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第二新卒の転職はもったいないと言われる理由は?後悔しないための対策を徹底解説

第二新卒の転職はもったいない?
「第二新卒の転職はもったいない」って聞いたことがあるんだけど、本当なの?
いえ、そんなことはありません!ですが、一部そういった声があることは事実。
それに、そのような声を耳にすると転職に踏み出すのが不安になってしまいますよね。
そうそう、めっちゃ不安なんだよね!
しっかり対策すれば大丈夫ですよ!

本記事では、第二新卒の転職がなぜネガティブに捉えられがちなのかを解説し、そして後悔しないための具体的な対策も紹介します。

この記事を読めば、第二新卒で転職する際の漠然とした不安が解消され、自分にとって納得のいくキャリア選択ができるようになるでしょう。

この記事の監修者

岡本啓毅

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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第二新卒の転職が「もったいない」と言われる4つの理由

第二新卒の転職が「もったいない!」とネガティブなイメージをもたれるのには、いくつかの理由があります。

4つの理由
  1. 社会経験やスキルが不足しているため
  2. 次の会社でもすぐに辞めると思われる可能性があるため
  3. 現職での成長機会を逃すため
  4. 経歴に傷がつくという固定観念が根強いため

なぜ、上記4つの理由が挙げられるのか。

まずはなぜ「もったいない」と言われることがあるのか、その背景を理解し、そのうえでどう対策を立てるべきかを考えていきましょう。

なお、第二新卒と「既卒」との違いについては、以下の記事で解説しています。

「違いがよく分からない」という方は、まずは以下記事でしっかり確認しておきましょう。

1.社会経験やスキルが不足しているため

第二新卒と呼ばれる新卒入社から1〜3年の期間は、社会人としての基礎を身につけ、専門的なスキルを習得する時期だと考えられています。

そのため、転職市場では第二新卒は実務経験が浅く、即戦力として見なされない可能性があります。

これから、新卒入社した会社で成長できたかもしれないのに、経験スキルが伴わないまま途中で辞めてしまうことに、「もったいない」と考える人も少なくないのです。

2.次の会社でもすぐに辞めると思われる可能性があるため

入社から3年以内の転職は、一般的に早期退職と見なされがちです。

次に転職する会社の採用担当者から見ると「またすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念されることがあります。

早期退職したという経歴は、将来のキャリア形成において不利に働いてしまう可能性も否定できません。

いまだに終身雇用的な考え方が浸透している企業や業界もあるため、そういった組織では特に顕著です。

3.現職での成長機会を逃すため

一つの会社で継続して経験を積むことで、深い専門知識やスキル、そして人間関係を築くことができるのもまた事実です。

第二新卒で安易に転職を決めると、現職に務め続けることで得られるはずだった成長機会を失うことにつながります。

特に新卒から数年間は、会社の文化や業務の進め方を理解し、そのなかで自分の役割を見つける時期です。

だからこそ、「伸びしろが多い成長時期に辞めるのはもったいない」と思う人も多いのでしょう。

4.経歴に傷がつくという固定観念が根強いため

「転職は経歴に傷がつく」という固定観念が今も根強く残っている人もいます。

転職が当たり前になりつつある昨今では、この考え方は薄れつつありますが、保守的な企業や古い考えを持つ採用担当者の場合、転職回数の多さがマイナスに評価されることもあります。

