就職や転職をするときには、できるだけ自分に合った仕事を見つけたいはず。
その手段として「適職診断」を利用する人はたくさんいます。
しかしいざ適職診断をしても、結果が自分の思っていたものと異なり、どうしたらいいかわからなくなることもありますよね。
そこで今回は
- 「適職診断」と呼ばれるツールの紹介
- そもそも適職とはどんな仕事のことなのか
- 自分に合った仕事の探し方
などをまとめて解説します!
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“適職診断”ってどんなもの?
適職診断とは、さまざまな質問に答えていくことで自分に合った“適職”を教えてくれるツールのことです。
インターネット上でも診断は可能で、就職支援サイトや求人情報サイトなどが提供をしています。
性格診断や心理テストプログラムと似た構造となっている適職診断ツール。
「コミュニケーション力はあるほうだと思うか?」といった質問に「はい/いいえ/どちらでもない」から答えていき、性格や傾向を診断、適職を教えてくれるといった内容になっています。
なかには、診断結果から適職をチェックするためにはサイトへの登録が必要なものもあるため注意が必要です。
本気で適職を探そうというときに当てにするのではなく、「試しにやってみたらどんな結果が出るかな」くらいの気軽な気持ちで取り組んだほうがいいでしょう。
また、就活サポートなどのなかには、本格的な適職診断を行ってくれるところもあります。
詳しくヒアリングしたり、面接を繰り返したりすることで、適職を判断してくれるというものです。
インターネット上でできるものよりは精度や信頼度は上がりますが、どんな適職診断も“絶対”のものはないため、鵜呑みにしすぎないように気をつけて聞くようにしましょう。
そもそも“適職”って何?
適職とは「自分に合った仕事」を指しています。
「(自分に)適(した)職(種)」のことを適職と呼びますが、興味のあることや好きなことと一致することもあれば、それまで考えてもいなかった仕事が自分に合っている可能性もあります。
適職は、自分の性格や望んでいる生き方・働き方、生活スタイルなどによって変わってくるものです。
そのため、20代の頃と30代とでは適職が違うものになった、ということも起こりえます。
自分の適職を見分ける方法
適職がどうかを判断するポイントは以下の3つです。
- 仕事にやりがいを感じられる
- 次は何をしようと目標をたてることができる
- プライベートも充実していると感じる
どれも仕事をしばらくしてみないとわからないことではありますが、これらをクリアできる仕事は適職だといえます。
就職前にこれらの条件をクリアできるかを判断するためには
- 自分自身が何を求めているのか
- どんなことにやりがいを感じるのか
を考えることが大切。
それを踏まえた上で仕事を探すことが、就職前に適職を見極めるコツとなります。
自分を見つめ直す方法
適職を見きわめるためには、まず自分を見つめ直すことが必要です。
自分自身と向き合って
- 何に興味を持てるのか
- どんなことに熱中できるのか
- やりがいを感じるのはどの部分か
こういった細かな自分の意識を言葉で表現できるよう、じっくり考えてみましょう。
そのときには「自分が妥協できるところと妥協できないところ」も合わせて考えておきましょう。
そうすることで、適職だと思える仕事のなかでもどんな職種や職場を選べばいいのかが見えてくるようになります。
たとえば、営業職の場合。
メーカーの営業なのか不動産の営業なのかによって、仕事の内容だけでなくやりがいを感じられるポイントも変わってきます。
- 新しい人に会ってフットワーク軽く営業したい
- 「結果」「給料」「成績」には特にこだわりたい
- 既存顧客との関係性を特に重視したい
- こだわってつくられた製品を売り込みたい
このように、どこに重きをおいて仕事をしたいのかによって適職を決めることが大切です。
そのためにも自分を見つめ直す作業は、早い段階でしっかり行っておくことをおすすめします。
自分一人では難しいと感じたら…
自分自身を見つめ直す作業は自分にしかできないことではありますが、人の手を借りることも可能です。
私たちUZUZでは、キャリアカウンセラーが利用者ひとりひとりに合わせた就活サポートを行っています。
そのため、さまざまなアドバイスをもらいながら就活を進めていくことが可能です。
UZUZに関する詳しい説明はこちらをご覧ください。
「好き=合う」とは限らない
「天職と適職は違う」と言われることがありますが、もちろん天職がそのまま適職になることもあります。
しかし多くの人は、天職と思えるような“大好きな仕事”が自分に合っているとは限らないのが現実です。
「好きを仕事にしたほうがよい」「好きなことは仕事にしないほうがよい」とさまざまな意見があります。
どちらが「正しい・間違っている」ではなく
「自分は好きなことを仕事にしたほうが合っているかどうか」を判断することがポイントとなります。
「好きだから絶対合うだろう」と盲目的に適職を判断するのは少々危険。
- どうして好きなのか
- 仕事としてどのように取り組んでいきたいのか
- ライフプランを考えたときにその仕事で本当にいいのか
などもしっかり考えたうえで仕事を選びましょう。
まとめ
適職診断は、思いもしなかった自分の一面を見つけることができる便利なツール。
しかし自分に合う本当の適職は、自分自身を見つめ直し「ライフプランも含めて、どうなっていきたいのか」を考えることで見えてくるものです。
さまざまな情報があふれる現代において、自分なりに考えて適職を見つけ出していくのはカンタンなことではありません。
必要なときにはプロの手を借りながら、自分の心の声にもしっかり耳を澄ませて、納得のいく適職を見つけられるといいですね!
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