もくじ

この記事では「やりたい仕事がなくても焦らなくていい理由」や「やりたい仕事がない場合の対処方法」について、解説していきます。
「やりたい仕事がない……」と悩んでいる方にとっては、一見の価値ありです!
ぜひ最後までご一読ください。
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【結論】やりたい仕事がなくても焦る必要はない


やりたい仕事がなくても、焦る必要はありません。
世の中で働いている人の多くが、必ずしもやりたい仕事に就いているわけではないですし、やりたい仕事があったとしても、それを確実に仕事にできるわけでもないんです。
それに、やりたい仕事を実現することだけが、働く理由ではありませんよね。
- 生活のために、できることを仕事にしたい
- なるべく給与を上げて、趣味に使えるお金を増やしたい
- プライベートと仕事はきっちり分けて、ストレスなく仕事をしたい
仕事に対する向き合い方は、上記の例のようにそれぞれです。
厚生労働省の「令和5年度雇用動向調査」には、転職入職者が前職を辞めた理由についてまとめています。
その理由の中で「仕事の内容に興味が持てなかった(=やりたい仕事ではなかった)」と回答した割合を性別・年齢層別に見てみましょう。
【前職を辞めた理由として「仕事の内容に興味が持てなかった」と答えた割合】
男性 | 女性 | |
---|---|---|
全体 | 7.4% | 5.0% |
20~24歳 | 5.8% | 3.9% |
25~29 歳 | 14.1% | 9.0% |
30~34歳 | 8.2% | 1.9% |
参考:厚生労働省「令和5年度雇用動向調査」 15P表5
転職理由として「仕事の内容に興味が持てなかった」は「人間関係の不満」「給与待遇の不満」に次いで、3番目に多いものです。
また、男女とも25~29歳で高い傾向にあることも、興味深い点です。
30代を目前にした若年層にとって、仕事内容は働くモチベーションに大きな影響を与えているのでしょう。
もう1つの統計を紹介します。
やりたい仕事であれば、多少の苦労は気にならないと感じる層が一定数いることが分かる資料です。

参考:厚生労働省「新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 参考資料」 P45
やりたい仕事であれば、ワークライフバランスを多少犠牲にしてもかまわないと考える層が、3割以上いることが分かります。
やはり、働く上で「やりたい仕事」に就くことは、大きな意味を持つようです。
しかし、全ての人がやりたい仕事に就けるわけではありません。
こだわりすぎず、広い視野で仕事を探すことが就活成功の近道です。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
物事に向き合う「自分軸」を探してみよう
ユニバーサルスタジオジャパンを再建・V字回復したことでも有名なマーケター・森岡毅さんの『苦しかった時の話をしようか』という本があります。
ご自身の娘さんに向けた内容でありながらもキャリアに悩む若者へ向けたメッセージが詰まったものです。
その中では「自分の強みを探し、その強みを活かして仕事をしよう」というメッセージが強調されています。
今あなたが好き・興味があることも、時代と共にその仕事がなくなったり、飽きたりすることもあるでしょう。
一方で、あなた自身の物事への向き合い方は、時代を通じて変わることがありません。
- 人を巻き込んで仕事をするのが好き
- 戦略を考えるのが好き
- 人に評価されるのが好き
このように、まずは「物事へ向き合う自分軸」を探すところから始めてみましょう。
やりたい仕事がなくても焦る必要がない理由

では、やりたい仕事がなくても焦る必要がない理由をお教えしましょう。
1.20代でやりたい仕事がすぐに見つかるとは限らないから
20代は、社会人としても人間としても、まだまだ駆け出しの時期。
キャリアやスキルに限らず、様々な経験が不足している状況です。
つまり20代のうちは、様々な経験を積んで、自分のスキルの幅を増やしたり深度を深めたりする時期ということ。
できる事が多くなれば、自然とやりたい仕事が見つかるケースもあります。
そもそも20代でやりたい仕事を見つけられている人は、実はそんなに多くないのです。
