もくじ

しかし、なぜ怖いのかを分析し、対策を立てれば大丈夫です!
この記事では、面接が怖い方に向けて事前対策と当日対策をご紹介します。
これから面接を控えている方や、あらかじめ対策しておきたい方はぜひご確認ください。
この記事の監修者

岡本啓毅
株式会社UZUZ 代表取締役
1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。
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面接が怖いのはみんな同じ

実は、ほとんどの人が面接に苦手意識を感じているんです。
社会人向けに行われた面接に関する調査によると、65%の人が面接が「とても苦手である」と感じているとのこと。
「少し苦手である」と答えた方も18%ほどであり、合計すればおよそ83%の方が少なからず面接に苦手意識を持っていることが分かります。
多くの人が面接に関して不安に思っており「自分ばかりが面接を怖がっている」と気に病む必要はありません。
怖いと感じる要因と自分に必要な対策ができていれば問題ないでしょう。
参考:ベースメントアップス株式会社 「面接が苦手な社会人が急増中?社会人の65%が面接はとても苦手と回答!緊張せずに質問に回答する秘訣とはなにか?」
面接が怖いと感じる5つの理由

まずは面接が怖いと感じる理由を知り、自分がどれに当てはまるか考えてみましょう。
いずれも解決方法は後述しているので、対策の項も確認してみてくださいね。
問題の原因を理解しておけば、効果的な対策が実施できるようになりますよ!
1.緊張から「不安」「怖い」と感じてしまう
就職・転職は人生を左右する一大イベントです。
そのため、今後の人生を左右するであろう面接は、緊張してあたりまえのこと。
極端に緊張してしまった時、それを「不安だ」「怖い」という感情だと勘違いしている可能性があります。
注意しておきたいのは、決して「緊張することがNGではない」ということです。
むしろ適度な緊張感を持つことは、より良いパフォーマンスを発揮する上では重要なこと。
「怖い」と思ってしまうほど過剰に緊張することがNGなのです。
もし必要以上に緊張するなら、解きほぐすようにしましょう。
2.準備・対策不足
自分自身でも面接に対する準備不足や対策不足を実感しており、失敗が目に見えていて「怖い」と感じるケースです。
前述のとおり、面接は人生を左右するかもしれない就職や転職に関わっています。
当然ながら、万全な対策をした上で臨みたいですよね。
しかし、体調不良や日程調整の不備などで、どうしても準備不足や対策不足のまま面接当日を迎えてしまうこともあります。
場合によっては、企業研究や業界研究がしっかりできていない、という調査不足もあるかもしれません。
このような理由で面接を怖いと感じることへの最も効果的な対策は「しっかり面接準備・対策をする」ということです。
3.失敗を恐れすぎている
面接選考で落ちた時、まるで自分の人格やそれまでの人生を否定されたような気がしてしまう人がいます。
あるいは「この就活/転職に全てを賭けている!」と意気込んでいると「失敗したら終わりだ」と思い詰めてしまうかもしれません。
このように、失敗に対して極端に不安を持ってしまうと、それが恐怖に変わっていきます。
4.質問されること自体が怖い
「面接の場で何か質問をされることそのものが怖い」という方もいます。
まるで質問攻めにされているような、詰められているような感覚を覚える方です。
色々と聞かれると頭が真っ白になってしまい、そのせいでさらにパニックになって答えられなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
面接の場で一度でもそのような経験があると、次回以降の面接で「質問されるから、怖い」と感じてしまうのです。
5.面接官にどう思われているか不安
面接官にどう思われているのかを不安に感じ、それが「怖い」という感情につながる方もいます。
全ての面接が、和やかな雰囲気で進むわけではありません。
特に、過去、高圧的な面接を受けたり自分自身の経歴を深く突っ込まれて否定されたように感じた経験がある方は、このような不安を持つかもしれません。
なお、面接官から好印象を持たれたいと感じる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
「圧迫面接が怖い」なら、その不安は無視していい
中には、圧迫面接で高圧的な面接官に当たってしまうのではないかという不安を感じる方もいます。
しかし、そのような不安を抱く必要はありません。
なぜなら、現代の社会においてどのような理由であれ圧迫面接を行うような会社は、就職すべきではないからです。
圧迫面接をしてきた時点で、もうその会社の選考は辞めて別の就職先を探すことをおすすめします。
程度にもよりますが、まだ自社の人間ではない求職者に対して圧迫面接だと感じるような態度をとるということは、入社後はもっと精神的に追い込まれる可能性があるからです。
もちろん、合う合わないはあります。
しかし、面接の時点で「嫌だな」と感じたなら、その瞬間だけ「嫌」なわけではなく、あなたにとって「嫌なことが多い社風」なのです。
面接が怖い人は「本音で話す」のがおすすめ

