大学院で電気を専攻した経験をいかし、できればその知識や経験をいかして就職をしたいとお考えの方も多いと思います。
回路設計や組み立てなど、電気専攻の方が活躍できるフィールドは沢山あり、またその他にも電気の知識をいかすことができる求人は数多くあります。
引く手あまたな電気専攻の方のために、研究開発や設計だけではない、電気の知識をいかせる業界をご紹介します。
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「電気」を専攻した大学院生の就活メリット
約6000名の卒業生が広範な分野で活躍しており、その圧倒的なOB力を背景に、この7年間に限っても200を超える企業や機関に学部・修士の学生が就職しています。 就職先に困るということはまずありません。
引用元:東京大学工学部電気情報工学科・電気電子工学科
専攻紹介のHPで「就職先に困らない」と謳われるほど、引き合いの多い電気専攻。
早稲田大学のHPでは以下の文言で紹介されています。
日本の経済をリードする企業からの求人にすべてお応えできなくて、恐縮しています。
当学科が推薦すればほぼ確実に就職できる<推薦依頼企業>の数は、2014年度実績では264社にのぼります。 本学キャリアセンターへの求人は、10000社を超えています。 2015年度は4月現在ですでに260社を超える企業から、推薦依頼を頂いています。
引用元:早稲田大学先端理工学部電気・情報生命工学科/先端理工学部研究科電気・情報生命専攻HP
技術力の高さが評価される求人が多い
研究・開発職は、チーム単位で開発にあたるため、コミュニケーション能力が求められることが多くあります。
けれども電気関係の設計や研究・開発そして生産技術に携わる職では、技術力の高さがあればさほどコミュニケーション能力を問わない求人もみられます。
技術力に自信があるけれども、面接でどうしても自分を上手くアピールできなかったり、集団面接で萎縮してしまったり。
悔しい思いを経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
純粋に技術や知識の高さを買ってもらえるのは嬉しいですよね。
電機に関する知識をいかすだけではなく、院卒の高い知識と技術力を評価してくれる求人があるので、コミュニケーションに苦手意識をお持ちの方も諦めずに根気よく探してみてくださいね。
在学中に取得できる資格がある
「電気主任技術者」は、在学中に取得できる資格の中でも是非取得しておきたい資格の1つです。
第三種は課目試験のみ、第二種からは技能試験があります。
卒業時に取得していないと、入社後に取得するように会社から指示されるケースが多くあります。
また在学中に特定の資格を取得すると、「無線従事者」になれます。
「無線技士」や「無線通信士」の資格は、海上や空だけではなく陸上でも使用する機会も多くあります。
資格を取得することで、知識の高さを客観的に評価されたことになります。
就活を有利にすすめることができる資格が複数あるのも、電気専攻ならではのメリットといえます。
「電気」を専攻した大学院生に人気の就職先とは?
各種メーカー
家電製品や自動車など、研究・開発職の求人は非常に多く人気があります。
業界によっても異なりますが、「ものづくり」に拘る企業は多く、研究開発そして設計や生産技術の求人が多く、グローバル展開を行う企業が豊富にあるのも特徴です。
例えば自動車業界では、1位のトヨタ、2位のホンダ、3位のスズキはいずれも理系の学生から人気を集めている企業として知られています。
また電機大手では、1位の日立製作所、2位のSONY、3位の東芝をはじめとして、パナソニックや富士通など、BtoBに目を向け業績を回復している企業も多くあります。
官公庁・特殊法人
特殊法人や官公庁は、研究機関を所持していることも多く、専門性の高い研究を続けたい方にとって魅力的な求人があります。
公務員試験には年齢制限があり、30歳未満でないと受験資格がありませんので浪人や留年を経験した方は注意が必要なケースがあります。
また官公庁への就職は倍率が高く非常に狭き門として知られています。
英語試験による加点制度があり、TOEFLやTOEICのスコアで加点されるので、在学中に勉強をしてスコアをあげておくのもお勧めです。
試験対象区分は?
「国家総合職(院卒者試験・大卒程度試験)の全ての試験区分」が対象です。
スコアの有効期限は?
「試験実施年度の4月1日から遡って5年前の日以後に受験したスコア等」が有効です。
引用元:WASEDAセミナー
加点制度を利用する際には、対象の試験やスコアの有効期限が決まっていますので注意してくださいね。
「電気」専攻の大学院生向けの意外な仕事とは?
専門商社
電子部品や半導体を扱う専門商社は、海外需要の高まりに伴い今後も顕著な伸びが期待されています。
商社というと文系のイメージが強いかもしれませんが、取り扱う商品によっては専門的な知識をいかせる企業も多くあります。
例えば、燃料・エネルギーや機械など、電気専攻の知識を必要とするものも多くありますので、文系職も視野に入れている方は是非求人をチェックしてみてくださいね。
文系の方よりも、知識のある理系の方がより有利になることも珍しくありません。
マスコミ業界
大がかりなセットの設営やロケでは、電気関係の配線が必要になることも。
意外と電気の知識をいかせる職種がある業界の1つです。
専攻をいかさずに、マスコミ業界の文系職に就く方もいらっしゃいますが、電気関係の知識は意外なところで役立ちます。
例えば、専門誌や業界新聞等では、特定の学部・院卒者の求人を行っているケースも珍しくありません。
専門的な知識をいかすだけではなく、最新の技術や情報に触れていたい方にもお勧めです。
おわりに
就職に強いことで知られる電気専攻。
とはいえ油断して後手に回ってしまうと、納得のいかないまま就活を終えることになってしまいます。
特に研究が忙しい場合には要注意。
情報収集を就活前からスタートするだけではなく、早めに就職支援課や教授に相談して、推薦を貰えるか確認をしてみましょう。
でも、電気専攻を生かした就職をしたい。
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