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仕事が続かない人の特徴とは?デメリットから解決する方法まで解説

仕事が続かない人の特徴とは?

アルバイトを始めても、すぐ辞めちゃうんだよね。
この調子じゃ、正社員や契約社員になっても仕事が続かないんじゃないか心配になるよ。
確かに、仕事が続かないことを悩みに思う人もいるようですね。

仕事が続かない、すぐに辞めてしまうと聞くと、あまり良いイメージをもたないかもしれません。

この記事では、仕事が続かない人の特徴や具体的なデメリット、そしてどうすれば解決できるのかを解説していきます。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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要注意!仕事が続かない人の6つの特徴

要注意!仕事が続かない人の6つの特徴

仕事が続かない人って、なんで続かないんだろう?
僕のことでもあるんだけど……。
そうですね、仕事が続かない人にはいくつかの決まった特徴があります。

まずは、仕事が続かない人に共通する主な特徴を知っておきましょう。

以下で紹介する特徴に複数当てはまっていたり、同じ理由で何度も仕事を辞めているとしたら、要注意です!

  1. 人間関係が嫌になってしまう
  2. 仕事のモチベーションが低下してしまう
  3. 待遇や労働条件に不満が生じる
  4. 体調を崩してしまう
  5. ミスを気にしすぎてしまう
  6. 仕事内容が合っていないと感じる