見つけたと思っても、その仕事を良く知らずにイメージだけで思い込んでいるなど、正しい認識ができているとも限りません。
まだ「やりたい仕事が見つかる時期ではない」ので、焦らずに自分に合う仕事を探しましょう。
2.「やりたい仕事」が自分にとって良い仕事とは限らないから
やりたい仕事を見つけられたとしても、それが必ずしも自分にとって「良い仕事」とは限りません。
例えば「良い仕事」を構成する要素には以下のような要件が挙げられます。
- 仕事内容
- 給与
- 福利厚生
- 働きやすさ(労働時間、育休などの使用率)
- 将来性
仮に、あなたが「やりたい仕事」をできる企業を見つけられたとしましょう。
それは、上記の要件における「仕事内容」に満足できるのみで、その他の条件である「給与」や「働きやすさ」が満足いくものではなく、給料が低くてサービス残業が当たり前だったとしたら、あなたにとって「良い仕事」であるとはいえませんよね。
「やりたい仕事」がないからと焦るのではなく「自分にとって良い仕事かどうか」という視点で仕事を探すほうがおすすめです。
3.やりたいことを模索しながらでも就職はできるから
そもそも、実際の職場で働かずに「その仕事がやりたい仕事か」を判断するのは難しいでしょう。
想像だけで判断して「やりたい仕事に違いない」と思っても、現実と違っていることもしばしばあります。
まずは就職して、業務をこなしながらその仕事が自分に合っているかどうかを判断するほうが現実的です。
むしろ、就職して働きながらのほうが、よりリアルな「やりたい仕事」を見つけることができるようになるのではないでしょうか。
自分に合った職業の見つけ方は以下の記事でも解説しています。
ぜひ合わせてお読みください。
やりたい仕事が見つからない5つの理由
「やりたい仕事がなくても大丈夫!」といわれても「どうせ働くならやりたい仕事を見つけたい」こう思う気持ちも、とてもよく分かります。
“やりたい仕事を探しているのになかなか見つからない”という方は、もしかしたら以下5つの特徴に当てはまっているかもしれません。
- 自分の強みや得意なことを把握していない
- 何かに熱中・没頭した経験が少ない
- 世の中に存在する仕事を把握していない
- 立派なキャリアビジョンが必要だと思い込んでいる
- 待遇や条件に対する希望が厳しすぎる
まずは、自分がどの特徴に当てはまるのか考えてみてください。
1.自分の強みや得意なことを把握していない
何度かお伝えしているように、最初からやりたい仕事が明確になっている人は少ないです。
しかし「自分ができることや得意なこと」を仕事にし続けていくうちに、やりたい仕事が見つかるケースが多々あります。
なぜなら「自分のできることや得意なこと」は仕事の成果が出やすく、認めてもらいやすいから。
同僚・先輩・上司から認めてもらうことで自信にもつながり、任される範囲が広がり、給与にも反映されていくでしょう。
そうなれば、結果として「その仕事が好き」になり「やりたい仕事」に変わっていくのです。
しかし、自分の強みや得意なことを把握していなければ、このループに入ることができません。
2.何かに熱中・没頭した経験が少ない
今までの人生で、何かに熱中・没頭した経験が少ない場合は、やりたい仕事が見つかりにくいのではないでしょうか。
「やりたい仕事」は、強い興味ややりがいと切り離して考えることはできません。
例えば、ものづくりに没頭した経験があれば、製造や開発に「やりたい仕事」を見つけられるかもしれません。
接客のバイトに熱中したのであれば、販売や営業にやりがいを見出せるでしょう。
このように、やりたい仕事は過去に熱中・没頭した経験をもとにすると見つけやすいのです。
もし何かに熱中・没頭した経験が少ないのであれば、それを軸にしてやりたい仕事を探すのは難しいかもしれません。
別の軸でやりたい仕事を探すか、そもそも仕事探しに「やりたい仕事かどうか」を持ち込まないという手もあります。
3.世の中に存在する仕事を把握していない
単純な話ですが、より多くの仕事を知っているほうが、やりたい仕事を見つけられる可能性が高くなります。
やりたい仕事が世の中に存在しているとしても、それを知らなければ気づくことができません。
あるいは思い込みやイメージが先行して避けていたが、実際は自分に合っている仕事だったというケースもあるでしょう。
やりたい仕事を見つけるために、まずは「仕事や職種そのもの」に対して幅広くかつ深く理解する必要があるのです。
