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第3回 痛いほどわかってしまう求職者の気持ち―――土田沙来(UZUZ広報・カスタマーサポート)

2019/09/12(Thu) STORY&WORKS
第3回 痛いほどわかってしまう求職者の気持ち―――土田沙来(UZUZ広報・カスタマーサポート)

 2019年9月17日、株式会社UZUZは書籍『社会に出たいとウズウズしている君に贈る「就活ひきこもり」から脱出する本(著者:株式会社UZUZ今村邦之、川畑翔太郎)』を実務教育出版社より出版いたします。
 
 今回のテーマである「就活ひきこもり」は、就職活動によって部屋にひきこもってしまっている人だけでなく、自信をなくしてしまったり、経歴が不利となったことで就職に苦悩している人を「就活ひきこもり」と幅広く定義しています。
 
  UZUZでは、元就活ひきこもりの社員が、20代若者の就活を支援しており、今回は本の中から抜粋してUZUZ社員の就活ひきこもりストーリーを、全6回で紹介していきます。

第3回 痛いほどわかってしまう求職者の気持ち

―――土田沙来(UZUZ広報・カスタマーサポート)

*「ごめんなさい」と泣きながら両親に謝った新卒就活

 私は都立高校を卒業後、指定校推薦で東京家政学院大学の家政学部に進学しました。
本当は養護教諭になりたかったのですが、狙っていた学校の指定校推薦を受けるには成績が足りず……。同じような科目が勉強できそうな学校というので、この大学を選びました。
 
 そんな私が学生時代にとくに力を入れていたのは、スターバックスでのアルバイトです。これがもうすごく楽しくて、来る日も来る日もバイトに明け暮れていました。お店では新人の教育やお金の管理など、マネージャーのような仕事も任されていました。スタバは研修がしっかりしていて、学生バイトにもビジョンやミッションの共有をちゃんと行うんです。私もそのビジョンに倣って、お客さんとのコミュニケーションを積極的に取るようにしていました。
 
 とまあ、途中まではよかったのですが、気付けば大学3年生に。就職活動を行う時期になり、私は“安定した老舗企業”での事務職を志望していました。「老舗企業なら、きっと両親も満足してくれる」という考えからの就活の条件でした。何だかんだで100社くらいはエントリーしたと思います。でも、書類選考での“お見送り”が続き、面接に進めたのは5社くらい。さらにはその5社も、あっという間に全滅してしまいました。
 
 私には、就職における強みが一切ありませんでした。海外留学やインターンの経験もありません。さらには、文章能力や面接にも苦手意識があったため、せっかく頑張っていたスタバでのアルバイト経験もうまくアピールできませんでした。
 
 そんな風に足踏みしていると、6月ごろには周りの友達はどんどん内定をもらい始め、次第にいっしょにいることが気まずくなってきました。バイト先も私の就活状況を気にしてくれていたのですが、売り手市場にも関わらず内定が貰えていないことを考えると、いたたまれなさしかなかったです。結局その後もいい結果は出ず、11月になった頃に就活を止めてしまいました。
 
 とにかく現状を両親に説明しなければと思ったのですが、ちゃんと話せる自信がなかったため、台本まで用意したのを覚えています。しばらくフリーターになるけれど、その間に何かしらのスキルを身につけて就活を再開する。大学まで行ったのに「こんなことになってごめんなさい」と、泣きながら謝りました。両親が私を責めずに、「頑張りな」と言ってくれたのはせめてもの救いでした。そのままひっそりと大学を卒業し、スタバも同時に辞めました。

*アルバイト探しで出会った、直感的に「気になる」会社

 卒業後、私が一番最初に始めたことはアルバイト探しでした。アルバイトをしながらビジネススキルも身につけたかったので、ベンチャーやスタートアップ系の企業がよく使う仕事探しのサイトに登録しました。簡単なプロフィールを書くと、それを見た企業から面接のオファーが届く仕組みです。新卒の時と違って次々と連絡が入るので、アルバイトだと状況がこうも違うのかと驚きました。
 
 料理教室や動画制作会社、化粧品会社といくつかの会社の選考を受けたのですが、その中にいま働いているウズウズがありました。「何かわからないけど、この会社良さそう」。それがウズウズの第一印象でした。新宿にあって、オフィスの写真もちょっとイケてるように見えたんですよね。
未経験OKのカスタマーサポートの募集に「気になる(求人に興味がある場合に押すボタン)」のアクションを送ってみたところ、すぐに連絡が来て、次の日には面接日程が決まっていました。
  
 すでに面接を受けた他の会社には、返事を保留にしていたんですけど、ウズウズだけはすぐに「よろしくお願いします」と返信したんですよね。うまく言えませんが、自分の中の何かが、直感的に「ここだ!」と思ったのかもしれません。
 現在担当しているカスタマーサポートの仕事は、求職者の方とウズウズをつなぐ、最初の窓口になるポジションです。電話などを通して求職者の方とやり取りするのですが、私と似た境遇の方も多く、抱える不安や悩みなどにとても親近感を感じます。
 私自身、新卒の時は誰にも就活のことを相談できなかったことがいちばん辛いと感じていました。なので、ウズウズに就活のことを相談するだけで、少しでも気持ちが軽くなってくれたらうれしいですし、それが自分たちにできる“仕事”だと思っています。

*就活のやり方は一つじゃない

 ウズウズで働き始めた当時の私は、アルバイトつまりはフリーターでした。そのため「フリーターの私が、求職者の方に就活のアドバイスをしているのもおかしな状況だよな」と思い、何気なく上司に伝えたところ「じゃあ、正社員になればいいじゃん」と言ってもらえたんです。最初は驚きましたが、ウズウズから社員として働かないかと誘われたのはとてもうれしかったです。
 
 “アルバイト経由で正社員”という、少し遠回りな就活でしたが、私にはこのやり方が合っていたように思います。ある程度、業務内容や人間関係を理解したうえで会社に入れるので、”分からないこと”が少ない状態で入社できます。エントリー書類や面接だけでは伝えることができなかった“自分”を会社側にも知ってもらえたうえでの入社なので、内定を貰った自分自身の納得感もありました。
 
 ちなみに、現在はカスタマーサポートと兼任で、広報や人事も担当しています。とくに広報には力を入れていて、ウズウズを多くの人に知ってもらうため、奮闘する毎日です。最近では雑誌や新聞、Webメディア、テレビやラジオなどに取り上げてもらえる機会も増えました。
 今の目標はテレビ東京の「ガイアの夜明け」に出演すること。少々先の話になるかもしれませんが、いつか必ずウズウズを取り上げてもらえるよう、頑張りたいと思います。 
 
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【本書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社UZUZ(ウズウズ) 広報担当 土田、川畑
TEL: 03-5333-0802
FAX: 03-5333-0803
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