そういった業界に身を置いている人にとって、第二新卒での転職は「経歴に傷がついてもったいない」と感じられてしまうのです。

実はもったいなくない!第二新卒で転職する利点

実はもったいなくない!第二新卒で転職する利点

たしかに、第二新卒の転職がもったいない気がしてきた……。
ですが、第二新卒での転職は、ネガティブな側面ばかりではありませんよ。

第二新卒の転職には、第二新卒ならではの強みやメリットがあります。

ここからは、第二新卒の転職が実は「もったいなくない」と言える理由を確認していきましょう。

将来性やポテンシャルを評価されやすい

第二新卒は、新卒採用と同じようにこれまでのスキルや実績よりも、若さや柔軟性、そして成長意欲が評価されやすい傾向にあります。

社会人としての基礎的なビジネスマナーや仕事の進め方は新卒と比べてある程度は身についているため、新卒採用よりも教育コストがかからないと考える企業も多いです。

そのため転職先企業は、第二新卒のポテンシャルを高く評価し、長期的なキャリア形成を見据えて採用を検討します。

新しい環境や文化に柔軟に対応できる

第二新卒は、前職の慣習にまだ慣れきっていないため、転職先の新しい会社の文化・カルチャーや仕事の進め方にも、柔軟に対応しやすい傾向です。

企業側も、この柔軟性を期待して第二新卒の採用を行っているケースは多々あります。

組織の文化にスムーズに溶け込めることは早期の戦力化にもつながりますし、新しい環境で働くことに対して前向きな姿勢をみせれば活躍の機会も増えてくるでしょう。

転職市場で需要が高まっている

総務省統計局によれば、少子化によって日本の生産年齢人口は長期的に減少しつづけています。

さらに、厚生労働省の調査によると求職者(仕事を探している人)の数よりも、求人(企業が募集している仕事)の数のほうが多いという状況が続いているのです。

労働力不足や新卒採用の競争激化により、多くの企業が第二新卒の採用に積極的になっています。

特にIT業界などの成長産業では、第二新卒は貴重な人材と見なされ通年採用で積極的に採用されています。

この状況を有効活用すれば、自分にとってより働きやすくキャリアゴールに近づける職場を見つけやすくなるでしょう。

参考:総務省統計局「人口推計

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)

監修者コメント

新卒文化が残っている業界・企業があることに注意しよう

『新卒文化』が根強く残っている業界や企業があることも頭に入れておきましょう。

新卒文化が根付いている企業では、例えば「新卒で入社した社員が幹部候補になりやすい」という傾向があるなど、キャリア形成の妨げになる可能性もゼロではありません。

そのため、転職を検討する際は、志望企業の文化や人事制度をしっかり見極めることが大切です。

岡本啓毅

第二新卒が「もったいない転職」をしないためのポイント

第二新卒の転職はメリットも多い一方で、安易な転職はまさに「もったいない転職」となって後悔につながります。

ここでは「もったいない転職」をしないために、具体的に何を考え行動すべきかを解説していきます。

  1. 転職の目的を明確にする
  2. ネガティブな転職理由をポジティブに言い換える
  3. 自己分析・企業研究を徹底する
  4. 在職中に転職活動を進める
  5. 第二新卒に特化した転職エージェントを活用する

上記5つのポイントを押さえて、納得のいく転職ができるよう行動していきましょう。

転職の目的を明確にする

まずもっとも重要なのは「なぜ転職したいのか」という自分自身の想いと向き合い、その目的を明確にすることです。

単に「今の仕事が嫌だ」「人間関係がうまくいかない」といったネガティブな理由だけで転職を決めると、転職先でも同じ壁にぶつかる可能性があります。

次のキャリアで何を成し遂げたいか、どのようなスキルを身につけたいかなど、具体的な目標を言語化し、キャリアのゴールを具体的に想像することが納得のいく転職の第一歩です。

ネガティブな転職理由をポジティブに言い換える

新卒入社した会社での不満を解消するだけではなく、新しい会社で何を実現したいかを考えることが重要です。

例えば「残業が多いから辞めたい」ではなく、「効率的な業務プロセスでより生産性の高い仕事に挑戦したい」といったように、ポジティブな言葉に言い換えましょう。

これにより後ろ向きな「逃げの転職」から、前向きな「キャリア構築のための転職」ができるように変わります。

ポジティブな言葉で転職理由を伝えることは、面接の場でも有益ですよ!

