「第二新卒とは何か」が分かったあなたが次に知るべきことは、就活の流れです。
就職活動の進め方は、「在職中」「退職後」など第二新卒それぞれで異なるもの。
この記事で一般的な流れを理解し、あなた自身の転職に活かせるようにしましょう!
こんなお悩みを持つ方、必見です!
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【第二新卒の就活】新卒の就活との違いって?
第二新卒の就活は、新卒とは大きく異なる点がいくつかあるんです。
新卒の場合って、リクナビのような新卒専用の就活サイトに登録して、企業説明会に参加し、エントリーして面接……といった流れが一般的。
でも、第二新卒の場合は違います。
代表的な違いは、下記2つ。それぞれ詳しくみていきましょう。
- 企業を知る方法
- 就活の時期
企業を知る方法
例えば、企業を調べる方法。
- 企業説明会に参加する
- 友人同士で情報をシェアする
- 新卒用就活サイトを利用する
- 会社を社名で直接検索する
- 転職サイトを利用する
- ハローワークを利用する
新卒の場合、リクナビやマイナビが大規模な新卒就活サイトを開設。
さらに大規模な企業説明会も各地で開催されるので、たくさんの企業の情報を一気に集めることが可能です。
また一緒に就活を進める仲間も大勢いるので、簡単に情報を集めることができます。
必然と情報が集まってきやすい環境なんです。
一方第二新卒の場合、自力で調べることが前提。
会社を直接検索し「希望職種の求人が出ているか」を調べたり、転職サイトで「自分の条件に合う企業があるのか」検索するわけです。
就活の時期
就活時期についても、新卒と第二新卒では異なります。
- 4月1日入社に向け一括採用
- 募集時期も概ね決まっている
- 求人を出す時期は企業ごとに違う
- 時期によって求人数の増減がある
新卒の場合、基本的に一括採用。
そのため、各企業の募集時期も「一次採用」「二次採用」のように概ね決まっており、学生側もタイミングを合わせて揃って動き出すことがほとんどです。
一方第二新卒の場合、企業によって求人を出すタイミングは様々なので、自分の入社したい企業が求人を募集しているかは運次第。
常にアンテナを張り、新しい情報を仕入れていく必要があります。
【第二新卒の就活】基本の流れを押さえよう
第二新卒の就活は、新卒とは明確に異なるものであることが分かりました。
では、第二新卒の就活の基本的な流れをひとつずつ確認していきましょう。
STEP1:転職の準備
まずは転職に向けた準備をスタート!
準備というと「履歴書」や「職務経歴書」などの書類作りを思い浮かべる方がいるかもしれませんが、それよりもまず大切なのは「自己分析」です。
自己分析でわかることは、
- なぜ転職することにしたのか
- 自分にどんな“売り”があるのか
- どんなキャリアを積んでいきたいのか
- そのキャリアをどういった仕事で積めるのか
などなど。
第二新卒の場合、採用企業側にとってもっとも心配なのは「雇ってもすぐに辞めてしまわないか」ということです。
その懸念を取り除くには「なぜ転職することにしたのか」を、しっかりと振り返って言語化しておく必要があります。
納得のいく転職理由があれば、採用担当者に対しても説得力のある説明ができるます。
つまり、転職がスムーズにいきやすいってこと。
その通り!
なので、転職の準備は「在職中」に行うのがおすすめです。
とはいえ、第二新卒の状況によっても変わってきます。
もし「在職中」と「退職後」のどちらにすべきか判断できない方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
STEP2:求人を探す
自己分析を終えたら、次は応募する求人を探します。
求人は大きく分けて、下記2つの方法で探すのが王道!
- 「転職サイト」を活用する
- 「転職エージェント」を利用する
「転職サイト」には数千~数万件といった膨大な会社の求人が掲載されており、地域や業種、規模、職種などの様々な条件で絞り込み検索が可能です。
一方「転職エージェント」は、非公開求人をたくさん知っているだけでなく完全無料でキャリアカウンセリングまで受けることができます。
そんな方は、まずはエージェントの利用がおすすめ!
