジネス目線を大切することで、常にビジネスやクライアントへのアンテナを高く張り、定量的・定性的な情報を集めつつ、説得力のある説明をしやすくなります。
ただし、いくら理論整然とした説明をされても、転職希望者の価値観に合う企業紹介をしなかれば、転職希望者のマインドが動かず思うように話が進まないおそれも。
そのため、転職希望者の要望を丁寧にヒアリングしたうえで、ニーズの奥底にある転職希望者本人の価値観を見抜き、価値観に合うような企業を紹介する姿勢も欠かせません。
人材サービスにおいては、転職希望者の要望を100%実現できるような企業紹介はなかなか難しいこともあります。

岡本啓毅
人材業界の志望動機を作成する3ステップ

これまで人材業界で求められる人物像やスキルについて解説してきました。
次に説得力のある志望動機が完成する3つのステップについて、以下より説明していきます。
相手に伝わりやすく、求められる姿勢やスキルを汲んだ志望動機を作るなら、次のステップに当てはめて考えてみるとスムーズに作成できるでしょう。
1.冒頭でその企業を志望する理由を簡潔に示す
志望理由を分かりやすく伝えるためには、結論から示して読みやすい文章にする工夫が重要です。
冒頭で結論を伝える——つまり「その企業を志望する理由」を簡潔に説明し、その後に志望理由を補足するエピソードへつなげるのが良いでしょう。
例えば「私が御社を志望する理由は〇〇です」「〇〇という点に魅力を感じて御社を志望いたしました」といった形で端的に志望理由を示します。
2.志望理由のきっかけやエピソードを説明する
次に、冒頭で示した志望理由に説得力をもたせるため、志望するようになったきっかけや関連するエピソードを説明します。
この際、学生時代や卒業後の自分自身の経験、インターンシップやOB・OG訪問でのエピソードを盛り込むのがおすすめです。
できれば数値を使って定量的データを示したり、なるべく具体的に説明するようにしたりすることが、伝わりやすい志望動機にするポイントです。
3.入社した後のビジョンや目標を伝える
志望動機の最後には、入社した後に目指すビジョンや業務で活かせる自分の強みを伝えましょう。
これは、熱意や志望度の高さをアピールするとともに、採用することで自社に利益がある人材と思ってもらうためです。
例えば「入社後は御社の〇〇という業務で私の△△という強みを活かし売上に貢献します」「入社後〇年以内に△△のプロジェクトに携わりたいです」などが挙げられます。
【職種別】人材業界の志望動機例文
先に説明したように、ひとくちに人材業界といってもいくつかの種類があるため、それに沿って志望動機を作成することが大切です。
では、人材業界の志望動機の例文と大事なポイントを、キャリアアドバイザー・HRテック・営業・求人広告ごとに紹介しましょう。
1.【例文】キャリアアドバイザーの志望動機
【例文:第二新卒の場合】
御社の「転職希望者一人ひとりに寄り添いながら客観的なアドバイスを」という経営理念に共感し、御社への転職を希望いたしました。 自分が話すよりも他人の話を聞くほうが好きな私は、昔から人の悩みの聞き役・アドバイス役を担う機会が多くありました。 前職では、同じチームの後輩たちから寄せられる「今の仕事が自分に合っているか分からない」などの仕事に関する相談を、毎月2〜3回ほど受けておりました。 自分で申し上げるのは恐縮ですが、こうした取り組みの結果、多くの後輩たちから信頼を集められました。 相手へ寄り添いながら、相手の役に立つ客観的なアドバイスをしてきた私は、御社の経営理念に親和性を感じております。 相手の話をしっかりと聞いて客観的な視点で状況分析し、説得力のあるアドバイスを行うことで御社のキャリアアドバイザーとして多くの方々のキャリアをサポートしてまいります。 |
企業の経営理念に触れて、自分の長所およびどんな働きをするかが書かれています。
冒頭のアドバイス役の件は、長々と書くと自分語り・自慢話になるので適度な長さにしましょう。
2.【例文】HRテックの志望動機
【例文:既卒の場合】
私は大学時代、所属するサークルの新歓活動におけるシステム・SNS担当として仕事を行いました。 新歓活動中は、新入生歓迎会の参加者管理を効率的にするため、これまで導入されていなかった「出欠確認ツール」やWEB上の申し込みフォームを積極的に活用しました。 さらに、従来では学内ポスターの掲示にとどまっていた広告宣伝に、SNSを活用することでより多くの学生へアプローチすることを可能にしました。 ITツール・システムを導入した結果、新入生からは「SNSでサークルを知った」「スマホひとつで歓迎会に申し込めるのが便利」という声が上がりました。 そして、私が担当した年の新入メンバーは前年の1.5倍という実績も収めました。 私はこうした経験から、既存の活動や仕事にITツールを導入することの大切さを知ったのです。 また、企業説明会で御社の説明を聞き、現在の人事分野ではなかなかIT化が進んでおらず、IT技術を活用して様々な業務課題を解決するHRテックの必要性が高いと知りました。 このように、自身の経験と、御社のHRテック事業の内容に親和性を感じたのが、御社を志望した理由のひとつです。 |
具体的な過去の経験を出して説得力を持たせています。
なお、「貴社には収入面での可能性を感じて」といった金銭的なことを書くと、お金を重視していると思われるので、やめましょう。
3.【例文】営業の志望動機
【例文:既卒の場合】
学生時代は、テレフォンアポインターや接客業を多数こなし、学校以外の様々な人たちと交流を重ねてきました。 大学祭が開催される1週間は、大学祭の実行委員として毎日50人以上ものお客さんへ、出展ブースの案内や説明を行った経験もあります。 自分にとっての喜びは、多くの人の笑顔を見ることです。 また、卒業後は学生時代から行っていたテレフォンアポインターの業務でチームを任されました。 より多くのお客様に満足していただけるよう、後輩への指導なども行い、クレーム率を50%削減することに成功しました。 自分が行動することで大勢の人が笑顔になれて、それが自分の幸せにつながるという考えは、貴社の経営理念に通じる点だと思います。 |
営業職は、人とのコミュニケーションが重視されるので、明るい話題が好印象となります。
人見知りするなどネガティブな話題は避けましょう。
4.【例文】求人広告制作の志望動機
【例文:既卒の場合】
私が御社の求人広告制作業務を志望するのは、自分の過去の経験と能力が御社に利益をもたらせると考えたからです。 大学時代には広告研究会に所属し、学内の様々なサークルにおける、新歓活動や活動内容を宣伝するポスターの作成活動を行っていました。 最初の頃はなかなか満足してもらえる仕上がりにできませんでしたが、次第に「ニーズを踏まえながらも大衆の目にどのように映るのか」という点が大切だと理解しました。 その考えに基づいてポスターを作成するようにした結果、宣伝効果が高まったという声をもらい、以前の2倍以上ものサークルから依頼を受けるようになりました。 このように「どうすれば大勢が見てくれるのかという点も考える」大切さを理解し、それを実行してきた私は、仕事にこの経験と能力を活かしたいと思っております。 卒業後も、個人事業主として、月10万円ほどではありますが、フリーランスとしてポスター制作の仕事を請け負っていました。 御社では、クライアントのニーズや事業内容を踏まえたうえで、多くの転職希望者の目に止まるような広告制作を大切にしていると伺いました。 御社に入社したら、過去の経験と能力を活かしながら、より多くの転職希望者から問い合わせをもらえるような広告コンテンツを制作してまいります。 |
デザイン制作という他にはないスキルをアピールするのは、好印象につながるでしょう。
ニーズを無視してデザインのクオリティだけをアピールするのはやめたほうがいいですね。
人材業界の志望動機で失敗しないためには
アフロマンが一番やりそうな失敗ですね!