自己分析・企業研究を徹底する

自分の強みや価値観を洗い出す自己分析と、志望企業の事業内容や社風を深く知る企業研究は転職活動の基本です。

過去の経験から得たスキルや仕事に対する価値観を明確にし、それが次の会社でどのように活かせるかを考えましょう。

同時に、企業のWebサイトやSNS、社員の口コミなどを確認して、自分の価値観と合うかどうかを見極めることで入社後のミスマッチを防ぐことができます。

特定の企業に転職したいという目標をもつことも大切ですが、それよりも「自分と相性がいい企業」を探したほうが、結果的に満足いく転職ができるでしょう。

そのためには、自分が本当に求めているものは何かを知り、それを満たせる企業かどうかを研究して深掘りする必要があるのです。

どのような企業が自分に向いているか知りたいという方は、まずは以下の業界研究のやり方から試してみるのもおすすめです。

在職中に転職活動を進める

転職活動は、予想以上に長期化することがあります。

そのため、現職を退職する前から転職活動をスタートするのがおすすめです。

在職中に活動することで経済的な不安がなく、じっくりと自分に合う企業を探すことができます。

また、もし転職先が見つからなくても現職で働き続けられるという安心感は、焦りからくる不本意な転職の決断を防ぐことにもつながります。

不足しているスキルがあって理想の転職先に就職できなさそうなら、「現職で働きながらスキルアップする」という方法もおすすめですよ!

第二新卒に特化した転職エージェントを活用する

転職エージェントとは、キャリア相談や求人の紹介、選考対策などを無料で行ってくれるサービスのこと。

第二新卒の転職活動には、第二新卒専門の転職エージェントの活用が有効です。

第二新卒専門のエージェントは第二新卒に特化した求人を多く保有しているだけでなく、書類添削や面接対策など個別のサポートも特化したものを受けられます。

また企業の内情に詳しいことも多く、自分だけでは得られない情報を教えてもらえる可能性があるため、ただ転職サイトを見ているよりも有益な情報を得られるでしょう。

監修者コメント

勢いだけの転職は「もったいない」結果になりやすい

仕事で何か嫌なことがあると、その場の感情だけで転職を決めてしまいがちです。

しかし勢いだけの転職は、後で「もったいない転職だった」と感じる結果になりやすい傾向にあります。

なぜなら、転職の目的が「嫌なことから逃げるだけ」や「嫌いな上司や同僚を困らせること」になってしまうからです。

それでは、自分のキャリアや将来と真剣に向き合った、満足できる転職はできなさそうですよね。

仕事上で感じた嫌なことや納得できないことは、キャリアについて向き合うきっかけとしては大切なことですし、それが転職の理由でも問題ありません。

重要なのは、その場の勢いに任せた行動をするのではなく、綿密に準備して行動したほうがより良い結果になりやすい、と知っておくことです。

自分の気持ちに嘘をつくことなく、より良い自分のキャリアを築くための原動力にしていきましょう。

岡本啓毅

まとめ

「第二新卒の転職はもったいない」という言葉は、安易な転職をした場合のリスクを警告するもので、第二新卒の転職そのものが悪いわけでは全くありません。

むしろ第二新卒には、将来性やポテンシャルが評価されやすいという大きな強みもあります。

後悔しない転職をするためには、転職の目的を明確にする、ネガティブな理由をポジティブに捉え直す、自己分析と企業研究を徹底するといった準備が不可欠です。

自分にとって何が本当に大切なのかを見つめ直し、中長期的に転職活動を進めることがキャリアの成功につながります。

もし、そのための自己分析や企業研究が難しいと感じるなら、第二新卒に特化した転職エージェントを活用してみましょう。

私たちUZUZも転職エージェントを運営しており、第二新卒の転職支援に対して強みをもっています。

第二新卒の転職で少しでも悩みがある方は、ぜひ一度ご連絡ください。

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執筆・編集

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20代特化の就活エージェントとして「ただ求人を紹介して終わり」ではない、一人ひとりに向き合ったキャリア支援を心がけています。

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