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エンジニアは未経験でも転職できる?おすすめの勉強方法もご紹介

エンジニアは未経験でも転職できる?

ねえねえ、僕はネットサーフィンが好きだからIT業界に転職してエンジニアとして働くなんてどうかな?
IT業界はともかく、エンジニアとはどんな仕事をするか知っていますか?
え!?えーっと、し、知らない……

今日は、アフロマンのように未経験でもエンジニアに転職できるかどうかを、次の観点からご紹介します。

  • 企業のエンジニアの転職を取り巻く環境
  • 未経験でエンジニアに転職するのに向いている
  • 未経験でも転職できるエンジニア職
  • 未経験でエンジニアへの転職を目指す20代の人が準備しておきたいこと

ぜひ最後まで読み、転職で未経験からエンジニアを目指すかどうかを考えてみてください。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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企業のエンジニアの転職を取り巻く環境

企業のエンジニアの転職を取り巻く環境って?

企業のエンジニアへの転職を取り巻く環境はどのようなものなのかを、2023年に独立行政法人情報処理推進機構が発表した「DX白書2023」を参考に、3つの観点から見ていきましょう。

1.大前提としてエンジニアは人手不足

DX白書2023において、2022年に375社を対象にDX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術で人々の生活をより良い状態に変えていくこと)を推進する人材の量をたずねてみた所、次のような結果でした。

やや過剰
である
過不足はないやや不足
している
大幅に不足
している
わからない
2022年1.3%9.6%33.9%49.6%5.6%

「やや不足している」「大幅に不足している」の合計が83.5%で、IT人材が不足していると感じている企業が多数を占めています。

一方デジタル事業に対応する人材としてエンジニア/プログラマの量をたずねてみた所、次のような結果だったのです。

やや過剰
である
過不足は
ない
やや不足
している
大幅に不足しているわからない自社には
必要ない
エンジニア/プログラマ0.3%10.4%30.7%34.4%10.1%14.1%

「やや不足している」「大幅に不足している」の合計が65.1%で、エンジニアとプログラマが不足している企業が半数を超えています。

このようにエンジニアは人手不足の状態にあり、企業が積極的に採用したいと考えていることから、未経験からでも転職に結びつきやすくなると言えるでしょう。

2.エンジニア職は人材採用に対して積極的

続いてDXを推進する人材確保の方法についてたずねた所、次のような結果でした。

社外の
専門家との契約
特定技術を有する企業や個人との契約外部採用(中途採用)社内人材の育成既存人材(他部署からの異動も含む)の活用新卒採用リファラル採用(自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう手法)
2022年37.1%28.3%44.3%54.9%47.7%23.7%8.5%

中途採用が新卒採用より20.6%多くリファラル採用も行っています。

そのため未経験からでもエンジニアを目指せば、DXを推進できる人材として採用されるチャンスは十分にあると言えるでしょう。

3.エンジニア人材を採用する上での企業課題

人材を確保する上での課題についてたずねた所、次のような結果でした。

戦略上必要なスキルやそのレベルが定義できていない採用したい人材のスペックが明確でない要求水準を満たす人材にアプローチできない魅力的な仕事を用意できない魅力的な処遇が提示できない
2022年47.6%42.2%35.8%21.5%34.4%

企業として必要な人材像が明確でないまま、人手不足から採用をしなければならない現状がうかがえます。

しかし、未経験者にとっては採用後何らかの経験を積ませてはもらえるため、経験を積んでから本当にやりたいことを見付けたい人にとっては有利な状況と言えるでしょう。

慢性的な人手不足により、未経験でも採用しているとはいえ、先んじて学習している人が面接官からも好印象というのは変わりありません。

スキルがなくても、その気概があることやすでに行動をしているなどを伝えると効果的です。

参考:独立行政法人情報処理推進機構「DX白書2023」

未経験でエンジニアに転職するのに向いている人とは?

未経験でエンジニアに転職するのに向いている人とは?

未経験でエンジニアに転職するのに向いているのは、どのような人なのでしょうか。

向いている人の特徴を5つ紹介していくので、自分に当てはまる事項がないかチェックしながら見てみてください!

