
既卒面接では「大学時代のことも少し前のことだし、就職していない期間のこともなかなかアピールしにくいし、どう自己紹介したらいいか不安」という方がいます。
この記事ではそんな方に向けて、既卒面接の自己紹介で何を話したらいいか、伝えるべき内容や通過のためのコツを解説していきます。
この記事の監修者

岡本啓毅
株式会社UZUZ 代表取締役
1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。
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面接で自己紹介が重要な理由

面接における自己紹介の重要性を知るためには、まずは面接の流れを知っておきましょう。
- 入室
- 自己紹介
- 面接官からの質問
- 応募者からの逆質問
- 退室
自己紹介は、応募者が面接官に対して最初に自己アピールできる重要な機会です。
第一印象を左右するタイミングでもあり、その後の選考全体に影響を与える可能性があるため、最初の自己紹介は非常に重要なのです。
既卒面接の自己紹介で話すべき内容とポイント

ここからは、既卒面接の自己紹介で話すべき内容とそのポイントを、以下の6段階に分けて解説します。
- 挨拶
- 名前・最終学歴
- 学生時代に力を入れたこと
- なぜ新卒で就職しなかったか
- 卒業後何をしていたか
- なぜ就職しようと思ったのか
1.挨拶
まずは挨拶をしましょう。
基本的には「本日はよろしくお願いします」と元気よく。
面接の場を設けてくれたことへの感謝を込めて「本日はお時間をいただきありがとうございます」と付け加えれば、より好印象になります。
面接官は通常業務の合間に面接をしている場合もあり、この一言があると「社会人として問題なくやっていけそうだな」と思ってもらえる可能性が高まるのです。
2.氏名・最終学歴
続いては、氏名と、卒業した年度と大学・学部・学科を伝えましょう。
「〇〇年に△△大学△△学部△△学科を卒業しました、『就活 太郎』です。」と答えます。
既卒の場合は卒年がまちまちになるため、きちんと何年卒の既卒であるかを伝えるのがポイントです。
3.学生時代に力を入れたこと
続いて、学生時代に力を入れたことを伝えます。
学科で学んだことやサークル活動、アルバイト、その他の校外活動など、力を入れたことを伝えます。
卒業から少し経過しているためそれほど厚く解説する必要はありませんが、がんばったことがあるというのは伝えておいて損はありません。
これを答えることで「がんばれる人である」「目標に向かって努力できる人である」ということを伝えられます。
4.なぜ新卒で就職しなかったか
続いて、なぜ新卒で就職しなかったか、その理由を話しましょう。
深い理由がある場合も、ここはまだ自己紹介なので、それほど長く答えないようにします。
短くできるなら、後段の「5.卒業後何をしていたか」と一緒に伝えてもいいかもしれません。
ここでの重要なポイントは、既卒になった理由を正直に話すことです。
- 就職活動で失敗した
- 公務員になろうとしていたが試験に受からなかった
- 夢を追いかけたが挫折した
人によって様々な理由があるでしょう。
言いにくいと思うかもしれませんが、ここは正直に答えたほうが無難です。
正直に答えることで、しっかりと自分の失敗と向き合っていることのアピールにもつながります。
5.卒業後何をしていたか
続いては、卒業後何をしていたかを伝えます。
前段の「4.なぜ新卒で就職しなかったか」と、または後段の「6.なぜ就職しようと思ったか」と合わせて話してもいいでしょう。
卒業後にやっていたことはポジティブな言葉で伝えるようにします。
「夢に向かってがんばっていた」「試験勉強をした」「資格勉強をした」などと言えば問題ありません。
いくら「正直がいい」とはいえ「ダラダラしていた」といったことはそのまま伝えないほうがいいですね。
ただし「ダラダラしていた」ことしか話すことがない場合は後段の「6.なぜ就職しようと思ったか」と合わせて、例えば次のように答えましょう。
「卒業後はダラダラと過ごしてしまったが、〇〇という出来事があってこれではダメだと思い、就職しようと思いました。今は就職に向けて〇〇に取り組んでいます。」
卒業から就職活動をするまでの空白期間の伝え方をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
6.なぜ就職しようと思ったのか
最後は、新卒で就職しなかったが、なぜ今就職しようと思ったかを伝えましょう。
前段の「5.卒業後何をしていたか」と一緒に伝えても大丈夫です。
ポイントは、前向きな将来像とともに就職理由を伝えることです。
就職しようと決意した理由と、就職後にどうなりたいかを前向きな言葉で伝えることで、就職に対する意欲の高さをアピールできます。
監修者コメント
面接では何よりも「明るくハキハキと話すこと」を意識しよう
面接で最も重要なのは、明るくハキハキ話すことです。
第一印象は対面してから最初の3秒~7秒以内で決まり、面接中はその第一印象が残るといわれています。
また、面接中は緊張して真面目な話をするため、ついずっと真剣な表情のままになってしまうこともあります。
「笑顔がない」とネガティブな印象を与えてしまい、本来は受かる実力があるのに落ちてしまうということもあるのです。
真面目な話を真剣な表情でしているよりも、明るく笑顔になるほうが通過しやすくなります。
第一印象で良い印象をもってもらい、そのまま面接中は「ポジティブな人だな」と思ってもらえるように、何よりも明るくハキハキと話すことを意識しましょう。

