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仕事が合わないことを退職理由にしてOK?取るべき対策や転職時のポイントを解説

仕事が合わないことを退職理由にしてOK?
仕事が合わないんだけど、辞めちゃってもいいかな?
どうしても合わないなら仕方がないですが、安易な退職はおすすめしませんよ!

「仕事が合わない!」と感じて、転職する人は少なくないでしょう。

ですが、転職をする際にあなたが感じた“仕事が合わない”という思いをそのまま退職する決意に変えて良いのでしょうか?

この記事では、そもそも仕事が合わないと感じる原因や、仕事が合わないことを理由に転職活動する際の成功法まで詳しく解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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仕事が合わないことを退職理由にしてもOK?

結論として、仕事が合わないことを理由に退職するのはやむを得ないといえます。

しかし、以下の点には注意が必要です。

  • まずは可能な範囲で仕事に合わせるための対応を行い、退職は最終手段にする
  • 転職時の選考の場では「仕事が合わなかったから」とストレートに表現しない
  • 次の会社では仕事が合わないことが理由で退職しないように対策を行う

それぞれの具体的な方法は記事内で解説しているので、ぜひ確認してみてくださいね。

仕事が合わないことを理由に退職する人はどのくらいいるの?

仕事が合わないことが原因で辞める人ってどのくらいいるのかな?
厚生労働省の統計資料があるので見てみましょう。

厚生労働省による、転職者が前職を辞めた理由について調査した内容は、以下の表の通り。

20代の若年層がどのような理由で仕事を辞めたのか、年齢層別・男女別に見ていきましょう。

転職経験者が前職を辞めた理由(男性)

転職経験者が前職を辞めた理由(女性)

参考:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」P14表5

仕事内容に関する退職理由が、男女とも20代後半で大幅に上がる点が興味深いところです。

この他、結婚や出産、親の介護などライフステージの変化による退職理由もありました。

30歳を前にして、改めて自分に合った仕事や本当にやりたい仕事を考える傾向にあるのかもしれませんね。
それなりにキャリアも積んでいるから、“転職を決意しやすい”可能性もありそうだね!

仕事が合わないと感じる原因

仕事が合わないと感じるのはなぜなんだろう?
仕事内容だけが原因じゃない気もするんだけど。
そうですね。仕事内容そのものだけでなく、職場の環境や労働条件も「仕事が合わない」と感じる原因になるようです。

仕事が合わないと感じてしまうことは、今の仕事や環境に対する不満が原因と考えられます。

まずは、何が不満なのかよく分析し、解消するためにどのように行動すればよいか考えてみましょう。

仕事内容に不満を感じるケース

先ほど紹介した統計資料にもあったように「仕事の内容に興味を持てなかった」「能力・個性・資格を活かせなかった」など、仕事内容そのものが原因となって、仕事が合わないと感じるケースは多いです。

もしかしたら、自分がやりたいと思っていた仕事と、実際に任された仕事内容にギャップが生じているのかもしれません。

例えば「営業がやりたかったのに事務に配属された」「人事になりたかったのに営業に配属された」など、そもそも希望の職種と異なることで、興味が持てない=仕事が合わないと感じることもあるでしょう。

また、希望の部署に配属されたものの「思っていたよりもデスクワークが多くて、もっと人と会話しながら働ける仕事がしたい」のように、思い描いていた理想と異なることで、仕事が合わないと感じることもあります。

上記以外にも理由はさまざまにありますが、共通して言えることは、仕事内容にネガティブな要因が加わると、自分の得意なことが活かせず、仕事が面白くなくなってしまうということ。

