もくじ

なぜ自分がそう感じるのか考えてみては? そこに就職へのヒントがありますよ!
就職しなきゃと思いつつ、本音は「働きたくない」と思ってしまう……
そのことで自分を責めていませんか?
この記事では、「働きたくない」と思っている人に向けて、以下の内容を解説していきます。
- 働きたくないと感じてしまうのはなぜか
- 働きたくないと思った時の対処の仕方
- 働きたくない人が就くべき仕事
- 働きたくない人こそ利用すべきサービス
「働きたくない」原因と対処法を知り、20代の転職を成功させましょう!
UZUZが徹底サポート!




「働きたくない」は甘えなの?
「働きたくない」と思った自分自身に対して「自分は変だ」「甘えている」などと罪悪感を覚えてしまう人がいます。
しかし「働きたくない」と思うのは当たり前のことであり、甘えでもおかしいことでもないのです。
「働きたくない」と思う人が一定数いることを示すデータがあるので見てみましょう。
労働政策研究・研修機構(JILPT)がまとめた、労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』によると、以下のデータが示されています。
25歳~34歳までの男女2939名に対し「将来または現在の職業生活や人間関係について」質問を行ったデータです。
以下の質問内容に「そう思う」「ややそう思う」と回答した人の割合を、表に示します。
質問 | 全体 | 25歳~29歳男性 | 30歳~34歳男性 | 25歳~29歳女性 | 30歳~34歳女性 |
---|---|---|---|---|---|
今の世の中、定職に就かなくても暮らしていける | 37.0% | 37.9% | 36.6% | 40.0% | 33.8% |
将来のことを考えるよりも今を楽しく生きたい | 41.4% | 46.2% | 39.4% | 43.8% | 37.1% |
若いうちは仕事よりも自分のやりたいことを優先させたい | 55.0% | 60.6% | 53.1% | 58.0% | 49.3% |
できれば仕事はしたくない | 57.0% | 60.6% | 59.1% | 56.9% | 52.1% |
あまりがんばって働かず、のんびり暮らしたい | 72.5% | 72.0% | 71.9% | 73.8% | 72.3% |
参考:労働政策研究・研修機構(JILPT)「労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』」P245~247
「できれば仕事をしたくない」と回答した割合は、5割以上。
さらに「あんまりがんばって働かず、のんびり暮らしたい」という質問には、7割以上が「そう思う」「ややそう思う」と回答している結果が出ています。
実際に仕事をしないかどうかは別にして、意識の上では「働きたくない」と思っている若者が多くいることが分かりますね。
統計データから見ても分かる通り「働きたくない」と思うことは、珍しいことではないのです。
もし「働きたくない」と感じたら、その気持ちに蓋をせず、なぜそう思ったのかじっくり考えることから始めてみましょう。
働くことに関する価値観の変化
過去20年にわたり、働くことに関する価値観の変化を追ったものです。
【過去20年の就業に関する価値観の変化】
2000年 | 2006年 | 2012年 | 2018年 | 2021年 | |
---|---|---|---|---|---|
自分の仕事の目的は会社の発展である | 58% | 55% | 55% | 49% | 49% |
会社や仕事より自分や家庭を優先したい | 60% | 70% | 72% | 78% | 79% |
収入が少なくなっても勤務時間は短い方が良い | 39% | 39% | 41% | 46% | 46% |