4.立派なキャリアビジョンが必要だと思い込んでいる
就職に対する理想が高すぎることも、やりたい仕事が見つからない理由になります。
社会人たるもの立派なキャリアビジョンが必要で、それが実現できる仕事でなくては「やりたい仕事=やるべき仕事」ではないと思い込んでいるのです。
また、社会的意義のある仕事でなくてはならないなど、就職に対して必要以上に気負いすぎているのかもしれません。
高い理想を追い求めるあまり、視野を広げることができなくなっているのでしょう。
5.待遇や条件に対する希望が厳しすぎる
待遇や条件に対する希望が厳しすぎることも、やりたい仕事が見つからない理由になります。
希望する年収や、年間休日などの待遇・条件に対する理想が高すぎて、それが満たせない場合、やりたい仕事と思えなくなってしまうのです。
待遇や条件において、自分の希望を全てを満たすことは難しいと理解すべきです。
いつまでたっても理想だけを追い求めていると、チャンスを逃し続けてしまうでしょう。
やりたい仕事がない人におすすめの就活の軸8選
この記事を読んでいる方の中には、やりたい仕事がないからといって、適当に就職先を決めようとしている方もいるかもしれません。
しかしそれは、一番やってはいけない就活の方法です。
就活の軸を一切持たずに仕事を探してしまうのは、失敗の元。
この項では、やりたい仕事がない場合におすすめの“仕事を決める就活の軸”について解説していきます。
- 自分にとってのメリットがあるかを考える
- 自分の好きなことや得意なことを分析する
- 人に褒められた・評価されたことを思い出してみる
- 何をしている時にテンションが上がるか考えてみる
- スキルを軸に考えてみる
- やりたくないことを考える
- 将来性があるかを考える
- ほかの職種や業種についてリサーチする
1.自分にとってメリットがあるかを考える
自分にとって良い仕事かどうかの要素として、以下の5項目をお伝えしました。
- 仕事内容
- 給与
- 福利厚生
- 働きやすさ(労働時間、育休などの使用率)
- 将来性
やりたい仕事を軸に就活を行うのは、まさに上記の「仕事内容」にフォーカスして仕事を探している状態です。
その他の要素である、給与・福利厚生・働きやすさ・将来性に目を向けて仕事を探すのも良い方法です。
これが、自分にとってメリットがあるかを考えるという方法になります。
- 給料・ボーナスはどの程度か
- 昇給率はいいか、福利厚生は充実しているか
- 専門的な技術は身につくのか
例えば上記のようなポイントを考えてみると、仕事探しの大きな軸になるでしょう。
2.自分の好きなことや得意なことを分析する
仕事ではなくても趣味や興味のあること、昔から取り組んでいて人よりも上手にできることから、仕事につながらないか考えてみましょう。
車が好きで知識が豊富なのであれば、カーディーラーや自動車整備関連の仕事が向いているかもしれません。
食べることが好きで料理が得意なのであれば、飲食店の調理などもよいでしょう。
好きな物を扱う仕事を選ぶと、自分の好きなものに囲まれて毎日を過ごせます。
それは、ものすごく幸せなことなのかもしれません。
3.人に褒められた・評価されたことを思い出してみる
学校の先生から評価されたり、親や友達に褒められた経験はないか、思い返してみましょう。
自分では気がついていなくても、過去に人に褒められたり評価されたことは、他の人よりも優れた能力を発揮できる可能性が高いのです。
人よりも秀でた能力を存分に発揮できる仕事に就けば、それが「やりたい仕事」になるかもしれません。
4.何をしている時にテンションが上がるか考えてみる
自分は何をしている時にテンションが上がるか考えてみるのも、やりたい仕事を見つけることにつながります。
例えば、人と話している時にテンションが上がるのであれば、セールスの仕事に向いているかもしれません。
リーダーシップを発揮している時にテンションが上がるのであれば、管理職として高い成果を上げる可能性があります。
扱う商品やサービス、業種・職種ではなく、自身の特性を切り口に考えると「やりたい仕事」が見つかるかもしれません。
5.スキルを軸に考えてみる
スキルを軸に考えるのも、やりたい仕事を見つける1つの方法です。
学生時代やアルバイトの経験、あるいは前職で身につけた自身のスキルの棚卸しをしてみてください。