1.人間関係が嫌になってしまう

どのような仕事であれ、人とコミュニケーションをとることは必ず必要になります。

仕事上のコミュニケーションを続けていくうちに苦手な人ができたり、そもそも人付き合いがうまくいかないなどの理由で人間関係に嫌気がさしてしまうことがあります。

嫌になった仕事上の人間関係を清算してリセットするために、短い期間で仕事を辞めてしまうという特徴をもった人がいるのです。

2.仕事のモチベーションが低下してしまう

入社してからしばらくはやる気があるのですが、だんだんとやる気がなくなってしまうという人がいます。

やる気を削がれてしまう原因は様々ですが、モチベーションの低下によって仕事が続かない人には、本人が頑張ってもやる気の低下を止められないという点が大きな特徴です。

結果としてその仕事に興味を失ってしまい、仕事に行きたくなくなり、働くことが苦痛になってしまうので辞めてしまうことになります。

3.待遇や労働条件に不満が生じる

待遇や労働条件に不満が生じて、それが積み重なって辞めてしまう人がいます。

先輩社員を見て昇給率が悪いことを知ったり、そもそも聞いていた話と違ったり、入社して初めて不満がある待遇だと分かるケースもあるでしょう。

こういった方たちに共通する特徴としては「最初は待遇や労働条件が気にならなかったが、だんだんと不満が募っていく」ことが挙げられます。

4.体調を崩してしまう

休みが増えたり、体調不良から復帰するまでの休養期間が長くなったりして、会社に行きにくくなってしまう人がいます。

次第に「期待されていない」と感じたり、周囲から「あの人はもう休職させた方がいい」などの声が聞こえたりして会社から見放されたと感じ、辞めてしまうのです。

特に「自分はハードワークができる」と思っている人は危険です。

精神的にはまだがんばれると思っているので体が悲鳴を上げていても仕事をしてしまい、結局、大きく体調を崩してしまうことになります。

身体だけでなく「自分はもっとできるはずなのに、できない」という気持ちになって、精神的にも自分を追い詰めてしまいます。

そして、1社を辞めてしまうと「前の失敗を繰り返すまい」と気負ってしまい、そのプレッシャーが元で次の転職先でも体調不良を誘発するという負のサイクルに陥るのです。

5.ミスを気にしすぎてしまう

仕事をしている中で、多かれ少なかれミスはしてしまうもの。

それをどう挽回するかも大事なことです。

しかし、ミスを気にしすぎてしまい、それが原因で仕事が続かない人もいます。

ミスを気にしすぎて辞めてしまう特徴をもつ人には、2パターン存在します。

1つは、ミスをしてしまったことが認められず、また挽回のために奔走することに嫌気がさしてしまうパターンです。

ミスのたびに嫌な気持ちになり、仕事そのものが嫌になってしまい辞めてしまいます。

もう1つは、ミスを恐れるあまり萎縮してしまい、周囲の目を気にしながら仕事をするようになるパターンです。

そうなると挑戦したり難しい仕事を避けるようになるため成果が出にくくなり、ミスを恐れるあまり仕事そのものが嫌になって辞めてしまうのです。

6.仕事内容が合っていないと感じる

自分にこの仕事内容が合っていないと感じるため、すぐに辞めてしまう人もいます。

例えば、自分は細かい作業が苦手だと思っているのに精緻な計算を求められる業務を任されている、といったケースです。

はっきりと言語化できなくとも「なんとなく、しっくりこない」という場合もあります。

仕事をするたびに不満が溜まっていくため、仕事が嫌になってすぐに辞めてしまうのです。

仕事が続かずすぐ辞めることのデメリット

仕事が続かずすぐ辞めることのデメリット

仕事が続かない人がどんな人か分かったよ。
でも今の時代、別にすぐに辞めてもいいんじゃない?
確かに、昔よりも転職や退職の頻度は上がっています。

ですが、仕事が長く続かず、すぐに辞めてしまうことにはデメリットがあるんです!