参考:厚生労働省「新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 参考資料」 40P
会社の発展が働く目的と答えた割合は時が経つにつれ減少するのに対し、ワークライフバランスを充実させたい意識の高まりが顕著です。

働きたくないって思うこともおかしくないんだ。
「働きたくない」と感じてしまう人の4つの特徴

「働きたくない」と思ってしまう人には、下記のような一定の傾向が見受けられるようです。
- 飽きっぽい
- 我慢することが苦手
- コミュニケーションが不得意
- 繊細で傷つきやすい
こうした傾向がある人は、特に「働くことが嫌だ」「働きたくないと」感じやすい可能性があります。
自分に当てはまるところはないか、内省しながら見ていきましょう。
1.飽きっぽい
「働きたくない」と感じてしまう理由に、仕事内容や職場の環境に飽きてしまうことが挙げられます。
変化や刺激がないと退屈してしまう人ほど、この傾向は強いでしょう。
日々の業務が同じことの繰り返し、毎日同じ人と顔を合わせて仕事をするなどの、ルーティンワークに苦痛を感じてしまうのです。
飽きっぽい人は「つまらない」「新しいことがしたい」などと感じ、今の状況に不満をもちやすい傾向があります。
その不満が「働きたくない」という気持ちにつながるのでしょう。
2.我慢することが苦手
我慢が苦手な人も、すぐに環境を変えたいと思ってしまう傾向が強いようです。
今の職場で人間関係に不満をもったり、仕事で行き詰まったりした時に「仕事をしたくない」と思ってしまいます。
仕事をしていく上では、どうしてもある程度の我慢が必要な場面もあるでしょう。
しかし我慢が苦手だったり、ぶつかった壁を乗り越える力がなかったりすると、その問題を解決しようと動く前に、逃げたくなってしまう傾向にあるのです。
心身に影響をおよぼすような我慢はするべきではありません。
しかし、問題に向き合うことなく現実から逃げ続けてしまうと、仕事そのものが苦痛になり「働きたくない」気持ちが強くなってしまいます。
3.コミュニケーションが不得意
コミュニケーションが不得意な人は、職場での人間関係に疲れてしまい「働きたくない」と思ってしまう傾向があるようです。
仕事の合間の雑談や休憩中の世間話など、コミュニケーションが不得意な人にとっては、苦痛に感じることもありますよね。
人とのコミュニケーションにストレスを感じて、疲れてしまうくらいなら「仕事をしたくない」と思ってしまうことも多いようです。
4.繊細で傷つきやすい
繊細で傷つきやすい人は、仕事の失敗を引きずりやすく、トラブルが発生すると必要以上に責任を感じてしまったり、心の負担になったりしやすい傾向にあります。
周囲の人間関係や雰囲気にも敏感で、相手の目を気にしたり、気をつかったりすることもしばしば。
社内でトラブルが起こると必要以上に気にしてしまい「もうこの職場で働きたくない」と思ってしまいやすいのです。
一度こうした状態になってしまうと、なかなか立ち直れません。
気持ちを立て直すことが難しく「この職場は自分には合わないのかもしれない」と、退職を考えだすようになるのです。
「働きたくない」と感じる理由8選
働きたくないと感じる理由には、以下のようなものがあります。
- 仕事が自分の適性に合っていない
- やりがいが感じられない
- 給与や待遇に不満がある
- 人間関係にストレスを感じている
- 仕事の責任やプレッシャーが重い
- 環境の変化がなく刺激がないから
- 働くことに目標や希望が持てない
- 働き方に満足できていない
以下、それぞれの理由を詳しく解説していきます。
自分の「働きたくない」という気持ちは、どの要因から来ているのか、考えながら読んでみてくださいね!