その後、これまでに身につけたスキルを活かせる場がないか、考えてみましょう。
自身のスキルを活かせる仕事で活躍している姿を想像してみると、それがやりたい仕事に思えてくるかもしれません。
あるいは、将来身につけたいスキルは何か考えてみることで、やりたい仕事を発見する可能性もあります。
6.やりたくないことを考える
これまでは「やりたい仕事」を軸にお話ししてきました。
しかし反対に、「やりたくないこと」を軸にする方法もおすすめです。
なぜなら、どんなに「やりたいこと」ができる仕事でも、雑務などの「やりたくないこと」をやらなければならないことで嫌いになってしまう可能性があるから。
またこの方法には「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」のほうが、明確な考えに辿り着けるという点もメリットとなります。
例えば「お客さんとのコミュニケーションは少ないほうがいい」と考えているとしましょう。
そういう人は、営業や接客、販売の仕事は避けたほうがいいでしょうし、少なくともそれらは「やりたい仕事」にはならないはずです。
このように「やりたくないこと」を深堀りすれば、就活での譲れない条件も見えてくるのです。
7.将来性があるかを考える
前述した、自分にとって良い仕事かどうかを見極める要素の中に「将来性」の項目がありました。
特にこの将来性に注目してみるのもおすすめです。
例えば「少子高齢化の影響で業界が縮小していかない」「業務の中で専門性を身につけてスペシャリストになり、代替されにくくなる」などの観点を考えておきましょう。
現時点では良い仕事であっても、社会的ニーズが下がったり代替されたりしてしまうと、いずれ良い仕事ではなくなってしまうかもしれません。
「将来性があるか」という観点だけ特別に重視してみるのも、軸を作るための手段として有効です。
8.ほかの職種や業種についてリサーチする
やはり、幅広く様々な仕事の知識を持っていたほうが就活では有利になります。
それに、その過程で思わぬ業界でやりたい仕事が見つかるかもしれません。
多くの場合、仕事探しは“消費者”の目線で行ってしまうものです。
「華やかな商品を作っている」「面白そうなサービスを提供している」
だから、志望する。といった具合です。
しかし、実際に働く時には、“提供者”の側として自分に適性があるか、やりがいを感じるかが重要になります。
消費者目線ではなく提供者の目線で判断するためには、これまであまり注目してこなかった職種・業種も、一度確認してみることをおすすめします。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
職種や業種のリサーチだけでなく「業界研究」も行おう
就職活動でより広い視点を持つためには、様々な業界について知ることが大切です。
体系的に理解するのであれば、おすすめは東洋経済新社から出ている「会社四季報 業界地図」を読むこと。
業界ごとの中長期での動態予測、トレンドだけでなく、気になる業界別年収ランキングなども掲載されています。
細かく調べていく前に、まずはざっとでもいいので「会社四季報 業界地図」に目を通してみましょう。
やりたい仕事を見つけるための主な方法


でも、やっぱり……いつかは天職を見つけたいよ!
- 適職診断テストを試してみる
- 就職イベントに参加する
- 就職エージェントに登録する
それぞれ解説していきます。
1.適職診断テストを試してみる
「適職診断」というツールが世の中にはいくつも存在しています。
端的に自分に向いている仕事が分かるので、これらのツールの利用を検討してみてください。
私たちUZUZも、LINE公式アカウントで行える「適職診断」を提供しています。
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所要時間は、たったの3分。
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また、質問に答えることで自分の要望を深掘りできるため、実は自己分析としても使えます。
自分の強みを把握したり、自分にとって良い仕事の要素は何か、また「やりたくないこと」は何かを洗い出すことに役立ちます。
自己分析としても使用し、適職診断を使いこなしたい方は、以下のYouTube動画もご確認くださいね!