なんとなく「すぐに辞めてしまうのはあまり良いことではない」と感じる方もいるでしょう。

ここからは、仕事が続かないことの具体的なデメリットについて確認していきましょう。

逃げ癖がついてしまう

仕事を辞めることは、必ずしも逃げることではありません。

むしろ、キャリアアップやキャリアチェンジなど、基本的に転職は前向きなことの方が多いはずです。

しかし、中には「嫌なことがあるから辞める(=逃げる)」の構図になってしまっている人もいるのです。

こういった方は、何か嫌なことがあるとすぐに辞めて投げ出したくなる「逃げ癖」がついてしまいます。

これは仕事だけに限らず、人生におけるプライベートな問題への選択にも影響を与えてきます。

例えば、絶対に逃げられない問題に直面した場合は、対処のしようがありません。

自分に非がないことであっても逃げてしまえば、全ての責任をかぶってしまうこともあります。

逃げることが大事な場面もありますが、問題に直面した際の解決方法が「逃げる」しかない生き方になってしまうと、選択肢が狭められて結果的に自分が苦しくなるでしょう。

スキルアップしにくい

短期間で転職を繰り返すと、スキルアップしにくくなるというデメリットが生じます。

なぜなら、大事な仕事を任される前に辞めてしまうため、その仕事でのスキルが身についていないまま転職してしまうためです。

どんな仕事でも、勘所のようなコツがあります。

そしてそれはある程度の重要な仕事を任され、自分の力で達成することで磨かれていくでしょう。

責任ある仕事を任される前に辞めてしまうことで、次の職場ではまた一から立場を構築していくところからスタートすることになり、責任ある仕事から遠ざかります。

今のスキル以上の仕事を任されることがなくなるため、仕事上での成長機会が失われてしまうのです。

収入アップが難しくなっていく

転職による収入アップはよくあることですが、それでも1年以内などの短期間で何度も転職を繰り返してしまうと収入アップは難しくなっていきます。

転職を繰り返してしまうと人事から疑問の目を向けられるようになり、採用難易度が上がるためです。

そのため、収入的に不意本位な会社からしか内定をもらえず、やむを得ずそこに転職するという場面が増えていきます。

そもそも収入がアップするのは、基本的に以下の2つのいずれかです。

  • 別の会社に転職して待遇を変える(キャリアチェンジやキャリアアップも含む)
  • 今の会社で成果を上げて給与をアップさせる

転職を繰り返す人は、一つの場所で信頼されて給与アップしていくという後者の方法で収入アップするのは難しいです。

それにもかかわらず、前者の転職して収入アップする方法も取りにくくなっていくのです。

さらに転職を繰り返していくと「下がってしまった不本意な年収」を基準にしてさらに転職せざるを得ず、転職するごとに収入が下がっていくことすらあり得ます。

だんだんと社会的信用が失われていく

転職を短期間で何度も繰り返すと、だんだんと社会的信用が失われていくというデメリットがあります。

1回目や2回目の転職であれば、それほど問題にはなりません。

しかし、3回以上になると、少しずつ悪い影響が出てくる可能性があります。

例えば1年以内に転職するということを3社連続で行っているとしたら、4社目を受けた際に選考を担当する人事は「またすぐ転職するのでは?」と気にしてしまうでしょう。

そして、5社目、6社目……と繰り返すごとに、抱かれる不信感が強くなってしまいます。

ある程度の回数なら気にならないかもしれませんが、転職回数を積み上げれば積み上げるほど選考における説明が必要になり、その説明も難しくなっていくのです。

なお、転職回数が増えることと転職難易度の関係については、以下の記事でも詳しく解説しています。

転職疲れをしてしまう

転職する際には、心身共に大きな負荷がかかります。

そしてもちろん、就職活動自体が大変な活動であることは間違いありません。

働きながら日程調整をしたり、いつ内定をもらえるか分からない先行きが不安な状態に精神をすり減らす毎日です。

いざ転職に成功しても、今度は前職とは環境が変わり、新しい環境に慣れなければならないという大変さが押し寄せてきます。

勤務形態や通勤場所、出社形態なども変わるかもしれません。

頻繁に転職していると転職することそのものに疲れてしまい、活力を失ってしまうのです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

若年層の転職回数と企業の評価

終身雇用の考え方は過去のものとなりつつあり、転職することに対するハードルは以前ほど高くはありません。

そのため、転職経験者に対する世間の見方も寛容になっているようです。

しかし、20代であまりにも転職回数が多い場合は、そうともいい切れません。

20代の転職回数の分布を見てみましょう。

【20代の転職回数分布】

0回1回2回3回4回5回6回以上
62.3%23.0%9.3%3.8%1.1%0.2%0.3%

参照:リクルートエージェント「転職回数と採用実態の関係

20代で2回以上の転職を経験した人は、約15%にのぼることが分かります。

次に、企業が転職回数の多い応募者をどのように評価するかを見てみましょう。

企業の採用担当者に「応募者の転職回数が何回から気になるか」を尋ねた結果は以下の通りです。

【採用担当者が気にする転職回数の割合】

転職回数は気にしない37.0%
1回3.6%
2回11.5%
3回23.9%
4回13.1%
5回8.9%
6回以上2.1%

参照:リクルートエージェント「転職回数と採用実態の関係

転職回数を気にしないとした採用担当者は37%いるものの、2回以上の転職を気にする割合は大きくなります。

転職そのものに対する抵抗感は以前ほどないとはいえ、やはり2回以上の転職を経験した20代の応募者は警戒されることは否めないようです。

20代で3回目の転職をする人の注意点や転職活動の成功ポイントは、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。

仕事が続かず早期離職した人が後悔したこととは

仕事が続かず早期離職した人が後悔したこととは

新卒で入社した会社をすぐに辞めてしまうことが、転職を繰り返すきっかけになるよね?早期離職した人って、やっぱり後悔してるのかな?
そうですね、仕事が続かず職を転々とする人は、キャリアのスタートである最初の会社でつまづいたことがきっかけになることは多いですね。
そして、一定数の人は最初の会社を辞めたことを後悔しているみたいです。

株式会社マイナビが、若手人材の早期離職の実態を調査した資料があります。

【キャリア初期に離職したことを後悔しているか】

はいいいえ
全体20.3%79.7%
20代24.5%75.5%
30代19.6%80.4%
40代19.6%80.4%
50代18.8%81.2%

参照:株式会社マイナビ「若手人材の早期離職の実態~調査結果から見えた早期離職検討者と企業に必要な考え方とは~」図7

入社3年目までのキャリアの初期に早期離職をした人は、若年層ほど後悔していることが分かります。

「後悔していない」と答えた人がどの年代も8割近く、気持ちの整理をつけた上で退職し、その後のキャリアも順調なのかもしれません。

ただ、20代の早期離職者で「後悔している」と答えた人は、24.5%と他の年代よりも高いことから、離職した直後にキャリアに対する悩みが生じていることが推察されるでしょう。

早期離職して後悔した理由も見てみましょう。

【早期離職をして後悔した理由】

転職活動が大変だった
  • 退職時期が早すぎて転職活動に苦労した
  • 次の職がなかなか見つからなかった
  • 転職活動時に経歴が浅く不利になった
再就職に失敗した
  • 会社の雰囲気を確認せず入社したら人間関係が良くなかった
  • 転職先を安易に決めてしまった
  • 次の転職先を妥協した
待遇の悪化
  • 転職後の給料が下がった
  • 福利厚生や退職金のダウン
待遇の悪化/スキル不足
  • スキルが不十分なままの点転職だったので給与が下がった
  • 十分なスキルが定着しなかった
スキル不足
  • 新卒で入ったところでもう少し頑張れば実力がついた
  • もう少し続けてスキルを身につけるべきだった
キャリア形成
  • もう少し辛抱していればキャリアアップできたかもしれない
  • キャリアプランが自分の思い通りにならなかった
  • もう少し勤めてキャリアアップを目指していけばよかった