1.IT技術に関心がある人

未経験でもIT技術やその進化に関心がある人は、エンジニアへの転職に向くでしょう。

デジタル技術の進歩の速度は非常に速いため、それに合わせて高い学習意欲を維持するためには、技術への好奇心や探求心が重要だということです。

2.コミュニケーション能力がある人

仕事自体は未経験でも、コミュニケーション能力の高い人はエンジニアへの転職に向くでしょう。

エンジニアはクライアントが必要とするシステムを作る仕事のため、ニーズをヒアリングし、それをチームの人と共有しながら作業を進める必要があるためです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

IT企業がIT人材に身に着けてほしいスキルの上位に「コミュニケーションスキル」がある

DX白書2023において、IT企業688社に対し今後身に着けさせるべき重要度が高いIT人材のスキルについてたずねた所、次のような結果でした。

先端技術領域のスキル(AI/人工知能、 IoT、データサイエンスなど)人、プロジェクトやタスクのマネジメントスキル業務関連のコミュニケーションスキル(ライティング、ファシリテーション、プレゼンテーションなど)関連の業務知識(商品やサービスの特性、差別化、競合、プロセスやツール、規制その他)デザイン思考なども活用したビジネス企画スキル数学や芸術といったSTEAM領域や英語その他
2021年61.9%69.2%61.8%47.4%26.9%10.3%1.6%

コミュニケーション能力が高い人はエンジニアとして未経験で転職した後も、その会社で使い勝手の良い人材として大切にされる可能性が高いと言えるでしょう。

もちろん、プログラミングの基礎力や職種、言語ごとの専門性を積むことは大切です。

しかし、特に新人の場合は特定のスキルよりも、今後の成長を鑑みて「社会人基礎力」が重視されます。

コミュニケーション能力や業務遂行力などは、基礎的な仕事をしっかりと任せてもらえるようになり、いずれエンジニアとして成長するために重要なのです。

選考では、技術やスキルの意欲だけが重視されるわけではないと理解しておきましょう。

3.スキルアップし続けるのに抵抗がない人

スキルアップし続けるのに抵抗がない人は、エンジニアへの転職に向いているでしょう。

DX白書2023において、先端IT技術者514人に対して直近1年におけるスキル向上・新たなスキル獲得の状況についてたずねた所、次のような結果が出ました。

1.元々持っているスキルのレベルが向上した2.新たなスキルを獲得できた1と2どちらも
できた
1と2どちらも
できていない
先端IT技術者28.4%36.4%13.0%22.2%

直近1年間でスキル向上・スキルアップができた人が77.8%を占めることから、IT業界では継続的にスキルアップするのが当たり前の環境なのがわかります。

このことから未経験でエンジニアを目指すなら、エンジニアとして新しい技術を次々に身に着けるのに抵抗がなく、楽しみながらできるかを一度考えてみるのが重要です。

参考:独立行政法人情報処理推進機構「DX白書2023」

4.困難に直面しても忍耐強くいられる人

エンジニアの業務では、課題を解決するために「トライアンドエラー」を繰り返し行う場面が多いです。

例えば、プログラムを何度も修正したり、わからないコードの書き方は都度調べたりなど。

そのため困難に直面しても諦めず、試行錯誤を繰り返すことができる人がエンジニアに向いているといえます。

またエンジニアの業務は長時間に及ぶケースもあり、細かい箇所までチェックするなど集中力が必要な場面も少なくありません。

そのためストレスを感じやすい環境でも忍耐強く集中力を保てるかどうかも、エンジニアへの適性を左右します。

特に未経験からエンジニアへの転職を行う場合、しばらくは分からないことだらけの環境に身を置くことになるでしょう。

なんでも周囲の人が教えてくれるわけではなく、自力で調べたり勉強したりして解決する必要もあるかもしれません。

だからこそ面接では、過去に「困難に直面したときに諦めず努力して、課題を克服した経験」を踏まえて、自分の忍耐強さをアピールするようにしてみてください。

5.わからないことをそのままにしない人

IT技術のトレンドは移り変わりが早いため、エンジニアの業務で必要な知識は常にアップデートする必要があります。

たとえ経験者であっても、分からないことが出てくるのは往々にしてあることです。

だからこそ未経験の場合はなおさら、分からないことだらけで頭がパンクしてしまうこともあるでしょう。

そんなときに、分からないことをそのままにせず、周囲の人に質問したり自分で調べたりできる人はエンジニアへの適性があります!