株式会社学情が2026年卒の就活生を対象に行った、興味深い調査があります。
対象となる就活生に、面接での伝え方について質問したところ、約9割が「面接では本音を話したい」と回答しています。

参考:株式会社学情「8 割以上の学生が、「面接で本音を話せると志望度が上がる」と回答。「本音で話せる企業は、それだけ社風や環境が自身の希望と合っているのだと思う」の声」

現代の多様性が重視される社会では、ありのままの自分を表現し、ありのままの他者を尊重すべきという風潮が浸透してきているのでしょう。
一方、面接では評価を重視して話す人は、少数派になりつつあるようです。

参考:株式会社学情「8 割以上の学生が、「面接で本音を話せると志望度が上がる」と回答。「本音で話せる企業は、それだけ社風や環境が自身の希望と合っているのだと思う」の声」

評価を気にしすぎることなく「ありのままの自分を表現すれば良い」と、気持ちを切り替えることができれば、面接への恐怖心も和らぐのではないでしょうか。
面接が怖い時の5つの事前対策

ここからは、面接が怖いと感じる時の対策をご紹介していきます。
事前準備をしておくだけでも、準備不足に起因した不安を大きく軽減できますよ。
1.しっかり企業研究しておく
企業のホームページや企業が提供しているサービスの公式サイトを確認するなどして、企業研究をしっかりしておきましょう。
少なくとも、どのようなビジネスモデルで収益を得ているのか、理念やビジョンは何かなどは知っておくようにしましょう。
おすすめは「なんとなくのイメージ」で覚えること。
あやふやに覚えておくのは良くありませんが、一言一句暗記すると、忘れてしまった時にパニックになりやすいです。
「社会貢献を目指しており、そのために〇〇という商品を作っている。」
このように、イメージしたり自分なりに整理して覚えておき、会話の端々でイメージに沿った応答をすれば面接官に「しっかりとビジョンを分かっている」と感じてもらえます。
2.模擬面接で練習する
想定質問を準備しておき、模擬面接で練習しておきましょう。
面接の受け答えがスムーズになるだけでなく、場数を踏むことで「面接」そのものへの苦手意識を軽減させることにもつながります。
- 自己紹介
- 自己アピール
- 志望動機
- 長所と短所
- 逆質問
少なくとも、上記の5項目に関しては練習して言えるようになっておきましょう。
おすすめなのは、会話内容を暗記して話すのではなく、会話として自然な流れを意識して「話すことの要点」だけを覚えておく方法です。
例えば「自己アピール」では「内勤経験」「論理的思考力」「それによって部内の問題を解決した経験」を話すと決めておきます。
「話す順番などは置いておき、話の流れでそれらの3点を盛り込んだ会話をする」というような意識をするのです。
もし面接練習の適切な相手が見つからないようなら、選考対策を行ってくれるエージェントなどのプロに頼りましょう。
3.マナーなどは過剰に気にしなくていい
面接対策として「ノックを何回する」「言われるまで座らない」など、色々なマナーが解説されています。
しかし実際は、少しマナーが違っていてもそれほど問題はありません。
むしろマナーを守ろうとするあまり不自然な動作になってしまうと「普段の様子とは違うんだな」と、面接用に取り繕った様子を感じ取られてしまいます。
また「ノックは3回なのに2回にしてしまった!」というように、面接対策で見ていたマナーと違った行動をしたことを失敗と感じて、萎縮してしまうのも良くありません。
面接官に敬意を払っているのであれば「正しい敬語ではない」などを過剰に恐れなくて良いことを知っておきましょう。
4.他の選択肢を用意しておく
「この面接先に、人生の全てを賭ける!」と気負ってしまうと、非常に緊張し、失敗に対する不安が大きくなるのも当然ですよね。
これでは、ガチガチに緊張してしまって、ネガティブな気持ちを自分自身で煽っているようなもの。
もし可能であれば、第一志望の企業だけではなく「第一志望群」としていくつか選択肢を用意しておきましょう。
そうすれば「ここに落ちても、残念だけどまぁいいさ」「次の企業の面接では、もっといい結果を出せる」と思えるようになります。
そうすると、適度な緊張と適度なリラックスで、より良いパフォーマンスが出せるようになります。
5.リラックスできる手段を持っておく
あらかじめ、自分の中で「リラックスできる手段」を持っておくのもおすすめです。
よく例に挙げられるのが「掌に人という字を書いて飲む」という方法です。
あれは「その行為をすれば、人体の構造的に緊張から解放される仕組み」というわけではありません。
- 自分は今、緊張しているのだと自己認識する
- その緊張をほぐれさせるルーティンを決めておく
- ルーティンを実際に行う
大切なのは、上記の3点です。
深呼吸する、過去の成功体験を思い出す、好きな芸能人を思い浮かべるといった「自分の中で、これをするとリラックスできる」という手段を持っておくこと。
