もくじ
「大卒フリーターはやばい」という意見を、耳にした経験や目にした経験がある人もいるのではないでしょうか?
そもそも、なぜ大卒フリーターはやばいと言われることが多いのでしょうか?
本記事では、大卒フリーターの実態を確認したうえで、「大卒フリーターがやばいと言われる理由」や「大卒フリーターを脱却するポイント」を解説していきます。
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実際には大卒フリーターはどのくらいいるの?
大卒フリーターについて詳しく解説する前に、まずはフリーターの定義と大卒フリーターの実態を見ていきましょう。
そもそもフリーターの定義とは?
そもそもフリーターとは、正社員や個人事業主といった形で定職に就くことなく、パートやアルバイトのほか派遣社員などで生計を立てている人のことです。
語源はフリーアルバイターで、特に若い年代の人をフリーターと呼ぶケースが多いです。
公的機関が公表しているデータのなかでは、厚生労働省が「平成15年版労働経済の分析」にてフリーターの定義を以下のように説明しています。
「進学や正社員としての就職をせず、働かない、あるいは『パート』や『アルバイト』として働く10~20歳台を中心としたいわゆるフリーターが増加していることがある」
この定義が示されて以降は、公的機関のデータでは「およそ15~34歳の若年層」のうち、パートやアルバイト、派遣社員として働いている人をフリーターとされることが多いようです。
参考:厚生労働省「平成15年版労働経済の分析」
大卒フリーターの実態とデータ
それでは、公的機関のデータを踏まえて、大卒フリーターの実態を見ていきましょう。
まずは、厚生労働省が公表している「平成30年若年者雇用実態調査の概況」から数値を抜粋し、大卒フリーターの割合を紹介します。
「在学していない若年労働者の雇用・就業形態」の調査項目では、大学卒の若年労働者のうち80.9%の人が正社員として就業している一方で、19.1%の人がアルバイトやパート、派遣社員や契約社員として就業していることがわかります。
次に、独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2022年3月に公表した「労働政策研究報告書 No.213」を参照して、フリーター歴ごとの就職率を確認しましょう。
「フリーター継続期間と正社員になれた割合」という調査項目では、フリーター継続期間が1年以内の人が正社員になれた割合は68.8%、1年~2年は61.2%、2年~3年は56.6%、3年~4年は61.1%、4年~5年は37.9%、5年以上は32.3%です。
このデータからは、フリーター歴が長くなれば長くなるほど、正社員になろうとした人が正社員として就業できる割合が低下することがわかります。
上記2つのデータを参照する限り、大卒フリーターは全体の2割以下と少数派で、フリーター歴が長くなるほど正社員として採用されにくくなると言えます。
大卒フリーターの実態について、就活のプロの声を聞きたいという人は「【就活】フリーターから正社員になるのは難しい?正社員になるための方法を徹底解説します!」をご視聴ください。
参考:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況」
参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213」
大卒でフリーターになる選択をする理由
大卒フリーターと一口に言っても、大学卒業後すぐにフリーターの道を選んだ「既卒」と、一度は新卒で入社したけれどフリーターとなった「第二新卒」の二通りがあります。
既卒の大卒フリーターの場合、「やりたい仕事が見つからなかった」「就活したけれど内定が出なかった」「内定をもらえたけれど満足のいく結果にならなかった」といった理由が想定されます。
第二新卒が大卒フリーターになる理由としては、「新卒入社後の人間関係のトラブル」「労働環境に関するミスマッチ」で早期離職したことが一例です。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
面接でフリーターであることを伝えても、実は不利にはなりにくい!
厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」では、「これまでフリーターであった求職者をどのように評価するか?」という問いに対して、68.1%もの企業が「フリーターであることは評価にほとんど影響しない」と回答しています。
また、フリーターであることがプラス評価になる企業は少ない一方で、マイナス評価になる企業はなんと全体のわずか10%程度です。
そのため、大卒フリーターで「正社員を目指すのは難しい」「フリーターだから就活は困難」と不安になっている人は安心してください。
面接ではフリーターであることを堂々と伝えて、フリーター経験のなかで培ってきたスキルをしっかりとアピールするようにしましょう。
参考:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況」
企業はフリーターをどのくらい採用しているの?