分からないことをそのままにしてしまうと、ただ時間だけが過ぎて業務効率が低下するだけでなく、周囲へ迷惑をかけてしまう可能性もあります。

一方、分からないことをすぐに解決できれば、スキルが身に付きやすく成長スピードは速くなるでしょう。

「恥ずかしい」と思わず、自ら解決していく姿勢が重要です。

未経験でも転職できるエンジニア職とは?

未経験でも転職できるエンジニア職とは?

未経験でもエンジニアになれる可能性はあるんだね!でも、エンジニアっていろんな種類があるよね?
そうですね、エンジニア職にも様々な種類があるので、その中でも未経験から転職しやすい職種を知っておくのが大事ですね!

未経験での転職しやすいエンジニア職にインフラエンジニアがあります。

次は、インフラエンジニアの仕事の詳細から転職に役立つ資格まで詳しくご紹介します。

1.インフラエンジニアの仕事内容と必要なスキル

インフラエンジニアの主な仕事内容と必要なスキルは次の通りです。

仕事内容仕事の概要必要なスキル
設計・クライアントの要望をヒアリングして新しいネットワークシステムを企画する・コミュニケーション能力
・企画力
・書類作成能力
・ITインフラについての知識と経験
構築・設計書を元に新しいネットワークシステムを構築する・計画力
・マネジメント能力
・システムを網羅する知識
・体力
運用・保守・システムを稼働させるためにネットワークの監視とトラブル対応をする・コミュニケーション能力
・ITインフラについての知識

設計、構築、運用・保守とどの段階でもコミュニケーション能力やマネジメント能力が必要とされます。

インフラエンジニアを目指すのであれば、特に上記の能力を少しずつ身に付けていくのが重要だと言えるでしょう。

ここで株式会社ブレイバンステクノロジーズが、現役インフラエンジニア102名を対象に実施した調査データを見てみましょう。

「インフラエンジニアとして働くモチベーションは何ですか」という問いに対して、「広範な知識・スキルが身に付く」という回答が51.0%で最多となっています。

働きながら、様々なスキルを身に付けられるのはインフラエンジニアの魅力のひとつといえます。

また「今後、インフラエンジニアの価値の需要は高まっていくと思いますか」という質問に対しては「非常にそう思う」が29.4%、「ややそう思う」が39.2%です。

エンジニア未経験の人は、今後も需要が高まっていくと予想されるインフラエンジニアを目指してみるのも良いでしょう。

参考:PR TIMES「【インフラエンジニアの先輩に聞いた!】インフラエンジニアの魅力、1位は「広大な知識・スキルが身に付く」、2位は?

2.インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアはその業務領域に応じて、次の6つにわけられます。

インフラエンジニアの種類概要
ネットワークエンジニア・適切な機器を用いて最適なネットワーク環境を設計する
・ネットワーク環境の構築、運用、保守を行う
サーバーエンジニア・情報格納のためのサーバーを設計する
・サーバーの構築、運用、保守を行う
データベースエンジニア・膨大なデータを管理するためのデータベースを設計する
・データベースの構築、運用、保守を行う
セキュリティエンジニア・セキュリティ機器の導入、不正アクセスの制御、サイバー攻撃などがされた際の分析などを行う
カスタマーエンジニア・クライアントが業務で使用するコンピューターやシステムなどのサポートを行う
クラウドエンジニア・クラウドサービスを利用したシステムの設計、構築、保守、運用を行う

どのようなシステムを扱うかによって細かく分類されているため、インフラエンジニアの中でも何を専門としたいかはあらかじめ考えておくようにしましょう。

3.未経験から取得可能なインフラエンジニアの仕事に役立つ資格

未経験からでも取得できて、インフラエンジニアの仕事に役立つ資格は次の3つです。

資格の名称概要
CCNA・シスコシステムズ社が実施する世界基準の認定資格で、インフラエンジニアの初級資格に位置づけられる
LinuC(リナック)・クラウド時代に活躍するLinux技術者に求められる技術力を証明できる認定資格
ITパスポート・ITに関する基礎的な知識を持つと証明できる国家資格