では、志望動機で失敗しないためにはどのような点に注意すればいいのか、以下より失敗しないためのポイントを紹介しましょう。
1.同業他社でも使える志望動機にはしない
志望動機の文章は一つ仕上げたらそれを使いまわそうと考えている人もいるかもしれませんが、それはやってはいけません。
先述した通り、人材業界は同じ業界であっても、様々な職種・企業が存在します。
志望先の企業の経年理念・口コミなどを確認して、応募先に合わせた志望動機を作成しましょう。
2 何度も志望動機を読み直す
志望動機は書き上げたものをすぐに応募先に提出するのではなく、何度も読み直しましょう。
一晩おいて読んで推敲する・知り合いに読んでもらうなど、客観視することが大事です。
また、誤字脱字にも気をつけましょう。
3.転職エージェントに登録する
転職エージェントに登録すれば、エージェント側からの・志望動機文・履歴書・職務経歴書の添削・面接の予行練習などを受けられます。
登録したからといって、すぐに転職しなければならないわけではないので、気軽に登録してみましょう。
志望動機もしっかりとチェックしてくれて、NG項目などを省いた完成度の高い志望動機ができあがるはずです。
4.「人のためになる仕事がしたい」という気持ちを出し過ぎない
「誰かの役に立ちたい」という志は立派であり、必要な気持ちですが、あまりに強調するとビジネスには欠かせない冷静な判断を忘れてしまうことも。
「相手のために」と考える社会性を持ちつつ、志望動機では人材サービスをビジネスとして成立させたいという気持ちも強調しましょう。
監修者コメント
自分ひとりだけで対策するのは危険です!
自分ひとりだけで志望動機を考えると、いざ面接に挑んだときに「自分だけでは分からないようなツッコミどころ」を指摘されてしまい、答えに詰まってしまうかもしれません。
そのため、知人や家族にも志望動機を見てもらい、客観的な意見をもらうことが大切。
でも、知人や家族が転職・採用の専門家でない場合、「同業他社でも使えるような志望動機になってしまっている」「ビジネス目線での志望動機が入っていない」といったNGポイントに気が付けないおそれも。
そこでおすすめなのが、豊富な実績と高い専門性を持った転職サポートの専門家である、キャリアアドバイザー・転職エージェントです。
自分ひとりでは「完璧!」と思うような志望動機でも、プロ目線では足りないところや矛盾しているところがあるかもしれません。
キャリアアドバイザーや転職エージェントに一度志望動機を見てもらい、より説得力があり、あなたの市場価値が存分に伝わる内容へとブラッシュアップしていきましょう。

岡本啓毅
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人材業界で働くことを強く希望している人は、転職エージェント「UZUZ」への登録をおすすめします。
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まとめ
人材業界は、コロナ禍を経てますますニーズが多様化している業界です。
あらゆる企業が雇用の流動化にともない、人材を求め続けているので、今後ますます人材業界の需要は高まっていくでしょう。
人材業界で働くためには、しっかりとした志望動機を考えることが重要です。
今回の記事を参考にして、志望動機で押さえるべきポイント・NG例を頭に入れて、人材業界への就職を達成しましょう。
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