フリーターであることを伝えても、さほどマイナス評価にはなりません。
それでは企業は実際に、どのくらいフリーターを採用しているのでしょうか。
厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査」では、正社員の採用をする予定があった企業のうち、過去3年間でフリーターを採用した割合を産業別に調査しています。
比較的フリーターの応募が多い産業を抜粋し、表にまとめてみました。
【産業別、過去3年間のフリーター応募・採用の有無】 (単位:%)
産業 | フリーターの応募があった | 採用した | 15~34歳のみ採用 | 35~44歳のみ採用 | 15~44歳を採用 |
---|---|---|---|---|---|
合計 | 25.4 | 18.5 | 10.0 | 2.1 | 6.4 |
宿泊業・飲食サービス業 | 49.9 | 41.1 | 21.2 | 6.4 | 13.4 |
卸売業・小売業 | 28.4 | 19.3 | 11,4 | 1.8 | 6.1 |
生活関連サービス・娯楽業 | 26.8 | 21.4 | 15.2 | 0.4 | 5.8 |
電機・ガス・熱供給・水道業 | 24.2 | 19.1 | 16.3 | – | 2.8 |
その他サービス業 | 23,7 | 18.1 | 8.1 | 3.8 | 6.2 |
情報通信業 | 23.5 | 12.5 | 10.6 | 0.3 | 1.7 |
製造業 | 21.7 | 14.0 | 7.6 | 1.7 | 4.7 |
教育学習支援業 | 21.4 | 9.9 | 6.9 | 2.1 | 0.8 |
不動産業・物品賃貸業 | 19.7 | 14.8 | 5.9 | 2.7 | 6.3 |
運輸業・郵便業 | 17.5 | 14.7 | 6.8 | 1.7 | 6.3 |
金融業・保険業 | 16.9 | 11.1 | 2.9 | 0.0 | 8.2 |
参考:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況」表10
サービス業を中心にフリーターの応募数も多く、採用されている割合が高い傾向が見て取れるでしょう。
「宿泊業・飲食サービス」においては、約半数の企業にフリーターからの応募があり、4割ほどが採用されています。
フリーターを貴重な戦力として捉え、積極的に採用していることが伺えます。
確かに、フリーターからの就職は不利な面もあるかもしれません。
しかし戦略的に狙う業種を絞れば、成功しやすいことをデータが示しています。
あきらめずに頑張りましょう!
大卒でフリーターをしている人の意識とは
仕事に対する価値観は、人によって様々です。
大卒でフリーターをしている人のなかには、あえてフリーターの道を選んでいる人もいるでしょう。
もちろん、それはその人の価値観による選択であるため、何の問題もありません。
しかし正社員を望みながらも実現せず、フリーターとして働いている人もいます。
ここでは大卒フリーターがフリーターでいることに対し、どのような意識を持っているのか見ていきましょう。
1.自由な働き方を望んでいる
自由な働き方を望んで、フリーターを選択している人もいます。
例えば実現したい夢や目標が明確にあり、それを実現するため、あえて制約の少ない働き方を選んでいる人たちです。
夢や目標の実現に向けた活動の時間を確保するには、時間に縛られず自分の都合に合わせて働ける環境が必要です。
しかし、生活費を稼ぐ必要があります。
そのためにアルバイトを続けているのでしょう。
2.自分に合う仕事を探したい・理想を追求したい
自分のしたいことや向いていることがわからず、フリーターをしながら探している人たちです。
仕事に対する理想を追求するため、アルバイトとして様々な職業を体験しているのでしょう。
こうした人は、正社員として本格的に働くまでの猶予期間として、フリーターという働き方を捉えている傾向があります。
あるいは、正社員として働くことで生じる責任を考えると気が重く、フリーターを続けている人もいるようです。
3.やむを得ずフリーターをしている
本当は正社員として働きたいが、何らかの事情で実現していない人たちが、このタイプにあたります。
就活に失敗した、持病があり健康面に不安がある、家族の介護など家庭の状況など、様々な事情があるでしょう。
こうした人は、やむを得ずフリーターをしているため、焦りや不安を日々抱えているのかもしれません。
不安や焦りは、ひとりで悩んでいても、なかなか解決しないものです。
もし、そうであれば、信頼できる第三者に相談することが得策です。
大卒フリーターが「やばい」と言われる主な理由は?