1.仕事が自分の適性に合っていない
「自分の適性」と「仕事内容のマッチング」も大きな要素です。
得意なことや好きなことを仕事にできたら、働く意欲は高まりますよね。
ただ、逆の場合は問題です。
- 仕事内容に自分の能力や強みを活かせない
- 自分の性格や特性に合っていない
このような場合、せっかくもっている長所や特技が活かせないため、働きたくないという思いが強くなってしまいます。
2.やりがいが感じられない
「仕事によって自分が成長している」という実感は、やりがいにつながります。
そして“やりがい”があるほど、仕事に対する意欲も湧いてきますよね。
達成感や成長の実感があってこそ、働くモチベーションも高まるというもの。
- 誰かから感謝されたり褒められたりといった「ご褒美」がない
- 仕事によって自分が成長している実感がない
- 仕事内容に問題があり、達成感を得られない
このような場合は、なかなかやりがいが感じられません。
「がんばっても意味がない」
「こんなにつまらないなら働きたくない」
結果としてこのような気持ちにつながってしまいます。
3.給与や待遇に不満がある
給与は、モチベーションに直結する大きな要素です。
- もともとの給与が低い
- がんばっても給与が上がらない
このような場合、努力が収入に反映されないため、働く意欲が低下してしまいます。
また待遇の面においても、以下のようなことがあると「それならもう働きたくない」という気持ちにつながります。
- 休憩や年休が取りにくい
- 結果を出しているのに昇進できない
また、仕事内容のハードさと給与が見合わないなど、割に合わないと感じてしまうことも働く意欲を削いでしまう原因となるでしょう。
割に合わない仕事への対処法は以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてお読みください。
4.人間関係にストレスを感じている
「働きたくない」と思ってしまう原因として、人間関係のストレスが挙げられます。
多くの時間を過ごす職場での人間関係は、実は最大のストレス要因。
どうしても合わない同僚がいる、怒鳴る上司にビクビクしている……。
そんな職場では、働きたくないという気持ちになってしまいますよね。
また、顧客に対してのストレスも深刻な要因です。
- 悪質なクレーマーがいる
- 顧客の要求が多すぎる
このような場合「働く楽しさ」より「仕事が嫌な気持ち」が勝ってしまい、働く意欲が低下してしまいます。
5.仕事の責任やプレッシャーが重い
適度なプレッシャーは刺激になり、それを克服することでやりがいにつながります。
しかし、自分では耐えられない重すぎるプレッシャーは負担にしかなりません。
過度のプレッシャーにさらされると、押しつぶされそうになり、逃げだしたいと思うようになってしまうでしょう。
責任が重く過度のプレッシャーに耐え続けていると、やがて疲弊してしまいます。
こうなるとミスもしやすくなり自信を失い、さらに働きたくないと感じる悪循環に陥っていきます。
6.環境の変化がなく刺激がないから
同じ環境で同じ仕事を長く続けていくと、飽きてしまい仕事をしたくなくなるものです。
毎日毎日同じことを繰り返していると「このままで良いのか」と、疑問を抱くようになります。
仕事を通じて成長している実感が得られないため、ますます目の前の仕事にモチベーションを見出せなくなってしまうのです。
7.働くことに目標や希望が持てない
会社の方針や将来性に疑問を抱いてしまうと、将来に希望を見いだせず仕事に対する意欲を削いでしまいます。
また、仕事内容に興味が持てず、将来のキャリアにつながるスキルが身につかないと感じることも、モチベーションを低下させるでしょう。
このような状態では短期的な目標も持てず、がんばっても意味がないと考えてしまいます。
目の前の仕事にも力が入らず、働きたくないと感じてしまうのです。
8.働き方に満足できていない
働き方が自分の望むものとかけ離れていると「もう働きたくない」と感じてしまいます。
- 拘束時間が長い
- 残業が多い
このような長時間労働は心身にダメージを及ぼします。
また、以下のような“通勤に伴うストレス”も働く意欲をダウンさせてしまう要因です。
- 職場と自宅が遠く、通勤時間が長い
- 満員電車に乗らなければならない
多少の残業や通勤時間がかかるのは仕方ないにしても、最低限人間らしい働き方がしたいのは、誰もが思うことですよね。
働きたくない時の対処法6選

これまでの生き方を振り返るチャンスですよ。
働きたくない自分と向き合うと、「自分がイヤだと感じること」が見えてきませんか?