資格を取得するならすぐに仕事に活かせて、できれば将来的にも役立つものを選ぶようにしましょう。

未経験でエンジニアに転職する場合の企業選びのポイント

未経験でエンジニアに転職する場合の企業選びのポイント

未経験の人がエンジニアに転職する際は、いくつかのポイントに気を付けて企業選びをすることが重要です。

ここでは、下記4つのポイントを紹介していきます。

  1. 研修制度が充実しているかをチェックする
  2. 離職率が異常に高い企業は避ける
  3. 中小企業やベンチャー企業に目を向ける
  4. 契約・派遣社員からのスタートもひとつの手

一つずつ、見ていきましょう!

1.研修制度が充実しているかをチェックする

未経験でエンジニアに転職できても、社内の研修制度が整っていなければ充分な教育を受けられず、スキルアップを期待できません。

そのため、入社後にどのような教育プログラムを受けられるのか、研修制度をチェックしておく必要があります。

できれば入社後の研修だけでなく、中堅以上の社員にも定期的に研修を行っていたり、勉強会やセミナーを行ったりしている企業が望ましいでしょう。

またエンジニアの業務に関する資格を取得した社員に資格手当を支給したり、資格取得を目指す従業員へ奨励金を支給したりしている企業もおすすめです。

企業からの金銭的なサポートがあれば資格取得に挑戦しやすく、さらに自身の成長にも繋がっていきます。

研修内容に関しては、求人サイトや企業ホームページに記載されていることが多いですが、とくに記載がない場合は、企業説明会やOB・OG訪問、面接時に確認しましょう。

2.離職率が異常に高い企業は避ける

未経験歓迎の求人を出している企業のなかには、何らかの理由によっていつも人手不足に陥っているケース(離職率が高い)があります。

事業拡大といった経営上の理由であれば問題ありませんが、劣悪な労働環境や風通しの悪い社内風土などの不安要素が潜んでいないか注意してください。

求人サイトや企業ホームページに記載してある離職率が50%を超える場合は要注意です。

時間外労働や休日出勤が多かったり、パワハラが横行していたりする可能性もあるので疑ってみましょう。

労働環境や社内風土の実態を知るためには、その企業で働いていた人たちによる口コミサイトを見るのもひとつの手です。

3.中小企業やベンチャー企業に目を向ける

未経験でエンジニアへの転職を目指す場合、大手企業ではなく、中小企業やベンチャー企業に目を向けるのがおすすめです。

大手企業は即戦力を求めていることが多く、応募者のレベルも高い傾向にあります。

そのため、未経験採用と謳っていない限り、採用される確率は低いでしょう。

一方、中小企業では大手企業に比べて、人手を欲しているケースが多く、意欲があれば未経験でも採用される可能性があります。

またベンチャー企業でも同様に、経験値よりも意欲や熱意を評価し、企業と一緒に成長していける人材を求めているケースも多々あります。

ただし中小企業やベンチャー企業では研修制度が整っておらず、実務をこなしながら学んでいく可能性もあるので、入社前に「入社後のフロー」についてしっかり確認しておきましょう。

4.契約・派遣社員からのスタートもひとつの手

転職活動を頑張ってみたものの、正社員としてエンジニアの仕事に就くのが難しい場合、まずは契約社員や派遣社員としてスタートするのもひとつの手です。

正社員と比較すると、契約社員や派遣社員の方が未経験でも採用される可能性が高まります。

仕事で成果を挙げられれば、正社員として登用してもらえる可能性もあるため、契約社員や派遣社員からスタートしてキャリアアップしていく手法もアリでしょう。

未経験でエンジニアへの転職を目指す20代の人が準備しておきたいこと

未経験でエンジニアへの転職を目指す20代の人が準備しておきたいこと

未経験でエンジニアへの転職を目指す20代の人が、準備しておきたいことを3つご紹介します。

1.技術を身に着ける

ハローワークの求職者を対象に行われるハロートレーニングでは、「IT資格取得コース」があるため基礎的な技術を身に着けたり、エンジニアの仕事に役立つ資格を取得したりできます。