大卒フリーターは「やばい」と言われることは少なくありませんが、その背景には大卒フリーターのデメリットが潜んでいます。
大卒フリーターのデメリットや注意点については、以下の動画も併せてご視聴ください!
【就活】フリーターから正社員になるのは難しい?正社員になるための方法を徹底解説します!
29才→30才で未経験求人は1/10になる!?20代のフリーターが早く就職するメリット3選!
1.フリーターは正社員よりも生涯年収が低くなる
フリーターとして働き続ける場合、正社員の人に比べて生涯年収が低くなってしまうおそれがあります。
正社員は就業年数が長くなるにつれて昇給が行われたり、季節や業績に応じてボーナスが支給されたりする場合も少なくありません。
しかし、フリーターは昇給がほとんどない傾向にあり、ボーナスのあるケースも稀。。
また実力や業績に応じて給与を変動させる企業は増えてはいますが、年功序列制度の企業はまだまだ多いのが現状です。
そのため、年齢が上がれば上がるほど、正社員とフリーターの間にある賃金格差は広がってしまうのです。
国税庁が公表している「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、正社員の平均年収は約508万円で、正社員以外の平均年収は約197万円となっています。
このデータでは、フルタイムではないアルバイト・パートの人も含んではいますが、やはり正社員と比較するとアルバイト・パート・派遣社員・契約社員のほうが、年収が低くなる傾向にあると言えます。
参考:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」
2.年齢が上がるにつれて正社員になりにくくなる
本記事の「大卒フリーターの実態とデータ」にて、フリーター歴が長くなるにつれて、正社員になりたくてもなりにくくなることを説明しました。
確かに雇用対策法では、労働者の募集および採用の場面では、年齢制限を設けることはNGとされています。
しかし、実際の採用現場では、年齢が若ければ若いほど採用されやすくなるとも言われています。
これは、若い人であればより長い期間育成を行えて、企業にとっての戦力にしやすいためです。
特に、既卒や第二新卒の就活では、応募者のスキルや経験よりもポテンシャルを重視した採用が行われます。
そのため、既卒や第二新卒がフリーターから正社員を目指す場合、なおさら伸びしろが多い若い時期が最適です。
参考:厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について」
3.社会的信用度が低いためローンの審査に通りにくい
大卒フリーターは、家や車を購入する場面、多額のローンを組む場面のほか、賃貸契約やクレジットカードの審査といったシーンにおいて不利になりやすいと言われています。
具体的には、こうした審査に通りにくかったり、最悪の場合には契約自体を断られてしまうのです。
これは、フリーターが正社員よりも社会的信用度が低いためです。
フリーターは正社員よりも退職しやすいイメージがあり、「続けて収入を得続けられるのか」という不安のほか、正社員よりも年収が上がりにくく経済面を心配する人が少なくありません。
このように、大卒フリーターは社会信用度が低くなりやすく、人生における大きな買い物や重要な契約において不利になるデメリットがあります。
4.退職金や住宅手当をはじめとした福利厚生が少ない
正社員の場合、住宅手当や健康診断の受診費用補助、退職金の支給や育休産休時の給与支給といった福利厚生が用意されています。
そのほかにも、宿泊施設やレジャー施設の割引制度や社員食堂といった、企業オリジナルの福利厚生があることも。
しかし、フリーターではこうした福利厚生がないことが多く、あってもわずかです。
福利厚生が多ければ、私生活や家計に余裕が出るようになりますし、ライフワークバランスが充実して、仕事にやりがいを感じやすくなるメリットも期待できます。
5.将来受け取れる年金額が正社員よりも少なくなりやすい
正社員は厚生年金に加入するため、国民年金だけに加入している場合よりも受給額が上がります。
一方で、フリーターが厚生年金に加入するためにはいくつかの条件を満たす必要があり、国民年金だけに加入しているフリーターが一般的です。
その結果、大卒フリーターは正社員と比較して、将来受け取れる年金額が少なくなりやすいというデメリットが挙げられます。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
大卒フリーターは、正社員になった友人・知人に劣等感を抱くことも……。
大学卒業直後は、正社員になった友人・知人と大きな差を感じることは少ないかもしれませんが、年齢が上がるにつれて年収の差が広がってきます。
例えば将来、同窓会や結婚式で再会したときに、ずっとフリーターとして働き続けている自分と、役職に就いて昇給も順調にしている友人・知人を比較してしまうことも。
その際、「自分は自分らしく働けているから問題ない」「他人は他人、自分は自分」と思えるようであれば良いかもしれませんが、キャリアや年収といった面で大きな差を感じてしまい、劣等感に苦しむおそれがあります。
企業がフリーター採用で重視するポイントは?