「やりたくないこと」や「避けたいこと」を棚卸しし、自身が望む働き方を考えてみましょう。
ここでは、働きたくない時の対処法について6つの方法を解説します。
- 思い切って休息を取る
- プライベートの時間を大切にする
- 自分自身を見つめ直す
- 興味があることにチャレンジしてみる
- 会社と交渉してみる
- 別の環境で働くために転職する
ひとつひとつ取り組んでいくと、あなたに合った仕事が見えてきますよ。
1.思い切って休息を取る
仕事が忙しすぎたり、それによりストレスを抱えている場合、心身共に疲れ切ってしまいます。
そのまま対処せずにいると、働く意欲はどんどん低下していくことに……。
心身の疲れに効果的なのは、“質の良い睡眠”です。
睡眠時間を犠牲にせず、まずはしっかりと質の良い睡眠を取りましょう。
「忙しいから、とてもじゃないが休めない」と思っている人もいるかもしれませんが、時には堂々と年休を取ることも必要です。
身体を壊してしまっては、働きたい気持ちがあっても働けなくなってしまうことも。
もしどうしても辛いなら、病休の検討もしてみましょう。
「働きたくない」という思いから抜け出せない時は、まずは思い切って休息を取ることが大事です。
2.プライベートの時間を大切にする
仕事に忙殺され、プライベートの時間を犠牲にしていないでしょうか。
プライベートの時間が一切ない生活は「働きたくない気持ち」を加速させてしまいます。
そのため、まずは定時帰りを心がけるようにしましょう。
友達や恋人、家族と過ごす時間の優先度を上げることで、心が充実していきます。
また、新しい趣味を見つけたり、習い事を始めるのもおすすめです。
自分が本当に好きなことが見つかったり、人生で大切にしたい時間の使い方が見えてきますよ。
3.自分自身を見つめ直す
休息を取ったり、プライベートの時間を大切にしても「働きたくない」という思いが消えないなら、さらに深く自分自身を見つめ直す必要があります。
- 本当にやりたいこと
- やっていて喜びを感じること
- 自分が得意で人の役に立てること
- 人生でこれだけは実現したいこと
以上のことを書き出してみるのがおすすめです。
「書き出すのが苦手」「自分では分からない」という方は、家族や友達に相談してみましょう。
もし照れくさいなら、キャリアアドバイザーのようなプロのサポートを受けるのもいいですよ。
自分1人でじっくりと考えるのも良いですが、難しい場合は「第三者」に聞いてみると意外な答えが返ってくるかもしれません。
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとの面談を通して、“自分についての棚卸し”をやってもらえますよ。
4.興味があることにチャレンジしてみる
今の仕事に興味が持てないのであれば、本業以外で興味・関心が持てることを探してみるのも1つの方法です。
趣味や副業でも良いので熱中するものができれば、充実感が湧いてきます。
何かに熱中し充実感に満ちた日々は、本業に対する不満や働きたくない気持ちを薄めてくれるでしょう。
将来的に興味のある副業を本業にできるかもしれませんし、趣味で必要なお金を稼ぐためと思えば今の仕事を続けることも苦ではなくなります。
5.会社と交渉してみる
不満を抱えたまま我慢するのではなく、不満の原因を取り除く方法はないか、今の会社と交渉してみるのもよいでしょう。
ハラスメントの問題は、人事などの対応窓口に相談すれば、すぐに解決することもあります。
全てが希望通りになるとは限りませんが、仕事内容に興味を持てないのであれば、配置変えや部署移動を申し出てみてください。
ワークライフバランスが取れなかったり、給与面の不満も交渉により、良い方向に向かうこともあります。
6.別の環境で働くために転職する
自分自身を見つめ直して「本当にやりたいこと」や「得意なこと」が見えてきたけれど、今の職場では実現できそうにない。
そんな場合は、転職を検討しましょう。
新たな環境で挑戦することで、働き方を改善できる可能性があります。
また、新しい分野や業種に挑戦することで、スキルアップも望めるでしょう。
ただし、転職に失敗するとますます働きたくなくなってしまう恐れも……。
だからこそ、転職エージェントの選び方が重要です。
