もくじ

実際には、IT業界では未経験からエンジニアとして活躍する人が年々増えているんです。

この記事では、既卒からSEを目指すための具体的なステップや注意点を詳しく解説します。
IT業界に興味はあるけど何から始めたらいいのか分からないという人も、今日から動き出せるヒントが見つかるはずです。
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
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既卒でもSEを目指せる理由

ここでは、既卒からSEを目指せるようになった背景について解説します。
IT人材不足が深刻化し、未経験者採用が拡大している
日本のIT業界では、急速な技術革新に人材の供給が追いついていません。
経済産業省の調査によると、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。
そのため、企業は経験豊富なエンジニアだけでなく、意欲的な未経験者を採用して育成する動きを強めています。
特にSIer(システム開発を請け負う企業)や受託開発企業では、研修制度を整えて「ポテンシャル採用」を行うケースも増加中です。
こうした流れから、既卒や文系出身でもSEとしてのキャリアをスタートさせる人が増えています。
参考資料:経済産業省「IT分野について」
必須資格がないため未経験でも挑戦しやすい
SEになるためには、特定の資格が必須条件として定められているわけではありません。
多くの企業は、ITへの強い興味関心や、論理的思考力といったポテンシャルを重視する傾向にあります。
これは、IT業界が技術の進化が速く、常に新しい知識・スキルを現場で学び続ける必要があるためです。
形式的な資格よりも、実践を通じて得られる学びや経験、そして困難な課題に対する問題解決能力が評価される土壌があります。
そのため、資格がないからといってSEへの道が閉ざされることはなく、未経験から挑戦できる求人も多数あります。
「経歴」よりも「学ぶ姿勢」を重視している
SEの仕事は、毎日新しい技術に触れ、継続的に学び続ける姿勢が欠かせません。
そのため、企業は即戦力よりも「吸収力」や「向上心」を評価する傾向が高まっています。
実際、採用面接では「どのような勉強をしているか」「どのようなエンジニアになりたいか」といった質問が多く、学びへの姿勢が見られます。
資格の勉強や自主制作のアプリなど、小さな努力でもアピール可能です。
既卒でも「今から頑張りたい」という前向きな意欲を見せられれば、十分にチャンスをつかめます。
学びやすい環境が整い、独学でもスキルを身につけやすい
近年は、未経験者向けの学習環境が格段に充実しています。
オンライン講座やプログラミングスクール、動画教材、無料の学習サイトなど、知識ゼロからでも始めやすくなっているのが現状です。
特にPythonやJavaなど需要の高い言語を中心に、初心者向けの教材も増えています。
このように学びのハードルが下がったことで、既卒でも自分のペースでスキルを磨ける環境が整っているのです。
「経験がない=不利」ではなく「行動できる=チャンス」へと変わっているのが今のIT業界です。
監修者コメント
文系・未経験からSEになる人も増えている
かつては「IT業界=理系出身・経験者中心」と思われがちでしたが、今はその常識が変わりつつあります。
文系出身の既卒者が、オンライン学習や職業訓練、独学でプログラミングを学び、エンジニアとしてキャリアを築くケースも増えているのです。
特に若手層は「論理的に考えられる」「課題を整理できる」といった文系ならではの強みを発揮できる場面が増えています。
企業側も「多様なバックグラウンドを持つ人材」を求める傾向が強まっており、ITスキルに加えて柔軟な発想力を評価する動きが進んでいます。

岡本啓毅
SEを目指す既卒が知っておきたい仕事内容

実際のSEの業務は、設計・調整・テストなど、幅広い役割を担っています。
ここでは、未経験ではイメージしづらいSEの仕事を、表を使って分かりやすく解説します。
| 業務内容 | 具体的な仕事の内容 |
|---|---|
| 要件分析 | クライアントの抱えている課題や現状の業務フローをヒアリングし、どこに問題があるのか、どのような改善が必要なのかを整理する。 ユーザーの目的や利用環境を確認し、システムに求められる基本的な方向性を明確にする。 |
| 要件定義 | 分析した内容をもとに「どのようなシステムを作るか」を文書にまとめる工程。 必要な機能・性能・セキュリティ条件・操作画面のイメージなどを定義し、クライアントと合意形成を行う。後の工程の基準となる重要な作業。 |
| 基本設計 | 要件を受けて、システム全体の構成や主要機能の仕組みを設計する。 画面構成、データの流れ、システム間の連携方法など、大枠の仕様を決める。 |
| 詳細設計 | 基本設計で決めた内容を、プログラマーが実装できるレベルに細かく落とし込む。 データベースの定義、処理手順、画面ごとの動き、エラー処理など細部まで設計し、実際の開発の「設計図」を作る。 |
| システム開発 | 詳細設計書に基づき、実際にプログラムを作成する工程。 プログラマーと連携しながら、品質や進捗をチェックし、必要に応じて技術的なサポートや修正指示を行う。 |
| テスト | 作成したシステムが仕様通りに動くかを確認する。 単体テスト、結合テスト、総合テストなど段階的に行い、不具合を洗い出して修正する。 ユーザーに使ってもらうための最終チェックを担う重要な工程。 |
| 導入 | 完成したシステムをクライアント企業に導入し、環境設定やデータ移行を行う。 社員への操作説明やマニュアル作成を行い、スムーズに利用を開始できるようサポートする。 |
| 運用/保守 | 導入後のシステムが安定して動くように監視し、トラブル対応や改善作業を行う。 業務の変化に合わせた機能追加やアップデートなど、長期的なサポートも行う。 |
以下の記事には、SEの種類や仕事内容、転職(就職)する際の注意点などについて解説していますので、参考にしてください。
既卒がSEとして成長するために必要とされるスキル