また、配置転換や昇進により、苦手な分野に対応しなければならなくなる場合もあります。

マネージャーに昇進したが、うまくチームをまとめられずに戸惑いを感じるケースも多いようです。

マネジメントよりも、プレイヤーとして成果を上げることにやりがいを感じるなど、仕事のステージの変化が受け入れられないといったケースもあるでしょう。

働き方や待遇に不満を感じるケース

給与などの収入面が仕事内容と見合っていないと感じたり、そもそも少なくて生活が苦しいと感じていたりすることも、不満の原因になります。

また「労働時間が長い」「有休が取りにくい」など、労働環境に不満がある場合も仕事が合わないと感じる原因になりがちです。

ワークライフバランスを重視する人にとっては、特にその傾向が強くなるでしょう。

こうした不満は、会社への不信感につながりやすく「このままこの会社にいて大丈夫かな?」という不安につながり、退職に至るケースも往々にしてあるのです。

職場の環境に不満を感じるケース

業務内容は自分に合っていても、職場の環境に違和感があると、仕事が合わないと感じてしまうこともあります。

職場に苦手なタイプの上司や同僚がいるなど、人間関係に不満があると仕事が苦痛になってしまうものです。

もちろん、明確なハラスメントがある場合は、論外といわざるを得ません。

また、職場の雰囲気に馴染めないことも原因になりがちです。

コミュニケーションが濃密すぎたり、反対に希薄過ぎたりなど、自分が心地よいと感じる距離感と異なるケースがあります。

会社・職場によって働く雰囲気は大きく異なるので、どうしても空気感が合わない、考え方が合わないといったケースは生じてしまいます。

仕事の進め方においても、裁量を持たされる場合もあれば、細かく管理されることもあり、やりづらさを感じてしまうと不満につながってしまうでしょう。

仕事においては、職場環境と自分の相性も実は非常に大事なポイントです。

そのため自身が望むスタイルと異なる場合、不満を持ってしまいやすい傾向にあるのです。

「仕事が合わない」を理由に退職する前にできること

「仕事が合わない」を理由に退職する前にできること

いろんな理由で仕事が合わないって感じるんだね。
じゃあさ、そういう時ってすぐに退職した方がいいの?
いいえ、その前にいくつかできることがあるんですよ!

仕事が合わないことを理由に退職する前に、いくつかできることがあります。

ここでは仕事が合わないと感じた時にできる代表的な対策を4つ紹介していきます。

仕事が合わないことで悩んでいる方は、ぜひ確認してみてくださいね。

苦手を克服する努力をしてみる

業務の一部が苦手だと感じる場合、その苦手を克服する努力をしてみましょう。

その業務を上手にこなせている人を見つけて真似してみたり、克服の方法を上司や同僚に相談してみるのもよいでしょう。

また、苦手な業務は、必ずしも“自分がやる必要はない”可能性があることも覚えておいてください。

例えば「営業活動は得意だけれど細かい顧客管理が苦手」なら、営業事務をつけてもらうなどの方法で克服できることもあります。

仕事が合わないと感じる要因が「苦手な分野の業務があること」である時、それを克服しようとする姿勢を持ち、またそれを周囲に相談することが大切ですよ。

待遇などの改善を訴える

待遇や環境が合わないことが理由で仕事が合わないと感じるなら、それらが改善できれば問題が解決するかもしれません。

待遇、給与、労働環境から自分への接し方やコミュニケーション方法を含む人間関係などを変えてほしい旨を、上司や人事、会社の相談窓口に伝えるところから始めてみましょう。

もちろんそれらの改善は一朝一夕で叶えられるものではないかもしれません。

ですが重要なのは、たとえ変わらなかったとしても意思表示を行い、自分ができることはちゃんと改善のための行動をした、という過程です。

また、自身が勇気を出して伝えたことで環境が改善できたら、それは幸せなことですよね。

改善できる可能性があることに注目して、改善のために行動を起こしてみましょう!

部署異動や配置転換を申し出る

職場や仕事内容が合わないとしても、今の部署やチームがたまたま合わないだけかもしれません。

会社そのものは合っているにも関わらず、たまたま合わない部署に配属されているだけで退職してしまうのは、少しもったいない気がしますよね。

別に自分に合う部署があるかもしれないので、部署移動や配置転換を依頼してみましょう。

部署を変えたことで、成果が上がらなかった人が、エース社員へ大きく変わったケースはよくありますよ。

異動願いの相談窓口があったり、定期的に異動希望を募集している会社もありますよ。
まずは自身の会社にそういった相談できる場所があるかどうか確認してみましょう!

実績や成果を残す

転職するにしても改善策を講じるにしても、ある程度は仕事に打ち込んで実績を作っておくのがおすすめです。

仕事に打ち込むことで苦手を克服できるかもしれませんし、実績があることで相手からの信頼が積み上がり、苦手な業務がない仕事に配置替えをしてもらえるかもしれません。

また、仕事に対する態度の変化によって部署内での評価が変わり、人間関係の悩みが解消する場合もあります。

くわえて、たとえ悩みが解消しなくても、現職で実績を残せたのなら転職する際の高評価ポイントになりますし、エピソードトークの話題に使えるようにもなるのです。

苦手な業務ではなく得意な業務に打ち込んで成果を残すことで、周囲の環境や待遇が改善することもよくあるんですよ!

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

給与や福利厚生などの待遇に問題がないなら辞めずに続けても大丈夫

もし、給与や福利厚生などの待遇に不満がないのなら、退職を考えるよりもまずは、その会社内で気持ちよく働き続ける方法がないかを探すのがおすすめです。

仕事の姿勢や人間関係・コミュニケーションの取り方は、自分の行動次第で改善しやすい点も意外と多いものですよ。

一方で、給与体系や福利厚生などの会社の制度を変えるのは非常に難しいでしょう。

簡単には変えられない給与や福利厚生などの制度が「自分に合っている」なら「仕事が合わない」と感じても、その会社で働き続けてもなんとかなるケースが多いのです。

「仕事が合わない」を理由に退職を決意する基準

仕事が合わなくても、ある程度今の職場で頑張ることも大切なんだね。
でも、すぐにでも辞めた方がよい場合もあると思うんだけど、判断する基準ってあるのかな。
例えば、以下にあてはまるような場合は、躊躇せず退職した方がよいでしょう。
  • 明らかなハラスメントがある
  • 過酷な労働により体調を崩している
  • コンプライアンスに反する業務を行っている