企業がフリーターを採用する際、重視するポイントを知ることは、書類・面接対策を戦略的に行うためにも必要なことです。
企業がフリーター採用において重視する点を、年齢層別にまとめた資料があります。
厚生労働省がまとめた以下の資料によると、「就業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」の項目が圧倒的に重視されていることがわかります。
ここは、しっかりアピールしたいポイントですね。
次に「マナー・社会常識」「コミュニケーション能力」も、高い割合で重視されています。
面接対策を入念に行うことで、十分に対応できる要素でしょう。
一方、スキルや経験については、若年層のフリーターにはさほど期待していないことも読み取れます。
「自分には自慢できるスキルや経験がないから…..」と、就活に消極的になってしまうのは、もったいありません。
フリーターからの就活は、対策・準備をしっかり行い、熱意を伝えることで道が拓けてくるでしょう。
【フリーターの正社員採用選考にあたり重視した点】 (単位:%)
重視した点 | 15~34歳 | 35~44歳 |
---|---|---|
就業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 68.7 | 64.0 |
マナー・社会常識 | 59.8 | 52.5 |
コミュニケーション能力 | 52.5 | 46.0 |
組織への適応性 | 33.4 | 35.1 |
専門知識や技能(資格・免許・語学力) | 19.9 | 25.8 |
職業経験・訓練経験 | 17.5 | 27.0 |
体力・ストレス耐性 | 11.0 | 12.5 |
従順さ・会社への忠誠心 | 7.8 | 7.9 |
学歴・経歴 | 7.9 | 8.4 |
柔軟な発想 | 5.9 | 5.4 |
参考:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況」表12
大卒フリーターからの脱却を目指すポイント
大卒フリーターにはいくつものデメリットがあると説明してきましたが、大卒フリーターから脱却するためにはなるべく早い行動が大切です。
さらに、未経験歓迎の業界や人手不足の職種を狙ったり、まずは契約社員や派遣社員からスタートしたりといったポイントも抑えておきたいところ。
大卒フリーターからの脱却を目指すうえで、気を付けたいポイントを解説していきますので、大卒フリーターの方はぜひ参考にしてください。
また、大卒フリーターの就活ステップやコツについては、以下の動画をご視聴ください!
【就活】フリーターから正社員になるのは難しい?正社員になるための方法を徹底解説します!