ハローワークインターネットサービスからコース情報を検索できるため、インフラエンジニアの仕事を目指す人は一度目を通してみましょう。

参考:厚生労働省「ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)

2.IT業界について知っておく

IT業界で仕事をするなら、業界研究も欠かせません。

IT企業=ブラックというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、IT業界の全てがそのような企業ばかりではありません。前の項目でもご紹介したように、54.9%の企業が人材不足を社内人材の育成で補おうとするなど、人を大切に育ててキャリアアップさせる意識が高いと言えます。

IT業界でどんな経験が積め、自分の力がどのような場で活かせるかを知るためにも業界研究はしっかりと行いましょう。

3.自分なりのキャリアプランを描いておく

日本にはIT人材に必要とされる能力を職種や専門分野ごとに明確にして、個人のIT関連能力を測定できるように定めた指標として「ITスキル標準」があります。

ITスキル標準は企業が自社の戦略に沿った人材を育成する時の指標としても使うため、転職後のキャリアプランを考える時にも役立ちます。

4.ITスクールに通学する

未経験でエンジニアへの転職を目指すなら、エンジニアの業務に必要な知識を体系的に学べるITスクールへの通学がおすすめです。

ITスクールでは決められた学習カリキュラムに沿って、効率的に学習を進められます。

さらにITスクールのなかには、転職サポートも一緒に行うスクールもあり、面接対策やエントリーシートの添削を受けられるケースも。

スキルを身に付けつつ、転職を目指したい人は、UZUZが運営する「ウズウズカレッジ」などのITスクールの活用を検討してみてくださいね。

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岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

ITスキル標準では各種資格とは別にエンジニアとしてのスキルを測れる

ITスキル標準はCCNAやLinuCのようにベンダー(製品やサービスを販売する会社)が認定する資格ではないため、その職種や専門分野に必要なスキルを客観的に測ることができます。

スキルはレベル1~7までに分けられ、レベル1の定義は「情報技術に携わる人が最低限必要な基礎知識を持っている」です。

一方レベル7の定義は

  • プロフェッショナルとしてスキルの専門分野が確立している 
  • 社内外でテクノロジーやメソドロジー(方法論)、ビジネスを創りリードできる市場全体から見ても先進的なサービスの開拓や、市場化をリードした経験と実績があり世界で通用する人材として認められる

です。

このようにITスキル標準を使うと、現状のスキルと目標とするスキルがはっきりするため、より転職後のキャリアプランが描きやすくなります。

参考:独立行政法人情報処理推進機構「ITスキル標準」

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1.CCNAコース

CCNAの取得を目指し、「ネットワーク基礎」「ルーティング」「セキュリティ」などを学べるコースです。

CCNAコースで学ぶメリットは次の3つです。

  • e-ラーニング型なので自分のペースで学べる
  • 1on1で講師がつくため挫折しにくい
  • IT専門エージェントの就職支援がある

資格取得後、転職も含めてサポートしてほしい人はCCNAコースがおすすめです。

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2.LinuCコース

LinuCの取得を目指し、「Linux」「ネットワーク」「ファイル管理」「コマンド操作」などを学べるコースです。

LinuCコースで学ぶメリットは次の3つです。

  • 採用選考でのアピール材料が得られる
  • 入社後の業務で必要な学習範囲を学べる
  • 未経験でも取得しやすい難易度なので挫折しにくい

CCNAコースと同じく、転職へのサポートもしてもらえるので安心です。

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まとめ

この記事では、未経験からエンジニアに転職できる可能性やそのための条件、転職しやすい仕事についてご紹介してきました。

エンジニア職は、慢性的な人手不足が続いていることから、未経験から挑戦できるチャンスは十分にあります。

特にIT技術に興味があり、新しく学ぶことに抵抗がない人は非常に素地があると言えるでしょう。

また、様々な種類のあるエンジニアの中でもインフラエンジニアを狙うのがおすすめです。

未経験から目指せるといっても、知識ゼロベースでは難しいのでまずはプログラミングの知識に触れてみるようにしましょう。

その中でもおすすめなのがスクールに通うことです。

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専門のコースで学び、資格を取得後、転職も含めてサポートしてくれます。

これからエンジニアを目指したいという方は、ぜひ検討してみてください!

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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