おすすめは、事前準備が不要でその場でできることです。
例えば「少し運動する」や「コーヒーを飲む」だと、いざ面接が始まってしまったらできないですよね。
「掌に人という字を書いて飲む」という有名な方法は「人の雰囲気に飲まれないように、自分から飲んでやる」という願掛けの意味が込められています。
しかし何より、事前準備が不要でその場でできる方法でもあります。
このように、すぐにその場でできるようなリラックス方法を持っておきましょう。
面接対策はまず自分を知ることが必要。
昨今話題のMBTI診断を活用した、自己分析のコツは以下の記事で紹介しています。ぜひ合わせてお読みください。
面接の怖さを和らげる5つの心構え
事前準備を行ったら、いよいよ面接当日です。
基本的に、面接当日には調査や準備などはできません。
そこで、面接当日の対策で精神面での安定を図る方法を紹介します。
1.完璧でなくていいと意識する
完璧さを求めるあまり、少しミスをしてしまっただけで途端に総崩れになってしまう方がいます。
少しくらい緊張していた方が良い場合も多いですが、完璧を求めるあまり緊張しすぎて、逆にパフォーマンスを落としてしまっては本末転倒です。
完璧を求めすぎるのではなく、少しくらい失敗しても自分が言いたいことを伝えることを重要視しましょう。
完璧でなくてもいいと意識することで、適度な緊張を保ちつつ、失敗しても立ちなおせる精神状態を維持できます。
2.評価基準は企業によって異なると知っておく
面接で落ちたとしても、決して人間的にダメというわけではありません。
面接はあくまで、企業との相性を確認する場。
評価基準は企業によって異なるため、ある企業ではまったく評価されなかった人が、転職して別の会社に入社した途端に活躍するというのはよくあることです。
面接に落ちても、あくまでも「その会社との相性が悪かっただけ」です。
面接とは、決して人生や人格を評価される場ではありません。
そのことを知っておくだけでも、少しは不安や恐怖が和らぐのではないでしょうか。
面接官のタイプにはどんな人がおり、その面接官にはどう対処したらいいのかを知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
3.成功しても失敗しても「いい経験の場になった」と思う
「ここがダメでも次がある。」「次の面接のいい練習になったな」と思うようにしましょう。
恐怖心が強くなるのは結果を意識しすぎるからであって、場数を踏むチャンスだと捉えると、気持ちも楽になります。
「失敗に引きずられず次に行ける」「自分にはそれができる」と思っておくと、リラックスして面接に挑めます。
たとえ第一志望の企業であっても、その会社が本当に自分に合っているとは限りません。
面接で怖い思いをするのなら、自分に合わない可能性は高く、そこに気づかせてくれたと思えばよいのです。
また「ここで落ちたらもう終わりだ」と思い詰めている時よりも、必然的に前向きさが伝わるため、良い評価にもつながりやすくなります。
4.面接は対等なコミュニケーションと意識する
面接選考は、応募者が面接官に一方的に評価される場ではありません。
企業が合否の判断をするためそのように錯覚しがちですが、本来面接は対等な立場でお互いを知るための機会です。
企業が応募者のことを知るのと同時に、応募者の側もその企業を知るチャンスだと思えばよいのです。
対応の良くない会社はこちらからお断りするくらいの気持ちで、就活生の側も企業を判断しているという視点を持つと緊張もしにくくなるでしょう。
5.自分の長所を意識する
たった数十分の面接で、自分の全てが評価されるわけではありません。
面接に失敗したとしても、それは企業側が自分の良さに気が付けなかっただけと捉えましょう。
その企業には評価されなかっただけで、自分にはたくさん長所があり、そこを評価してくれる会社があるはずです。
就活は縁も重要な要素だと思い、必要以上に自己肯定感を下げないようにしましょう。
監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
緊張して実力を出し切れない方がもったいない
面接の場は、あくまで求職者と企業の相性を計るコミュニケーションの場です。
「談笑で終わったが合格した」「面接官への受けは良かったけど落ちた」など、色々なケースを聞いたことがあるのではないでしょうか。
面接官だけが合否を判断しているわけではなく、今回の選考で落ちたとしても社会人経験を積んでから数年後に再挑戦したら受かったという事例もあります。
緊張しすぎて思うように会話できなかったり、暗記したせいで内容が飛んでしゃべれなくなったり、普段通りの実力を発揮できない方がもったいないのです。
むしろ、面接テクニックばかり磨き上げて実力以上に評価され、それで就職できたとしても、働き始めてから辛くなります。
双方の相性を見る場なので、ある程度は緊張して挑み、普段通りに受け答えをして合否を待つのが適切ではないでしょうか。
面接中に怖くて緊張してしまった時の3つの対処法