「転職サイト」と「転職エージェント」のどちらを使うべきか悩んでいる方は、この記事をチェック!
STEP3:応募する
受けたい企業が決まったら、次は実際に応募してみましょう。
応募に関しても、
- 転職サイトから応募する方法
- 企業ホームページから直接応募する方法
があります。
また、応募の段階で「職務経歴」や「志望動機」の入力が求められることも多くなっています。
履歴書・職務経歴書の作り込みは、この時点でしっかり行っておきましょう。
確かにいきなり「志望動機」を書くのも難しい話。
この記事で詳しく志望動機の書き方をまとめているので、ぜひチェックしてください。
STEP4:面接する
書類選考が通ったら、面接に行きます。
面接方法は、集団面接の場合もあれば個人面接の場合もあり企業ごとに様々。
面接は複数回の実施が一般的です。
初回は大抵の場合人事担当者や現場責任者などですが、最近ではベンチャーや中小企業を中心に、初回から社長が出てくるケースも見られます。
面接前って物事をネガティブに考えてしまいがちなので、緊張して当たり前です。
ここで頭に入れてほしいことが1つ。
それは、企業があなたを判断しているだけでなく、あなたも企業を判断しているということ。
萎縮しすぎずに「自分もこの会社に入社すべきかどうかジャッジしている」という目線を持ってください。
STEP5:内定
おめでとうございます!
面接を通過すれば、無事内定となります。
内定通知書が届いたら、勤務条件や入社時期などをよく確認しておきましょう。
ここで「聞いていた話と違う!?」という項目があれば、すぐに確認すべきです。
また、在職中に転職活動をした方は、会社に退職届の提出をしましょう。
「退職日と入社時期のすり合わせ」など、内定を貰った後もやるべきことは意外とあります。
【第二新卒の就活】よくある疑問を解決します
第二新卒の就職活動には、不安や疑問がつきもの。
ここではUZUZが良く相談される就活時の「不安」や「疑問」をまとめてみました。
面接時の服装はどうしたらいいの?
第二新卒の就活での服装は、基本的にスーツ・ネクタイが無難です。
スキルや経験が豊富な中堅以上のビジネスパーソンの転職と違い、第二新卒のウリは熱意や素直な姿勢、若さというポテンシャルです。
そうした「第二新卒のウリが伝わりやすい服装」は何かという観点で見れば、私服やビジネスカジュアルよりも、きちっとしたスーツが適しています。
就活にかかる時間は大体どのくらい?
第二新卒の就活期間は、正直個人差があります。
早い方は2週間弱で決まったり、逆に半年以上かかる方も……。
とはいえ、スタートから内定まで「2~3ヶ月」が平均です。
あまり期間を短く設定してしまうと、「なかなか決まらない…」と焦って妥協して、不本意な内定となりかねない危険も。
こうなると結局転職先に勤めてからも納得できずに短期離職する可能性が高くなってしまいます。
とはいえ気力と体力を使う就活ですから、ある程度短期集中で臨みましょう!
第二新卒の就活は厳しいって本当?
正直にお伝えすると、前提として「厳しい」と思って間違いないです。
就活はそもそも、限られた募集枠を候補者同士で取り合うイス取りゲームのようなもの。
そのため、「新卒」や「経験豊富な中堅のビジネスパーソン」と競いながら内定を獲得するのは、はっきり言って簡単ではないでしょう。
ただし最近の求人には「既卒枠」のように、既卒・第二新卒を対象とした募集枠も存在しているのもまた事実。
第二新卒であることを過度にハンディに思う必要はありません。
第二新卒の就活方法を学んで、自分の転職に生かそう!
第二新卒の就活方法について、「基本的な流れや進め方」や「よくある不安・疑問」などをご紹介してきました。
ここまででお分かりのとおり、第二新卒の就活は新卒と比べると厳しいものになるかもしれません。
ですが、ひとりでやらなくてはいけない決まりはありません。
専門家の力を借りたほうがスムーズに就活できるのは明らかでしょうから、思いきって相談してみるのも良いでしょう。
ぜひ、悔いのない就活をしていただけたら嬉しいです。
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