特に既卒からSEを目指す場合は「どのスキルを先に伸ばすべきか」を意識すれば、学習効率や就職成功率が大きく変わります。
ここでは、SEとして成長していくために必要な力を整理して解説します。
基本的なITスキル
SEを目指す上で、まず身につけておきたいのが「ITの基礎力」です。
プログラミングを学ぶ前に、パソコンの基本操作やネットワークの仕組み、データベースの考え方、セキュリティの基礎などを理解しておくことが大切です。
こうした基礎知識が定着しているほど、その後の学習スピードが大きく変わります。
特に未経験から挑戦する既卒の場合、専門用語に慣れているだけでも現場でのコミュニケーションがスムーズになり、業務全体の理解も早まります。
まずは無料学習サイトや入門書などを活用し、ITの全体像をつかむことが成長への第一歩です。
論理的思考力
SEの仕事では、複雑な課題を分解し、順序立てて整理する力が欠かせません。
例えばクライアントの要望があいまいな場合でも「どこに問題があるのか」「どのような仕組みで解決できるか」を論理的に考え、筋道を立てて説明する必要があります。
また、システム設計やプログラミングは「論理の積み重ね」で成り立つため、論理的思考力が高いほどトラブルを未然に防ぎ、効率良く作業を進められます。
既卒から未経験で挑戦する場合も、日常の中で「なぜこうなるのか」を考える習慣をつけることで鍛えられるスキルです。
コミュニケーション力
SEはパソコンに向かって作業するだけではなく、クライアントとの打ち合わせやチーム間の調整といった「会話による仕事」が多くあります。
そのため、相手の話を正確に理解する傾聴力、分かりやすく説明する表現力、トラブル発生時の調整力など、幅広いコミュニケーション能力が必要です。
特に未経験者は、自分の理解が正しいかを確認しながら作業を進めるためにも、質問する力や適切に報告する力が重要です。
円滑な情報共有ができれば、プロジェクト全体の進行もスムーズになります。
継続力
IT業界は技術の変化が早く、1度身に付けた知識が数年で古くなることも珍しくありません。
そのため、常に学び続ける姿勢がSEとして長く活躍するための大きな武器になります。
新しい言語やフレームワーク、開発手法などを主体的に継続して学ぶ姿勢があれば、未経験スタートでも十分にキャリアを築けます。
1日10分でも学習を続けることで、知識が着実に積み上がり、実務への適応スピードも速くなるでしょう。
既卒から挑戦する場合、継続力は強力なアピールポイントとなります。
既卒からSEを目指すための4ステップ