またUZUZのLINE公式アカウントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
2.就職イベントに参加する
説明会や座談会などの就職イベントに参加するのもおすすめ。
様々な業界や仕事に関する知識を深めることができますし、リアルに働いている人の様子を感じることができます。
いくら「良さそうだな」と思った会社があっても、説明会に参加している社員の方が生き生きしていなかったら、少し不安になってしまいますよね。
また、選考や面接が始まったら聞きにくくなってしまう業界の常識や、福利厚生・給与などの待遇などについても、実際のところどうなのかを知るチャンスでもあります。
3.就職エージェントに登録する
やりたい仕事がなくて悩んでいる方には、就職のプロであるエージェントに相談してみるのもおすすめ。
就職エージェントはただ就職先を紹介するだけではないのです。
「今後のキャリア設計」や「強みの明確化」「就活の軸の優先度」などについて、客観的かつプロの視点でアドバイスを受けられます。
しかも、面接練習や書類添削など、就活成功のためのサポートも用意されています。
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「就職活動に自信がない方」や「初めて就職する方」に対しても、丁寧なアドバイスとサポートを行っています。
やりたい仕事を探す時の注意点
「やりたい仕事」を見つけたと思っても、実際に就職してみると「こんなはずではなかった」と後悔してしまう可能性もあります。
また「やりたい仕事」にこだわりすぎると、なかなか就職が決まらず貴重な時間を浪費してしまうことにもなりかねません。
こうした事態を避けるために「やりたい仕事」を探す時は、以下の4点に注意してください。
- 好き・憧れだけで探さない
- 100%満足できるとは限らないことを知る
- 活躍する姿がイメージできるか考えてみる
- 本当にやりたい仕事か検証してみる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
好き・憧れだけで探さない
好きなことや、憧れだけで仕事を選ぶのは危険です。
憧れの仕事に就けたとしても、外からは見えなかった厳しさや苦労を経験して「こんなはずではなかった」と後悔してしまうことも、あるかもしれません。
また好きなことを仕事にしたら、プライベートで好きなものに触れた時に面白味を感じられなくなってしまうこともあります。
そもそも、今の自分にぴったりな求人があるとも限りません。
好き・憧れだけで仕事を選ぶのではなく、しっかり自己分析をして興味の向くことや得意なことを洗い出して、仕事探しをすることが大切です。
100%満足できるとは限らないことを知る
就職活動を進めていくと、自身の求める条件に全てマッチする仕事は、なかなか見つからないことが分かっていきます。
100%自分が満足できる仕事は「ない」と思っておいたほうが良いでしょう。
対処法としては、仕事に求める「譲れないものは何か」を絞り込んでみることです。
自身が求める条件全てにマッチしなくても、譲れない条件を満たしていれば、満足できる仕事をできる可能性があります。
そうすることで、仕事選びの選択肢も広がってくるでしょう。
活躍する姿がイメージできるか考えてみる
「やりたい仕事」と思えるものが見つかった時は、その仕事をしている姿をイメージしてみましょう。
そのイメージの中で、あなたは活躍しているでしょうか。
いくら「やりたい仕事」であっても、活躍しているイメージが沸かないのであれば、それは「向いていない仕事」かもしれません。
仕事のやりがいは、自身の活躍が会社や人の役に立ち、貢献を実感することで育まれていくものです。
「やりたい仕事」であったとしても、能力を発揮できず活躍できなければ、やがて行き詰まってしまうのではないでしょうか。
本当にやりたい仕事か検証してみる
本当に自分がやりたい仕事なのか、いくつかの視点で検証してみることも大切です。
やりたいと思える仕事を見つけた時に、なぜその仕事をやりたいと思ったのか理由や原因を振り返ってみましょう。
明確なきっかけがなければ、一時的な思い込みである可能性があります。
その他「やりたい仕事」に関する知識をどれくらい持っているのか、その仕事をするために具体的な行動を起こしているかを検証してみましょう。
いずれも浅い場合、それは本当に「やりたい仕事」ではないのかもしれません。
まとめ
20代でやりたい仕事がないのは、決しておかしいことではありません。
むしろ「20代をかけて見つけていく」くらいの気持ちで問題ないのです。
様々な経験を積んでいくうちに自然と見つかりますし、もし見つからなくても正しい軸で職種・企業を選んでいれば、幸せなワークライフを過ごすことが可能です。
「自分ひとりで仕事を選ぶのが不安」「プロに教えてほしい」という方は、どうぞ就職エージェントであるUZUZにご相談ください。
UZUZに在籍しているキャリアアドバイザーは、全員が既卒・第二新卒の経験者です。
皆さんと同じように「仕事」に悩んできた過去があるため、皆さんが不安に思う気持ちがよく分かります。
サービス利用料は完全無料。
登録したからといって、UZUZ経由で就職しなければいけない制約もありません。
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