自分の状況に合った転職エージェントと出会うことで、働きたくなるような仕事を探すことができますよ。
ちなみに20代なら、手前味噌ですがこのメディアを運営している「UZUZ」がおすすめです。
理由は、キャリアアドバイザー自身が仕事に悩み、転職を経験した者ばかりだから。
あなたのお悩みにも心から寄り添い、アドバイスすることが可能です。
相談するだけでもOKです。
少しでも気になった方は、まずは以下よりご登録くださいね。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
自己分析を嫌がらないで
転職活動に欠かせないのが「自己分析」です。
しかし「自己分析ってよく分からない」「面倒なので自己分析は省略してすぐに仕事探しをしたい」という声も聞かれます。
自己分析は、自分が望む仕事と出会うために必要なものです。
「自分がどんな人生を歩みたいのか」と向き合う作業になります。
自己分析によって、単に仕事探しだけでなく、働くことについての価値観を明確にすることもできるのです。
自己分析では、転職の目的・希望を明確にし、次のような点を洗い出してみましょう。
- 自分の強みや得意なことは何か
- それらをどう活かしたいのか
- 仕事や働くことにおいて大切にしたいことは何か
- モチベーションがUPする仕事や環境はどんなものか
- 将来どんな生き方・働き方をしたいのか
どうしても難しいなら、迷わずプロの手を借りましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、自己分析をお手伝いするエキスパートです。
自己分析がしっかりできていると、企業選びに際して自分なりの「軸」が明確になります。
加えて「自己アピール」や「志望動機」が具体的に語れるようになりますよ。
「働きたくないけどお金は欲しい」時の働き方7選

そう感じるなら、自分の望む働き方を模索してみてはどうでしょうか?
働きたくない気持ちは強いけれど、お金は欲しい。
そんなあなたは、自分の望む働き方に出会えていない可能性があります。
例えば朝起きるのがしんどいから働きたくない方は、フレックスタイム制のある会社であれば、働きたくない気持ちが減るかもしれません。
“働き方1つ”で、自分の気持ちも変わってくるものです。
そこで、以下のような働き方ができないか探ってみましょう。
- フレックスタイム制の会社で働く
- 会社にリモートワークを申し出る
- 人と関わらない仕事を選んでみる
- 成果報酬の仕事を選んでみる
- 副業に挑戦し、複数の収入源をもつ
- フリーランスで働くという選択をする
- 収益を生む仕組みをつくる
しかし、自力で探すのは結構大変。
転職エージェントの利用も、視野に入れましょう。
1.フレックスタイム制の会社で働く
毎日決められた時刻に出退勤するのが嫌……。
そんな気持ちから「働きたくない」と思ってしまう人には、毎日の始業・終業時刻、労働時間を自分で決めることのできるフレックスタイム制がおすすめです。
仕事とプライベートのバランスを自分で決めることができるので、労働時間の縛りによって働きたくない人にぴったりです。
ただし、働く時間が自由とはいえ、もちろん一定の成果を出すことが大前提となります。
また、時間が決められていないということは、ある程度自分を律することができる自己管理能力も求められます。
2.会社にリモートワークを申し出る
通勤や職場の環境がストレスになっている人は、リモートワークを選択すると「働きたくない」という気持ちから抜け出せるかもしれません。
リモートワークなら、家やカフェなど好きな場所で仕事ができます。
満員電車のストレスや職場の窮屈な環境から解放され、のびのびと好きな場所で働くことができるため、生産性が上がる人も多いようです。
ただし、この働き方もフレックスタイム制と同様、自己管理能力が大前提となります。
3.人と関わらない仕事を選んでみる
働きたくなくなっている理由が人間関係の場合は、思い切って人と関わらず1人で完結できる仕事を選んでみると良いかもしれません。
コミュニケーションによるストレスがなければ、楽に働けるかもしれないからです。
とはいえ、完全に1人で完結する仕事自体が限られます。
希望の職種に当てはまらない場合は、できるだけコミュニケーションの頻度が低い仕事を探してみましょう。
