もくじ
こう考えている人も少なくないのでは?
小さい頃は、大なり小なり将来の夢があったはずなのですが、大人になるにつれてその夢が現実的ではないことを知ったり、興味がなくなっていったり……。
そうして就職活動をする時期になり「あれ?自分は一体なにをやりたかったんだろう?」と悩み始めてしまう人も多いはず。
この記事では、累計1,000名以上の就活サポートをしてきたUZUZ専務の川畑が、就活をする上で“やりたいことが定まっていなくても良い理由”について解説します。
- 「やりたいこと」に囚われて就職活動ができない人
- 「やりたいことがない」と不幸なのでは……と不安になっている人
- 「やりたいこと」を仕事にできる人と自分を比べてしまう人
ちなみにこの記事の内容は、以下の動画でも解説しています。
合わせてチェックしましょう!
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就活は「やりたいことがない」状態がむしろ“良い”
だから正直特にやりたいことはないんだけど、今むりやり探しているところ……。
なぜなら、「やりたいこと=良い仕事」ではないから。
そもそも「良い仕事」ってどんなものだと思いますか?
もちろん、なにをもって「良い」とするかはそれぞれの価値観にもよりますが、一般的に見て「良い仕事」とは、
- 稼ぎが良い
- 働きやすい
- やりがいがある
- 将来のニーズがある
この4つの点があげられますよね。
やりたいことを仕事にした時、当然“やりがい”を感じることはできるでしょう。
でも、その他の条件はどうでしょうか?
やりたい仕事を絞り出し見事就職できたとしても、その仕事が
- 給料が低い
- めちゃくちゃ残業が多い
- 将来なくなりそうな仕事
こんな状況でしたら、たとえ“やりがい”があったとしても、「良い仕事」とは言えませんよね。
上に挙げた「良い仕事」の中の‟やりがいがある”はクリアしているけれど、長時間労働で健康を害してしまうのは「良い仕事」とは言えません。
「やりたいこと」を無理に考えるよりも、自分にとって「良い仕事」を探すべきではないでしょうか。
実は「やりたいことがない」人だからこそ「良い仕事」を見つけられる場合だってあるんです!
やりたいことがない人が就活で考えるべき“仕事の軸”
でもそれじゃあ、どうやって仕事を探すべきなの?
- 自分にとってメリットがあるかどうか
お給料や取得できる資格は何か - 将来性のある仕事かどうか
10年後・20年後にも“活躍できる”仕事か - 社会的にニーズがあるかどうか
身につけた“スキル”のニーズはあるのか
特別にやりたいことがない人は、ニーズがあり将来性のある仕事に就職し、その仕事をあとから好きになる方法が断然おすすめです!
「やりたいこと」から仕事を選んでしまうと、必ずしも自分に得があるとは限らないのは上記で説明した通り。
なので、そこまでやりたいことがない人は上記の「3つの軸」をもとに仕事を探してみましょう。そうすれば、
- 社会的ニーズも将来性もある仕事で
- スキルをしっかりと身につけることができ
- 自分の好きな仕事で
- キャリアを築くことができる
このような、いわば“理想”の働き方ができちゃいます!
就活で「やりたいこと」推しは失敗しがち!?
なぜなら、「やりたいこと」が“使う側の目線”になってしまっている場合が多いから。
面接を受ける際、たいていの人が「この仕事がやりたいことです!」とアピールしますよね。
もちろん、熱意を伝えることは大事。
でもそんな人に限って、実際の業務に関して質問していくとしどろもどろな返答が……。
面接官が「この人、案外業務内容については分かっていないな」と思ってしまうことがよくあるんです。
「サービスや製品を提供する時の苦労や嫌なこと」の想定が抜け落ちていると、実際に働き始めた時に初めて大変なことや嫌な部分を知ることになりますよね。
そのため、
- 仕事をしたい気持ちが薄れてしまうのではないか
- すぐ辞めてしまうのではないか
と面接官に危惧されて、内定お見送りになってしまうことも。
好きなことだと、どうしても“良い面”にばかり目が行きがちです。
でも、仕事になったら当然大変なところも出てきます。
好きな気持ちが強いほど、その先まで想像ができずに“盲目状態”になってしまうことも多いんです。
もう少し詳しく説明しましょう。
- 実際は「好きな服」を売るだけでなく
“いかに売上を高くするか”を考える必要があった - 結果、
Tシャツを買いにきたお客様に“アクセサリー”や“ボトム”の商品を提案することに……
そうなってくると、今までサービスを受ける側で物事を見ていたので
と「理想の仕事」と「実際の業務」でミスマッチが起こってしまうんです。
ミスマッチを無くすためにも、業務内容を理解し「大変なところ」や「嫌な部分」をあらかじめ想定して、その上でその仕事に自分にとっての「メリット」があるかどうかを考えましょう。
大変だったり嫌なことがあったとしても変わらないものなので、メリットを交えながら志望動機を作りましょう。
まとめ:就活時に「やりたいこと」なんてなくていい!
今までの内容をざっとおさらいしましょう。
- 「やりたいこと」が「良い仕事」であるとは限らない
- 「やりたいことがない人」は、「自分にメリットがあるかどうか」「社会的ニーズがあるかどうか」「将来も存続している仕事かどうか」を軸に仕事を探していこう!
- 「やりたいこと」を志望理由にするなら、ユーザー側の目線だけで物事を見ないこと
- やりたいことないなんてダサいね
- やりたいことがない人はダメだ
など、今の世の中には「夢がある」ことが正義だと考える風潮があります。
やりたいことがない自分に焦り、不安に思ってしまう人はきっと少なくないはず。
でも大丈夫です!
やりたいことはなくてもいいので、自分にとってメリットの多い仕事を選んで後からその仕事を好きになりましょう。
ニーズのある仕事を選び、「その仕事をどういう風に楽しむか」「どういう風にやりたいことへと変えていくのか」と努力していったほうが、自分のキャリアを築くことができますよ。
それは、就活のプロフェッショナルであるUZUZにお任せください!
UZUZでは、今後もニーズのある数ある職種の中からあなたにマッチする仕事をご紹介しています。
サービス利用は完全無料。
相談だけでもOKですので、お気軽にご登録くださいね。
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