20代の第二新卒・既卒・フリーター向け就職/転職サイト

MBTI診断で面接対策|就活を有利に進める活用のコツを解説

MBTI診断で面接対策

最近MBTI診断って聞くけどさ……いったい何なの!? 
たしかに、就活の場で耳にすることも多くなってきたかもしれませんね。
MBTI診断について知っておけば、面接を有利にできるかもしれませんよ!
えっ面接で有利になるの……!?教えて!!

この記事では、MBTI診断を面接に活用する方法を解説していきます。

MBTI診断とはそもそも何なのか、どのように面接対策に利用するのか、そのコツも含めてお伝えするので、面接を控えている方はぜひ確認してみてくださいね。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

正社員求人多数!
あなたキャリア
UZUZ徹底サポート!
今すぐ無料相談

MBTI診断は就活の面接対策に活用できる

結論として、MBTI診断は面接対策に活用できます。

MBTIとは性格検査の一種であり、16種類のタイプ分類によって自分の性格にはどんな傾向があるのかを知ることができるのです。

自分の性格を類型的に知ることができるため、自己分析の一環として使いやすい診断です。

ですがそれ以上に、様々な面接の場面で活用できることも覚えておきましょう。

MBTI診断を活用するための詳しいコツは後半で解説するので、そちらも確認してみてくださいね。

MBTI診断とは?基礎知識を解説

MBTI診断とは、性格検査の一種です。

マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標(Myers-Briggs Type Indicator)の略称であり、1962年に初版が完成され、その後も改良が続けられている性格診断です。

2000年代中ごろには日本でも採用・キャリア市場で活用されるようになり、さらにSNSなどで流行し、若者にも広く知られるようになりました。

MBTI診断には、性格の指標4つに対してそれぞれ2つずつタイプがあり、それらの組み合わせで16種類の性格に分けることが可能です。

性格の指標性格のタイプ
エネルギーの向かう先外向型(E)内向型(I)
物事の判断の仕方感覚型(S)直感型(N)
判断の仕方思考型(T)感情型(F)
外界との接し方判断型(J)知覚型(P)

例えば、以下のような分け方を行います。

  • エネルギーの向かう先:外向型(E)
  • 物事の判断の仕方:感覚型(S)
  • 判断の仕方:思考型(T)
  • 外界との接し方:知覚型(P)

上記の人であればESTPであり、以下の 「起業家」タイプである、といった具合です。

性格タイプの分類と名称
  • INTJ(建築家)
  • INTP(論理学者)
  • ENTJ(指揮官)
  • ENTP(討論者)
  • INFJ(提唱者)
  • ENFJ(主人公)
  • INFP(仲介者)
  • ENFP(運動家)
  • ISTJ(管理者)
  • ISFJ(擁護者)
  • ESTJ(幹部)
  • ESFJ(領事)
  • ISTP(巨匠)
  • ISFP(冒険家)
  • ESTP(起業家)
  • ESFP(エンターテイナー)

このように、16種類の分類についてそれぞれ〇〇タイプというような、分かりやすい名称がつけられていることもMTBI診断の特徴といえるでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

Web診断は簡易的なものであることに注意しよう

MBTI診断は改良が重ねられており、現在はWeb上で無料診断も可能です。

しかし本来は、対面によるインタビュー形式で診断するものでした。

この診断は、診断結果と自分の性格との違いを感じたり、専門家からアドバイスを受けることでキャリアだけでなく人生を進める上での参考にしたりするためのものです。

Web上でも診断できますが、それはあくまでも簡易的なものだといえるでしょう。

診断結果を信じすぎてしまったり、「私は〇〇型だから、この仕事は向いていないかも」というように結果に囚われ過ぎないように注意が必要です。

一種の性格診断として自己理解の指標にする分には使いやすいので、引きずられすぎないように意識して使えば非常に有効ですよ。

就活を有利に!MBTI診断を面接対策で活用するコツ

就活を有利に!MBTI診断を面接対策で活用するコツ

MBTI診断がどんなものかは分かったけど、どんなふうに使ったらいいの?
MBTI診断は性格診断なので、性格を知るために使えるのは当然です。
しかも、もっと踏み込んだ活用方法もあるんですよ。

ここからは、MBTI診断を面接対策に活用するためのコツを解説していきます。

MBTI診断は、キャリアの進め方や働く上での相性なども見ることができ、そのための研究や改良が進められてきました。

そのため、ただ性格診断としてだけ使うのはもったいないといえるでしょう。

ここでMBTI診断の活用方法を知って、ぜひ就活を有利に進めてくださいね。

長所・短所探しに活用|エピソードトークにできる

MBTI診断では、性格タイプごとに長所と短所が分類されます。

自分のタイプの長所と短所を知っておけば、エピソードトークに活用できるでしょう。

例えば、「擁護者」型といわれるISFJの人は、協力的で協調性があることが長所である半面、控え目であまり自分の意見を言わないという短所があるとされています。

ISFJの人は、長所を探す際は協調性を発揮したエピソードを、短所を探す際は意見を言わなかったり我慢してしまったりしたエピソードを探すと見つかりやすいのではないでしょうか。