完全に1人で完結する仕事でなくても、ある程度裁量をもって進められる仕事であれば、頻繁に人と関わる必要がなくなり働きやすいかもしれません。
4.成果報酬の仕事を選んでみる
給与などの待遇面の不満から仕事をやりたくない人は、頑張りが報酬に直結する仕事を選んでみてはどうでしょうか。
成果報酬の仕事であれば自分が出した結果がダイレクトに収入に直結するため、モチベーションが湧いてくるかもしれません。
成果を出し続ければ収入も大幅にアップしていき、さらにモチベーション高く仕事ができるでしょう。
5.副業に挑戦し、複数の収入源をもつ
働きたくないという思いがあるけれど、お金は欲しい。
そんな時は、副業に挑戦してみるのも一つの手です。
複数の収入があると気持ちに余裕ができ、興味ある分野で副業をすることで、スキルアップも望めます。
また、“興味ある分野”だからこそ、働きたくない気持ちも抱きづらいのも良いポイント。
副業が軌道にのって「こちらの仕事の方が自分に向いている」と分かったら、思い切って副業で行っていた仕事のできる企業に転職することも可能です。
ただ副業は、ハードルが高いと思う人も多いでしょう。
確かに副業をしている人は少数派ですが、労働政策研究・研修機構(JILPT)のデータによると、正社員として働いている人の5.7%は、何らかの副業を経験しているといいます。
正社員として働きながら副業をしている人は少ないかもしれませんが、政府の施策をうけて副業を解禁する企業も増えてくるかもしれません。
将来フリーランスで働くという選択肢にもつながるため「働きたくない」と思っている人は、副業を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
参考:労働政策研究・研修機構(JILPT)「労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』」 P240 図表 資料-1 年齢・性別 副業の有無
6.フリーランスで働くという選択をする
今の仕事に不自由さを感じてしまい、働きたくない思いが強くなっている人は、思い切ってフリーランスで働くことも考えてみましょう。
フリーランスであれば、時間や場所の自由度が高く、何にも縛られない働き方が可能です。
仕事の内容も、取引する顧客も、自分で選ぶことができます。
ある意味究極の自由といえますが、その反面、収入が不安定になることも事実です。
また社会的にも、会社員と比べると様々な面で不利益を被る可能性があります。
「それでも良いから、自由に働きたい!」という人は、まずは副業から始めて“ちゃんと暮らしていける程稼げるか”をチェックしてみると良いでしょう。
7.収益を生む仕組みをつくる
日々の労働に縛られるのが嫌なのであれば、労働しなくても収入を得られる仕組みを構築する方法もあります。
例えば、ブログのアフィリエイトや投資などです。
仕組みを作り上げるまでは苦労しますが、一旦出来上がれば自動的に収益が発生します。
しかし、不安定な稼ぎ方であることは否めず、違うストレスにさらされる可能性もあります。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
働き方を考える時は、「企業目線」をもっておこう
「自分のペースで働きたい」「無理なく働きたい」と希望する方はとても多いです。
確かに、ワークライフバランスを大切にしながら働くことは大事ですよね。
長く働き続けるためには、自分が望む働き方を明確にし、その条件に合った企業選びをすることが必要です。
とはいえ、単に「ゆるく働きたい」と思っているだけでは、望む形での転職は難しいのが実情です。
企業としては「一生懸命働くのはイヤだ」という思いだけもっている人を採用したいとは思いません。
採用担当者が大事にしているのは、“あなたがどのような形でその企業に貢献できるか”という点なのです。
「こういう働き方を許容してもらえるなら、自分としてはこういう貢献ができますよ」というスタンスを明確にしましょう。
例えば、これまでの学業やアルバイトの経験を活かして貢献できることはないでしょうか。
また、リモートワークを受け入れてもらうことで、どのような点で会社にメリットを提供できますか?