どう考えてもブラックな職場であれば、すぐにでも退職し次の道を探しましょう。

そこまでブラックな環境でなければ、将来に目を向けて判断してみるのはどうでしょうか。

  • 今の仕事を続けることにメリットはあるか
  • 将来的に自分の理想に近づける環境かどうか
  • 将来、役職が上がれば満足いく報酬を得られるか

「仕事が合わない」と今は感じていても、明るい未来が描けるのであれば、踏ん張ってみる価値はあります。

しかし、現時点でその見込みがないと判断したのなら、早く転職を決断する方がより良い未来を描けるでしょう。

「仕事が合わない」を退職理由に転職する際のポイント

仕事が合わず、どうしてもそれを理由に退職しなければならない場合、いくつかポイントを押さえておきましょう。

これから紹介する方法を実践することで、同じような退職理由で再度転職を繰り返してしまう、という悪循環に陥ることなく、転職を成功できる可能性が高まります。

何が合わなかったか自己分析を行う

仕事が合わないと感じることはあるものの、それが具体的にどう合わなかったのかを自覚するためには、しっかりと分析して言語化しなければなりません。

それをしないと「なんとなく仕事が合わない」と思ったまま辞めてしまうことになるため、転職先でも同じ原因でまた「なんとなく仕事が合わない」と、退職してしまうかもしれません。

自己分析を行い、仕事の何がどう合わなかったか、どうすれば辞めなかったかを明確にしておくことが必要です。

口コミサイトなどの評価を参考にする

仕事が合わないことの原因を言語化できたら、次はその原因がなさそうな会社を探して転職しましょう。

気になる転職先をピックアップしてから、口コミサイトなどを使って転職先候補の仕事が自分に合っているかを調べる、という方法がおすすめです。

社風や待遇などの実態を調べることで、あらかじめ仕事が合わないと感じてしまう職場を除いて転職活動ができるようになります。

退職理由をポジティブな言葉に変換する

転職の面接などで退職理由を聞かれた時、ストレートな表現で「仕事が合わなかったから」と答えるのは、あまりおすすめできません。

「○○が悪かったから」といったネガティブな表現ではなく「もっと○○を良くしたいと思った」といったポジティブな言葉に変換してみましょう。

  • 残業が多くてイヤだった→もっと効率的に働きたい
  • 昇給率が悪く給与が低い→成果に応じて正しく評価されたい
  • 仕事を押しつけあう社風が合わない→自分の業務範囲に責任を持てる社風の会社で働きたい

上記のような言い換えのパターンを参考にしてみてください。

退職理由をポジティブに言い換える方法は、以下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

「合わない」点の改善を行いつつ転職活動を進めることも方法の一つ!

「仕事が合わない」と転職を考えている方は、合わない部分の改善に取り組みながら、並行して転職活動を行ってみましょう!

合わない点の改善に向けて試行錯誤したことで課題が解決できる可能性もありますし、たとえ改善できなくても転職活動の面接で面接官から突っ込んだ質問をされた際にも話を広げられます。

くわえて、転職活動を並行して行うことで、現職と他社を比較して考えられるようになるため「実は現職が自分には合っていた!」と分かる場合もあるでしょう。

現職の仕事が合わないからといって、必ず転職しなければならないわけではありませんから、自分自身が心地よく働ける道を模索するためにも転職活動を行ってみるのも良いいいですよ。

もちろん、現職の合わない要因を克服できたとしても、もっと良い会社が別に見つかったならそちらに転職してもいいのです。

何か一つだけに絞らなければいけないという固まった思考にならず、選択肢を広げながら自分にとって最適な状況は何かを探していくのが大切なんです。

まとめ

仕事が合わないことが理由で退職してしまうのは、やむを得ない場合もあります。

ですが転職するにしても現職を続けるにしても、合わない点を改善する方法はないかどうか一度探って行動してみるとよいでしょう。

また、どうしても仕事が合わずに転職する場合は、同じ理由で再度転職してしまうことを繰り返さないためにも、自己分析をしっかり行っておくことが重要です。

ですが、自分一人の力で「なぜこの仕事が合わないと感じたか」を分析するのは難しいと感じるかもしれません。

また、せっかく転職先候補を見つけても、正しく内部事情を知らなければ「事前調査が間違っていた」と、また仕事が合わないと感じてしまうかもしれません。

それらが不安になった時は、ぜひ転職エージェントの利用を検討してみてください。

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