ここでは、既卒からSEを目指すための具体的なステップを解説します。
ステップ1|IT業界とSE職の理解を深める
まずはIT業界の構造とSEの仕事内容を正しく理解することから始めましょう。
「どのような企業があるのか」「SEはどのような工程を担当するのか」を知ることで、自分に合った働き方が見えてきます。
IT業界には、開発系・インフラ系・Web系など様々な分野があり、必要なスキルや働き方も異なります。
リサーチの段階で、自分が興味を持てる領域を見つけることが重要です。
就職支援サイトやエージェントを活用して情報を集めるのもおすすめです。
ステップ2|SEに必要なスキルをできるだけ身につける
SEを目指す上で欠かせないのが、必要なスキルをできるだけ早い段階で身につけておくことです。
目指す分野が決まったら、最低限のITリテラシーとプログラミングの基礎を身につけましょう。
独学でも無料のオンライン教材や動画サイトから始められますが、モチベーション維持が難しい人はスクールを利用するのも1つの方法です。
こうした「土台の知識」があるほど、その先のプログラミング学習がスムーズに進みます。
また、相手の意図を正しく理解するコミュニケーション力や、課題を整理して解決策を考える論理的思考力も、日常の積み重ねで身につけられるように意識しましょう。
ステップ3|ポートフォリオを作成して実践力を示す
基礎が身についたら、自分の学びを形にして、ポートフォリオとしてまとめる段階です。
ポートフォリオとは、これまで学んだ成果や作ったシステムなどをまとめた「作品集」のようなものです。
簡単なWebアプリや自動化ツールを作成し、公開すれば、実践的に学んでいる姿勢を示せます。
独自のアイデアや工夫を加えれば、他の応募者との差別化にもつながるでしょう。
未経験者にとってのポートフォリオは、意欲と成長力を伝える最強の武器となります。
ステップ4|IT業界に強い転職エージェントを活用する
自己学習だけで転職活動を進めるのは難しいため、既卒や未経験に強い転職エージェントのサポートを活用しましょう。
エージェントは、非公開求人の紹介だけでなく、履歴書や面接対策、キャリアの方向性の相談にも乗ってくれます。
特に既卒の場合は「どの企業が未経験者を育てる体制を持っているか」を知ることが重要です。
IT業界をよく知る担当者と一緒に進めることで、自分の強みを客観的に整理でき、自信を持って就職活動に臨めます。
正しい情報とサポートを得ることが、成功への近道です。
以下の記事では、既卒が求人を探す具体的な方法について詳しく解説していますので、参考にしてください。
監修者コメント
IT業界の変化を意識した柔軟なキャリア設計
SEの仕事は技術の進化や、働き方の変化が非常に速い業界です。
既卒から入る場合も、入社時のスキルや経験から考えた将来像だけに固執せず、業界の変化も踏まえてキャリアパスを柔軟に考えていくことが重要です。
例えば、クラウドやAIなど今後需要が高まるといわれる分野の知識を早めに学んでおくことで、将来的な市場価値を高められます。
変化を前提にキャリアを設計すると、想定外のプロジェクトにも対応しやすく、長期的な成長が可能になります。

岡本啓毅
既卒がSEを目指す際に押さえておきたい注意点


ここでは、既卒がSEを目指す際によくあるつまずきの原因とその対策法を解説します。
失敗を防ぎ、スムーズにキャリアを築くためのヒントにしてください。
学習の計画性がないと挫折しやすい
学習を積み重ねるのは大切ですが、計画性のない場合は途中で挫折するリスクが高くなります。
そのため「何をどの順番で学ぶか」「どれくらいの期間で基本スキルを身につけるか」を明確にすることが重要です。
小さなゴールを設定し、簡単なプログラムや成果物を作ることで達成感を得ながら進めましょう。
また、学習ペースを可視化して管理すると、モチベーション維持にもつながります。
計画的に学ぶことで、入社後のキャッチアップもよりスムーズになります。
企業選びを誤ると成長機会を逃す
「未経験OK」や「研修あり」といった表面的な条件だけで企業を選ぶと、成長の機会を十分に得られない可能性があります。
実際には、教育体制が不十分だったり、配属先の仕事が希望と異なったりするケースも少なくありません。
既卒がSEとして成長するためには、企業研究を徹底し、研修内容・配属後のフォロー体制・キャリアパスの明確さを確認することが必須です。
情報収集には転職エージェントや現役エンジニアの話を活用するのも有効です。
適切な企業選びが、キャリアの成功に直結します。
現場の負荷を理解せずに入社すると挫折しやすい
IT業界のSEは、プログラミングや設計だけでなく、テストや修正、チーム間調整なども含めた幅広い業務を担当します。
特に未経験者は「思ったより忙しい」「自分に向いていない」と感じて挫折することがあります。
入社前に、企業の働き方やプロジェクトの進め方、残業の有無などを調べて現場の実態を理解しておくことが大切です。
先輩社員のインタビューや口コミサイトを参考にすると、ミスマッチを防ぎ、安心してキャリアをスタートできます。
まとめ
既卒からSEを目指す道は決して簡単ではありませんが、正しい知識と段階的な準備を行えば十分にチャンスがあります。
ポイントは、IT業界やSE職の仕事内容を理解し、必要な基礎スキルを身につけること、そして自分に合った企業選びをすることです。
つまずきやすいポイントを事前に把握しておくことで、入社後のギャップや挫折を防げます。
学ぶ姿勢と行動力を持って一歩ずつ準備すれば、既卒でも着実にSEとしてのキャリアをスタートできるでしょう。
未経験からSEを目指す際、独学だけではどの企業が自分に合うか判断しづらく、学習や就職活動で迷ってしまうことも少なくありません。
そんな時に頼りになるのが、既卒の転職に特化したUZUZです。
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