岡本啓毅
既卒面接の自己紹介を通過するためのコツ


ここからは、既卒面接の自己紹介で活用できるコツや考え方をいくつか解説していきます。
話すべき内容を全て洗い出してから短くまとめる
自己紹介は、だいたい30秒から長くても1分30秒以内にまとめるのが理想です。
自己紹介の流れで解説した1から6までの内容全てを伝えると、とても1分30秒以内には収まらないでしょう。
まずは、自己紹介の流れの1から6をフルで話す時をシミュレーションすることから始めるのがおすすめです。
一旦自己紹介を作り切って、その上で長くなりそうな箇所を削るようにして1分程度に収めるようにします。
少ない情報を用意していって伸ばすのは難しいですが、長い情報を用意していって削るほうが簡単です。
また、長くなりそうな箇所は「会話として膨らませられそうな箇所」です。
面接は自己紹介をして終わりではなく、その後もコミュニケーションは続きます。
長くなりそうな箇所は面接官も気になるところであるため、その後の会話の中で補足しましょう。
心境変化の流れをイメージして伝える
新卒で就職しなかった理由から就職を決意するまでは、心境変化の流れをイメージして伝えましょう。
下記のようなイメージです。
- 新卒にならなかった理由はネガティブな理由でもOK
- 卒業後に少しずつポジティブな要素が増えていく
- 就職を決意した理由は完全にポジティブなものを伝える
<心境変化の流れをイメージした伝え方の例>
就活がうまくいかなくて既卒になってしまった(ネガティブでもOK) ↓ 塞ぎ込んでいたがそれではダメだと思い、資格試験の勉強をしながらアルバイトも始めた(少しずつポジティブになる) ↓ アルバイトではなく正社員として就職したいという想いが強くなり、資格取得にも目途がついたため就職しようと決意した(ポジティブな内容) |
精神的な浮き沈みの状態も伝えることで、就職しようという決意の裏側にある本気の想いも伝えられます。
将来像とともに就職理由を伝える
就職しようと決意した理由と同時に、就職後にどうなりたいかという将来像を伝えます。
将来像も伝えることで、本気度が伝わり「長く続けてくれそうだ」と人事に思ってもらえる可能性が高まります。
将来像を伝えるコツとしては、採用後に配属されそうな部署や職種をリサーチしておき、その職種で目指せる将来像を伝えることです。
あまりにも配属先で叶えられなさそうな将来像を伝えてしまうと、配属後のミスマッチで辞めてしまうのではないかと思われるため、やめたほうが無難です。
配属後の職種で目指せる将来像を伝えればミスマッチが少なさそうだと思ってもらうことができ、しっかりと企業研究してきていることも伝えられます。
前向きな言葉を心がける
自己紹介中には前向きな言葉を使うように心がけましょう。
特に、就職を決意した理由はポジティブな言葉で締めるようにすることが大切です。
就職を決意したきっかけは「このままではダメだと思ったから」というものかもしれません。
しかしそれは、言い換えれば「もっとより良い自分になりたい」というポジティブな理由でもあります。
「〇〇がダメなので就職したい」ではなく「もっと△△になりたいので就職しようと思いました」と言い換えられます。
監修者コメント
面接では表情や声のトーンも駆使して真剣さを伝えよう
面接中にずっと真剣で真面目な表情だと暗い印象になってしまうため、明るくハキハキと話して明るい印象をもってもらうのが大切です。
しかし「常に明るくなければならない」というわけではありません。
基本的には明るくハキハキと話し、その上で真剣さが重要で本気度を伝えたいシーンでは真面目で硬い表情にするというテクニックがあります。
「失敗してしまった過去を後悔しており、本気で立ち直りたいです」「第一志望は御社です」といった真面目な話をする場面がそれに当たります。
それ以外の場面では常に明るかった人が急に真剣な表情になれば、本気であることの信憑性が高まるでしょう。
このように、表情や声のトーンを変えるなどといったテクニックも駆使しながら真剣さを伝える練習をするのもおすすめです。

岡本啓毅
エージェントを利用して自己紹介の練習をしておく
自分一人だけで自己紹介の練習をしても、なかなか客観的な判断ができず上達しにくいです。
そんなときはぜひ、キャリアのプロであるエージェントを利用してみてください。
エージェントとは、キャリアの悩み相談や相性がいい求人の紹介、選考対策のサポートまで無料で受けられるサービスのこと。
面接対策や面接練習も行ってくれるため、面接の自己紹介の練習相手にもうってつけです。
エージェントには得意分野があるため、既卒の就活に強いエージェントを利用するのが特におすすめです。
どの程度有効な選考対策をしてくれるのか詳しく知りたい方は、まずは以下の記事で面接対策について確認してみてください。
まとめ
既卒の自己紹介は流れを意識しながら、ポジティブな言葉を使うことを意識するのが重要です。
とはいえ新卒の就活とは異なり、既卒就活の場合は周囲に就活仲間がいるわけでなく、学校のキャリアセンターなども使えないため面接練習も難しくなってしまいますよね。
そんなときは、ぜひエージェントに頼ることも考えてみてください。
私たちUZUZもエージェントを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職をサポートしてきた実績があります。
キャリアで壁にぶつかってそれを乗り越えた人や既卒経験があるキャリアアドバイザーもいるため、既卒のみなさんが抱える悩みに寄り添った支援が可能です。
面接に不安がある方、既卒に強いエージェントを使いたいという方は、ぜひ一度UZUZまでご連絡ください。
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