1.緊張していると伝えてしまう
どうしても恐怖心から緊張してしまったら「緊張している」と正直に伝えてしまうのも1つの方法です。
「緊張している」ことを伝えると、不思議と落ち着くものです。
緊張すること自体は悪くないし、本気度の現れとして評価してくれる面接官もいます。
そもそも、面接官は就活生の緊張はある程度予想して、配慮してくれているものです。
反対に妙に堂々としすぎていると違和感を覚えるケースもあるため、少し緊張しているくらいがちょうど良いのだと思いましょう。
2.意識して口角を上げる
恐怖と緊張で顔が引きつっていると感じると、ますますなんとかしなければと緊張が増していきます。
そのような時は、意識して口角を上げると決めておきましょう。
意識的に口角を上げると「笑っている」と脳が錯覚し、緊張がほぐれやすくなります。
最初から怖くなったら口角を上げると決めておけば、安心でき、動揺も少なくて済みます。
3.ゆっくり話すことを意識する
恐怖心と緊張感で声が震えたり、出にくくなったりすることはよくあることです。
その時は、ゆっくり話すことを意識しましょう。
声が震えたり出にくくなるのは、緊張で呼吸が浅くなっているからです。
ゆっくり話すことで息をしっかり吸うことを意識でき、声も出しやすくなるのでぜひ試してみてください。
面接が怖い人は就職エージェントに相談しよう
それでも、面接への恐怖心が抜けず、就活が億劫になる人は、頼りになる第三者にアドバイスをもらうことをおすすめします。
怖くなってしまうのは、経験や情報が少ないからというのも理由の1つ。
そうした経験と情報の不足を補う手助けは、就職エージェントの得意分野です。
プロのアドバイスによる面接対策をしておけば自信がついてくるでしょう。
頼れるものは積極的に頼ることが、就活成功の近道です。
まとめ
面接を怖いと思うことに関して、その理由と対策を解説してきました。
- しっかり企業研究しておく
- 模擬面接で練習する
- マナーなどは過剰に気にしなくていい
- 他の選択肢を用意しておく
- リラックスできる手段を持っておく
- 完璧でなくていいと意識する
- 評価基準は企業によって異なると知っておく
- 成功しても失敗しても「いい経験の場になった」と思う
- 面接は対等なコミュニケーションと意識する
- 自分の長所を意識する
- 緊張していると伝えてしまう
- 意識して口角を上げる
- ゆっくり話すことを意識する
上記の対策で、ぜひ面接を乗り切ってください。
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