以上のような点を戦略的に企業側に伝えることが、転職活動を成功させるコツなのです。
働きたくない人がやるべき仕事

「とにかく働きたくない」という人でも、生きていくためにはお金を稼がなくてはいけません。
そこで“働きたくない人がやるべき仕事”をご紹介。
働きたくない理由にもよりますが、前提としては「比較的自由度が高く自分の裁量が大きい仕事」は、働きたくない人におすすめです。
例えば、以下のようなものがあります。
- Webライター
- ハンドメイド作家
- デイトレーダー
- ITエンジニア
ひとつずつ、メリットとデメリットを解説していきますね。
Webライター
Webライターは、Web上に掲載される文章をライティングするのが主な仕事です。
Webサイトの閲覧数や売上げアップを図ることが主な目的ですが、他にも書籍のゴーストライターやYouTubeなどのシナリオ執筆の仕事があります。
自分の興味関心に応じて仕事の幅を広げていくことが可能です。
メリットはなんといっても在宅で仕事ができ、自分のペースで働けることです。
調べたり書いたりすることが好きで、正しい日本語に自信がある方にはおすすめできます。
デメリットとしては、スキルが身につくまでは非常に低単価で働かなければならないことが挙げられます。
いきなり専業になるのはリスクが大きい仕事です。
ハンドメイド作家
ハンドメイド作家は、手作りのグッズをインターネット上または実店舗で販売する仕事です。
手先が器用な人や、ハンドメイドが趣味の人にはぴったり。
まさに、趣味と実益を兼ねた仕事となります。
マイペースで働くことができ、SNS上で人気が出れば高収入も望めるのがメリットです。
しかし、ほとんどのハンドメイド作品は低単価で取引されており、材料費を差し引くと利益は少ないのが実情。
ライター同様、実績がない状態でいきなり専業にしてしまうと、収入が激減してしまう恐れもあります。
デイトレーダー
デイトレーダーは、株式や為替などの金融商品を、日々の値動きに注目しながら売買する仕事です。
価格変動を利用して取引を行うことで、短期間で利益を上げることができます。
才能や膨大な知識があれば、短い労働時間で高収入を得ることも可能とされていますが、マーケットの動向を的確に予測する能力やストレスに強い精神力が求められます。
リスクを伴い、利益どころか大きな損害を被る可能性もあるので、細心の注意が必要です。
ITエンジニア
ITエンジニアは、コンピューターを動かすためのシステムを設計するのが主な仕事です。
システムエンジニアやプログラマーをはじめ、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなどの種類があります。
業界によっては深刻な人手不足に悩んでおり、比較的容易に仕事を見つけることが可能です。
また、最近ではリモートワークを推進している会社も増えてきています。
給与も安定し、スキルさえ身につければ比較的高収入が望めることなど、良い待遇も期待できます。
正社員だけでなく、フリーランスや業務委託など、自分の望む働き方を選ぶことも可能です。
しかし、中には劣悪な労働環境で働かせるいわゆる“ブラック企業”も存在しているため、自力で就職活動をするのはあまりおすすめしません。
転職エージェントなどプロのサポートを得て、良い会社を探すことが大切です。
働きたくない人こそ転職エージェントを利用すべき
実は働きたくない人こそ利用すべきなのが「転職エージェント」。
あなたの望む働き方や職種を、効率良く探すことができますよ。
転職エージェントを上手に利用することで、自分に合った働き方や職種と出会うことができます。
転職エージェントを使うべき理由は以下の3点です。
- キャリアアドバイザーがサポートしてくれる
- ブラック企業を避けて探せる
- 自分が望む仕事をピンポイントで探せる
一つずつ見ていきましょう。
理由1.キャリアアドバイザーがサポートしてくれる
転職エージェントを利用することのメリットは、なんといってもキャリアアドバイザーのサポートが受けられることです。
優秀なエージェントであれば、個別面談であなたの希望・こだわり・適性をヒアリングし、ぴったりの仕事を紹介してくれます。
20代の方におすすめなのが、弊社「UZUZ」です。
UZUZが力を入れてるのは、徹底した面談サポート。
他社の10倍は時間をかけ、求職者の方の希望・こだわり・適正を考慮し、希望が叶う求人をご紹介します。
面談後は「そんな仕事があるんだ!それならやってみたいかも」と前向きな気持ちになる方が多数いらっしゃいます。
また、企業情報に精通したキャリアアドバイザーが、完全オーダーメイドの面接対策を実施。
選考企業に合わせたあなただけの面接対策が受けられます。
あなたの経歴や弱点も考慮して対策するので、内定率アップが狙えますよ!