参照:株式会社マナナビ「若手人材の早期離職の実態~調査結果から見えた早期離職検討者と企業に必要な考え方とは~」図8

離職を後悔した人の理由を見ると、待遇面の悪化やスキルが身につかないというように、その後のキャリア形成に不具合を感じていることが分かります。

転職先の会社でこのような状態になってしまうと、キャリアに対する焦りから、また転職を考えるという負のループに陥ってしまうのです。

仕事が続かない人の8つの対処法

仕事が続かない人の8つの対処法

仕事が続かないことって、いろんなデメリットがあるんだね。
でも、どうしたらいいの(泣)
仕事が続かない特徴に当てはまる人でも大丈夫。

ここでは、そんな方に向けて対処法を8つお伝えします。

1.失敗を引きずらず次に目を向ける

前職を辞めてしまった事実は変えられません。

なぜ、前の就職先を辞めてしまったのか原因を分析することも大切ですが、必要以上に失敗を引きずるのはやめましょう。

しっかりと原因を考えれば、次に同じ失敗をしないために、何に気をつければよいかが分かってきます。

転職活動全般にいえることですが、過去の失敗はしっかりと受け入れつつもこだわりすぎず、常に未来志向であることが成功の秘訣です。

2.仕事に求めるものに優先度をつける

収入や待遇など、仕事に求めるものがあるのは当然のことです。

ですが、給与、待遇、働き方、仕事内容、やりがいなどの求めるもの全てを満たせる職場はありません。

まずは「全てを満たせる職場はない」ということをしっかりと認識しておきましょう。

そのうえで優先度をつけ、自分にとって譲れないものを優先して企業を探すと、転職が成功しやすくなります。

人間関係が苦手な人、待遇が不満な人、体調を崩してしまう人は、仕事に求めるものに優先度をつけることで解決できる可能性があります。

そのために最初に必要なのが、自分は何を求めているのかを知ること。

すなわち自己分析です。

もし自分一人で自己分析を行うのが不安なら、プロに助けてもらうのもいいでしょう。

転職サイトの自己分析ツールを使ったり、転職エージェントに相談するようにするのもおすすめです。

3.仕事は仕事と割り切る

仕事は、収入を得る手段だと割り切ってしまうのも手段の一つです。

仕事はあくまで「仕事」として割りきって考え、仕事を行う際は「仕事モードの人格」に切り替えるイメージです。

仕事上のコミュニケーションやスキルアップも、全て「仕事のため」と割り切ってしまえば、精神的に大きなダメージを追うことも少なくなります。

4.人との距離感を見直す

人間関係に疲れてしまう人は、もしかすると仕事上で関わる人との距離感に問題があるかもしれません。

上司・部下・同僚に過剰に期待しすぎている可能性があります。

あるいは、仕事上の関係であると割り切りすぎてしまい、冷たい接し方になってしまっている場合もあるでしょう。

いずれのケースでも共通しているのは、距離感が適切ではないことから人間関係がこじれてしまうことです。

仕事を行う上で適切な距離感をもつように、自分の接し方を見直してみてはいかがでしょうか。

必要以上にベタベタと仲良くし、家族同然の付き合いをする必要はありません。

同僚であり上司部下の関係ではありますが、家族でも親友でもないのです。

また、わざと冷たい態度で接して嫌われる必要もありません。

相手も人間ですし、冷たくされたらイラついてしまうものです。

そういった積み重ねで相手側からの配慮もなくなってしまうと、ギスギスした関係になって仕事をしにくくなってしまうでしょう。

人間関係が気になって辞める人は、距離感を見直すことで解決できるかもしれません。

5.副業をするなど仕事以外にやりがいを見出す

仕事にやりがい面も収入面も全てを満たしてもらうのは難しいものです。

そこで、やりがいや収入など、仕事で得られないものを副業やボランティア活動などで満たすようにする方法もあります。

収入面に不満があるなら、収入を増やすために副業をする。

育成制度に不満があるなら、スキルアップのために自主的に資格を勉強する。

やりがいが足りないなら、社会的貢献の欲求を満たすために地域のボランティアに参加する。

このように、いくらでも方法はあります。

仕事へのモチベーションが下がってしまう人や待遇に不満がある人はこれで解決できる可能性があります。

6.しっかり業界研究・企業研究をしてから入社する

転職する際にしっかりと業界研究や企業研究を行ってから転職するという対処法もあります。

