もくじ
学校で優秀な成績や結果を残していたり、よい大学に通っていれば、就活も簡単だと感じる人もいるかもしれません。
例えば、このような方。
- 有名大学の出身である
- バイトやサークルの経験が豊富
- 特別な活動をして高く評価されたことがある
しかし、実際には上記のような高学歴で有能な方でも、就活がうまくいかないことはよくあることなのです。
この記事では、なぜそんなことが起こるのか、どう対策すればいいかを、人材支援会社である株式会社UZUZの代表、岡本啓毅氏による解説動画を元にお伝えします。
自分に当てはまると感じた方や少しでも不安がある方は、ぜひ就活対策のためにも確認してみてくださいね。
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高学歴・有能なはずなのに就活でうまくいかない人は自己アピールを見直そう

高学歴だったりバイトやサークルでの実績もあるのに、就活がうまくいかないという方は大勢います。
そうなると「あの人は自分より活躍していなかったのになんで受かるんだ」「自分より学歴が低い人がうまくいくのはなぜなんだ」とモヤモヤした気持ちになるかもしれません。
就活がうまくいっている人と「高学歴・有能」だけど就活がうまくいかない人の違いは、自己アピールの内容です。
まず覚えておいてほしいのは、採用されるために重要なのは「この人を採用したら活躍してくれそうだな」と、応募企業の人事担当者に思ってもらうことです。
就活がうまくいっている人は的確に自分の魅力を企業に伝えることができており、高学歴・有能でも就活がうまくいかない人はここで失敗している可能性が高いといえます。
高学歴・有能な方がどのような失敗をしているのか、そしてどのように対策したらいいのかを詳しく解説していくので、見ていきましょう。
監修者コメント
自分の有能さを伝えるだけでは不十分
「企業は有能な人を採用したいはずだから、高学歴でバイトやサークルでも活躍したという自分の有能さを伝えられたら採用されやすいのではないか」と思うかもしれません。
しかし、実は、有能であることを伝えるだけでは自己アピールとしては不十分なのです。
確かに、能力があればその力を活かせる業務はありますが、仕事はチームでやることが多く、優秀な人が一人いるだけでは仕事は進みません。
優秀な人が一人でやる仕事よりも、一般的な能力の人が協力したほうが、はるかに仕事の進みは良く、大きな成果につながります。
そのため、優秀なことにプラスして「チームや会社になじんでくれそう」「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるようなアピールをすることが重要なのです。
高学歴・有能な人が就活で失敗しやすいアピール方法2種
高学歴・有能な方が就活の際に失敗してしまいやすいアピール方法として、代表的なものが2種類あります。
- 自己アピールで自分のすごさだけを語ってしまう
- 企業を褒めるだけになっている
先に代表的な失敗例を確認しておけば、後で解説する成功しやすい方法を理解しやすくなります。
自分の自己アピール方法と照らし合わせながら、振り返ってみてください。
1.自己アピールで自分のすごさだけを語ってしまう

「自分はこれだけやってきた」「こんなにすごい経歴があるのだ」ということだけ伝えてしまう自己アピールは、失敗しやすい自己アピールです。
自分の経歴や実際のスキルを伝えるのは、決して悪いことではありません。
しかし、“自分のすごさを語るだけ”に終始してしまうと失敗につながりやすくなるのです。
聞いている側からすると「私は完璧な人間なんです」と言われているように感じますが、大勢の人材を見てきた人事は完璧な人なんていないことは当然知っています。
結果的に、すごさだけを伝える自己アピールは「自分の弱点に気づけないのかな?」と思われ、すばらしい経歴があってもうまく伝わらなくなってしまうのです。
2.企業を褒めるだけになっている

「御社のこんな理念に共感しました」「御社のやっていることはすばらしいと思います」といった、応募企業側を褒めるだけで終わってしまっている自己アピールがあります。
この場合も、あまり自分の魅力は伝わりません。
そもそも、その企業に応募してきている人は大なり小なり企業理念に共感し、その事業内容にも魅力を感じています。
他の応募者とまったく同じことを言っているに過ぎず、大勢の候補者の中で埋もれてしまうことになります。
加えて、ただ企業を褒めるだけだと人事側からすると媚びているような印象をもたれてしまい、ネガティブに伝わってしまうこともあるのです。
高学歴・有能な人が就活で成功しやすいアピール方法2種
ここからは、高学歴・有能な方が就活で成功しやすい自己アピールの方法を解説していきます。
- 自分のマイナス面も伝える
- 会社にフィットしていることをアピールする
実は「自分のすごさを伝える」「企業を褒める」という方法は、それだけだと失敗につながりやすいものの、これらの情報をプラスすることで成功するアピールになります。
具体的な方法について確認していきましょう。
1.自分のマイナス面も伝える

自分がもっているマイナス面や弱点を、自己アピールの中であえて伝えるという方法です。
自分の経歴や成功体験を語るだけではなく、そのための過程も伝えるのです。
高学歴・有能な方だとしても、最初から何もかもうまくできたわけではないですよね。
「最初は失敗もあったが、試行錯誤して最終的にここまで到達することができた」と伝えるようにしましょう。
そうすることで、自分は努力できることや、苦手なこととも向き合える人であるという点も伝えることができるのです。
加えて、しっかりと成果を出したことも伝えられるので、結果的に「自分のすごさ」も伝えることができます。
2.会社にフィットしていることをアピールする

応募企業の特徴と自分の経験や性質がフィットしていることをアピールする方法もおすすめです。
「私は過去に〇〇をしていて、御社の仕事と合っていると思います」
「こういう方法で弱点を克服したのですが、私が自分の弱点を乗り越えた方法が御社の仕事内容とマッチしていると感じます」
上記のような言い方でアピールをすれば、前項の「1.自分のマイナス面も伝える」とうまく関連させて話すことができます。
そうすれば、人事に自社で活躍してくれそうだという印象を与えられるでしょう。
また「御社は〇〇に強みがありますが、私の△△という特徴と合っていると思います」というように伝えれば、会社の良さを褒めつつ媚びている印象で終わることもありません。
まとめ
高学歴・有能な方が自己アピールをする際は、以下の要素を考えて盛り込むことで就活を成功させやすくなります。
- 人事に一緒に働きたいと思ってもらえる自己アピールにする
- 経歴のすごさを伝えたいときにはマイナス面と乗り越える努力も一緒に伝える
- 企業を褒めるときは、企業の強みと自分の性質がフィットしていることも伝える
とはいえ、どんな自己アピールが良いのか、人事に自分の魅力を十分伝えられているか、一人だけで就活をしていると分からなくなってしまうかもしれませんよね。
そんなときは就職エージェントに相談することも検討してみてください。
エージェントとは、キャリア相談、求人紹介、選考対策を無料で提供してくれるサービスのことです。
私たちUZUZもエージェントサービスを運営しています。
この記事の元になった動画で話しているのはUZUZの代表で、こういった就活ノウハウをいくつもお伝えできます。
高学歴・有能な方で就活に悩んでいる人や、こういった就活ノウハウをもっと知りたいという方は、ぜひ一度私たちにご連絡ください。
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