理由2.ブラック企業を避けて探せる
自分1人で就職先を探すと、ブラック企業であることに気づかず就職してしまう恐れがあります。
「ブラック企業だけは絶対に避けたい」と思っている方がほとんどですよね。
だからこそ、厳格な判断基準を設けてブラック企業を徹底排除している転職エージェントがおすすめです。
例えばUZUZでは、実際に企業に訪問し、労働環境や教育体制などを細かくチェックしています。
また、過去に入社した先輩から定期的に入社後のフィードバックをもらっているため、現場目線でブラック企業を排除しています。
「ブラック企業なし」を売りにしているエージェントは他にもあるので、一つに絞らず、様々なエージェントを利用してみるのもおすすめです。
理由3.自分が望む仕事をピンポイントで探せる
世の中に存在する膨大の仕事の数々から、自分の望む仕事を1人で見つけ出すのは至難の技。
「働きたくない」という思いが強い人ほど、自分が望む仕事をピンポイントで提案してもらえる就職・転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用することで、大手企業からベンチャー企業まで、多数の企業からあなたにマッチした企業を厳選して紹介してもらえます。
例えばUZUZでは、以下のような企業をはじめとした3,000社以上のデータを保有!
- ポテンシャルを重視し、20代の若手を積極採用している企業
- 法人サービスを扱っているため知名度は高くないものの、業績好調な優良企業
- 今後さらなる発展が期待できる注目のベンチャー企業
- 事業拡大に伴い、若手を採用したいと考えている大手企業
なお、ここで大切なのは自分が望む職種や働き方をしっかり伝えておくこと。
これを怠ると、自分の理想と合わない企業を紹介されてしまうことも……。
キャリアアドバイザーに自分の望む働き方を包み隠さず説明することで、理想の働き方が叶えられるように、親身になって相談にのってくれますよ。
まとめ
「働きたくない」という思いをもつのは自然なことであり、必ずしも甘えとは言い切れません。
むしろ「なぜ自分は働きたくないのか」をじっくり考えることで、自分の望む働き方や業種が見えてきます。
「今の会社では自分の望む働き方は叶えられない……」そう結論づいたなら、転職活動を始めてみましょう。
自分の理想的な仕事と出会えれば、モチベーションが上がり、きっと働くことに対して前向きになれるはずです。
とはいえ、このような方は、転職エージェントであるUZUZにご相談ください。
「仕事に対して不安があるが、転職の決断は自分1人でつけられない」
「転職すると決めたけど、誰かに転職活動をサポートしてほしい」
UZUZに在籍しているキャリアアドバイザーは、全員が「仕事」に悩んだ過去をもっています。
あなたの「働きたくない」という気持ちをないがしろにせず、心に寄り添ったサポートを実施します。
サービス利用料は、完全無料。
登録したからといって、UZUZ経由で就職しなければいけない制約もないため「まずは相談だけしたい」という方のご利用も大歓迎です。
まずは、あなたの仕事選びの“相談役”として、UZUZを利用してみませんか?
UZUZが徹底サポート!