実際に働いてみたら「思っていた待遇や仕事内容と違った」というミスマッチを防ぐことができます。

業界特有の慣例や、口コミによる社内の内情を知ることで、どの程度であれば自分が納得できるか、仕事に求めるものの優先度と比較しながら転職先を選びましょう。

特に、モチベーションが下がって仕事が続かない人や待遇に不満が生じて辞めてしまう人に効果的な対処法です。

とはいえ、ネット上で検索できる情報には限界がありますし、口コミは真偽が気になります。

複数の転職サイトに登録して見比べてみたり、業界の内情に詳しい転職エージェントに相談して裏どりを行うのもおすすめです。

7.やりたくないことを軸に仕事を探す

転職の際には「やりたいこと」にばかりに目を向けがちです。

ですが、実際には「やりたくないこと」をしなければならないことの苦痛は「やりたいこと」ができる幸福よりも度合いが強いといわれています。

そのため「やりたいこと」をベースにして仕事を探すのではなく「やりたくないこと」をしなくていい仕事を探すようにする方法をご紹介します。

これは特に、モチベーションが下がってしまう人、ミスを気にしすぎてしまう人、仕事内容が合っていないと感じる人におすすめの方法です。

人間関係が嫌になってしまう人も「人と関わりが少なく、コミュニケーションが少ない仕事」を選ぶことで短期での離職を防げるかもしれません。

その業界・その職種の人がどんな仕事をするのか知りたい場合、一般論であれば検索することで調べることが可能です。

もっと詳しく具体的な仕事内容を知りたい場合は、実際に企業の内情を知っている離職者や転職エージェントに聞いてみるのが良いでしょう。

8.キャリアに対するアドバイスを受けてみる

これまで転職を経験してきた人は、入社した企業になんらかのミスマッチを生じてきたのではないでしょうか。

ミスマッチの原因は事前のリサーチ不足や自己分析の甘さが原因であることが多く、改善されない限り、次も同じ失敗を繰り返してしまいます。

いたずらに転職回数を増やしてしまうと、後のキャリアにも悪影響を及ぼすでしょう。

こうした人は、次に失敗しないために、就職支援のプロから具体的なキャリアに対するアドバイスを受けてみることをおすすめします。

仕事に対する自身の希望や譲れない部分を明確にし、それが実現しそうな企業を一緒に探してもらうとよいでしょう。

第三者の視点が入ることにより、思い込みや固執した考えが排除されます。

的確な判断ができるようになるため、満足のいく転職につながっていくでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

転職だけが解決方法ではない

対処法の中で紹介してきたように、例えば副業をしたり人との付き合い方を見直したりといった方法は、転職せずに現在の職場でもできることです。

人間関係や仕事内容が気になる方も、部署を変えるだけで改善することもあるでしょう。

転職は一つの手段であり、あなたの問題に対する最良の解決方法ではないかもしれません。

一番良くないのが「転職しなければならない」など「〇〇しなければならない」というように視野が狭くなってしまうことです。

重要なのは無計画に転職を繰り返し、仕事が続かず、結果的に社会的信用や収入を失ってしまうのを防ぐことではないでしょうか。

まずは自分の状況を自分自身で分析しつつ、気になる点は第三者に相談するなどして、様々な意見を考え合わせてみるのがいいでしょう。

まとめ

仕事が続かないことには、逃げ癖がついてしまう、スキルアップ・収入アップがしにくい、社会的信用が失われていく、転職そのものに疲れてしまうといったデメリットがあります。

そしてそんな仕事が続かない人には、人間関係が嫌になる、仕事のモチベーションが下がるなどのある程度の共通する特徴があります。

しかし、仕事が続かない人の特徴に当てはまったからといって諦める必要はありません。

しっかりと「仕事に何を求めるか」を整理して優先順位をつけるなどして対処していけば、解決できない問題ではないのです。

対処法の中でたびたび紹介してきた転職エージェントを、私たちUZUZも提供しています。

UZUZでは無理に転職を薦めることはなく、話を聞きながら「転職が最適だ」と思ったらおすすめします。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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