自分の性格タイプの長所と短所を元にして探すことで、面接で話すための話題の元となるエピソードを思い出しやすくなります。

長所・短所のエピソードを思い出したあと、どうやって自分の強みとしてアピールすればいいか詳しく知りたい方は、以下の記事も確認してみてください。

自己分析に活用|一貫性をもって自己アピールできる

性格タイプを活用することで、自己アピールやエピソードをメンテナンスしたりチェックしたりできます。

面接で自己アピールをするために、つい様々な成果やエピソードを盛り込んでしまうことがあります。

しかし、いろいろなアピールを盛り込んだ結果、逆に長所が伝わりにくくなってしまうことがあり、そうなると面接官に良い印象を残せません。

そんなときは性格タイプの長所を元にして、自己アピールをメンテナンスしてみるのがおすすめです。

例えば「独創性」と「論理的思考力」をもつといわれるINTP(論理学者)タイプなのであれば、それらの長所に関係ある話だけをアピールすれば伝わりやすくなります。

性格タイプを活用すれば、自分のタイプと合っているかを自己診断でき、一貫性をもって自己アピールができるようになるのです。

適職探しに活用|仕事の方向性を決めやすい

性格タイプの分類によって、それぞれ仕事や人付き合いに向き不向きがあるとされています。

例えば「正しいと思うことを主張する」「社交的」「リーダー気質」とされるENFJ(主人公)タイプは、以下の人のような相性があると言われています。

ENFJ(主人公)タイプと相性が良いといわれやすいタイプ
  • ISTJ(管理者)タイプ
  • ESTP(起業家)タイプ
ENFJ(主人公)タイプと相性が悪いといわれやすいタイプ
  • ISTP(巨匠)タイプ
  • INFJ(提唱者)タイプ

また、ENFJ(主人公)タイプはその気質から以下のような仕事との相性があるともいわれています。

ENFJ(主人公)タイプに向いているといわれやすい職業
  • 営業
  • トレーナー
  • 教師
  • プロジェクトマネージャー
ENFJ(主人公)タイプに向いていないといわれやすい職業
  • 研究職
  • 事務・総務・経理

自分の性格タイプを知っておけば、向いているとされる仕事を探すことができます。

数ある職業候補を吟味して興味をもてる仕事を見つけ出し、本当に自分に向いていそうか、どんな働き方なのかなどを深掘りすればいいのです。

自分に合った仕事を探す際、どのような観点で探せばいいか詳しく知りたい方は以下の記事も確認してみてください。

話題探しに活用|面接中のアイスブレイクを盛り上げやすい

性格タイプを知っておけば、面接中のアイスブレイクを盛り上げやすくなります。

MBTI診断は比較的知られていますし、たとえ直接MBTI診断のことを話さなくとも「私はこういう性格」「こんな失敗をした」「こんなふうに考えた」といった話ができます。

MBTI診断で自分の性格タイプの傾向を知っていれば、雑談でどんな話をすればいいか判断しやすくなりますし、話を広げやすくなります。

もちろん、面接官からMBTI診断の話題を振られたら自分の性格タイプの話をしてもいいでしょうし、そうなればさらに話題も広がっていくでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

MBTI診断はあくまで自己分析ツールの一つとして理解しておこう

性格タイプを診断したら、診断結果と自分の実態を比べながら「そう言われればその通りだな」「そう言われても、なんか違うな」といった気づきを得ることこそが重要です。

そもそもWeb上で無料でできるMTBI診断は、確実なものではなく、あくまでも簡易的な診断に過ぎません。

MBTI診断だけでは深い自己分析をすることは難しいですが、自己分析を深めるためのきっかけにしたり、自己理解のための第一歩としては優れています。

MBTI診断は世の中に数ある自己分析ツールの一つであると認識し、診断結果を信用しすぎず参考程度に使うようにしましょう。

まとめ

MBTI診断は自己理解を深めるために使えるだけでなく、面接対策として活用することができます。

ぜひMBTI診断を行い、自己分析の深掘りや適職探しに利用し、面接の話題作りにもつかってみてください。

とはいえ、それだけで面接のすべてを対策できるものではありませんよね。

おすすめなのは、転職エージェントサービスと併用して活用してみることです。

転職エージェントサービスとは、キャリア相談や求人紹介、選考対策まですべて無料で受けられるサービスのこと。

私たちUZUZも転職エージェントサービスを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職をサポートしてきました。

MBTI診断の結果をもとに、適職探しをサポートしてもらったり、キャリアプラン構築のための相談をしたり、面接対策を依頼することも可能です。

MBTI診断を使って面接を有利に進めたい方は、合わせて私たちUZUZにもぜひご連絡ください。

正社員求人多数!
あなたキャリア
UZUZ徹底サポート!
今すぐ無料相談
執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

Page Top