1.未経験者の求人が多い業界や人手不足の職種に絞る
先に挙げたデータからもわかる通り、フリーターでも応募しやすく・採用されやすい業界・職種はあります。
可能性を高めるためには、未経験者の求人が多い業界や、人手が不足している職種をターゲットにするのがおすすめです。
具体的には、下記のような業界や職種が一例です。
- 飲食・宿泊・小売などサービス業全般
- 介護関連職
- タクシードライバー
- ITエンジニア
- 不動産・保険営業職
サービス業は、全般的に人手不足が問題となっていることもあり、若手人材は未経験者でも歓迎される傾向にあります。
介護関連職や製造職も同様に、人手不足の傾向にあり、未経験でもOKな求人が多いです。
タクシードライバーは、年齢の縛りがゆるく専門知識が不要なため、大卒フリーターが目指しやすい仕事のひとつと言えるでしょう。
ITエンジニアは人手が足りていない傾向にあり、将来性もあることから、未経験でも育てていこうという企業が多いとされています。
営業職は、未経験でも求人が多い傾向にあります。
特に不動産や保険業界であれば、ノルマやストレスといったデメリットはあるものの、インセンティブもある場合が多く、高年収を目指しやすいでしょう。
ただし、なるべく若いほうが伸びしろが大きく、企業もポテンシャルを期待できるため、できるだけ早く就活を始めることをおすすめします。
2.フリーター経験で身に付いたスキルや経験をアピールする
大卒フリーターが正社員を目指す場合、フリーター経験で身に付いたスキルや過去の職歴を充分にアピールするようにしましょう。
例えば、書類選考では経歴を必ず書類に書くことが大切で、書く内容が少ない場合には、行数が少ないフォーマットを使うのもおすすめです。
また、フリーター経験で身に付いたスキルや経験を、定量的・定性的に説明することも欠かせません。
成功談と失敗談の両方を話すと、業務スキルがあることをアピールできると同時に、失敗しても乗り越える力があることも伝えられます。
また、フリーターはいつでも辞めやすいため、大卒フリーターが採用面接にくると「すぐに辞めてしまうのではないか?」「長く働いてくれるかな?」という印象を抱かれるおそれも。
そのため、フリーターとして長く働いた経験があることや、壁にぶつかっても簡単には辞めないことを伝えて、人事が安心するような話をするようにしてください。
3.正社員がキツければ派遣社員・契約社員からのスタートでもOK
- いきなり正社員になっても、きちんと続けられるのか不安
- 正社員としてなかなか採用されなくて、心が折れそう
そんな場合には、まずは派遣社員・契約社員からスタートするのもひとつの手です!
派遣社員・契約社員として仕事を覚えながら少しずつスキルアップを行い、正社員登用を目指すこともできます。
なお、正社員登用を目指す場合には、業務のかたわらで業務と関連ある資格を取得したり、目の前の仕事をコツコツ続けて周囲に認めてもらったりという努力が大切です。
4.フリーターを続けながら就活を行うのがおすすめ
就活では、交通費やスーツの購入費用、就活対策費用など、様々なコストがかかるものです。
しかし、フリーターを辞めてしまうと、無収入の状態になり経済面が不安ですよね。
ですのでフリーターを続けながら就活を行い、就活費用を稼ぎながら仕事探しをする方法がおすすめです。
また、フリーターを続けながら就活をしている姿は、面接官へ「努力家」「困難なことでもめげずに続けられる人」という印象を与えられる可能性もあります。
5.キャリアアドバイザーなら総合的にサポートしてもらえる
キャリアアドバイザーに相談すれば、自分に合う仕事や正社員を目指しやすい仕事を一緒に考えてくれたり、書類選考や面接の対策を実践的に行ってくれたりします。
特に、既卒や第二新卒の就活を得意とするキャリアアドバイザーに相談すれば、より効果的なアドバイスをもらえるでしょう。
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まとめ
大卒フリーターは全体の2割以下と少数派で、その背景には
- 正社員よりも生涯年収が低くなる
- 社会的信用を得られにくい
- 福利厚生が充実していないことが多い
といった大卒フリーターのデメリットが潜んでいます。
また、フリーター歴が長くなるほどに正社員を目指しにくくなるデータもあり、若さが重視される既卒・第二新卒の就活では、なるべく早く正社員を目指して行動を起こすことが重要です。
そして大卒フリーターが正社員になるためには、キャリアアドバイザーから客観的なアドバイスが欠かせません。
大卒フリーターが就活を成功させるには、自分のフリーター経験やそのなかで培ってきたスキルをしっかりとアピールすることが必要不可欠だからです。
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